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捜査員は無様に腰を動かしながら醜悪なゲームの攻略を強いられる
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「ちょっとしたゲームをしよう。それをクリア出来たら、捜査員さんの要求を叶えてあげるよ」
一方的に告げられた戯れの提案に、捜査員と呼ばれた男は強い屈辱と警戒を抱きつつもそれを受け入れる返答を示すことしか出来なかった。
一人の部下と共に犯罪組織の手で生け捕りにされ、所持していた衣服と道具を一つ残らず奪い取られた裸体に厳重な縄の拘束と犯罪組織が肉奴隷という異常な商品を作る際に用いる強力な媚薬を施された捜査員は、醜悪な笑みを浮かべながら口にされたゲームに対してただただ、肯定を返すことしか出来はしなかった。
下手に拒絶すれば、別室に捕らわれている部下に非道がもたらされる。部下への加害を暗にちらつかせてくる悪達に湧き上がる憎しみを抑えながら、捜査員はゲームを受け入れた。二の腕と胴体を繋ぎ左右の手首を背中で縛る縄を与えられ、足首と太ももを短く結合する縄を着せられた裸体を嬲る媚薬由来の発情に理性を蝕まれながら、捜査員はおそらく同じ発情に狂わされているであろう部下だけは恥辱から守ろうと悪から口にされたゲームに身を投じることを決定した。
そんな捜査員を待ち受けていたのは、本物のゲームだった。
横に細長い板を左右に動かし、コート状を動き回る球を打ち返して相手の陣地に規定数入れるだけの簡素なゲーム。ほんのわずかな効果音だけが搭載された、エアホッケーと同じルールを有する単純明快なゲーム。そのすぐに勝利条件を理解出来るゲームのクリアを、捜査員は悪達に命じられた。無慈悲で、残酷で、惨めな操作方法を用意されたゲームの攻略を、拒絶の道を叩き潰された捜査員は強要されてしまったのだ。
「ほら、捜査員さん。球が近付いてきてるよ? 右に行かなきゃ」
「このままじゃ負けちゃうよ? 十連勝しなきゃクリア出来ないのに、半分で負けちゃうよ?」
「あぐっ、ぎ、ひぐぅぅっ!」
思い通りに動かせなくされた腕を悔しげに、苦しげに震わせながら、安全圏から指示を出す悪達に苛立ちを募らせる余裕すらもままならなくなっている捜査員が伸ばすことを禁じられた足に力を込める。
床に置かれた巨大な箱型のコントローラーのスティックを右に動かし迫り来る球を打ち返す為に、男根を模した醜悪なスティックに右への入力を指示する為に、捜査員は窮屈に折り畳まされた両足とスティックに最奥までを貫かれている尻穴に意識を注ぎ、体重を右へと傾けさせていく。
「おっ、間に合ったね。上手い上手い」
「頑張った甲斐があったね。ほら、向こうの防御が間に合わなさそうだよ」
「あっ、うぁぁっ……!」
必死の思いで動かした板が跳ね返した球ががら空きの敵陣地へと進んでいく様を見つめながら、捜査員は勝利への安堵ではなく勝利の先に待ち受ける責め苦への恐怖を湧き上がらせる。媚薬による発情と疲労によって分泌された汗に塗れている裸体を痙攣させ縄を耳障りに軋ませながら、捜査員はこの試合における自分の勝利を確定させるゴールの様子を絶望の眼差しで眺める。
無論幾ら絶望しようが、悪達は慈悲など与えない。捜査員を嬲ることを目的として用意されたゲームに付随する機構達は手心など加えない。勝利には褒美を。そんな白々しい言葉を交えて叩き込まれる男根型のスティックの振動に媚薬で高められた腸壁全体を甘く痛め付けられる捜査員は、負けた際の罰としても強いられる尻穴のみでの絶頂へと為す術無く惨めに上り詰めさせられるしか無いのだ。
