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哀れな実験体は覚悟を超える淫獄に悶え苦しむ
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「っ! ぐぁぁぁっ!? やめろっ! やめ……ぎぅぅぅっ!!」
自身が所持していたレーダーを上回る性能を有した装置によって人間にも機械にも感知出来ぬ形で姿を隠していた敵達の待ち伏せを受け、満足な抵抗さえ叶わずに床へと組み伏せられた男は、装置を切って姿を現した男達が操る縄によって加えられる拘束からどうにかして逃れようと焦りに満ちた叫びを発しながらなりふり構わずに暴れている。
だが、不意打ちを食らい床に倒れ込んだ男が幾ら必死になって身をもがかせても、不利な立場は覆せない。反撃を叩き込みにくい体勢を強いられ、数でも大きく差を付けられている男が闇に紛れ狭い場所を円滑に移動する為に纏っていた首から下を隙間無く包み込む黒色のスーツに包まれた手足に力を込めても、圧倒的優位を取った男達は組み敷いた男の手足に振り回すことさえ認めぬまま慣れた手付きで縄の戒めを次々と巻き付けていく。
二の腕と胸部を結合する縄を施され、背中で捻り上げる形で交差させられた手首を縛る縄を二の腕の縄へと緩み無く縫い付けられた男の腕は、もうその位置から離れられない。足首と太ももを短く繋ぐ縄をもたらされた男の足は、窮屈に折り畳まされたまま伸ばしたくても伸ばせない。厳重な縄拘束からの脱出を手繰り寄せる為の道具達を一つ残らず没収され代わりと言わんばかりに手足の指の使用を禁じる黒革で作られた鍵付きの袋を被せられた男は、危機から自力で抜け出す可能性をほぼゼロに近付けられてしまった。
手も足も使えない。立ち上がることさえ出来ない。何をされてももはや拒めない。それは絶望と恐怖に満ちた状況だ。
しかし、自由を取り上げられた男は床に転がされた肉体を悔しげに悶えさせながら、自分を見下ろす男達に反抗の視線をぶつけている。決してお前らの思い通りになどならない。そんな覚悟を乗せた言葉を、男は無言で黒い微笑みを浴びせてくる男達に対して鋭い睨み付けと共に浴びせ返していた。
「くくっ……俺を捕らえても無駄だ。雇い主の情報を吐く程俺は間抜けじゃない。完全に姿を消す技術に破れはしたが……これ以上、俺は貴様らに屈しはしない。尋問でも拷問でも、気が済むまで無意味に加えてみるんだな」
捕獲されたスパイの男と、スパイを捕獲した男達。とてもその関係性を感じさせぬ強気な態度と余裕を露わにした言葉と表情を示すスパイに、男達が笑みの醜悪さを引き上げる。
気丈で、精神と肉体が頑強な実験体が手に入った。わざと重要に見せかけた情報を外部に流し、手練れのスパイを幾つもの罠を張って待ち構えていた男達は、壊れにくくいたぶり甲斐のあるスパイの反応を愉しみ興奮を加速させながら、抵抗と逃走を不可能にさせたスパイを用いた実験の準備へと取り掛かり始めた。
「へぇ、それが俺を嬲る機械かい? 何をしても口を割らないってのに、ご苦労なこった」
男達が部屋の壁に存在する扉を開けて取り出した白いヘルメット状の機械を目にしたスパイが、抑えきれぬ焦りを滲ませた軽口を叩く。眼前の男達の真の残忍さにまだ気付けていない男は、いつか来る脱出の機会を見越し体力の温存を優先して縄を軋ませての足掻きすら行わずに大人しくヘルメットの装着を、ヘルメット内部にあてがわれた太い棒を利用しての猿轡を受け入れていく。
「んぐっ……むっ、ふうぅ」
周囲の様子は何も見えない。言葉を発することも認められない。無様極まりない格好に変えられながらも、スパイは焦燥や恐れに飲み込まれず平静さを保っている。
だが、スパイのそんな振る舞いは男の一人がヘルメットの機構を作動させた瞬間に跡形も無く砕け散ってしまった。特殊な電磁波を内部に流して脳に直接影響をもたらす機構に苛まれ始めた思考は一瞬にして望まぬ快楽に支配され、スパイは塞がれた口で抗いの意思を込めた唸りを放つこともままならない絶頂地獄へと、為す術無く追い詰められてしまったのだ。
「っぎゅ!? もごっ、ぼ、あぉぉぉっ!? んっんっ、んむぅ! ぶふぅぅぅっ!!」
