反抗の果てに少年は笑い狂わされながらの奉仕を捧げる

五月雨時雨

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反抗の果てに少年は笑い狂わされながらの奉仕を捧げる

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隙あらば、思い切り噛み付いてやろう。そんな思惑を見抜き無意味な反抗心を嘲笑う男の手で輪状の金属と黒革で構成された開口具を装着され、閉じることを禁じられた口に男根をねじ込まれた少年は、それでも鋭い怒りと共に男への拒絶を募らせていた。
口での奉仕を命令に沿って従順に行えなければ、縄を解いてやらない。恥部にあてがった淫猥な装置の駆動をとめてもやらない。笑い混じりにそう告げる憎き男への嫌悪を膨らませながら、少年は無防備な口を貫いた男根に舌を這わせる素振りすら見せずに淫具がもたらす快楽に喘ぎつつ縄拘束との格闘を繰り返していた。
二の腕と胸部を短く結び胴体の後ろで交差させられた手首をその位置へと固定する上半身の縄を軋ませ、左右の太ももとすねと足首を一つに括る下半身の縄を鳴らし、足首の縄と上半身の縄を繋ぐ後から付け足された縄に耳障りな音を立てさせながら、口に男根を含まされた状況で視線を上に向け男を睨み付けつつ少年は縛めからの脱出を追い求めた。
淫蕩な薬品をたっぷりと注入された尻穴を男根型の淫具に奥深くまで貫かれ、同じ薬品を丹念に塗り込まれ意に反した勃起から逃れられなくされた幼い男根の根元と亀頭近くにローターと一体化した黒革製のベルトを巻き付けられ、自力では吐き出せないよう腰回りに這わされた縄で押さえ付けられている偽の男根が行う首振りと興奮を強要された肉に食い込んだベルトによる振動で淫薬に高められた腸内と男根を責め嬲られ射精を迎えさせられながら、少年は男への怒気を剥き出しにしつつ縄から抜け出そうと不自由な裸体をもがかせ続けた。
屈服とは無縁な態度を披露し続ける気丈な少年。口を男根に征服され、望まぬ射精へと断続的に至らされている者が表わす物とは到底思えない姿を見せながら男に抗いを示す少年。そんな少年が決定的な瓦解を迎え、反抗を跡形も残さず失った哀願を憎んでいた男に寄せ始めたきっかけは、少年のあまりの往生際の悪さに呆れ手加減を消失させた男が更なる地獄を与え始めたことだった。

「もごほほぉっ! あぼっ、ぶもほっ! ほほほぉぉっ!!」
「ほら、ヒーロー君。ゲラゲラ笑ってないでしっかり俺のチ○コにご奉仕しなさい。最初に言ったでしょ? ちゃんと良い子にペロペロ出来なかったらずっとこのままだよって」
「あぼほほぉっ! んまっ、もごほほぉっ!!」

涙に濡れた瞳を痛々しく見開き、男根をくわえさせられた口から笑い混じりの助けてを不明瞭に叫ぶ少年がどんなに屈服を伝えても、ヒーローを生け捕りにした悪の男は慈悲を抱かない。少年からヒーロースーツを没収した裸体に縄を用いて海老反りの体勢を強要した残酷な悪の男は、男根に注がれる心地良い笑声と悲鳴の振動を味わいながら、無防備にさらけ出された足の裏を両手で容赦無くくすぐり回していく。

「頑張れ頑張れ、足の裏をこちょこちょされながらでも、お尻とチ○コを気持ち良く苛められてイきまくりながらでも、ヒーロー君なら俺のチ○コに満足の行く奉仕を出来るはずだよ? 早くしないと頭も身体もおかしくなっちゃんだから、我が儘言っていないで舌を動かしなさい」
「んみゅふふぅっ! もびゅふふふぅぅっ!!」

尻穴と男根を襲う淫具に快楽を極めさせられながら、足の裏を這い回る悪の指と口を満たした悪の男根に酸欠を味わわされながら、少年は絶え間無く笑いを強いられている口に意識を集中させ、憎いはずの悪の男根に対する舌奉仕を、絶頂への到達には程遠い動きしか生めない舌を酷使させての奉仕を、無駄な頑張りを細めた目と男根で堪能しつつ左右の足の裏に触れさせた指を蠢かせる男に捧げていくのだった。
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