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抗えぬ正義達は敗北を意味する勃起へと追い立てられる
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縄に耳障りな音を立てさせながら、男達が危機からの脱出を求めての行動をひたすらに試み続けている。
早く逃げなければ。時間経過がそのまま状況の悪化に繋がるという認識を視線と呻きで共有しながら、男達は仲間と共にどうにかして捕らわれの事実から抜け出そうと協力を重ねている。
左右の手首同士と二の腕同士を背中で括り、伸ばしきった形に固定させた腕を腹部と胸部に括り付ける縄を解きたい。左右の足首とすね、そして太もも同士を遊び無く結合する縄から脱出したい。その先にある逃走を欲しながら、男達は裸体を縛める縄との格闘を諦めとは無縁の態度で一生懸命に繰り返している。
「んぐっ……むぐうぅ」
「ふぅ、もごぉ……っ」
固く丸めた布を口内へと詰め込まれ、その布を吐き出せないようにさせる布を歯に噛まされ、更にその上から鼻と口をきつく覆う白布による猿轡を施された男達が、言葉の使用を禁じ絶え間無い息苦しさを味わわせてくる布越しに意味を持たない声を零しながら自身と仲間に与えられた縄を緩ませようと頑張っている。
薄い布を執拗なまでに巻き付けられ、駄目押しとばかりに小さな麻袋を上乗せされた手では縄目に触れることすら叶わない。そんな情報に打ちひしがれながらも、男達は握り拳に維持させられた手を布と麻袋越しに仲間を縛る縄へと擦り付け、事態の好転を手繰り寄せようと休み無く努力し合っている。
だが、現実は非情だ。男達が必死になって縄から離れようとあらゆる手を尽くしても、過剰なまでに加えられた拘束はビクともしない。床に敷かれた清潔とは言いがたい布の上で背中合わせに寝転がり、指を使い物にならなくされた手で仲間を縄から解き放とうとしても、縄達はその動きを無駄だと嘲笑うかのような音を発するのみだ。
自由を根こそぎ奪う縄の衣服を振り払うという目的に全く近付くこと無くただただ疲弊と消耗のみを加速させた無様な男達。そんな男達の耳に、建物の入口側から音と、醜悪な感情を剥き出しにした下品な声が聞こえた。
「保安官さん、こんにちは。さっそく遊びに来てやったぜ?」
「二人仲良く汗塗れになっちゃって、随分と頑張ったんだねぇ……無駄なのに」
「んうぅ! むぐぅぅっ!!」
「ぶふうぅっ! んもぉぉぉーっ!!」
捕らえた保安官達の監禁場所に選んだ古びた倉庫の扉を荒々しく開け、底無しの悪意を携えた笑みを二人に浴びせながら、悪党達は立ち上がることすらままならない二つの裸体をあっという間に取り囲む。
近付くなという意思が込められた拒絶の絶叫を無視し、隠しきれぬ恐怖と絶望を露わにした瞳を堪能しながら、悪党達は手も足も出せなくさせた正義の裸体へと無遠慮に手を伸ばしていく。
無論、その接近を遠ざける術など今の保安官達には無い。逞しく鍛え上げられた筋肉も、縄に締め上げられた状態では何の力も持たない。
左右の肩を手で掴んで押さえ込まれ、一まとめにされた足を床の布へと数人がかりで押さえ付けられた保安官達はもはや、無防備にさらけ出された弱点を嬉々として弄びいたぶる悪党達の意に沿った滑稽な痴態を引きずり出される屈辱を、為す術無く受け入れさせられるしか無いのだ。
「どうだ保安官さん、気持ち良いか? 憎い悪党の俺達に捕まって乳首とチ○コ苛められるの、気持ち良いか?」
「ふうぅ! んもぉぉぉっ!!」
「ふふっ、必死に嫌がってるねぇ。でも、そうやって嫌がれば嫌がる程、何としても気持ち良くしてやりたくなっちまうな」
「だから、精々頑張って嫌がり続けてみろよ。そんな強情な保安官さん達をみっともなくよがり狂わせられるようになる日を愉しみにしながら、快感に逆らう気力を毎日じっくりと削ぎ落としてやるからよ」
「うぎゅうぅ! んぅ! ぶむぉぉぉぉーっ!!」
乳首を巧みに捏ねて弾く悪党達の言葉に戦慄を募らせながら、男根をからかうように撫で回し幹を手で緩く包んで扱いてくる悪党達の攻撃に目を剥きながら、生み出される甘い刺激に屈して勃起に至ろうとする自身の男根を制すことで精一杯となった保安官達は怒りさえ示せぬままくぐもった声で鳴き喚く愉快な二人の正義を堪能しつつ責めを強め、敗北と同義である勃起を、悪の拠点で心と身体を淫猥に躾け直される日々の開始を告げる勃起を、抗えぬ保安官達に強要するのだった。
