括り付けられた正義達は悪の手指で淫獄へと導かれる

五月雨時雨

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括り付けられた正義達は悪の手指で淫獄へと導かれる

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「んむぅぅっ! うぐっ、ふぐぅぅっ!!」
「もっ、ぼもぉぉっ! うーっ! んみゅぅぅぅっ!!」

麻袋を被せられた頭部を振り乱し、その麻袋越しに白布による猿轡を施された口からくぐもった唸りを発しながら、二人の男は迫り来る危機を拒む為に衣服を剥ぎ取られた裸体をじたばたともがかせ続けている。左右の足首を短く結合する縄のせいで、上手く踏ん張ることも叶わない。素早い移動を使っての逃走も、当然行えない。そんな状況に追いやられた男達は左右の腕を掴んでいる敵の男達の手による拘束をどうにかして振り払おうと、丸出しにさせられた逞しい男根を情けなく踊らせつつ抵抗を試み続けている。
だが、所詮は多勢に無勢だ。どんな行動を取っても、なりふり構わない努力を重ねても、二人対十数人では拘束が無かったとしても勝ち目など無い。
暴れに暴れても、それは自分達を捕らえた敵達を悦ばせるだけ。そんな絶望の事実に気付く余裕すら失ったまま無意味な試行錯誤を繰り広げる二人をやすやすと目的地に連行した残忍な敵達は、無駄な足掻きのせいで汗が滲んでいる裸体をそれぞれ別の丸い柱へと背中側から押し付け、追い打ちの縄を使った駄目押しの拘束で抵抗と逃走の選択肢を跡形も無く奪い取り始めた。

「ふうぅ!? むぉっ、んもぉぉっ!」
「うぐっ、ぐぶぅぅぅっ!!」

柱の裏側に回された手首同士が、縄できつく括られていく。訪れた上乗せの拘束に焦りを示しながら、二人の男は麻袋に閉ざされた視界の向こうにいる敵達に抗議の叫びをぶつけつつ一層激しい抗いを行い出す。
もちろん、その反応を予想しきっていた敵達は危機を感じ強まった力に合わせて自分達の腕に送る力も引き上げ、なりふり構わない身悶えを制しつつ新たな縄を二人の全身へと這わせていく。手首同士に続いて肘同士と二の腕同士を縄で結合された腕を柱の裏で揺らし、あらかじめ与えておいた足首同士を結わえる縄と共に後から足したすね同士と太もも同士を一まとめにする縄を柱へと接続された男達が必死に試みる諦めの悪い頑張りを無言で嘲笑いながら、醜悪な敵の男達はすでに柱から離れられない状態にある二つの裸体を柱へと容赦無く縫い付けていく。
足に続き、腕と胴体を柱に密着させられた男達はもう惨めに裸体をくねらせることも出来ない。麻袋の上から施された縄達の力で頭部を柱に固定された男達はもはや、塞がれた視界の先で別の柱に縛り付けられている仲間の方にしか顔と唸りを向けられない。
ありとあらゆる選択肢を没収され裸体を柱に飾られた無様な男達は、憎き悪に属する男達の支配下に置かれた正義の男達は、これ以上無く滑稽な二人の保安官を好き勝手に弄ぶという悪趣味な娯楽を残忍な悪達に愉しませながら、意に染まぬ悦楽が生み出す屈辱と恥辱にただただ心と身体を苛まれるしか無いのだ。

「んぎゅぅぅっ!? むっ、もごおぉ!」
「ぼっ、もあぁぁっ!! うー! んみゅぅぅっ!」

無防備な乳首が、悪の指で上下に弾かれ捏ね回される。隠す物を失った男根が悪の手に握られ、巧みな速度で快楽に直結した摩擦を注がれていく。
その甘い責めを嫌がる左右への往復という意思表示を封じられた保安官達の頭部が麻袋に包まれ白布と縄に圧迫された状態で間抜けに震える様を堪能しながら、悪達は言葉を放つこと無く手指を動かし正義と呼ぶに相応しい立派に鍛え上げられた裸体を淫らに追い詰め、二人を長い長い淫獄の始まりとなる最初の射精へと導いていくのだった。
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