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男達は正義に従って無意味に陥落を拒絶する
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手の平を床に付け、その手を挟み込むように足の裏を床に付ける。両手両足を一列に並べ、衣服を身に纏っていないが故に丸出しとなっている恥部を無防備にさらけ出す。そんな格好を、二人の男が取っている。
だが、その惨めな姿は男達が望んで取っている物ではない。二人は尻穴と男根を露出させる状況から抜け出したいと願いながら、床に付いた手足に力を込めて裸体をもがかせ続けている。
しかし、二人の手足は床からわずかに離れることさえ叶わない。専用の溶剤が無ければ誰にも剥がすことは出来ない。そんな強力な接着剤を用いて手足を床に固定された男達がどんなに暴れても自由は取り戻せず、覆い隠したくても覆い隠せない恥部は二人を拘束した憎い悪達の眼前で無様に揺れ動くだけだ。
手も足も出せず、その場から移動することも許されない。悪達に取り囲まれた哀れな裸体は、可能な限りの試行錯誤を繰り返しても嬉々として注がれる無慈悲な責め苦を拒めない。抵抗を完全に封じられ床と一体化させられた男達は、心の底から紡がれる拒絶と反抗の態度を全て嘲笑われながら、悪達の思い通りに悶え狂わされるのみの立場へと貶められてしまった。
「あぁっ! く、あぁ……ふぐ、うぅ! ぐうぅぅ……っ!」
「はぁ、あくっ、うあぁぁ……んぐっ、くぅっ! っは、あぁぁ……っ!」
床にぴったりと密着させられた手足をガクガクと痙攣させながら、男達は全身から滲み出た脂汗を絶えずぼたぼたと滴らせている。
真っ赤に火照った顔を振り乱し、苦悶に抗う意思を乗せた唸りを発しながら、二人は無駄だと分かりきっているのに裸体をめちゃくちゃによじらせ湧き上がる一方の無慈悲な感覚を散らそうと足掻き続けている。
その滑稽極まりない悶絶の光景を堪能し黒く醜悪な愉悦を加速させながら、悪達は無意味に陥落を堪える二人に意地悪い声音で問いかけた。
「ずっと頑張ってるけど、何の意味も無いよ? どうせ助けなんて来ないんだから、さっさと諦めてお尻をほじってくださいってみっともなくおねだりしなよ」
「そうそう、お前らは俺達に売られたんだぜ? 自分達を裏切った組織の助けを待つなんて馬鹿なことしてないで、潔く堕ちた方がお前らの為だぜ? ほら、言ってみろよ? 気が狂いそうなくらいに痒くなってるお尻を苛めてください、奥まで引っ掻き回して助けてくださいってな?」
金に目が眩んだ組織の上層部に騙され、悪に売り飛ばされた男達の心を、笑い混じりの言葉が切り付けていく。
尻穴に差し込まれたプラグとそのプラグに接続された透明なチューブを通して注入される痒み薬に嬲られている腸内の地獄を耐え続けても、ただただ余計に苦しむだけ。真実を伝える悪達の発言が、二人の正義をぐらつかせていく。
けれど、二人はまだ屈しない。組織とは関係無く、己の正義に従って陥落を拒む男達は悪が促す展開を遠ざける意思を新たにしながら、尻穴の痒みにいたぶられる自分達を取り囲んで鑑賞する悪達に向かって否定の思いを込めた叫びを鋭く放った。
「誰が、そんな、ことを……っ!」
「絶対に、屈しない。貴様らも、組織の連中も、必ず、後悔させて……っ!」
「あっそ、だったら……もっともっと苦しめてあげないとねぇ」
息も絶え絶えになりながら放たれる叫びをあっさりと流しつつ、悪は二人を追い詰める責めの苛烈さを躊躇い無く引き上げた。
悪が操作したリモコンの指示を受けて、尻穴にあてがわれたプラグから撒き散らされる痒み薬の量が増えその濃度が高められる。それと同時に、プラグは二人の尻穴の浅い部分をもどかしく刺激するだけの緩い振動を開始し、男達は一層残忍な痒みを生み出されながらその痒みを紛らわせるどころか痒みを余計に意識させるもどかしい責めに苛まれ出し、十数秒前の反抗の面影をあっという間に崩されつつ理性を感じさせない絶叫を上げて、床に貼り付けられた手足を支点にした滑稽極まりないダンスを披露し始めた。
「んひっ、ぎぁぁぁぁっ!? あえっ、えひっ、おぎぃぃぃっ!?」
「はひっ、ひ、はおぉっ!? あが、ぎ、はおぉぉぉっ!?」
「ほらほら、屈しないんだろ? 後悔させるんだろ? 鳴き喚いてないで早く逃げてみろよ」
「このままじゃ、俺達に屈しちゃうよー? お前らを売り飛ばした組織を後悔させられないよー? 頑張れ頑張れ、もっと暴れろー?」