「あぁぁっ! ふ、んぉぉぉぉっ!!」
痛々しく見開いた目から大粒の涙を零し、唾液を飲み込む力を失った口から人間らしからぬ淫猥な咆哮を放ちながら尻穴を激しく震わされつつ捜査員が絶頂する。一切の刺激をもたらされていない男根を情けなく悪達の前で脈動させながら、もはやほとんど白が混じっていない精液を捜査員が弱々しく分泌させる。
けれど、捜査員を取り巻く地獄は終わらない。絶頂が終われば、即座に次のゲームが始まる。悪が命じた十連勝というクリアが訪れるまで、捜査員はわずかな休息すらも認められないのだ。
「ほらほらぼーっとしてないで動きなよ。あーあ、ゴールされちゃった」
「んぉっ!? おほぉっ!?」
「あ、そうそう。言い忘れてたけど五連勝を越えたらその先はゴールする度される度に、球を打ち返す度にお尻に飲み込んだスティックが振動するようになってるから。連勝数が増えるにつれて当然その振動も強くなるけど、それに負けずに頑張って十連勝するんだよ? 捜査員さん?」
「はっ、はぎ、んぎうぅぅっ!?」
後出しで説明された上乗せの苦悶によがり狂わされながら、捜査員はガクガクと跳ねる縄塗れの裸体を酷使して正面に設置されたモニターの画面に映る自陣の板を球に合わせて左右に動かす。この辱めに対して全力で向き合っている理由が悪に己の要求を受け入れさせる為だったという事実を忘れ、対戦相手が密かにコンピューターではなく生きた人間に切り替わった事実を察する思考能力を失った頭に快楽への怯えを膨らませながら、捜査員は追い打ちで開始した腸壁への小刻みな振動に喘ぎつつ尻穴を貫くスティックを一生懸命に操作する。
その、最高に滑稽で無様極まりない悶絶の様子を堪能しながら、悪達は別室で同じように腰を左右に動かしスティック操作している捜査員の部下に思いを馳せつつ、守りたいと願う相手と共にお互いを淫猥に憔悴させ合う正義達に黒く歪んだ愉悦と興奮を滾らせていくのだった。
一方的に告げられた戯れの提案に、捜査員と呼ばれた男は強い屈辱と警戒を抱きつつもそれを受け入れる返答を示すことしか出来なかった。
一人の部下と共に犯罪組織の手で生け捕りにされ、所持していた衣服と道具を一つ残らず奪い取られた裸体に厳重な縄の拘束と犯罪組織が肉奴隷という異常な商品を作る際に用いる強力な媚薬を施された捜査員は、醜悪な笑みを浮かべながら口にされたゲームに対してただただ、肯定を返すことしか出来はしなかった。
下手に拒絶すれば、別室に捕らわれている部下に非道がもたらされる。部下への加害を暗にちらつかせてくる悪達に湧き上がる憎しみを抑えながら、捜査員はゲームを受け入れた。二の腕と胴体を繋ぎ左右の手首を背中で縛る縄を与えられ、足首と太ももを短く結合する縄を着せられた裸体を嬲る媚薬由来の発情に理性を蝕まれながら、捜査員はおそらく同じ発情に狂わされているであろう部下だけは恥辱から守ろうと悪から口にされたゲームに身を投じることを決定した。
そんな捜査員を待ち受けていたのは、本物のゲームだった。
横に細長い板を左右に動かし、コート状を動き回る球を打ち返して相手の陣地に規定数入れるだけの簡素なゲーム。ほんのわずかな効果音だけが搭載された、エアホッケーと同じルールを有する単純明快なゲーム。そのすぐに勝利条件を理解出来るゲームのクリアを、捜査員は悪達に命じられた。無慈悲で、残酷で、惨めな操作方法を用意されたゲームの攻略を、拒絶の道を叩き潰された捜査員は強要されてしまったのだ。
「ほら、捜査員さん。球が近付いてきてるよ? 右に行かなきゃ」
「このままじゃ負けちゃうよ? 十連勝しなきゃクリア出来ないのに、半分で負けちゃうよ?」
