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可愛い猫は主の為に火照りながら遊び回る
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今日はこれを着て欲しい。そう言いながら主が青年へと手渡してきたのは、猫をかたどった衣装だった。
手足を覆う猫の足を模した部分以外は、伸縮性が高く非情に生地の薄い衣装。着る前から薄い生地達が肌にぴったりと密着し、乳首や男根といった箇所をくっきりと浮き上がらせる結果が見て取れる衣装。そんな衣装を自分の為に用意された青年は、羞恥の感情を胸に膨らませながら着たくないと主に伝えようとした。自分のような筋肉質な人間が着ても似合わないと言い訳しながら、着用を拒もうとした。
しかし、出来なかった。自身の借金を肩代わりして貰ったという弱みを主に握られている青年には拒否権など無く、何より君が着ている姿を見たいと最愛の主に請われたら、抗いきることなんて出来はしなかったからだ。
主の手を借りながら、無抵抗に淫猥な猫の衣服に身を包んでいく青年。充足の感情を分かりやすく増幅させていく主に至福を加速させながら、分厚い綿で阻むことによって指の使用を禁じる機構を備えた猫の足を手足に自ら嵌めていく青年。背面に存在するファスナーが閉じられる音に抑えきれぬ興奮を掻き立てられながら、鈴の付いた赤い首輪の後部とファスナーを繋ぐ南京錠を大人しく受け入れる青年。そんな従順な青年の様子を堪能しながら愛しい恋人を手足の自由を制限された白猫へと作り変えた男は、薄手の生地を早くも内側から押し上げている乳首と男根に笑みを零しながら、青年に最後の仕上げとなる猫のマスクを被せ始めた。
「さぁ、猫ちゃん。これも被ろうね」
「あっ、んぅ」
このマスクは、知っている。その時は猫に見た目を寄せた物では無かったが、口を塞いで言葉を封じる内側に突き出た棒と視界を閉ざさぬよう目の部分をくり抜かれた構造は先日使われた道具と全く一緒だ。ならば、口周りに仕込まれた媚薬を含んだフィルターもきっと一緒だろう。
そこまで理解した上で、青年は主の意に沿ってマスクを装着されていく。このままこのマスクを与えられたら、しゃべることも許されぬまま今以上の発情へと呼吸の度に追い詰められる苦悶が確約されてしまう。その展開をはっきりと認識した状態で、青年は口を大きく開いて言葉を奪う棒を喉近くまで飲み込み、必要に応じて頭部の角度を変えて主がマスクを固定するベルトを施しやすいよう協力していく。
そうして出来上がったのは、マスクから覗いている目を羞恥に潤ませ己の惨めさに蕩けさせている淫乱な猫で。雄々しき裸体を猫の衣服の中で誰が見ても明らかな程に甘く火照らせている愛しき青年猫を作り上げた男は、自分の為に荒い呼吸を行い媚薬を一生懸命に吸入しているいじらしい姿に笑みを一層濃く深めながらネズミ型の玩具を取り出し、遊びの開始を宣言した。
「うん、完成。とっても可愛い猫ちゃんの出来上がりだ。それじゃ、上手に猫ちゃんになれた良い子にはご褒美だよ。たっぷり遊んで、いっぱい疲れて、エッチなお薬をじっくり嗅いで……今よりもいやらしい猫ちゃんになろうね、○○」
「あぉっ、なおぉんっ」
主の手で床に置かれたネズミ型の玩具が走り出す。説明をもたらされずとも主の意図を汲み取った青年は、棒に満たされた口で可能な限りに猫の鳴き声を再現しながら、縦横無尽に部屋を駆け回る玩具を本物の猫のように追いかけ始める。
自分の意思ではなく、本当の意味で呼吸を乱し媚薬を体内に取り込みながら。薄い生地が貼り付いた筋肉を使って駆け回り、同じように生地が貼り付いている張りのある尻肉と、尖った乳首と、硬く勃起し先端から漏れた淫蜜で生地の色を変化させている男根を跳ね回らせながら。じょじょに羞恥の感情を失いつつ心地良い疲労と発情を猫に包まれた裸体に蓄積させていく青年。
その最高に可愛らしい猫が指示に沿ってネズミを追いかけ遊び回る光景を主の男は疲れ切り火照りに火照った青年が動けなくなるまで、勝手に遊びを切り上げた罰と称して猫に閉じ込めた裸体を意地悪く弄び悦ばせる真の愉悦が訪れる時まで、じっと無言で独占し余すところ無く堪能し尽くしていくのだった。
