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壊れられぬ犬は仲間達に為す術無く追い詰められる
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「あぅっ! わぅぅぅんっ!! 気持ち良ぃ、気持ち良ぃぃぃっ!」
「もっろ、くらひゃいぃ……おひりじゅぼじゅぼ、ほじって欲しいわんっ!」
柔らかな体毛に覆われている見た目に寄せた淫らに媚びる鳴き声を発しながら、犬獣人の男達が人間族の男達に甘い快楽を夢中でねだっている。
程良い筋肉に覆われた逞しい肉体とは裏腹な隷属の態度を示し、数日前に見せていた反抗の意思を欠片も伺わせぬ屈服の感情を剥き出しにしながら、悦楽に溺れた犬達はだらしなく開いた口から舌と唾液と至福の喘ぎを零しつつ肛虐を貪り、触られてもいない男根から精液を何度も何度も噴き出させている。
「ふむっ、んむっ、んちゅぅぅっ!」
「はぷ、むあぁ! もっひょいっぱい、いっぱいつかっへぇ!」
眼前に突き出された男根へと一生懸命にむしゃぶりつきながら、犬達は次の快感を荒く乱れた呼吸混じりに懇願する。獣人達に備わった本能を肥大化させ理性と共に思考能力を削ぎ落とす非道な魔術を編み出した人間族の男達に捕獲された犬達は、力を用いれば簡単に逆転を狙えるという情報も思い出せぬまま、ただひたすらに肉欲を追い求め続けている。
地下室に充満する淫蕩な香りを、犬獣人特有の鋭敏な嗅覚で堪能しながら犯されるのが堪らない。上下の穴を好き勝手に蹂躙され、精液を排泄する為の穴として扱われる惨めさが心地良い。そんな狂った悦びに浸る堕ちた犬達の時間は、性に関する物を始めとしたあらゆる身体機能を強化する魔術を自分達に施していた人間達を残して一匹残らず意識を手放す形で終了した。
「お、ひんぽぉ……もっろ、もっりょぉ」
「はひっ、ひぐうぅ……んおぉぉ……っ」
薄茶色をした体毛を白に染め上げた裸体を床に横たわらせ、眠りの世界の中でも男根による責めを欲している犬。元から白かった体毛をもはや誰の物かも分からない淫蕩な白に上書きした身体を床の上で小刻みに跳ねさせながら、度重なる絶頂の余韻だけで意識を失ったまま新たな絶頂へと至る犬。
そのあまりにも惨めで愉快な犬達の様子を眺め充足の笑みを浮かべた人間の男達は、笑みの黒さを引き上げながら全員で地下室の壁の方に目を向ける。そして、その位置で絶望と屈辱に表情を歪めながら自身の男根を膨らませていた黒い体毛の犬獣人を嘲笑うと、別れを告げつつ淫臭が充満した地下室に陥落した犬達と陥落に至れなかった黒犬を残し、その場を立ち去ってしまった。
「それじゃあリーダー君。お休み」
「今日も無様なお友達の姿を見ながら、俺達とお友達が撒き散らした匂いを嗅ぎながら、早く魔術に負けられるよう自分を追い詰めておくんだよ?」
「ふうぅ! んぐぅぅっ!!」
地下室の壁から伸びた短い鎖の先にある金属製の枷を両手首と足首に嵌められX字に引き延ばした状態を維持させられた裸体をもがかせながら、黒犬が尖った口を上下から締め付ける方式で取り囲み発言と共に口呼吸を禁じる機構を有した枷越しにくぐもった唸りを発しつつ誇りを捨てた哀願を叫ぶ。
仲間の犬達とは違い産まれ落ちた日に悪意を込めた魔術に対して抵抗を行う魔術を施されてしまっていたが故にただ一人だけ壊れられなかった黒犬が、自分を助けることよりも快楽由来の幸福に浸りながらの惰眠を優先している仲間達の姿に絶望を加速させつつ憎んでいた人間達に助けを請う。
もちろん、残酷な男達はその思いを受け入れない。魔術が通じないならばと魔術を用いない手段で淫欲を増幅させ理性の消滅を狙う男達は、救いを願う黒犬を目と耳で愉しみながら我慢しきれぬ呼吸に合わせて鼻腔を嬲られる地獄へと、自分の拘束を解いてくれないどころか意識を取り戻すと同時に人間達の命令に従って抗えぬ自分の裸体を撫で回し快感を注いでくる仲間達に為す術無く追い詰められる拷問へと、今日も黒犬を閉じ込めていく。
「んもぉぉぉーっ!! ふぐ、むぎゅぅぅぅぅーっ!!」
何もかもをかなぐり捨てた慈悲をねだる絶叫を放つ黒犬を細めた目で味わい、その絶叫を自分達以上の聴力で聞いていながらも起きようとはしない他の犬達に口角を一層吊り上げながら、男達はじょじょに激しくなる叫びを分厚い金属製の扉で遮断し、万が一にも犬達が脱出出来ないよう、間違っても淫臭が地下室の外に溢れ出ないよう、閉じた扉に魔術仕掛けの鍵をもたらしていくのだった。
