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疲弊した刑事達は残酷な機械へと繋がれる
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背中に回された腕に黒いアームバインダーを装着され、伸ばしたまま曲げることすらも許されないよう、指を使いたくても使えないように拘束されてからどれだけの時間が経ったのだろう。穴の空いた赤いギャグボールを噛まされて言葉を封じられ、黒い首輪から伸びた鎖を引かれながら犯罪組織の本拠地を裸体で練り歩かされる恥辱の仕打ちを加えられ始めてから、一体何時間が経過したのだろう。
罠に嵌められて捕らわれ、拉致された二人の刑事は抵抗と逃走を不可能にされた無様な裸体を悪人達の嘲笑がこもった視線に貫かれながら、味方のいない建物の中を休み無く散歩させられている。もはや、ギャグボールを施された口から溢れ出る唾液を気にする余裕も無い。不自由な体勢での歩行を強いられたことによる疲弊で全身から噴き出した汗に嫌悪を抱く気力も無い。どこにも逃げ場の無い恥辱に長時間苛まれ、鎖を引く力に屈して震える足で前へ前へと移動させられ続けた刑事達は心と身体を容赦無く痛め付けられ、限界を超えた苦痛に追い詰められている。
「ふぅ、ふぐ……んぅ、むぅぅんっ……」
「うぁ、むっ、ふぅ、ふぐぅぅ……」
隣にいる同じ状況の仲間と励ましの視線を送り合うことも忘れ、自分達を観察して愉しむ憎い悪人達に怒りの唸りをぶつけることも出来なくなった刑事達は、身体中から汗を流し、目から苦しみの涙を流しながらただ首輪の鎖を引く力に従って足を前に進めている。
その消耗しきった刑事達の様子も、犯罪組織に所属する男達にとっては目を悦ばせてくれる愉快な娯楽だ。しかし、それだけでは足りない。自分達をしつこく嗅ぎ回り計画を邪魔してきた刑事達を捕らえた男達が真に見たいのは、刑事としての誇りを失って惨めに苦しみ抜く姿なのだ。
故に、男達はそれまでぐるぐると同じ場所を回っていた無慈悲な散歩のコースを変え、刑事達をある一室へと移動させていく。これ以上無い羞恥に嬲られ、疲れで思考能力を削り落とされた二人は、歩かされている道の風景が先程までと変わったことに気付けない。仮に気付いていても、手を拘束され、首輪から伸びた鎖をしっかりと握られた二人はどうやっても逃げられない。
哀れな二人の刑事は、為す術無く散歩とは方向性の違う苛烈な恥辱が待ち受けている部屋へと自らの足で移動させられ、抗うことさえままならぬ裸体を部屋の中央に設置されていた巨大な箱形の機械へと固定されていくしか無いのだ。
「はい、刑事さん。腕を上げて、ここの穴に入れようね」
「ふ、ぎゅ……うぅ、むぅぅ」
「んぉ、ほっ、おぅぅぅっ……!」
アームバインダーにきつく締め付けられている二人の腕が大きく持ち上げさせられ、機械の側面に空いている穴へと無理矢理に押し込まれる。穴は斜め下に向かって続いているために腕が痛むことは無いが、持ち上げた腕を高い位置に固定されてしまうせいで二人は座りたくても座れなくされてしまう。その状態で細いベルトを使って左右の肩を箱の側面へと繋がれたら、二人は機械に寄りかかるように仲良く並んで立った体勢から離れられない。機械に裸体を縫い付けられ、どこにも移動出来なくされた刑事達はこれから注がれる残酷で甘い責め苦をただただ受け入れるしか無い。
首輪の前部に繋いでいた鎖を外し、代わりに数個の小さな鍵を繋いだ残酷な悪人達の望む通りに痴態を晒し、情けなく悶え狂わされる以外の選択肢など、捕らわれた二人にありはしないのだ。
「もし苦しくなったら、今付けてあげた鍵でお仲間さんの拘束を外してあげられるからそれを使って好きな時に機械から逃げて良いよ」
「外さなかったらどんなにイっても失神しても終わらないから、愉しみすぎに注意しながら存分に気持ち良くなるんだよ、刑事さん達」
いらだたしいくらいの優しげな声音を作って刑事達に言い放った男達は、二人を固定した箱型の機械の操作盤を弄ると後ろに下がり、今から始まる刑事達の苦悶の様子を味わう特等席に陣取った。そうして男達が陣取った直後に、機械の側面に幾つもの穴が空き、そこからおびただしい数のアームが這い出てきた。それは先端に様々な種類の淫具を有し、逃れられない刑事達の裸体へと距離を詰めてくるアーム達だ。
「うぅ!? んっ、んぐぅっ! ふぅぅぅ……!」
「んーっ……! むぅ、んむっ! あぉ、あぅぅぅぅぅっ……!!」
涙で霞んだ目で非道なアーム達を視認した刑事達は表情を恐怖で強ばらせ、拒絶の絶叫を放ちながら疲れが溜まりに溜まった裸体をじたばたともがかせる。
