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吊られた男は眠らされながら発情に狂わされる
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一人の男がまぶたを閉じ、深い眠りへと落ちている。背中で重ねさせられた肘から先を縄で縛られ、二の腕を胴体へと縄で括られ、足首と太ももを短く繋ぐ縄を施された裸体を腹側を下にして天井のフックから縄で宙吊りにされた格好で寝ている無様な男。口内に詰め込まれた布に歯を立て、口に栓を施している黒色のテープごしにくぐもった唸りを上げながら昨夜は一晩中無意味なもがきを繰り返していたのだろう。壁際に設置されたテーブルの上に置かれた自身の衣服と捜査員としての道具を取り戻そうと情けなく暴れ、力尽きて意識を失うまで丸出しの男根を揺らし続けていたのだろう。
捜査員を捕らえ衣服と自由を奪った男はそんな想像を巡らせながら表情を醜悪に歪めると、寝息に合わせてわずかに上下に動いている捜査員の頭部に向かって蓋を開けた状態で持ってきたペットボトルを傾けた。
当然、傾けられたボトルの中身は重力に従って捜査員へと落下していく。冷やされた水が捜査員の頭部を濡らし、その冷たさで眠りの継続を阻害された捜査員は閉ざされた口で驚きと困惑が入り混じった唸りを発しながら自分を拉致した男の前で意識を無理矢理に覚醒させられた。
「むぐぅぅっ!? う、ぶぅぅ!」
「おはよう、捜査員さん。良い夢は見られたかい?」
髪を濡らした冷水を周囲に飛ばしながら顔を振って呻く捜査員に、男が愉快色に染まった朝の挨拶を行う。
その声を聞き、覚醒したばかりの脳で自分が捕らわれた事実を瞬時に思い出した捜査員は、頭部を限界まで持ち上げ自分を見下ろす男の笑顔を鋭く睨み付けながら、怒りと反抗を込めた強い唸りを発した。
「んぐぅぅっ! ぶっ……うぶぅぅぅっ!!」
両手両足を縄で縛められ、這っての移動も出来ないよう裸体を吊るされ、意味のある言葉も放てない。あらゆる行動を制限された惨めな姿を晒しながらも、捜査員は誇りとプライドを胸に保ち憎むべき悪人である男に敵意を浴びせている。
その気丈さに、男が笑みを深める。いたぶり甲斐のある活きの良い反応に、男が興奮を募らせ全身をゾクゾクと震わせる。
自分にぶつけられ続けている捜査員の怒りの唸りを無視しながらその興奮を心地良さげに味わった男は、怒っていた捜査員が思わず唸りを途切れさせるほどに残忍な表情を浮かべるとまだ中身が多く残っているペットボトルを足元に置き、右のポケットに手を入れて一枚の白布を捜査員の眼前に取り出した。
それは直接触れずとも湿っていることが分かり、鼻から少し離れた位置からでも強く香る甘ったるい匂いを放つ白布。男の異常さと残酷な性質を認識して身を強ばらせていた捜査員は正体不明の液体に濡れた目の前の布に怯えを抱き、吊られた身を更に固くする。その分かりやすい恐怖の様子を堪能しながら男は布を揺らして捜査員の顔を緩く叩きつつ、恐怖する捜査員に笑って言った。
「よく眠れなかったみたいだから、今からこれで眠らせてあげるよ。ただ眠るだけじゃつまらないだろうから、じっくり苦しめながら眠らせてあげようね」
「んんっ!? ぐっ、うぐぅぅぅ!!」
男の手が素早く動き、顔の下半分を覆う形で塗れた白布をあてがう。すでに言葉を封じられている口を絞め付け、唯一の呼吸孔である鼻を塞いでいく布を嫌がって捜査員は身悶えるが、縄に縛られ情けなく吊るされた裸体で身悶えてもそれは到底満足な抵抗にはならない。
捜査員は必死の拒絶も虚しく顔の下半分を白布に覆われ、嫌でも布に染み込まされた謎の液体を呼吸の度に吸入させられる状況へと追いやられてしまった。
捜査員の後頭部できつく結び目を作り、顔をどんなに振っても布が外れないよう固定した男は髪を掴んで頭部を持ち上げさせ滑稽さが段違いに増した捜査員の顔を至近距離でしばし堪能すると、乱暴に手を離しながら捜査員に背を向け扉へと歩き出した。
「それじゃゆっくりお休み、捜査員さん。そこのペットボトルは好きに飲んで良いからね」
「んぅーっ! んぐ、む、ぐふぅぅぅっ!!」
捜査員としての誇りとプライドが綻んだ哀願に近い絶叫を耳にしても男は足をとめず、悪魔のような残酷な微笑みを捜査員に見せながら扉を閉じ、再び外側から鍵を掛けた。
再度一人きりとなった部屋の中で捜査員は縄からの脱出を求めて裸体をじたばたとよじらせ、呼吸を蝕んでいる甘い香りの発生源である布を振り払おうと顔をめちゃくちゃに動かす。
もちろん、そんなことをしてもやはり意味は無い。昨夜散々力を込めても緩みすらしなかった縄は解けず、しっかりと結び目を作られた白布も外れない。拘束から何一つとして抜け出せない捜査員は為す術無く布を湿らせている液体を鼻から体内に取り込み、遅効性の睡眠薬と媚薬がもたらす望まぬ眠りと発情に悶え苦しめられるしかないのだ。
「うぅぅぅんっ! んぐ、ふ、むぐぅぅぅっ!!」
