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無慈悲な淫具は犬達を二つに分断する
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視界を閉ざす分厚い綿の下で痛々しく見開いた目から大粒の涙を零しても、男達を取り巻く状況は変わらない。頭部全体を覆うあどけない笑顔を浮かべた犬のマスクの内側で口を奥深くまで貫いている太く長い棒に歯を立てながら苦悶色に歪んだ声で鳴き叫んでも、男達を甘い地獄から救い出してくれる存在は一向に現れない。
頭部を包むマスクと同じ要領で首から下を犬を模した着ぐるみに閉じ込められ、その着ぐるみに仕込まれた機構によって両手両足を折り畳んだ状態に固定された惨めな男達はもう、逃れられぬ肉体に襲い掛かる淫猥な責め苦にただただ翻弄させられるしか無い。犬の尻尾飾りと一体化している極太のアナルバイブを引き抜けず、男根の周辺を取り囲む薄い機械がもたらす振動の刺激から脱出したくても出来ない男達はもはや、着ぐるみに内蔵された淫具が生み出す悦楽に全員仲良くよがり狂わされるしか無い。
敵の手で一網打尽にされ、それぞれ少しずつ色味の違う無慈悲な犬に詰め込まれ自由と快楽からの逃走を没収された無様な男達は、伸ばせぬ手足を無意味にバタつかせつつ言葉にならぬ声で悲痛な絶叫を放ちながら、容赦無く流し込まれる淫獄にただただ悶え狂わされるしか無いのだ。
「んーっ! んぐっ……むぎゅぅぅっ!!」
「ふぶっ、むおぅぅ! あぉ、んもぉぉぉっ!!」
着ぐるみの中で小刻みに震わされ勃起状態へと追いやられた男根が、気持ち良くなりたくないと願う男達の意思を無視して悦びを募らせていく。残忍な敵達の躾によって醜悪なバイブを難無く飲み込めるようみっともなく緩まされ、バイブの荒々しい首振りで腸壁を乱暴に掻き毟られる攻撃を堪らない至福と受け取るよう尻穴を作り変えられて男達が、床の上でのたうち回りつつ快感を拒む理性とは裏腹に肛虐の愉悦を本能と肉体の両方で嬉しがっていく。
どんなに嫌がっても、手足を封じられ淫具を遠ざけられなくされている姿では男根と尻穴を嬲る至福に追い詰められる以外の道は無い。幾ら忍耐を重ねても、連日の調教によって悦楽に対する耐性を大きく削ぎ落とされた肉体では我慢などしきれない。
憎い敵達の思い通りに犬に変えられた格好で情けなく身悶え絶頂を極めさせられる選択肢以外を取り上げられた哀れな男達は、ほんのわずかな休憩を認め二種の地獄で自分達を分断する射精へと、為す術無く追い立てられるしか無いのだ。
「んぉっ、んまぉ! あぉぉぉんっ!!」
一人の男が、一際大きく着ぐるみ入りの裸体をよじらせながら頂点に到達し、男根から噴き出させた精液で己を囲う犬の内側を汚した。それに伴い男達をいたぶる淫具はその駆動を停止させ、一分の休憩を全ての犬に許した。
しかし、その休憩は慈悲ではない。快楽に対する耐性が低い犬達にとっては、その短い休憩は次の淫獄への恐怖を更に加速させるだけの時間でしか無い。逆に快楽に対する耐性が他より高い犬達にとっては、誇りを捨てて快楽を受け入れ絶頂を求めても射精には決して辿り着けない生殺しの拷問への絶望を掻き立てさせるだけの時間でしか無い。
誰かが射精に達する度に快楽の停止とお預けを加えられる哀れな犬達は、それぞれ反対の思いを膨らませながら戦慄に歪んだ唸りと共に呼吸を整え、次の快楽の開始が近付くにつれて一様に心を打ちのめされていく。これ以上イきたくない犬達と、イきたいという欲望に思考を蝕まれ始めた犬達は方向の違う哀願の鳴き声を紡ぎながら、迫り来る淫具の再駆動に怯えるしか無いのだ。
「あぉ、はおぉっ! うー! んみゅぅぅーっ!!」
「あぅ、うあぉっ。はぉ、んぉ、きゅぅぅ……んっ!」