もちろん、そんなことをしても絶望的な状況は変わらない。怯えを糧にして行われる刑事達の必死の足掻きは特等席で自分達を堪能する男達の目と耳を悦ばせ、自分達を弄んで愉しむ悪達の興奮を、更に加速させてしまうのだった。
罠に嵌められて捕らわれ、拉致された二人の刑事は抵抗と逃走を不可能にされた無様な裸体を悪人達の嘲笑がこもった視線に貫かれながら、味方のいない建物の中を休み無く散歩させられている。もはや、ギャグボールを施された口から溢れ出る唾液を気にする余裕も無い。不自由な体勢での歩行を強いられたことによる疲弊で全身から噴き出した汗に嫌悪を抱く気力も無い。どこにも逃げ場の無い恥辱に長時間苛まれ、鎖を引く力に屈して震える足で前へ前へと移動させられ続けた刑事達は心と身体を容赦無く痛め付けられ、限界を超えた苦痛に追い詰められている。
「ふぅ、ふぐ……んぅ、むぅぅんっ……」
「うぁ、むっ、ふぅ、ふぐぅぅ……」
隣にいる同じ状況の仲間と励ましの視線を送り合うことも忘れ、自分達を観察して愉しむ憎い悪人達に怒りの唸りをぶつけることも出来なくなった刑事達は、身体中から汗を流し、目から苦しみの涙を流しながらただ首輪の鎖を引く力に従って足を前に進めている。
その消耗しきった刑事達の様子も、犯罪組織に所属する男達にとっては目を悦ばせてくれる愉快な娯楽だ。しかし、それだけでは足りない。自分達をしつこく嗅ぎ回り計画を邪魔してきた刑事達を捕らえた男達が真に見たいのは、刑事としての誇りを失って惨めに苦しみ抜く姿なのだ。
故に、男達はそれまでぐるぐると同じ場所を回っていた無慈悲な散歩のコースを変え、刑事達をある一室へと移動させていく。これ以上無い羞恥に嬲られ、疲れで思考能力を削り落とされた二人は、歩かされている道の風景が先程までと変わったことに気付けない。仮に気付いていても、手を拘束され、首輪から伸びた鎖をしっかりと握られた二人はどうやっても逃げられない。
哀れな二人の刑事は、為す術無く散歩とは方向性の違う苛烈な恥辱が待ち受けている部屋へと自らの足で移動させられ、抗うことさえままならぬ裸体を部屋の中央に設置されていた巨大な箱形の機械へと固定されていくしか無いのだ。
「はい、刑事さん。腕を上げて、ここの穴に入れようね」
「ふ、ぎゅ……うぅ、むぅぅ」
「んぉ、ほっ、おぅぅぅっ……!」
アームバインダーにきつく締め付けられている二人の腕が大きく持ち上げさせられ、機械の側面に空いている穴へと無理矢理に押し込まれる。穴は斜め下に向かって続いているために腕が痛むことは無いが、持ち上げた腕を高い位置に固定されてしまうせいで二人は座りたくても座れなくされてしまう。その状態で細いベルトを使って左右の肩を箱の側面へと繋がれたら、二人は機械に寄りかかるように仲良く並んで立った体勢から離れられない。機械に裸体を縫い付けられ、どこにも移動出来なくされた刑事達はこれから注がれる残酷で甘い責め苦をただただ受け入れるしか無い。
首輪の前部に繋いでいた鎖を外し、代わりに数個の小さな鍵を繋いだ残酷な悪人達の望む通りに痴態を晒し、情けなく悶え狂わされる以外の選択肢など、捕らわれた二人にありはしないのだ。
「もし苦しくなったら、今付けてあげた鍵でお仲間さんの拘束を外してあげられるからそれを使って好きな時に機械から逃げて良いよ」
「外さなかったらどんなにイっても失神しても終わらないから、愉しみすぎに注意しながら存分に気持ち良くなるんだよ、刑事さん達」
いらだたしいくらいの優しげな声音を作って刑事達に言い放った男達は、二人を固定した箱型の機械の操作盤を弄ると後ろに下がり、今から始まる刑事達の苦悶の様子を味わう特等席に陣取った。そうして男達が陣取った直後に、機械の側面に幾つもの穴が空き、そこからおびただしい数のアームが這い出てきた。それは先端に様々な種類の淫具を有し、逃れられない刑事達の裸体へと距離を詰めてくるアーム達だ。
「うぅ!? んっ、んぐぅっ! ふぅぅぅ……!」
「んーっ……! むぅ、んむっ! あぉ、あぅぅぅぅぅっ……!!」
涙で霞んだ目で非道なアーム達を視認した刑事達は表情を恐怖で強ばらせ、拒絶の絶叫を放ちながら疲れが溜まりに溜まった裸体をじたばたともがかせる。
もちろん、そんなことをしても絶望的な状況は変わらない。怯えを糧にして行われる刑事達の必死の足掻きは特等席で自分達を堪能する男達の目と耳を悦ばせ、自分達を弄んで愉しむ悪達の興奮を、更に加速させてしまうのだった。
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