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火照った男達はお互いを嬲り合う様で悪に愉悦を与える
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狭い空間に絶えず注入される媚薬混じりの空気に自由を奪われた裸体を甘く淫らに蝕まれた男達は、拘束からの脱出を試みることもままならない状態へと仲良く惨めに追いやられてしまった。
立ったままの姿から抜け出せない。仲間と隙間無く密着させられた向かい合わせの裸体を離すことも叶わない。下手に身をよじれば媚薬の効果に屈して勃起を強いられた男根同士を摩擦し合う結果となってしまう状況からも逃れられない。そんな屈辱と恥辱に満ちた縛めを加えられた男達は、反抗の意思を示すことはおろか自分達からあらゆる選択肢を没収している縄を解こうと試行錯誤する余裕すら失ったまま、涙に潤んだ瞳を頭上に向けての哀願をなりふり構わずに繰り返していた。
「んぉ、んまあぁ……あぉ、うぶあぁ」
「むぐうぅ……もごっ、あもおぉ……っ!」
休み無く加速する肉体の火照りに追い詰められている男達が、口を塞ぐ黒色をしたギャグボールに歯を立てながらひたすらに許しを請う。じょじょにじょじょに、高まった皮膚が触れ合うことで生まれる快楽が男根以外の部分にも広がっていく。それどころか、言葉を禁じているギャグボールに空けられた穴から溢れ出る唾液がお互いの胸元に垂れ落ちる衝撃すらも悦楽に紐付いた刺激へと変化していく。
このまま、仲間と密着したまま媚薬を吸入させられ続けたら。容易に想像が付く淫蕩な地獄に怯え、戦慄を募らせながら、男達はより切羽詰まった視線と唸りを頭上に寄せ憎いはずの男に慈悲をねだる。
だが、残忍な男は幾ら助けを望まれてもそれを与える素振りを見せない。床下に設けた縦穴の中に捕らえた男達を詰め、媚薬入りの空気を用いた呼吸を強要した上でその様子を強化ガラス製の蓋を通して堪能している非道な男は、ソファーに腰掛けた体勢を崩そうともしない。
この男達はもう、自分専用の鑑賞物だ。愚かにも自分を探って生け捕りとなり、床下の空間で愉快な痴態を晒している二人の捜査員はもはや、仲良く淫欲に狂わされる滑稽な過程で自分を愉しませる娯楽でしかないのだ。
無慈悲で残酷な感情を抱きながら悠然と観察を継続する男の支配下に置かれた捜査員達は、誇りを捨てた助けてくださいを表わす程に拒絶し恐れている末路を悪の計画に沿って迎えさせられるしか無い。悦びを欲しがる本能に逆らいきれずに腰を前後に揺らし縄塗れの裸体をくねらせてお互いの高まりきった身体を一生懸命に嬲り合い始めた哀れな捜査員達は、己を構成する情報を跡形も無くすり潰す淫猥な至福に溺れ絶頂を夢中になってもたらし合う様を悪に提供しつつ色狂いに堕ちるだけの存在でしか無いのだ。
「もごっ、ほごおぉ!? あおっ、もあぁぁ!!」
「うぶっ、むびゅぅぅっ!! おぶっ、はぶおぉぉーっ!!」
自分の裸体が勝手に動いている。その事実を理解する思考能力も消え失せた捜査員達が、困惑色の絶叫を発しながら射精へと上り詰める。
媚薬で感度を引き上げられた自らの肌をいたぶらないようにと行わずにいた縄との格闘を半狂乱になって試みながら、捜査員達は頭上に救いを望むことも忘れ断続的に射精へと至りつつ無駄な頑張りを悪の男の前で重ねている。
二の腕と胴体を結合され、胴体の真後ろで手首を交差させた形に維持させる上半身の縄は幾ら力を込めても解けない。左右の足首とすね、そして太もも同士をきつく括る下半身の縄は二人の必死さも虚しく緩みすらしない。正常な発言を封じられた口で淫らに歪んだ悲鳴を上げ自分と眼前の仲間を射精に導くだけの努力を無意味に続ける捜査員達の完成に目を細めながら、悪の男は正義に属する二人の男が理性を無くし、自我を溶かされ、捜査員として以前に人間としての自覚すらも忘却していく見世物を独占し味わっているという優越感に浸りつつ、上着のポケットに忍ばせておいたリモコンを嬉々として操作しあえて最小に設定していた媚薬混じりの空気の注入量を一気に最大へと変更し、二人の瓦解の時を躊躇い無く早めさせていくのだった。