憎んでいた敵達への怒りを失った声で慈悲を欲する犬達の唸りを浴びても当然無感情な淫具達はそれを聞き入れず、絶頂を拒む犬も絶頂を望み出した犬も平等に男根と尻穴を甘ったるく弄び、次の絶頂を淡々と強要していくのだった。
頭部を包むマスクと同じ要領で首から下を犬を模した着ぐるみに閉じ込められ、その着ぐるみに仕込まれた機構によって両手両足を折り畳んだ状態に固定された惨めな男達はもう、逃れられぬ肉体に襲い掛かる淫猥な責め苦にただただ翻弄させられるしか無い。犬の尻尾飾りと一体化している極太のアナルバイブを引き抜けず、男根の周辺を取り囲む薄い機械がもたらす振動の刺激から脱出したくても出来ない男達はもはや、着ぐるみに内蔵された淫具が生み出す悦楽に全員仲良くよがり狂わされるしか無い。
敵の手で一網打尽にされ、それぞれ少しずつ色味の違う無慈悲な犬に詰め込まれ自由と快楽からの逃走を没収された無様な男達は、伸ばせぬ手足を無意味にバタつかせつつ言葉にならぬ声で悲痛な絶叫を放ちながら、容赦無く流し込まれる淫獄にただただ悶え狂わされるしか無いのだ。
「んーっ! んぐっ……むぎゅぅぅっ!!」
「ふぶっ、むおぅぅ! あぉ、んもぉぉぉっ!!」
着ぐるみの中で小刻みに震わされ勃起状態へと追いやられた男根が、気持ち良くなりたくないと願う男達の意思を無視して悦びを募らせていく。残忍な敵達の躾によって醜悪なバイブを難無く飲み込めるようみっともなく緩まされ、バイブの荒々しい首振りで腸壁を乱暴に掻き毟られる攻撃を堪らない至福と受け取るよう尻穴を作り変えられて男達が、床の上でのたうち回りつつ快感を拒む理性とは裏腹に肛虐の愉悦を本能と肉体の両方で嬉しがっていく。
どんなに嫌がっても、手足を封じられ淫具を遠ざけられなくされている姿では男根と尻穴を嬲る至福に追い詰められる以外の道は無い。幾ら忍耐を重ねても、連日の調教によって悦楽に対する耐性を大きく削ぎ落とされた肉体では我慢などしきれない。
憎い敵達の思い通りに犬に変えられた格好で情けなく身悶え絶頂を極めさせられる選択肢以外を取り上げられた哀れな男達は、ほんのわずかな休憩を認め二種の地獄で自分達を分断する射精へと、為す術無く追い立てられるしか無いのだ。
「んぉっ、んまぉ! あぉぉぉんっ!!」
一人の男が、一際大きく着ぐるみ入りの裸体をよじらせながら頂点に到達し、男根から噴き出させた精液で己を囲う犬の内側を汚した。それに伴い男達をいたぶる淫具はその駆動を停止させ、一分の休憩を全ての犬に許した。
しかし、その休憩は慈悲ではない。快楽に対する耐性が低い犬達にとっては、その短い休憩は次の淫獄への恐怖を更に加速させるだけの時間でしか無い。逆に快楽に対する耐性が他より高い犬達にとっては、誇りを捨てて快楽を受け入れ絶頂を求めても射精には決して辿り着けない生殺しの拷問への絶望を掻き立てさせるだけの時間でしか無い。
誰かが射精に達する度に快楽の停止とお預けを加えられる哀れな犬達は、それぞれ反対の思いを膨らませながら戦慄に歪んだ唸りと共に呼吸を整え、次の快楽の開始が近付くにつれて一様に心を打ちのめされていく。これ以上イきたくない犬達と、イきたいという欲望に思考を蝕まれ始めた犬達は方向の違う哀願の鳴き声を紡ぎながら、迫り来る淫具の再駆動に怯えるしか無いのだ。
「あぉ、はおぉっ! うー! んみゅぅぅーっ!!」
「あぅ、うあぉっ。はぉ、んぉ、きゅぅぅ……んっ!」
憎んでいた敵達への怒りを失った声で慈悲を欲する犬達の唸りを浴びても当然無感情な淫具達はそれを聞き入れず、絶頂を拒む犬も絶頂を望み出した犬も平等に男根と尻穴を甘ったるく弄び、次の絶頂を淡々と強要していくのだった。
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