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欲に堕ちる様は醜悪な見世物にされる
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好奇と愉悦と、侮蔑を露わにした醜悪な視線が、男達の裸体を容赦無く貫いていく。
この裸体達が今から、惨めによがり狂い痴態を晒す。その事実への期待を携えた黒い笑みを浮かべながら、客席を満たす男達は欲情を込めた眼差しで滑稽な男達をそれぞれにあてがわれた場所から眺め歪んだ興奮を膨らませていく。
そんな異常な空間から逃げ出したくても、舞台に上げられた男達は何処にも逃れられない。衆人環視の状況であるからではなく、裸体にあてがわれた拘束のせいで身動きを封じられ自由を奪われたその身を嬲る甘い責め苦によって大きな行動を起こす為の体力を削ぎ落とされてしまった男達は、無駄な抵抗さえ行えぬまま舞台の中心に設置された太く丸い柱へと自らの足で為す術無く移動させられていく。
「んぅ……むぐっ、うぅぅ」
「ふぶっ、あうぅ…んむうぅ」
自らの肘を反対の手の平で包んでいるかのような形を背中側で強いる黒革製の拘束具に包まれた腕を暴れさせる気力さえ紡げぬまま、黒革の首輪の前部に繋がれた鎖を黒のスーツを纏った仮面の男に引かれながら一歩また一歩と歩かされていく男達。腕を縛める拘束の表面に取り付けられている金具と自身を結合された釣り針状の器具が奥深くまで貫いた尻穴を小刻みに振動させつつ歩行に合わせてぐりぐりと腸壁全体を抉る刺激に屈して黒色をした棒状の枷を噛まされた口で呻き、左右の足首に巻き付けられた黒革の枷を繋ぐ短い鎖を鳴らし、尻穴への弱い刺激で萎えることはおろか達することさえもさせて貰えぬまま勃起のみを強いられ続けた男根を間抜けに揺らめかせながら観客達の前で一本の柱の元へと辿り着かされた男達。
そうして二人仲良く残忍な恥辱ショーの現場へと連行された惨めな男達は、誇りを捨てたか細い哀願の唸りを聞き流されながらさっきまで意に染まぬ歩行に用いられていた首輪の鎖を柱の高い位置に存在する金具に引っ掛けられ逃走の道を完全に断たれると、絶望の事実に打ちひしがれる暇さえ認められぬまま疲弊を抱かせる程に無慈悲な淫獄をより非道な物へと引き上げられてしまった。
「むぎゅっ!? ふっ、あむぅぅぅっ!」
「うぁっ、んー! むぅぅぅんっ!!」
それまで微弱な悦楽しか生み出していなかった尻穴の責め具が、激しい振動を開始して男達の体内を淫らに蹂躙し始める。
捕らわれた日から毎日たっぷりと開発され、異物をあっさりと受け入れられるよう拒絶の術を忘れさせられた上に快感を覚えられる器官に作り変えられた男達の尻穴が責め具をねじ込んだ残忍な者達の思惑通りに望まぬ悦びにいたぶられ、ショーを愉しみに訪れた客達の前で雌の至福へと、まだ躾を最後まで遂行されていないが故に射精にはやはりどう頑張っても辿り着けない生殺しの拷問へと、無様に追い立てられていく。
「むぐっ、んみゅぅぅ! ふっ、ふぶっ……あおぉ!」
「うぁっ、むぁぁんっ! うー! ふぶぅぅぅぅーっ!!」
気持ち良いのに、イけない。間違い無く快楽に翻弄させられているのに、尻穴をただ震わされるだけでは精液の放出に至れない。
見世物にされることを嫌がっていたはずの男達が見られていることも忘れて絶頂に到達出来ない事実に悶絶する様を見つめていた仮面の男達は、ショーの準備が整ったという認識を共有すると客席に小さな会釈を行って舞台袖へと立ち去り、いずれ柱を挟んで反対側にいるもう一人と共に射精欲をはち切れんばかりに溜め込まされた男根を柱に擦り付けながら嬉しそうにイきまくるであろう男達を舞台上に置き去りにし、一生懸命に腰を振りながら柱を利用した自慰に耽る滑稽な男達を客達が存分に堪能出来る状況を完成させるのだった。
