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男と青年は地下室で愛玩奴隷として飼い慣らされる
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「どうだい、○○? 縛り上げられた気分は」
「あっ……ん、あぁ。全然、動けない。でも急にどうしたの? 俺を縄で縛って、苛めてみたい……んっ、なんて」
家に帰ってきた恋人に突然、今までしたことの無かった状態での性行為を提案された男は、裸体に食い込む縄の絞め付けに声を漏らしながら尋ねた。
「何、たいしたことじゃないさ。そういう風にしてみたいって思っただけ。さて、それじゃ……地下室に行こうか」
「えっ? うぁっ!?」
背中で重ねた手首を縛られ、二の腕を胴体に括り付けられ、左右の足首と太ももを縄で結合された裸体をいきなり抱き上げられた男は驚きの声を上げながら身動きを封じられた裸体をお姫様抱っこの体勢にさせられた。
「な、何で地下室に? ここじゃ駄目なのか?」
寝室ではいけないのかと尋ねる男に、恋人は笑いながら答えた。
「あぁ、今日はたっぷりと○○を苛めてあげるつもりだから、可愛い鳴き声が近所迷惑にならないようにと思ってね。それと……実は、地下室にプレゼントを用意してあるんだよね」
「プレゼント? 何かの記念日だっ」
「さ、行くよ」
声音は優しい。表情もいつもの笑み。しかし何もかもがいつもと違う恋人の様子に気付いた男は、自分の言葉を遮って歩き出した恋人に為す術無く地下室へと運ばれていく。
寝室を出て、一階の廊下に存在するドアを開けた先の階段を下り地下室に向かう最中、男は恋人の様子がおかしい理由を考える。だが、考えても理由は見つからない。もしかしたら、自分の考えすぎなだけかも知れない。そう男が思った直後に、地下室に続くドアの向こうから声がした。
「んむぅぅぅっ! ふぐぅぅぅぅっ!!」
それは、くぐもった唸り声。近付いてくる足音を耳にした地下室内の存在が、救いを求めて発した悲痛な声。その声を聞いた男は、恋人の腕の上で戦慄し、顔を動かして恋人の表情を伺った。
「プレゼントが何か、地下室に入る前に分かっちゃったね。ま、仕方ないか」
自分を見た男の顔に冷えた笑みを返すと、恋人は男を抱いた腕で器用に地下室の鍵を外し、ドアを開いた。そうして開かれたドアの向こうに見えた光景は、男が想像していた物よりも絶望的な物だった。
「はい、これがさっき言ってたプレゼント。○○の浮気相手の××君だよ」
地下室に入り、縄で逃走を禁じた男を床に立たせた恋人は左手で背中の縄を握って男の裸体を引き上げながら、右手で捕らえた浮気相手を指差した。男と同じ縄拘束を与えられ、床に金具で固定された木製の椅子へと縛り付けられ、座ったままどこにも移動出来なくされた裸体を淫らな玩具で苛烈にいたぶられ黒色のガムテープを貼り付けられた口から甘く歪んだ絶叫を発している哀れな浮気相手の青年を、静かな怒りを胸に満たした恋人は狂気を孕んだ笑みを浮かべながら指差した。
「ほら、何目を逸らしてるんだい? 僕をないがしろにして身体を許すくらいに好きな相手なんだからしっかり見てあげなよ。乳首と性器をローターで嬲られて、お尻の穴を椅子に取り付けたバイブに何時間も掻き回されて情けなくイきまくらされちゃった浮気相手の××君の姿を○○が見てあげなかったら誰が見てあげるって言うんだい?」
思わず目を逸らし目の前の光景から逃れようとした男の裸体を強引に抱きすくめて椅子に繋がれた青年の前へと引き戻し、右手で顎を掴んで青年の方へと向けさせながら恋人が言い募る。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい、許して、ゆるし、て……!」