「もっろ、くらひゃいぃ……おひりじゅぼじゅぼ、ほじって欲しいわんっ!」
柔らかな体毛に覆われている見た目に寄せた淫らに媚びる鳴き声を発しながら、犬獣人の男達が人間族の男達に甘い快楽を夢中でねだっている。
程良い筋肉に覆われた逞しい肉体とは裏腹な隷属の態度を示し、数日前に見せていた反抗の意思を欠片も伺わせぬ屈服の感情を剥き出しにしながら、悦楽に溺れた犬達はだらしなく開いた口から舌と唾液と至福の喘ぎを零しつつ肛虐を貪り、触られてもいない男根から精液を何度も何度も噴き出させている。
「ふむっ、んむっ、んちゅぅぅっ!」
「はぷ、むあぁ! もっひょいっぱい、いっぱいつかっへぇ!」
眼前に突き出された男根へと一生懸命にむしゃぶりつきながら、犬達は次の快感を荒く乱れた呼吸混じりに懇願する。獣人達に備わった本能を肥大化させ理性と共に思考能力を削ぎ落とす非道な魔術を編み出した人間族の男達に捕獲された犬達は、力を用いれば簡単に逆転を狙えるという情報も思い出せぬまま、ただひたすらに肉欲を追い求め続けている。
地下室に充満する淫蕩な香りを、犬獣人特有の鋭敏な嗅覚で堪能しながら犯されるのが堪らない。上下の穴を好き勝手に蹂躙され、精液を排泄する為の穴として扱われる惨めさが心地良い。そんな狂った悦びに浸る堕ちた犬達の時間は、性に関する物を始めとしたあらゆる身体機能を強化する魔術を自分達に施していた人間達を残して一匹残らず意識を手放す形で終了した。
「お、ひんぽぉ……もっろ、もっりょぉ」
「はひっ、ひぐうぅ……んおぉぉ……っ」
薄茶色をした体毛を白に染め上げた裸体を床に横たわらせ、眠りの世界の中でも男根による責めを欲している犬。元から白かった体毛をもはや誰の物かも分からない淫蕩な白に上書きした身体を床の上で小刻みに跳ねさせながら、度重なる絶頂の余韻だけで意識を失ったまま新たな絶頂へと至る犬。
そのあまりにも惨めで愉快な犬達の様子を眺め充足の笑みを浮かべた人間の男達は、笑みの黒さを引き上げながら全員で地下室の壁の方に目を向ける。そして、その位置で絶望と屈辱に表情を歪めながら自身の男根を膨らませていた黒い体毛の犬獣人を嘲笑うと、別れを告げつつ淫臭が充満した地下室に陥落した犬達と陥落に至れなかった黒犬を残し、その場を立ち去ってしまった。
「それじゃあリーダー君。お休み」
「今日も無様なお友達の姿を見ながら、俺達とお友達が撒き散らした匂いを嗅ぎながら、早く魔術に負けられるよう自分を追い詰めておくんだよ?」
「ふうぅ! んぐぅぅっ!!」
地下室の壁から伸びた短い鎖の先にある金属製の枷を両手首と足首に嵌められX字に引き延ばした状態を維持させられた裸体をもがかせながら、黒犬が尖った口を上下から締め付ける方式で取り囲み発言と共に口呼吸を禁じる機構を有した枷越しにくぐもった唸りを発しつつ誇りを捨てた哀願を叫ぶ。
仲間の犬達とは違い産まれ落ちた日に悪意を込めた魔術に対して抵抗を行う魔術を施されてしまっていたが故にただ一人だけ壊れられなかった黒犬が、自分を助けることよりも快楽由来の幸福に浸りながらの惰眠を優先している仲間達の姿に絶望を加速させつつ憎んでいた人間達に助けを請う。
もちろん、残酷な男達はその思いを受け入れない。魔術が通じないならばと魔術を用いない手段で淫欲を増幅させ理性の消滅を狙う男達は、救いを願う黒犬を目と耳で愉しみながら我慢しきれぬ呼吸に合わせて鼻腔を嬲られる地獄へと、自分の拘束を解いてくれないどころか意識を取り戻すと同時に人間達の命令に従って抗えぬ自分の裸体を撫で回し快感を注いでくる仲間達に為す術無く追い詰められる拷問へと、今日も黒犬を閉じ込めていく。
「んもぉぉぉーっ!! ふぐ、むぎゅぅぅぅぅーっ!!」
何もかもをかなぐり捨てた慈悲をねだる絶叫を放つ黒犬を細めた目で味わい、その絶叫を自分達以上の聴力で聞いていながらも起きようとはしない他の犬達に口角を一層吊り上げながら、男達はじょじょに激しくなる叫びを分厚い金属製の扉で遮断し、万が一にも犬達が脱出出来ないよう、間違っても淫臭が地下室の外に溢れ出ないよう、閉じた扉に魔術仕掛けの鍵をもたらしていくのだった。
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