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スパイは愛しき隊長を淫らに占有する
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「隊長。起きてください……隊長」
左の頬を軽く叩く感触と共に、自分を呼ぶ隊員の声が聞こえた。
その声の主は、今この時間にここにはいないはずだ。建物の外で見張りを行っているはずだ。その情報をまどろみから覚醒した思考で思い出した男は、何かあったのだろうかと判断しつつまぶたを開き、隊員の報告を聞く体勢を取ろうとする。
だが、それよりも先に隊長と呼ばれた男は自分に訪れた異常を嫌でも認識させられ、微笑む隊員の前で隠しきれぬ狼狽の反応を晒した。
「な……これは……っ!?」
「あ、やっと起きましたね、隊長。一番厄介な方だから縛っている間に絶対起きないよう他の隊員よりも強めのお薬を食事に盛っておいたんですけど……少しやり過ぎだったかも知れませんね」
愉しげな声音でさも当然とばかりに拘束を与えた事実と薬品を摂取させた事実を告げる隊員と、意識を奪われている間に没収された衣服の代わりに施されていた厳重な縄拘束に焦り驚愕する隊長。しかし、隊長である男は思わず漏れ出た狼狽を一瞬で鎮めると、嬉しそうな笑顔を浮かべて自分を見下ろす隊員に怒りを乗せた言葉を縄に縛められた裸体を暴れさせつつ口にした。
「貴様っ……これは何の真似だ! 今すぐ解け、今ならまだ質の悪い冗談で済ませてやる!」
隊の全員から優秀さと素直さを買われて目を掛けられていた隊員による予想外の反逆に大きな失望と戦慄を抱きながら、隊長である男は縄との格闘を必死で繰り返す。逞しく鍛え上げられた裸体から逃走と抵抗の選択肢を一つ残らず奪っている、二の腕を胴体に繋ぎ背中で左右の手首を縛る上半身の縄と、左右の足の甲から太ももにかけてをきつく一つに括る足の縄をぎちぎちと軋ませながら、隊長は丸出しの男根をぶるぶると振り乱しつつ縛めからの脱出を試みる。
しかし、隊員はその鋭い怒りの叫びを浴びせられても眉一つさえ動かさない。今日のように数週間に一度の割合で発生する食事当番と見張りの当番が被る日がやって来ても文句一つすらも零さずに手早く当番をこなす従順にして勤勉な隊員の仮面を投げ捨てた男は、無意味に暴れる隊長の様子を愉悦を露わにした表情を保ちつつ堪能し、己の本当の立ち位置を視覚で理解させる思惑も込めて左右の手に特殊な手袋を、敵国の印が刻み込まれた非道な機械仕掛けの手袋を嵌めた。
「っ!? それ、は……っ!?」
何年も共に同じ隊の一員として過ごし、たまに上下関係を越えた茶化し合いなども行った相手が、大きな信頼を寄せていた仲間が、敵側の人間だった。
信じがたい情報を突き付けられ、嫌でもこの縄が悪趣味な冗談による物ではないと思い知らされ、裏切られた衝撃と敵の手に堕ちた絶望に打ちひしがれる隊長の男。そんな男の姿を目にして笑みの黒さを一層深めた元隊員の男は、分かりやすく恐怖する隊長を転がしたベッドに自身も上がりつつ、これから始まるある意味死よりも残酷な恥辱の日々を説明しながら、何処にも逃れられぬ裸体に先程嵌めた手袋を用いた責め苦をもたらし始めた。
「ふふっ、安心してください。他の隊員は多分悪くて実験体、良くて肉便器程度の扱いになるでしょうが隊長だけは別格ですよ。何せ、今回の作戦が成功した際にその褒美として貴方を占有させてもらえるようことあるごとにお願いをしていましたから、きっと間違い無く隊長は私だけの玩具になれますよ。希望通りにそうなったら、スパイとして潜入していた時からずっと気になってたこの逞しくていやらしい身体を毎日たっぷりと苛めてあげますよ。こうして私の国特製の拷問手袋で気持ち良く嬲ったり、じっくりと解したお尻を私のモノで征服してあげたりして、隊長の全てを私無しでは生きられない可愛い淫乱へと絶対に、躾け直してあげますからねぇ」
「っぎ!? ふぃ、んぉぉっ!? やっ、やめ、んあぁ!! やめぇぇぇぇーっ!!」
手袋を装着した左手の親指と人差し指に摘ままれた右乳首に走る強烈な悦楽の電流に身悶え、右手を被せられた途端に作り出された気が狂う程の快感と発情に為す術無く勃起させられた男根を苦しげにビクビクと脈打たせつつ甘い絶叫を放ち出した男の痴態を愉しみながら、数年間手を出さずに溜め込んだ劣情を吐き出せる時をようやく手に入れた敵国の男は悶絶をより味わう為に動きを封じた足の上へと腰を下ろし、淫猥な機構を内蔵した手袋を最大限に利用して自分にいたぶられることしか出来ない隊長の左右の乳首と男根を別室で他の隊員を弄んでいるであろう本当の仲間達の存在すらも忘れて容赦無く好き勝手に責め嬲り、これまでの関係を逆転させられ何もかもを支配された隊長を意のままにイき狂わせていくのだった。