早く逃げなければ。時間経過がそのまま状況の悪化に繋がるという認識を視線と呻きで共有しながら、男達は仲間と共にどうにかして捕らわれの事実から抜け出そうと協力を重ねている。
左右の手首同士と二の腕同士を背中で括り、伸ばしきった形に固定させた腕を腹部と胸部に括り付ける縄を解きたい。左右の足首とすね、そして太もも同士を遊び無く結合する縄から脱出したい。その先にある逃走を欲しながら、男達は裸体を縛める縄との格闘を諦めとは無縁の態度で一生懸命に繰り返している。
「んぐっ……むぐうぅ」
「ふぅ、もごぉ……っ」
固く丸めた布を口内へと詰め込まれ、その布を吐き出せないようにさせる布を歯に噛まされ、更にその上から鼻と口をきつく覆う白布による猿轡を施された男達が、言葉の使用を禁じ絶え間無い息苦しさを味わわせてくる布越しに意味を持たない声を零しながら自身と仲間に与えられた縄を緩ませようと頑張っている。
薄い布を執拗なまでに巻き付けられ、駄目押しとばかりに小さな麻袋を上乗せされた手では縄目に触れることすら叶わない。そんな情報に打ちひしがれながらも、男達は握り拳に維持させられた手を布と麻袋越しに仲間を縛る縄へと擦り付け、事態の好転を手繰り寄せようと休み無く努力し合っている。
だが、現実は非情だ。男達が必死になって縄から離れようとあらゆる手を尽くしても、過剰なまでに加えられた拘束はビクともしない。床に敷かれた清潔とは言いがたい布の上で背中合わせに寝転がり、指を使い物にならなくされた手で仲間を縄から解き放とうとしても、縄達はその動きを無駄だと嘲笑うかのような音を発するのみだ。
自由を根こそぎ奪う縄の衣服を振り払うという目的に全く近付くこと無くただただ疲弊と消耗のみを加速させた無様な男達。そんな男達の耳に、建物の入口側から音と、醜悪な感情を剥き出しにした下品な声が聞こえた。
「保安官さん、こんにちは。さっそく遊びに来てやったぜ?」
「二人仲良く汗塗れになっちゃって、随分と頑張ったんだねぇ……無駄なのに」
「んうぅ! むぐぅぅっ!!」
「ぶふうぅっ! んもぉぉぉーっ!!」
捕らえた保安官達の監禁場所に選んだ古びた倉庫の扉を荒々しく開け、底無しの悪意を携えた笑みを二人に浴びせながら、悪党達は立ち上がることすらままならない二つの裸体をあっという間に取り囲む。
近付くなという意思が込められた拒絶の絶叫を無視し、隠しきれぬ恐怖と絶望を露わにした瞳を堪能しながら、悪党達は手も足も出せなくさせた正義の裸体へと無遠慮に手を伸ばしていく。
無論、その接近を遠ざける術など今の保安官達には無い。逞しく鍛え上げられた筋肉も、縄に締め上げられた状態では何の力も持たない。
左右の肩を手で掴んで押さえ込まれ、一まとめにされた足を床の布へと数人がかりで押さえ付けられた保安官達はもはや、無防備にさらけ出された弱点を嬉々として弄びいたぶる悪党達の意に沿った滑稽な痴態を引きずり出される屈辱を、為す術無く受け入れさせられるしか無いのだ。
「どうだ保安官さん、気持ち良いか? 憎い悪党の俺達に捕まって乳首とチ○コ苛められるの、気持ち良いか?」
「ふうぅ! んもぉぉぉっ!!」
「ふふっ、必死に嫌がってるねぇ。でも、そうやって嫌がれば嫌がる程、何としても気持ち良くしてやりたくなっちまうな」
「だから、精々頑張って嫌がり続けてみろよ。そんな強情な保安官さん達をみっともなくよがり狂わせられるようになる日を愉しみにしながら、快感に逆らう気力を毎日じっくりと削ぎ落としてやるからよ」
「うぎゅうぅ! んぅ! ぶむぉぉぉぉーっ!!」
乳首を巧みに捏ねて弾く悪党達の言葉に戦慄を募らせながら、男根をからかうように撫で回し幹を手で緩く包んで扱いてくる悪党達の攻撃に目を剥きながら、生み出される甘い刺激に屈して勃起に至ろうとする自身の男根を制すことで精一杯となった保安官達は怒りさえ示せぬままくぐもった声で鳴き喚く愉快な二人の正義を堪能しつつ責めを強め、敗北と同義である勃起を、悪の拠点で心と身体を淫猥に躾け直される日々の開始を告げる勃起を、抗えぬ保安官達に強要するのだった。
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