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動かせぬ裸体は笑いと絶頂を残酷に強いられる
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「んっ、んぅぅっ! む、ぐふぅぅ……!!」
一瞬の油断を突かれ待ち伏せを行っていた男の行動を許してしまった男は、鼻と口を塞ぐ形で押し当てられている湿った白布からの脱出を求めて必死に抗っている。
だが、布を押し当ててくる手の力は強く、どうやっても引き剥がせない。布を振り払うことを諦め背後の男を怯ませようとしても、大柄な男は無我夢中で放たれるすねへの後ろ蹴りや腹部への肘打ちに全く動じない。
どうにかして逃れなければ、男は焦燥と共にその思いを膨らませるが状況は変えられず、男はとうとう布に染み込まされていた薬品の効果によって抵抗すらもままならない状態へと追いやられ、自力で立つことさえも不可能となってしまった。
「あ、うぅっ! は、あ……!」
顔の布が離れ、暴れる肉体を押さえ込んでいた手が外されると同時に男は床へと倒れ込んだ。首から下をぴっちりと覆う黒色のスーツごしに床と身体がぶつかる衝撃に呻きながら手足に力を入れ、男は諦め悪く逃走を試みる。もちろん、無理矢理吸入させられた薬品のせいで弛緩させられた男の身体は幾ら命令を送っても思い通りには動かせない。床に転がり、這っての移動も叶わない無様な男。そんな男を取り囲んだ男達はその情けない姿を見下ろして嘲笑を浮かべながら、男に向かって愉快色の言葉を浴びせた。
「捜査員さん、いらっしゃい。わざわざ捕まりに来てくれて嬉しいよ」
「それじゃ、早速お愉しみのお仕置きタイムだ。身の程知らずな捜査員さんに、俺達の組織への恐怖をたっぷり刻み込んであげようね……」
「あ、っう……く……っ!」
乱暴に身体を掴まれ仕事用のスーツを剥ぎ取られ始めても反抗の術を奪われた捜査員は痺れている口で悔しげに呻くことしか出来ず、その屈辱に歪んだ呻きは惨めな捜査員をいたぶる娯楽に期待を寄せている非道な犯罪組織の構成員である男達を余計に愉しませてしまっていた。
味方のいない敵の本拠地で残酷に嬲られ出してから、約一時間。捜査員は敵達の手に無防備な裸体を容赦無く責め立てられ、望まぬ快楽を与えられながら……狂ったように笑い声を上げさせられていた。
「ふひっ、ひひひっ! ひゃ、へひひぃっ! あひゃはぁぁぁぁっ!!」
足の裏や脇の下といった皮膚の薄い過敏な場所を中心に全身を絶え間無く指先でくすぐり回され、息苦しさとくすぐったさを拒む裸体が行う無意識の痙攣による疲弊に苛まれる地獄。その地獄と平行して、乳首や男根といった性の弱点を巧みに弄ばれている捜査員はもう、酸欠に陥りながら絶頂を繰り返すしかない。
笑わされながら射精を強制され、その絶頂の余韻が冷めやらぬ内にまたくすぐりと愛撫を加えられ笑わされながらの射精へと追い立てられる。拷問以外の何物でもない苦悶に翻弄されながら、捜査員は救いを求めて身体に力を込める。すると、不意に捜査員の右腕が鋭く動き、嬉々としてくすぐりの責めを注いでいた男の顔に手の甲が打ち込まれた。
「あぐぅっ!?」
突然の攻撃に驚き、手を顔に受けた男が後ろに倒れる。その様子に驚き、他の男の手がとまる。そうして苦悶が途切れた捜査員は乱れた呼吸を整えながら、嗅がされた薬品の影響が消え始めたことを理解した。
これなら、もしからたら逃げられるかも知れない。そう判断し、捜査員は憔悴させられた裸体に改めて命令を出す。だが、その命令に沿って身体が動き出すよりも先に呆けていた男達が我に返って薬品が染み込んだ布を再び取り出し、無慈悲にも捜査員の顔にそれをまた押し当ててしまった。
「んーっ!? むうぅーっ!!」
絶望に表情を痛々しく歪ませながら、打ちひしがれた捜査員が布越しに唸る。それを見ながら男達は醜悪に笑み、希望が潰えた事実に気落ちする捜査員に対して口々に言った。
「危ない危ない。苛めるのに夢中になってて、薬が抜け始める時間だってことを忘れてたよ」
「残念だったな、捜査員さん。俺の顔に一発入れたまでは良かったけど、逃げられはしなかったな」
「んぐ、む、うぅ……!」
戻り掛けていた身体の自由が遠ざかっていく感覚に、今からまたくすぐられながらイき狂わされることへの恐怖に、捜査員が怯え色の声を漏らす。けれど、冷酷な男達は意図しての物ではないとはいえ生意気な抗いを見せた捜査員を決して許さず、哀れなくらいに怯えている捜査員をより救いの無い絶望へと叩き堕とす宣言を口にした。
「今度は、ずっと顔に押し当てながら苛めてあげるよ。これなら、うっかり薬が抜けちゃうってことも無いからね」
「ついでにさっきまでよりもっと息苦しくなるから、おいたをした捜査員さんへの罰にもなるって訳だ。一石二鳥だろ?」
「っ、む……!?」
考えていた苦悶を上回る苦悶を当然のように提示された捜査員は目を見開きながら驚愕の呻きを漏らして手足を動かそうとするが、薬品を再度吸わされた裸体はピクリとも動かせず、男達は無意味にビクビクと跳ねる捜査員と懇願の感情が込められた視線を堪能しながら無防備な裸体に手をゆっくりと伸ばし、ただただ手を目で追うことしか出来ない捜査員の心に恐怖を味わわせ、心の底から加虐を愉しんでいた。