左の頬を軽く叩く感触と共に、自分を呼ぶ隊員の声が聞こえた。
その声の主は、今この時間にここにはいないはずだ。建物の外で見張りを行っているはずだ。その情報をまどろみから覚醒した思考で思い出した男は、何かあったのだろうかと判断しつつまぶたを開き、隊員の報告を聞く体勢を取ろうとする。
だが、それよりも先に隊長と呼ばれた男は自分に訪れた異常を嫌でも認識させられ、微笑む隊員の前で隠しきれぬ狼狽の反応を晒した。
「な……これは……っ!?」
「あ、やっと起きましたね、隊長。一番厄介な方だから縛っている間に絶対起きないよう他の隊員よりも強めのお薬を食事に盛っておいたんですけど……少しやり過ぎだったかも知れませんね」
愉しげな声音でさも当然とばかりに拘束を与えた事実と薬品を摂取させた事実を告げる隊員と、意識を奪われている間に没収された衣服の代わりに施されていた厳重な縄拘束に焦り驚愕する隊長。しかし、隊長である男は思わず漏れ出た狼狽を一瞬で鎮めると、嬉しそうな笑顔を浮かべて自分を見下ろす隊員に怒りを乗せた言葉を縄に縛められた裸体を暴れさせつつ口にした。
「貴様っ……これは何の真似だ! 今すぐ解け、今ならまだ質の悪い冗談で済ませてやる!」
隊の全員から優秀さと素直さを買われて目を掛けられていた隊員による予想外の反逆に大きな失望と戦慄を抱きながら、隊長である男は縄との格闘を必死で繰り返す。逞しく鍛え上げられた裸体から逃走と抵抗の選択肢を一つ残らず奪っている、二の腕を胴体に繋ぎ背中で左右の手首を縛る上半身の縄と、左右の足の甲から太ももにかけてをきつく一つに括る足の縄をぎちぎちと軋ませながら、隊長は丸出しの男根をぶるぶると振り乱しつつ縛めからの脱出を試みる。
しかし、隊員はその鋭い怒りの叫びを浴びせられても眉一つさえ動かさない。今日のように数週間に一度の割合で発生する食事当番と見張りの当番が被る日がやって来ても文句一つすらも零さずに手早く当番をこなす従順にして勤勉な隊員の仮面を投げ捨てた男は、無意味に暴れる隊長の様子を愉悦を露わにした表情を保ちつつ堪能し、己の本当の立ち位置を視覚で理解させる思惑も込めて左右の手に特殊な手袋を、敵国の印が刻み込まれた非道な機械仕掛けの手袋を嵌めた。
「っ!? それ、は……っ!?」
何年も共に同じ隊の一員として過ごし、たまに上下関係を越えた茶化し合いなども行った相手が、大きな信頼を寄せていた仲間が、敵側の人間だった。
信じがたい情報を突き付けられ、嫌でもこの縄が悪趣味な冗談による物ではないと思い知らされ、裏切られた衝撃と敵の手に堕ちた絶望に打ちひしがれる隊長の男。そんな男の姿を目にして笑みの黒さを一層深めた元隊員の男は、分かりやすく恐怖する隊長を転がしたベッドに自身も上がりつつ、これから始まるある意味死よりも残酷な恥辱の日々を説明しながら、何処にも逃れられぬ裸体に先程嵌めた手袋を用いた責め苦をもたらし始めた。
「ふふっ、安心してください。他の隊員は多分悪くて実験体、良くて肉便器程度の扱いになるでしょうが隊長だけは別格ですよ。何せ、今回の作戦が成功した際にその褒美として貴方を占有させてもらえるようことあるごとにお願いをしていましたから、きっと間違い無く隊長は私だけの玩具になれますよ。希望通りにそうなったら、スパイとして潜入していた時からずっと気になってたこの逞しくていやらしい身体を毎日たっぷりと苛めてあげますよ。こうして私の国特製の拷問手袋で気持ち良く嬲ったり、じっくりと解したお尻を私のモノで征服してあげたりして、隊長の全てを私無しでは生きられない可愛い淫乱へと絶対に、躾け直してあげますからねぇ」
「っぎ!? ふぃ、んぉぉっ!? やっ、やめ、んあぁ!! やめぇぇぇぇーっ!!」
手袋を装着した左手の親指と人差し指に摘ままれた右乳首に走る強烈な悦楽の電流に身悶え、右手を被せられた途端に作り出された気が狂う程の快感と発情に為す術無く勃起させられた男根を苦しげにビクビクと脈打たせつつ甘い絶叫を放ち出した男の痴態を愉しみながら、数年間手を出さずに溜め込んだ劣情を吐き出せる時をようやく手に入れた敵国の男は悶絶をより味わう為に動きを封じた足の上へと腰を下ろし、淫猥な機構を内蔵した手袋を最大限に利用して自分にいたぶられることしか出来ない隊長の左右の乳首と男根を別室で他の隊員を弄んでいるであろう本当の仲間達の存在すらも忘れて容赦無く好き勝手に責め嬲り、これまでの関係を逆転させられ何もかもを支配された隊長を意のままにイき狂わせていくのだった。
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