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悪餓鬼は社で甘く残酷に飼育される

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いたずら者である悪餓鬼の少年が、ある日を境にやんちゃさはそのままで一切悪さを行わなくなった。
寺子屋の者や少年の親はいきなりの変化を不思議に思いつつも喜ばしいことだとその変化を受け入れ、少年と共に悪さを繰り返していた悪餓鬼仲間も変化に戸惑いはしたものの遊びの方向を変えて少年と仲良く過ごしている。
少年の周りにいる者達は誰一人として事実に気付けない。目の前で笑い、はしゃぐ少年が偽者であることに気付けない。
偽者の少年は今日も本物に成り代わって寺子屋で学び、友と遊び、家で両親との会話を行った。そして、誰もが寝静まった夜更けに己の力を用いて村から山中の社へと瞬時に移動し、捕らえた本物の少年に向かって言葉を掛けた。

「悪餓鬼、今日も良い子に反省しておったか? んん?」

意地の悪い笑みを浮かべながら、少年を真似た口調ではなく本来の口調でしゃべる偽者の少年。そんな偽者に対して、本物の少年は涙に潤んだ目を見開きながら、なりふり構わない哀願の言葉を口にした。

「も、ぉっ! ゆりゅじで、くりゃひゃいぃぃぃっ!! もぉ、もぅ、きもぢいいのやらぁぁぁっ! たしゅけへ……たじゅげで、くだじゃいぃぃぃっ!!」

身に着けていた衣服を一つ残らず取り上げられ、窮屈に折り畳まされた手足を何十枚ものお札できつく拘束され、左右の乳首と男根全体にあてがわれた札が休み無く注ぐ快楽に翻弄され絶頂を繰り返し迎えさせられた少年は伸ばすことを禁じられた手足をめちゃくちゃに振り回し床の上で精液塗れの裸体を痛々しくのた打ち回らせながら自分の偽者に許しを請う。それは、嘘偽りの無い本心からの懇願だ。山奥の社に一人きりで放置され、自由を奪われた裸体を甘い地獄で責め立てられ続けた少年は心も身体も限界を迎えている。
しかし、偽者の少年は本物に慈悲を与えない。本物が悪戯をした社の主である人ならざる少年は、自分が施した術によって本物が幾ら苦しもうとも崩壊は決して訪れないと知っているが故に、許しではなく更なる地獄を本物に与える。

「おや? 命乞いをしながらどんなことでもすると言っていたのにやめてくれというのか? 一年間私に飼われながら代わりに人里での生活を私にさせるという要求を呑んだのに、やめてくれというのか? お主は悪餓鬼な上に、嘘吐きなのだなぁ」
「ち、ちがぁっ!」
「言い訳は無用だ。お前のような嘘吐きの悪餓鬼には、たっぷりと仕置きをしてやらんとのう」
「や、やぁぁ! やめで! ゆるっ、んむぅぅ! んぎゅぅぅぅっ!!」

偽者の手で懐から新たに取り出され、手から離れると同時に素早く宙を移動した二枚の札に先程よりも強く許しを望む口と、今まで責められていなかった尻穴を塞がれた本物は、絶望に表情を歪めながら狂ったように喚き散らす。
その無様な叫びを堪能し、床の上で怯えながら身悶える本物を愉しんだ偽者は一層愉快そうに微笑みながら小さく呪文を呟いた。乳首と男根、加えて尻穴。それら三カ所に貼り付けた札が生み出す快楽の量を最大限のものにし、本物を容赦無くよがり狂わせ絶頂に次ぐ絶頂へと追い立てる残酷な呪文だ。

「んーっ!? むぐ、うぶふぅぅぅっ! うー! ぐぶふぅぅぅぅっ!!」

助けても口に出来ず、助けての視線を寄せることも叶わずに痙攣しあっという間に絶頂し始めた本物の少年を作り出した偽者の少年は、社に施した結界と札に込めた本物に栄養と快楽を流し込む術に不具合が無いことを確かめながら本物が甘く悶え苦しむ様を本物が失神するまで観察し続けていた。
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