手足を覆う猫の足を模した部分以外は、伸縮性が高く非情に生地の薄い衣装。着る前から薄い生地達が肌にぴったりと密着し、乳首や男根といった箇所をくっきりと浮き上がらせる結果が見て取れる衣装。そんな衣装を自分の為に用意された青年は、羞恥の感情を胸に膨らませながら着たくないと主に伝えようとした。自分のような筋肉質な人間が着ても似合わないと言い訳しながら、着用を拒もうとした。
しかし、出来なかった。自身の借金を肩代わりして貰ったという弱みを主に握られている青年には拒否権など無く、何より君が着ている姿を見たいと最愛の主に請われたら、抗いきることなんて出来はしなかったからだ。
主の手を借りながら、無抵抗に淫猥な猫の衣服に身を包んでいく青年。充足の感情を分かりやすく増幅させていく主に至福を加速させながら、分厚い綿で阻むことによって指の使用を禁じる機構を備えた猫の足を手足に自ら嵌めていく青年。背面に存在するファスナーが閉じられる音に抑えきれぬ興奮を掻き立てられながら、鈴の付いた赤い首輪の後部とファスナーを繋ぐ南京錠を大人しく受け入れる青年。そんな従順な青年の様子を堪能しながら愛しい恋人を手足の自由を制限された白猫へと作り変えた男は、薄手の生地を早くも内側から押し上げている乳首と男根に笑みを零しながら、青年に最後の仕上げとなる猫のマスクを被せ始めた。
「さぁ、猫ちゃん。これも被ろうね」
「あっ、んぅ」
このマスクは、知っている。その時は猫に見た目を寄せた物では無かったが、口を塞いで言葉を封じる内側に突き出た棒と視界を閉ざさぬよう目の部分をくり抜かれた構造は先日使われた道具と全く一緒だ。ならば、口周りに仕込まれた媚薬を含んだフィルターもきっと一緒だろう。
そこまで理解した上で、青年は主の意に沿ってマスクを装着されていく。このままこのマスクを与えられたら、しゃべることも許されぬまま今以上の発情へと呼吸の度に追い詰められる苦悶が確約されてしまう。その展開をはっきりと認識した状態で、青年は口を大きく開いて言葉を奪う棒を喉近くまで飲み込み、必要に応じて頭部の角度を変えて主がマスクを固定するベルトを施しやすいよう協力していく。
そうして出来上がったのは、マスクから覗いている目を羞恥に潤ませ己の惨めさに蕩けさせている淫乱な猫で。雄々しき裸体を猫の衣服の中で誰が見ても明らかな程に甘く火照らせている愛しき青年猫を作り上げた男は、自分の為に荒い呼吸を行い媚薬を一生懸命に吸入しているいじらしい姿に笑みを一層濃く深めながらネズミ型の玩具を取り出し、遊びの開始を宣言した。
「うん、完成。とっても可愛い猫ちゃんの出来上がりだ。それじゃ、上手に猫ちゃんになれた良い子にはご褒美だよ。たっぷり遊んで、いっぱい疲れて、エッチなお薬をじっくり嗅いで……今よりもいやらしい猫ちゃんになろうね、○○」
「あぉっ、なおぉんっ」
主の手で床に置かれたネズミ型の玩具が走り出す。説明をもたらされずとも主の意図を汲み取った青年は、棒に満たされた口で可能な限りに猫の鳴き声を再現しながら、縦横無尽に部屋を駆け回る玩具を本物の猫のように追いかけ始める。
自分の意思ではなく、本当の意味で呼吸を乱し媚薬を体内に取り込みながら。薄い生地が貼り付いた筋肉を使って駆け回り、同じように生地が貼り付いている張りのある尻肉と、尖った乳首と、硬く勃起し先端から漏れた淫蜜で生地の色を変化させている男根を跳ね回らせながら。じょじょに羞恥の感情を失いつつ心地良い疲労と発情を猫に包まれた裸体に蓄積させていく青年。
その最高に可愛らしい猫が指示に沿ってネズミを追いかけ遊び回る光景を主の男は疲れ切り火照りに火照った青年が動けなくなるまで、勝手に遊びを切り上げた罰と称して猫に閉じ込めた裸体を意地悪く弄び悦ばせる真の愉悦が訪れる時まで、じっと無言で独占し余すところ無く堪能し尽くしていくのだった。
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