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ステージ上で少年は誘惑のダンスを踊る
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公には存在していないことになっている、一部の者しか入ることを許されない隠された店。その店のステージの上で、数人の少年達が店の中を満たす大音量の音楽に合わせて踊っていた。普通の衣装では無く、恥部を全く隠していない淫猥な衣装をまとい、ステージを見上げる男達に向かって自身の勃起した男根や普通の少年とは比べ物にならないくらいに肥大した乳首や、男根の味の虜となった尻穴の収縮を見せ付けながら誘惑のダンスを踊っていた。
そのダンスを見ながら、ある男は酒と食事を愉しみ、ある男は今夜可愛がる少年を誰にするかを品定めし、またある男は自分のペットとして少年を買い上げるかどうかを悩んでいる。そんな普通とはかけ離れた淫蕩な空間の中で、二人の男が周りの邪魔にならない音量で会話を始めた。
「なぁ……あの白猫の子、前来たときもその前来たときもステージで踊ってたよな? あんな可愛い子なのに、買い手が全然付かないって不思議だよな」
片方の男が、白い猫耳とふわふわなグローブとブーツを身に着け、尻穴から生えた尻尾と硬く膨らんだ幼い男根を振り乱しながら熱烈なダンスを踊る少年を目で追いながら隣の男に話しかけた。すると、話しかけられた男は少し驚きながら返事をする。
「何だ、お前知らなかったのか? あの子は商品じゃないぞ?」
「え、そうなのか? じゃあ何であそこで踊ってるんだ?」
男の欲望を受け止める淫らな少年達という商品が踊るステージで、そうではない少年が踊っている。その理由を尋ねられた男は店内を少し見回し、一人の男を見つけるとその方向を視線で示しながら説明を始めた。
「あの子は、あの人……この店のオーナーのペットなんだよ。自分のペットが可愛く踊るところを見たいから、オーナーが踊らせてるんだ。あの子のエロい踊り目当てで来るお前みたいな客もいるから、オーナーにとっちゃ一石二鳥なんだよ」
「あー、そうなのか。金貯めたらあの子を一番長いコースで指名しようと思ってたんだけどなぁ」
心を惹かれていた少年は買いたくても買えないと知って落胆する男と、本当に目当てで来ていたのかと苦笑する男。彼らも含めて、真実は誰も知らない。店で働く従業員ですらも、知らない。
実際の店のオーナーは男ではなく、少年の方であること。男は少年の飼い主ではあるものの、表向きには少年より立場が下の執事であることは、誰も知らない。
知っているのは、自身の立場を隠して淫乱な白猫の姿で踊り狂う少年と、その少年を食い入るように眺める執事の男だけ。堅い執事の男を愉しげに踊りつつも一生懸命に誘惑する少年主と、口ではステージに立つのをやめるように言いつつも愛しい少年主が恥部を晒して踊る様子に抑えきれぬ興奮を募らせてしまっている執事の男だけだ。
愛しい男に、もっともっと激しく抱いて欲しい。淫らな自分に執事として、恋人として、飼い主として、甘い躾をたっぷりと施して欲しい。湧き上がる欲望のままにブリッジに近い体勢をステージ上で取った少年は、いつも男がいる方に向かって突き出した股間をくねくねとよじらせ、よりはしたなく執事の欲情を煽った。少年の下品すぎる腰振りダンスに、店の客全員の視線が集中する。すると、その視線に嫉妬した別の少年達が踊りを更に淫らな物にし、ステージと店内に漂う欲望の空気は一気に濃さを増した。
けれど、少年主と執事の男は店内の空気が一変した事実など意にも介さずに、自分の思い人にだけ意識を集中している。たくさんの客の視線が突き刺さっても、少年主は男を興奮させることしか考えられない。たくさんの少年が淫欲を刺激するダンスを踊っても、執事の男は少年の痴態に釘付けだ。