立ったままの姿から抜け出せない。仲間と隙間無く密着させられた向かい合わせの裸体を離すことも叶わない。下手に身をよじれば媚薬の効果に屈して勃起を強いられた男根同士を摩擦し合う結果となってしまう状況からも逃れられない。そんな屈辱と恥辱に満ちた縛めを加えられた男達は、反抗の意思を示すことはおろか自分達からあらゆる選択肢を没収している縄を解こうと試行錯誤する余裕すら失ったまま、涙に潤んだ瞳を頭上に向けての哀願をなりふり構わずに繰り返していた。
「んぉ、んまあぁ……あぉ、うぶあぁ」
「むぐうぅ……もごっ、あもおぉ……っ!」
休み無く加速する肉体の火照りに追い詰められている男達が、口を塞ぐ黒色をしたギャグボールに歯を立てながらひたすらに許しを請う。じょじょにじょじょに、高まった皮膚が触れ合うことで生まれる快楽が男根以外の部分にも広がっていく。それどころか、言葉を禁じているギャグボールに空けられた穴から溢れ出る唾液がお互いの胸元に垂れ落ちる衝撃すらも悦楽に紐付いた刺激へと変化していく。
このまま、仲間と密着したまま媚薬を吸入させられ続けたら。容易に想像が付く淫蕩な地獄に怯え、戦慄を募らせながら、男達はより切羽詰まった視線と唸りを頭上に寄せ憎いはずの男に慈悲をねだる。
だが、残忍な男は幾ら助けを望まれてもそれを与える素振りを見せない。床下に設けた縦穴の中に捕らえた男達を詰め、媚薬入りの空気を用いた呼吸を強要した上でその様子を強化ガラス製の蓋を通して堪能している非道な男は、ソファーに腰掛けた体勢を崩そうともしない。
この男達はもう、自分専用の鑑賞物だ。愚かにも自分を探って生け捕りとなり、床下の空間で愉快な痴態を晒している二人の捜査員はもはや、仲良く淫欲に狂わされる滑稽な過程で自分を愉しませる娯楽でしかないのだ。
無慈悲で残酷な感情を抱きながら悠然と観察を継続する男の支配下に置かれた捜査員達は、誇りを捨てた助けてくださいを表わす程に拒絶し恐れている末路を悪の計画に沿って迎えさせられるしか無い。悦びを欲しがる本能に逆らいきれずに腰を前後に揺らし縄塗れの裸体をくねらせてお互いの高まりきった身体を一生懸命に嬲り合い始めた哀れな捜査員達は、己を構成する情報を跡形も無くすり潰す淫猥な至福に溺れ絶頂を夢中になってもたらし合う様を悪に提供しつつ色狂いに堕ちるだけの存在でしか無いのだ。
「もごっ、ほごおぉ!? あおっ、もあぁぁ!!」
「うぶっ、むびゅぅぅっ!! おぶっ、はぶおぉぉーっ!!」
自分の裸体が勝手に動いている。その事実を理解する思考能力も消え失せた捜査員達が、困惑色の絶叫を発しながら射精へと上り詰める。
媚薬で感度を引き上げられた自らの肌をいたぶらないようにと行わずにいた縄との格闘を半狂乱になって試みながら、捜査員達は頭上に救いを望むことも忘れ断続的に射精へと至りつつ無駄な頑張りを悪の男の前で重ねている。
二の腕と胴体を結合され、胴体の真後ろで手首を交差させた形に維持させる上半身の縄は幾ら力を込めても解けない。左右の足首とすね、そして太もも同士をきつく括る下半身の縄は二人の必死さも虚しく緩みすらしない。正常な発言を封じられた口で淫らに歪んだ悲鳴を上げ自分と眼前の仲間を射精に導くだけの努力を無意味に続ける捜査員達の完成に目を細めながら、悪の男は正義に属する二人の男が理性を無くし、自我を溶かされ、捜査員として以前に人間としての自覚すらも忘却していく見世物を独占し味わっているという優越感に浸りつつ、上着のポケットに忍ばせておいたリモコンを嬉々として操作しあえて最小に設定していた媚薬混じりの空気の注入量を一気に最大へと変更し、二人の瓦解の時を躊躇い無く早めさせていくのだった。
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