我を忘れ、悪達に見られていることも失念し、汗を撒き散らしながら踊り狂う男達はぶつけられている言葉の意味も把握出来ぬまま心と身体を擦り減らされていき、やがて悪と組織の計画通りに屈服を迎えた存在へと、尻穴の痒みで正気を無くし痒みを和らげる肛虐をなりふり構わずにおねだりする惨めな存在へと、為す術無く貶められていくのだった。
だが、その惨めな姿は男達が望んで取っている物ではない。二人は尻穴と男根を露出させる状況から抜け出したいと願いながら、床に付いた手足に力を込めて裸体をもがかせ続けている。
しかし、二人の手足は床からわずかに離れることさえ叶わない。専用の溶剤が無ければ誰にも剥がすことは出来ない。そんな強力な接着剤を用いて手足を床に固定された男達がどんなに暴れても自由は取り戻せず、覆い隠したくても覆い隠せない恥部は二人を拘束した憎い悪達の眼前で無様に揺れ動くだけだ。
手も足も出せず、その場から移動することも許されない。悪達に取り囲まれた哀れな裸体は、可能な限りの試行錯誤を繰り返しても嬉々として注がれる無慈悲な責め苦を拒めない。抵抗を完全に封じられ床と一体化させられた男達は、心の底から紡がれる拒絶と反抗の態度を全て嘲笑われながら、悪達の思い通りに悶え狂わされるのみの立場へと貶められてしまった。
「あぁっ! く、あぁ……ふぐ、うぅ! ぐうぅぅ……っ!」
「はぁ、あくっ、うあぁぁ……んぐっ、くぅっ! っは、あぁぁ……っ!」
床にぴったりと密着させられた手足をガクガクと痙攣させながら、男達は全身から滲み出た脂汗を絶えずぼたぼたと滴らせている。
真っ赤に火照った顔を振り乱し、苦悶に抗う意思を乗せた唸りを発しながら、二人は無駄だと分かりきっているのに裸体をめちゃくちゃによじらせ湧き上がる一方の無慈悲な感覚を散らそうと足掻き続けている。
その滑稽極まりない悶絶の光景を堪能し黒く醜悪な愉悦を加速させながら、悪達は無意味に陥落を堪える二人に意地悪い声音で問いかけた。
「ずっと頑張ってるけど、何の意味も無いよ? どうせ助けなんて来ないんだから、さっさと諦めてお尻をほじってくださいってみっともなくおねだりしなよ」
「そうそう、お前らは俺達に売られたんだぜ? 自分達を裏切った組織の助けを待つなんて馬鹿なことしてないで、潔く堕ちた方がお前らの為だぜ? ほら、言ってみろよ? 気が狂いそうなくらいに痒くなってるお尻を苛めてください、奥まで引っ掻き回して助けてくださいってな?」
金に目が眩んだ組織の上層部に騙され、悪に売り飛ばされた男達の心を、笑い混じりの言葉が切り付けていく。
尻穴に差し込まれたプラグとそのプラグに接続された透明なチューブを通して注入される痒み薬に嬲られている腸内の地獄を耐え続けても、ただただ余計に苦しむだけ。真実を伝える悪達の発言が、二人の正義をぐらつかせていく。
けれど、二人はまだ屈しない。組織とは関係無く、己の正義に従って陥落を拒む男達は悪が促す展開を遠ざける意思を新たにしながら、尻穴の痒みにいたぶられる自分達を取り囲んで鑑賞する悪達に向かって否定の思いを込めた叫びを鋭く放った。
「誰が、そんな、ことを……っ!」
「絶対に、屈しない。貴様らも、組織の連中も、必ず、後悔させて……っ!」
「あっそ、だったら……もっともっと苦しめてあげないとねぇ」
息も絶え絶えになりながら放たれる叫びをあっさりと流しつつ、悪は二人を追い詰める責めの苛烈さを躊躇い無く引き上げた。
悪が操作したリモコンの指示を受けて、尻穴にあてがわれたプラグから撒き散らされる痒み薬の量が増えその濃度が高められる。それと同時に、プラグは二人の尻穴の浅い部分をもどかしく刺激するだけの緩い振動を開始し、男達は一層残忍な痒みを生み出されながらその痒みを紛らわせるどころか痒みを余計に意識させるもどかしい責めに苛まれ出し、十数秒前の反抗の面影をあっという間に崩されつつ理性を感じさせない絶叫を上げて、床に貼り付けられた手足を支点にした滑稽極まりないダンスを披露し始めた。
「んひっ、ぎぁぁぁぁっ!? あえっ、えひっ、おぎぃぃぃっ!?」
「はひっ、ひ、はおぉっ!? あが、ぎ、はおぉぉぉっ!?」
「ほらほら、屈しないんだろ? 後悔させるんだろ? 鳴き喚いてないで早く逃げてみろよ」
「このままじゃ、俺達に屈しちゃうよー? お前らを売り飛ばした組織を後悔させられないよー? 頑張れ頑張れ、もっと暴れろー?」
我を忘れ、悪達に見られていることも失念し、汗を撒き散らしながら踊り狂う男達はぶつけられている言葉の意味も把握出来ぬまま心と身体を擦り減らされていき、やがて悪と組織の計画通りに屈服を迎えた存在へと、尻穴の痒みで正気を無くし痒みを和らげる肛虐をなりふり構わずにおねだりする惨めな存在へと、為す術無く貶められていくのだった。
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