「あ、むふぅぅ……!? ん、んぐぅ……!!」
恋人の剣幕に恐怖した男は、唇を小刻みに震わせながら心の底から許しを請う。突然に拉致され地下室で淫具による快楽責めを叩き込まれた怒りに震えていた青年は笑みを絶やさずに追い詰める言葉を放つ男の恋人の様子に怯え切り、快楽に屈して何十度目かも分からない絶頂に至りながら塞がれた口で慈悲を望む。
だが、恋人は二人が欲する慈悲を与えない。二人が幾ら恐怖しようが怯えようが恋人は全く意に介さず、自分の心が求めるままに男と青年に制裁を加える。
「許すも許さないも、これは僕のプレゼントだから悦んで受け取れば良いよ。○○も、××君も、これからは隠れて会わなくても良いようにここで二人仲良く飼い慣らしてあげるからね。防音がしっかり効いたこの地下室で今日から毎日、嫌ってくらいに苛めて、可愛がって、浮気の選択肢すら存在しない従順なペット達にしてあげるからね」
「い、いや……助けて! ごめんなさいぃっ! ゆるしでぇぇぇぇっ!」
「んー! んむ、むぐぅぅぅっ!! ふぅ、ふぐ、うぎゅぅぅぅっ!!」
地下室に反響する二人の悲痛な叫びを無視しながら、恋人は男を縛る縄を引いて無理矢理に歩かせ、椅子の上でよがり狂わされている浮気相手の青年の前を通りすぎた先にある口枷や淫具が幾つも用意された壁の棚へと満面の笑みを浮かべながら男を連れて行く。
不貞を働いたが故に一人の男の狂気を膨れ上がらせてしまった男と青年は朝も昼も無く叩き込まれる人間としての理性と尊厳をすり潰す快楽調教で日を追うごとにそれまでの自分を作り変えられ、狭い地下室とその地下室に自分達を閉じ込めた男を世界の全てと考え、男から注がれる甘い悦びを至上の幸福だと認識する淫猥な愛玩奴隷へと堕とされるのだった。
「あっ……ん、あぁ。全然、動けない。でも急にどうしたの? 俺を縄で縛って、苛めてみたい……んっ、なんて」
家に帰ってきた恋人に突然、今までしたことの無かった状態での性行為を提案された男は、裸体に食い込む縄の絞め付けに声を漏らしながら尋ねた。
「何、たいしたことじゃないさ。そういう風にしてみたいって思っただけ。さて、それじゃ……地下室に行こうか」
「えっ? うぁっ!?」
背中で重ねた手首を縛られ、二の腕を胴体に括り付けられ、左右の足首と太ももを縄で結合された裸体をいきなり抱き上げられた男は驚きの声を上げながら身動きを封じられた裸体をお姫様抱っこの体勢にさせられた。
「な、何で地下室に? ここじゃ駄目なのか?」
寝室ではいけないのかと尋ねる男に、恋人は笑いながら答えた。
「あぁ、今日はたっぷりと○○を苛めてあげるつもりだから、可愛い鳴き声が近所迷惑にならないようにと思ってね。それと……実は、地下室にプレゼントを用意してあるんだよね」
「プレゼント? 何かの記念日だっ」
「さ、行くよ」
声音は優しい。表情もいつもの笑み。しかし何もかもがいつもと違う恋人の様子に気付いた男は、自分の言葉を遮って歩き出した恋人に為す術無く地下室へと運ばれていく。
寝室を出て、一階の廊下に存在するドアを開けた先の階段を下り地下室に向かう最中、男は恋人の様子がおかしい理由を考える。だが、考えても理由は見つからない。もしかしたら、自分の考えすぎなだけかも知れない。そう男が思った直後に、地下室に続くドアの向こうから声がした。
「んむぅぅぅっ! ふぐぅぅぅぅっ!!」