この裸体達が今から、惨めによがり狂い痴態を晒す。その事実への期待を携えた黒い笑みを浮かべながら、客席を満たす男達は欲情を込めた眼差しで滑稽な男達をそれぞれにあてがわれた場所から眺め歪んだ興奮を膨らませていく。
そんな異常な空間から逃げ出したくても、舞台に上げられた男達は何処にも逃れられない。衆人環視の状況であるからではなく、裸体にあてがわれた拘束のせいで身動きを封じられ自由を奪われたその身を嬲る甘い責め苦によって大きな行動を起こす為の体力を削ぎ落とされてしまった男達は、無駄な抵抗さえ行えぬまま舞台の中心に設置された太く丸い柱へと自らの足で為す術無く移動させられていく。
「んぅ……むぐっ、うぅぅ」
「ふぶっ、あうぅ…んむうぅ」
自らの肘を反対の手の平で包んでいるかのような形を背中側で強いる黒革製の拘束具に包まれた腕を暴れさせる気力さえ紡げぬまま、黒革の首輪の前部に繋がれた鎖を黒のスーツを纏った仮面の男に引かれながら一歩また一歩と歩かされていく男達。腕を縛める拘束の表面に取り付けられている金具と自身を結合された釣り針状の器具が奥深くまで貫いた尻穴を小刻みに振動させつつ歩行に合わせてぐりぐりと腸壁全体を抉る刺激に屈して黒色をした棒状の枷を噛まされた口で呻き、左右の足首に巻き付けられた黒革の枷を繋ぐ短い鎖を鳴らし、尻穴への弱い刺激で萎えることはおろか達することさえもさせて貰えぬまま勃起のみを強いられ続けた男根を間抜けに揺らめかせながら観客達の前で一本の柱の元へと辿り着かされた男達。
そうして二人仲良く残忍な恥辱ショーの現場へと連行された惨めな男達は、誇りを捨てたか細い哀願の唸りを聞き流されながらさっきまで意に染まぬ歩行に用いられていた首輪の鎖を柱の高い位置に存在する金具に引っ掛けられ逃走の道を完全に断たれると、絶望の事実に打ちひしがれる暇さえ認められぬまま疲弊を抱かせる程に無慈悲な淫獄をより非道な物へと引き上げられてしまった。
「むぎゅっ!? ふっ、あむぅぅぅっ!」
「うぁっ、んー! むぅぅぅんっ!!」
それまで微弱な悦楽しか生み出していなかった尻穴の責め具が、激しい振動を開始して男達の体内を淫らに蹂躙し始める。
捕らわれた日から毎日たっぷりと開発され、異物をあっさりと受け入れられるよう拒絶の術を忘れさせられた上に快感を覚えられる器官に作り変えられた男達の尻穴が責め具をねじ込んだ残忍な者達の思惑通りに望まぬ悦びにいたぶられ、ショーを愉しみに訪れた客達の前で雌の至福へと、まだ躾を最後まで遂行されていないが故に射精にはやはりどう頑張っても辿り着けない生殺しの拷問へと、無様に追い立てられていく。
「むぐっ、んみゅぅぅ! ふっ、ふぶっ……あおぉ!」
「うぁっ、むぁぁんっ! うー! ふぶぅぅぅぅーっ!!」
気持ち良いのに、イけない。間違い無く快楽に翻弄させられているのに、尻穴をただ震わされるだけでは精液の放出に至れない。
見世物にされることを嫌がっていたはずの男達が見られていることも忘れて絶頂に到達出来ない事実に悶絶する様を見つめていた仮面の男達は、ショーの準備が整ったという認識を共有すると客席に小さな会釈を行って舞台袖へと立ち去り、いずれ柱を挟んで反対側にいるもう一人と共に射精欲をはち切れんばかりに溜め込まされた男根を柱に擦り付けながら嬉しそうにイきまくるであろう男達を舞台上に置き去りにし、一生懸命に腰を振りながら柱を利用した自慰に耽る滑稽な男達を客達が存分に堪能出来る状況を完成させるのだった。
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