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新入りは先輩と共に床へと繋がれる

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自らの身体を抱き締めているかのような位置に左右の腕を固定する白色の拘束服を上半身に着せられ、窮屈に折り畳んだ状態を強いりどんなに力を込めても伸ばせないよう足を緩み無く圧迫する黒革製の拘束具を装着された青年は、敵に捕らわれた事実をどうにかして覆そうとなりふり構わずに身をもがかせ続けた。
言葉と共に己の舌を噛み切って屈辱から逃げ出すという自害の選択肢を封じる黒い棒状の枷を噛まされた口からくぐもった唸りを発しつつ、台車の上での正座を強要された青年は醜悪な笑みを浮かべて自分を運ぶ敵の男達から逃れようと縛められた裸体を暴れさせ続けた。
だが、青年のその努力は無駄でしかなかった。幾ら試行錯誤しても、頑丈な拘束は外れない。丸出しにさせられた男根をみっともなく揺らしながらじたばたと身をよじらせても、青年は自分を連行する男達が拘束の確認を必要無いと判断する程度の変化しか生み出せない。
焦りと、恐怖と、悔しさを糧にして足掻きに足掻いても、青年はもはや自分を捕獲した男達の悪意を拒めはしない。一切の抵抗を無に帰され逃走への足がかりを掴むことも叶わない状況へと置かれた青年は、為す術無く男達の目的地である敵の本拠地の最下層に運ばれ、そこで先に捕らわれていた仲間達と同じ恥辱を注ぎ込まれることしか出来はしないのだ。

「さぁ、着いたよ。ここが今日からスパイ君が暮らすお部屋だ」
「お友達と一緒に、これから毎日たっぷりとよがりまくらせてやるよ。俺達に関わったことを、気持ち良く狂わされながら精々後悔するんだな」
「んぐっ! むぅ! んむぁぁっ!!」

新たに連れて来られた自分を目にして瞳に宿る絶望と戦慄の色を濃くした仲間達の元へと移動させられた青年スパイは、嫌がる反応を笑い飛ばされながら数人がかりで台車から下ろされ、仲間達と同じように床に打ち付けられた金具から伸びた短い鎖と繋がっている黒革の首輪を嵌められ始めた。
もちろん、手足の動きを大きく制限された青年は首輪から逃れられない。スパイとして培った技術を行使不可能な格好に追いやられた青年は、他の仲間達と無様な輪を作る形で頭部を限界まで下げ剥き出しの恥部を突き出すように尻肉を高く持ち上げた姿勢を首輪に取らされ、守りたくても守れない無防備な尻穴に首輪の後部から伸びた黒革のベルトと一体化している醜悪なイボを無数に生やした釣り針状の淫具を無理矢理にねじ込まれ、絶えず自らの惨めさと尻穴への蹂躙に苛まれる辱めを加えられるしか無い。
肉体を用いて情報を引き出す術を自らの意思で仕込んだ尻穴を容赦無く埋め尽くす淫らな釣り針の機構を仲間の物と同時に作動させられた哀れな青年スパイは、正面に見える仲間達の淫猥な悶絶の表情と甘く歪んだ苦悶の悲鳴を耳にしながら、敵の思い通りに望まぬ快楽でよがり狂わされるしか無いのだ。

「んーっ! んぐっ……むぅぅぅーっ!!」
「うんうん、お友達と一緒にケツ穴苛められて嬉しいねぇ、スパイ君」
「ほらほら、お友達も新しく来た仲間みたいに気持ち良く鳴き喚いてごらん? いつものようにケツ穴だけで射精しまくるところをお仲間に見せ付けて、肉奴隷の先輩らしく歓迎を示してごらんよ」
「うぐっ、むぁぁ! んぉぉぉんっ!」
「あぶっ、むぶあぁ! おっ、おぐ、ふぐうぅ……っ!」

スパイとしての仕事を円滑に進める為に得る物とは全く違う抗えぬ姿で淫具によって一方的に叩き込まれる暴力的な悦楽にくぐもった絶叫を放つ青年スパイと、そんな無慈悲な悦楽に連日浸され淫らに育てられてしまった自身の肉体が勝手に尻穴への責め苦を嬉しがっている事実に打ちひしがれつつ心地良さげな鳴き声を上げる陥落済みのスパイ達が織りなす痴態を悠然と見下ろしながら、男達は諦め悪く拘束を軋ませる新入りの肉奴隷が何日で屈服に至るだろうと考え、笑みの残忍さを際限無く深めさせていくのだった。
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