「あぐっ、ぎ、ひぐぅぅっ!」
思い通りに動かせなくされた腕を悔しげに、苦しげに震わせながら、安全圏から指示を出す悪達に苛立ちを募らせる余裕すらもままならなくなっている捜査員が伸ばすことを禁じられた足に力を込める。
床に置かれた巨大な箱型のコントローラーのスティックを右に動かし迫り来る球を打ち返す為に、男根を模した醜悪なスティックに右への入力を指示する為に、捜査員は窮屈に折り畳まされた両足とスティックに最奥までを貫かれている尻穴に意識を注ぎ、体重を右へと傾けさせていく。
「おっ、間に合ったね。上手い上手い」
「頑張った甲斐があったね。ほら、向こうの防御が間に合わなさそうだよ」
「あっ、うぁぁっ……!」
必死の思いで動かした板が跳ね返した球ががら空きの敵陣地へと進んでいく様を見つめながら、捜査員は勝利への安堵ではなく勝利の先に待ち受ける責め苦への恐怖を湧き上がらせる。媚薬による発情と疲労によって分泌された汗に塗れている裸体を痙攣させ縄を耳障りに軋ませながら、捜査員はこの試合における自分の勝利を確定させるゴールの様子を絶望の眼差しで眺める。
無論幾ら絶望しようが、悪達は慈悲など与えない。捜査員を嬲ることを目的として用意されたゲームに付随する機構達は手心など加えない。勝利には褒美を。そんな白々しい言葉を交えて叩き込まれる男根型のスティックの振動に媚薬で高められた腸壁全体を甘く痛め付けられる捜査員は、負けた際の罰としても強いられる尻穴のみでの絶頂へと為す術無く惨めに上り詰めさせられるしか無いのだ。
「あぁぁっ! ふ、んぉぉぉぉっ!!」
痛々しく見開いた目から大粒の涙を零し、唾液を飲み込む力を失った口から人間らしからぬ淫猥な咆哮を放ちながら尻穴を激しく震わされつつ捜査員が絶頂する。一切の刺激をもたらされていない男根を情けなく悪達の前で脈動させながら、もはやほとんど白が混じっていない精液を捜査員が弱々しく分泌させる。
けれど、捜査員を取り巻く地獄は終わらない。絶頂が終われば、即座に次のゲームが始まる。悪が命じた十連勝というクリアが訪れるまで、捜査員はわずかな休息すらも認められないのだ。
「ほらほらぼーっとしてないで動きなよ。あーあ、ゴールされちゃった」
「んぉっ!? おほぉっ!?」
「あ、そうそう。言い忘れてたけど五連勝を越えたらその先はゴールする度される度に、球を打ち返す度にお尻に飲み込んだスティックが振動するようになってるから。連勝数が増えるにつれて当然その振動も強くなるけど、それに負けずに頑張って十連勝するんだよ? 捜査員さん?」
「はっ、はぎ、んぎうぅぅっ!?」
後出しで説明された上乗せの苦悶によがり狂わされながら、捜査員はガクガクと跳ねる縄塗れの裸体を酷使して正面に設置されたモニターの画面に映る自陣の板を球に合わせて左右に動かす。この辱めに対して全力で向き合っている理由が悪に己の要求を受け入れさせる為だったという事実を忘れ、対戦相手が密かにコンピューターではなく生きた人間に切り替わった事実を察する思考能力を失った頭に快楽への怯えを膨らませながら、捜査員は追い打ちで開始した腸壁への小刻みな振動に喘ぎつつ尻穴を貫くスティックを一生懸命に操作する。
その、最高に滑稽で無様極まりない悶絶の様子を堪能しながら、悪達は別室で同じように腰を左右に動かしスティック操作している捜査員の部下に思いを馳せつつ、守りたいと願う相手と共にお互いを淫猥に憔悴させ合う正義達に黒く歪んだ愉悦と興奮を滾らせていくのだった。
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