それは、くぐもった唸り声。近付いてくる足音を耳にした地下室内の存在が、救いを求めて発した悲痛な声。その声を聞いた男は、恋人の腕の上で戦慄し、顔を動かして恋人の表情を伺った。
「プレゼントが何か、地下室に入る前に分かっちゃったね。ま、仕方ないか」
自分を見た男の顔に冷えた笑みを返すと、恋人は男を抱いた腕で器用に地下室の鍵を外し、ドアを開いた。そうして開かれたドアの向こうに見えた光景は、男が想像していた物よりも絶望的な物だった。
「はい、これがさっき言ってたプレゼント。○○の浮気相手の××君だよ」
地下室に入り、縄で逃走を禁じた男を床に立たせた恋人は左手で背中の縄を握って男の裸体を引き上げながら、右手で捕らえた浮気相手を指差した。男と同じ縄拘束を与えられ、床に金具で固定された木製の椅子へと縛り付けられ、座ったままどこにも移動出来なくされた裸体を淫らな玩具で苛烈にいたぶられ黒色のガムテープを貼り付けられた口から甘く歪んだ絶叫を発している哀れな浮気相手の青年を、静かな怒りを胸に満たした恋人は狂気を孕んだ笑みを浮かべながら指差した。
「ほら、何目を逸らしてるんだい? 僕をないがしろにして身体を許すくらいに好きな相手なんだからしっかり見てあげなよ。乳首と性器をローターで嬲られて、お尻の穴を椅子に取り付けたバイブに何時間も掻き回されて情けなくイきまくらされちゃった浮気相手の××君の姿を○○が見てあげなかったら誰が見てあげるって言うんだい?」
思わず目を逸らし目の前の光景から逃れようとした男の裸体を強引に抱きすくめて椅子に繋がれた青年の前へと引き戻し、右手で顎を掴んで青年の方へと向けさせながら恋人が言い募る。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい、許して、ゆるし、て……!」
「あ、むふぅぅ……!? ん、んぐぅ……!!」
恋人の剣幕に恐怖した男は、唇を小刻みに震わせながら心の底から許しを請う。突然に拉致され地下室で淫具による快楽責めを叩き込まれた怒りに震えていた青年は笑みを絶やさずに追い詰める言葉を放つ男の恋人の様子に怯え切り、快楽に屈して何十度目かも分からない絶頂に至りながら塞がれた口で慈悲を望む。
だが、恋人は二人が欲する慈悲を与えない。二人が幾ら恐怖しようが怯えようが恋人は全く意に介さず、自分の心が求めるままに男と青年に制裁を加える。
「許すも許さないも、これは僕のプレゼントだから悦んで受け取れば良いよ。○○も、××君も、これからは隠れて会わなくても良いようにここで二人仲良く飼い慣らしてあげるからね。防音がしっかり効いたこの地下室で今日から毎日、嫌ってくらいに苛めて、可愛がって、浮気の選択肢すら存在しない従順なペット達にしてあげるからね」
「い、いや……助けて! ごめんなさいぃっ! ゆるしでぇぇぇぇっ!」
「んー! んむ、むぐぅぅぅっ!! ふぅ、ふぐ、うぎゅぅぅぅっ!!」
地下室に反響する二人の悲痛な叫びを無視しながら、恋人は男を縛る縄を引いて無理矢理に歩かせ、椅子の上でよがり狂わされている浮気相手の青年の前を通りすぎた先にある口枷や淫具が幾つも用意された壁の棚へと満面の笑みを浮かべながら男を連れて行く。
不貞を働いたが故に一人の男の狂気を膨れ上がらせてしまった男と青年は朝も昼も無く叩き込まれる人間としての理性と尊厳をすり潰す快楽調教で日を追うごとにそれまでの自分を作り変えられ、狭い地下室とその地下室に自分達を閉じ込めた男を世界の全てと考え、男から注がれる甘い悦びを至上の幸福だと認識する淫猥な愛玩奴隷へと堕とされるのだった。
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