布に仕込まれた薬品の効果がまだ発生していない裸体を諦め悪く動かし危機から逃れようと試行錯誤を繰り返す捜査員の唸りはじょじょにじょじょに訪れた眠気と淫らな疼きで弱まっていき。縄を軋ませながら足掻き続けていた捜査員の肉体は襲い来る淫らな欲望による火照りと眠気による思考の鈍化で力無くくねるだけとなり。はしたなく勃起させられた男根を小刻みに震わせながら淫猥な欲に狂わされつつの甘い苦しみに満ちた眠りへと、ゆっくりじっくり、時間を掛けて堕とされていくのだった。
捜査員を捕らえ衣服と自由を奪った男はそんな想像を巡らせながら表情を醜悪に歪めると、寝息に合わせてわずかに上下に動いている捜査員の頭部に向かって蓋を開けた状態で持ってきたペットボトルを傾けた。
当然、傾けられたボトルの中身は重力に従って捜査員へと落下していく。冷やされた水が捜査員の頭部を濡らし、その冷たさで眠りの継続を阻害された捜査員は閉ざされた口で驚きと困惑が入り混じった唸りを発しながら自分を拉致した男の前で意識を無理矢理に覚醒させられた。
「むぐぅぅっ!? う、ぶぅぅ!」
「おはよう、捜査員さん。良い夢は見られたかい?」
髪を濡らした冷水を周囲に飛ばしながら顔を振って呻く捜査員に、男が愉快色に染まった朝の挨拶を行う。
その声を聞き、覚醒したばかりの脳で自分が捕らわれた事実を瞬時に思い出した捜査員は、頭部を限界まで持ち上げ自分を見下ろす男の笑顔を鋭く睨み付けながら、怒りと反抗を込めた強い唸りを発した。
「んぐぅぅっ! ぶっ……うぶぅぅぅっ!!」
両手両足を縄で縛められ、這っての移動も出来ないよう裸体を吊るされ、意味のある言葉も放てない。あらゆる行動を制限された惨めな姿を晒しながらも、捜査員は誇りとプライドを胸に保ち憎むべき悪人である男に敵意を浴びせている。
その気丈さに、男が笑みを深める。いたぶり甲斐のある活きの良い反応に、男が興奮を募らせ全身をゾクゾクと震わせる。
自分にぶつけられ続けている捜査員の怒りの唸りを無視しながらその興奮を心地良さげに味わった男は、怒っていた捜査員が思わず唸りを途切れさせるほどに残忍な表情を浮かべるとまだ中身が多く残っているペットボトルを足元に置き、右のポケットに手を入れて一枚の白布を捜査員の眼前に取り出した。
それは直接触れずとも湿っていることが分かり、鼻から少し離れた位置からでも強く香る甘ったるい匂いを放つ白布。男の異常さと残酷な性質を認識して身を強ばらせていた捜査員は正体不明の液体に濡れた目の前の布に怯えを抱き、吊られた身を更に固くする。その分かりやすい恐怖の様子を堪能しながら男は布を揺らして捜査員の顔を緩く叩きつつ、恐怖する捜査員に笑って言った。
「よく眠れなかったみたいだから、今からこれで眠らせてあげるよ。ただ眠るだけじゃつまらないだろうから、じっくり苦しめながら眠らせてあげようね」
「んんっ!? ぐっ、うぐぅぅぅ!!」
男の手が素早く動き、顔の下半分を覆う形で塗れた白布をあてがう。すでに言葉を封じられている口を絞め付け、唯一の呼吸孔である鼻を塞いでいく布を嫌がって捜査員は身悶えるが、縄に縛られ情けなく吊るされた裸体で身悶えてもそれは到底満足な抵抗にはならない。
捜査員は必死の拒絶も虚しく顔の下半分を白布に覆われ、嫌でも布に染み込まされた謎の液体を呼吸の度に吸入させられる状況へと追いやられてしまった。
捜査員の後頭部できつく結び目を作り、顔をどんなに振っても布が外れないよう固定した男は髪を掴んで頭部を持ち上げさせ滑稽さが段違いに増した捜査員の顔を至近距離でしばし堪能すると、乱暴に手を離しながら捜査員に背を向け扉へと歩き出した。
「それじゃゆっくりお休み、捜査員さん。そこのペットボトルは好きに飲んで良いからね」
「んぅーっ! んぐ、む、ぐふぅぅぅっ!!」
捜査員としての誇りとプライドが綻んだ哀願に近い絶叫を耳にしても男は足をとめず、悪魔のような残酷な微笑みを捜査員に見せながら扉を閉じ、再び外側から鍵を掛けた。
再度一人きりとなった部屋の中で捜査員は縄からの脱出を求めて裸体をじたばたとよじらせ、呼吸を蝕んでいる甘い香りの発生源である布を振り払おうと顔をめちゃくちゃに動かす。
もちろん、そんなことをしてもやはり意味は無い。昨夜散々力を込めても緩みすらしなかった縄は解けず、しっかりと結び目を作られた白布も外れない。拘束から何一つとして抜け出せない捜査員は為す術無く布を湿らせている液体を鼻から体内に取り込み、遅効性の睡眠薬と媚薬がもたらす望まぬ眠りと発情に悶え苦しめられるしかないのだ。
「うぅぅぅんっ! んぐ、ふ、むぐぅぅぅっ!!」
布に仕込まれた薬品の効果がまだ発生していない裸体を諦め悪く動かし危機から逃れようと試行錯誤を繰り返す捜査員の唸りはじょじょにじょじょに訪れた眠気と淫らな疼きで弱まっていき。縄を軋ませながら足掻き続けていた捜査員の肉体は襲い来る淫らな欲望による火照りと眠気による思考の鈍化で力無くくねるだけとなり。はしたなく勃起させられた男根を小刻みに震わせながら淫猥な欲に狂わされつつの甘い苦しみに満ちた眠りへと、ゆっくりじっくり、時間を掛けて堕とされていくのだった。
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