正体を隠して行われる二人の淫らな戯れは店の営業が終わる明け方まで続けられ、執事の男は少年主の目論見通りと知っていながらも屋敷にある少年の自室へと着くやいなや刺激された欲情のままに愛しい少年の肉体へと襲いかかり、淫らに踊り続けたことで疲弊と発情を高めた裸体を甘い絶頂へと導いて少年の心と身体を幸せに悦ばせるのだった。
そのダンスを見ながら、ある男は酒と食事を愉しみ、ある男は今夜可愛がる少年を誰にするかを品定めし、またある男は自分のペットとして少年を買い上げるかどうかを悩んでいる。そんな普通とはかけ離れた淫蕩な空間の中で、二人の男が周りの邪魔にならない音量で会話を始めた。
「なぁ……あの白猫の子、前来たときもその前来たときもステージで踊ってたよな? あんな可愛い子なのに、買い手が全然付かないって不思議だよな」
片方の男が、白い猫耳とふわふわなグローブとブーツを身に着け、尻穴から生えた尻尾と硬く膨らんだ幼い男根を振り乱しながら熱烈なダンスを踊る少年を目で追いながら隣の男に話しかけた。すると、話しかけられた男は少し驚きながら返事をする。
「何だ、お前知らなかったのか? あの子は商品じゃないぞ?」
「え、そうなのか? じゃあ何であそこで踊ってるんだ?」
男の欲望を受け止める淫らな少年達という商品が踊るステージで、そうではない少年が踊っている。その理由を尋ねられた男は店内を少し見回し、一人の男を見つけるとその方向を視線で示しながら説明を始めた。
「あの子は、あの人……この店のオーナーのペットなんだよ。自分のペットが可愛く踊るところを見たいから、オーナーが踊らせてるんだ。あの子のエロい踊り目当てで来るお前みたいな客もいるから、オーナーにとっちゃ一石二鳥なんだよ」
「あー、そうなのか。金貯めたらあの子を一番長いコースで指名しようと思ってたんだけどなぁ」
心を惹かれていた少年は買いたくても買えないと知って落胆する男と、本当に目当てで来ていたのかと苦笑する男。彼らも含めて、真実は誰も知らない。店で働く従業員ですらも、知らない。
実際の店のオーナーは男ではなく、少年の方であること。男は少年の飼い主ではあるものの、表向きには少年より立場が下の執事であることは、誰も知らない。
知っているのは、自身の立場を隠して淫乱な白猫の姿で踊り狂う少年と、その少年を食い入るように眺める執事の男だけ。堅い執事の男を愉しげに踊りつつも一生懸命に誘惑する少年主と、口ではステージに立つのをやめるように言いつつも愛しい少年主が恥部を晒して踊る様子に抑えきれぬ興奮を募らせてしまっている執事の男だけだ。
愛しい男に、もっともっと激しく抱いて欲しい。淫らな自分に執事として、恋人として、飼い主として、甘い躾をたっぷりと施して欲しい。湧き上がる欲望のままにブリッジに近い体勢をステージ上で取った少年は、いつも男がいる方に向かって突き出した股間をくねくねとよじらせ、よりはしたなく執事の欲情を煽った。少年の下品すぎる腰振りダンスに、店の客全員の視線が集中する。すると、その視線に嫉妬した別の少年達が踊りを更に淫らな物にし、ステージと店内に漂う欲望の空気は一気に濃さを増した。
けれど、少年主と執事の男は店内の空気が一変した事実など意にも介さずに、自分の思い人にだけ意識を集中している。たくさんの客の視線が突き刺さっても、少年主は男を興奮させることしか考えられない。たくさんの少年が淫欲を刺激するダンスを踊っても、執事の男は少年の痴態に釘付けだ。
正体を隠して行われる二人の淫らな戯れは店の営業が終わる明け方まで続けられ、執事の男は少年主の目論見通りと知っていながらも屋敷にある少年の自室へと着くやいなや刺激された欲情のままに愛しい少年の肉体へと襲いかかり、淫らに踊り続けたことで疲弊と発情を高めた裸体を甘い絶頂へと導いて少年の心と身体を幸せに悦ばせるのだった。
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