一瞬の油断を突かれ待ち伏せを行っていた男の行動を許してしまった男は、鼻と口を塞ぐ形で押し当てられている湿った白布からの脱出を求めて必死に抗っている。
だが、布を押し当ててくる手の力は強く、どうやっても引き剥がせない。布を振り払うことを諦め背後の男を怯ませようとしても、大柄な男は無我夢中で放たれるすねへの後ろ蹴りや腹部への肘打ちに全く動じない。
どうにかして逃れなければ、男は焦燥と共にその思いを膨らませるが状況は変えられず、男はとうとう布に染み込まされていた薬品の効果によって抵抗すらもままならない状態へと追いやられ、自力で立つことさえも不可能となってしまった。
「あ、うぅっ! は、あ……!」
顔の布が離れ、暴れる肉体を押さえ込んでいた手が外されると同時に男は床へと倒れ込んだ。首から下をぴっちりと覆う黒色のスーツごしに床と身体がぶつかる衝撃に呻きながら手足に力を入れ、男は諦め悪く逃走を試みる。もちろん、無理矢理吸入させられた薬品のせいで弛緩させられた男の身体は幾ら命令を送っても思い通りには動かせない。床に転がり、這っての移動も叶わない無様な男。そんな男を取り囲んだ男達はその情けない姿を見下ろして嘲笑を浮かべながら、男に向かって愉快色の言葉を浴びせた。
「捜査員さん、いらっしゃい。わざわざ捕まりに来てくれて嬉しいよ」
「それじゃ、早速お愉しみのお仕置きタイムだ。身の程知らずな捜査員さんに、俺達の組織への恐怖をたっぷり刻み込んであげようね……」
「あ、っう……く……っ!」
乱暴に身体を掴まれ仕事用のスーツを剥ぎ取られ始めても反抗の術を奪われた捜査員は痺れている口で悔しげに呻くことしか出来ず、その屈辱に歪んだ呻きは惨めな捜査員をいたぶる娯楽に期待を寄せている非道な犯罪組織の構成員である男達を余計に愉しませてしまっていた。
味方のいない敵の本拠地で残酷に嬲られ出してから、約一時間。捜査員は敵達の手に無防備な裸体を容赦無く責め立てられ、望まぬ快楽を与えられながら……狂ったように笑い声を上げさせられていた。
「ふひっ、ひひひっ! ひゃ、へひひぃっ! あひゃはぁぁぁぁっ!!」
足の裏や脇の下といった皮膚の薄い過敏な場所を中心に全身を絶え間無く指先でくすぐり回され、息苦しさとくすぐったさを拒む裸体が行う無意識の痙攣による疲弊に苛まれる地獄。その地獄と平行して、乳首や男根といった性の弱点を巧みに弄ばれている捜査員はもう、酸欠に陥りながら絶頂を繰り返すしかない。
笑わされながら射精を強制され、その絶頂の余韻が冷めやらぬ内にまたくすぐりと愛撫を加えられ笑わされながらの射精へと追い立てられる。拷問以外の何物でもない苦悶に翻弄されながら、捜査員は救いを求めて身体に力を込める。すると、不意に捜査員の右腕が鋭く動き、嬉々としてくすぐりの責めを注いでいた男の顔に手の甲が打ち込まれた。
「あぐぅっ!?」
突然の攻撃に驚き、手を顔に受けた男が後ろに倒れる。その様子に驚き、他の男の手がとまる。そうして苦悶が途切れた捜査員は乱れた呼吸を整えながら、嗅がされた薬品の影響が消え始めたことを理解した。
これなら、もしからたら逃げられるかも知れない。そう判断し、捜査員は憔悴させられた裸体に改めて命令を出す。だが、その命令に沿って身体が動き出すよりも先に呆けていた男達が我に返って薬品が染み込んだ布を再び取り出し、無慈悲にも捜査員の顔にそれをまた押し当ててしまった。
「んーっ!? むうぅーっ!!」
絶望に表情を痛々しく歪ませながら、打ちひしがれた捜査員が布越しに唸る。それを見ながら男達は醜悪に笑み、希望が潰えた事実に気落ちする捜査員に対して口々に言った。
「危ない危ない。苛めるのに夢中になってて、薬が抜け始める時間だってことを忘れてたよ」
「残念だったな、捜査員さん。俺の顔に一発入れたまでは良かったけど、逃げられはしなかったな」
「んぐ、む、うぅ……!」
戻り掛けていた身体の自由が遠ざかっていく感覚に、今からまたくすぐられながらイき狂わされることへの恐怖に、捜査員が怯え色の声を漏らす。けれど、冷酷な男達は意図しての物ではないとはいえ生意気な抗いを見せた捜査員を決して許さず、哀れなくらいに怯えている捜査員をより救いの無い絶望へと叩き堕とす宣言を口にした。
「今度は、ずっと顔に押し当てながら苛めてあげるよ。これなら、うっかり薬が抜けちゃうってことも無いからね」
「ついでにさっきまでよりもっと息苦しくなるから、おいたをした捜査員さんへの罰にもなるって訳だ。一石二鳥だろ?」
「っ、む……!?」
考えていた苦悶を上回る苦悶を当然のように提示された捜査員は目を見開きながら驚愕の呻きを漏らして手足を動かそうとするが、薬品を再度吸わされた裸体はピクリとも動かせず、男達は無意味にビクビクと跳ねる捜査員と懇願の感情が込められた視線を堪能しながら無防備な裸体に手をゆっくりと伸ばし、ただただ手を目で追うことしか出来ない捜査員の心に恐怖を味わわせ、心の底から加虐を愉しんでいた。
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