触られてもいない乳首が、男根が、気持ち良い。何も挿入されていないはずなのに、尻穴の奥深くまでが堪らなく心地良い。
スパイとして情報を引き出す為にと過去に得た雌の快楽を遙かに大きく上回る暴力的な淫獄に翻弄されるスパイは、硬く膨らんだ乳首と男根が身に纏ったスーツをみっともなく押し上げていることも分からぬまま、体力の温存を考えていた数分前の自分を完全に忘却した淫猥な絶叫と縄を鳴らしながらの身悶えを男達に晒している。
「んぐっ、むぶぁぁぁっ!? ぶふっ、ふびゅぅぅ! んっみゅぅぅぅぅーっ!!」
こんな責めを続けられたら、狂ってしまう。甘く苦しいイき地獄で、全てを破壊されてしまう。
覚悟していた責め苦の全てを大きく凌駕する拷問と称するのさえ生温い苦悶にいたぶられ、自覚も無いまま精液を何度も何度もスーツの内部に噴き出させつつスパイの誇りを捨てた助けての悲鳴を残酷なヘルメットごしに上げる男を作り出した男達は、予定通り淫蕩に悶え苦しむ男の痴態を満足げに眺めながら、せっかく手に入れたどんな責めを注いでも許される実験体を破壊しないよう快楽を生み出す電磁波の出力を嬉々として調節し、どうすることも出来ずにイきまくるスパイの様子を貴重なデータとして記録していくのだった。
自身が所持していたレーダーを上回る性能を有した装置によって人間にも機械にも感知出来ぬ形で姿を隠していた敵達の待ち伏せを受け、満足な抵抗さえ叶わずに床へと組み伏せられた男は、装置を切って姿を現した男達が操る縄によって加えられる拘束からどうにかして逃れようと焦りに満ちた叫びを発しながらなりふり構わずに暴れている。
だが、不意打ちを食らい床に倒れ込んだ男が幾ら必死になって身をもがかせても、不利な立場は覆せない。反撃を叩き込みにくい体勢を強いられ、数でも大きく差を付けられている男が闇に紛れ狭い場所を円滑に移動する為に纏っていた首から下を隙間無く包み込む黒色のスーツに包まれた手足に力を込めても、圧倒的優位を取った男達は組み敷いた男の手足に振り回すことさえ認めぬまま慣れた手付きで縄の戒めを次々と巻き付けていく。
二の腕と胸部を結合する縄を施され、背中で捻り上げる形で交差させられた手首を縛る縄を二の腕の縄へと緩み無く縫い付けられた男の腕は、もうその位置から離れられない。足首と太ももを短く繋ぐ縄をもたらされた男の足は、窮屈に折り畳まされたまま伸ばしたくても伸ばせない。厳重な縄拘束からの脱出を手繰り寄せる為の道具達を一つ残らず没収され代わりと言わんばかりに手足の指の使用を禁じる黒革で作られた鍵付きの袋を被せられた男は、危機から自力で抜け出す可能性をほぼゼロに近付けられてしまった。
手も足も使えない。立ち上がることさえ出来ない。何をされてももはや拒めない。それは絶望と恐怖に満ちた状況だ。
しかし、自由を取り上げられた男は床に転がされた肉体を悔しげに悶えさせながら、自分を見下ろす男達に反抗の視線をぶつけている。決してお前らの思い通りになどならない。そんな覚悟を乗せた言葉を、男は無言で黒い微笑みを浴びせてくる男達に対して鋭い睨み付けと共に浴びせ返していた。
「くくっ……俺を捕らえても無駄だ。雇い主の情報を吐く程俺は間抜けじゃない。完全に姿を消す技術に破れはしたが……これ以上、俺は貴様らに屈しはしない。尋問でも拷問でも、気が済むまで無意味に加えてみるんだな」
捕獲されたスパイの男と、スパイを捕獲した男達。とてもその関係性を感じさせぬ強気な態度と余裕を露わにした言葉と表情を示すスパイに、男達が笑みの醜悪さを引き上げる。
気丈で、精神と肉体が頑強な実験体が手に入った。わざと重要に見せかけた情報を外部に流し、手練れのスパイを幾つもの罠を張って待ち構えていた男達は、壊れにくくいたぶり甲斐のあるスパイの反応を愉しみ興奮を加速させながら、抵抗と逃走を不可能にさせたスパイを用いた実験の準備へと取り掛かり始めた。
「へぇ、それが俺を嬲る機械かい? 何をしても口を割らないってのに、ご苦労なこった」
男達が部屋の壁に存在する扉を開けて取り出した白いヘルメット状の機械を目にしたスパイが、抑えきれぬ焦りを滲ませた軽口を叩く。眼前の男達の真の残忍さにまだ気付けていない男は、いつか来る脱出の機会を見越し体力の温存を優先して縄を軋ませての足掻きすら行わずに大人しくヘルメットの装着を、ヘルメット内部にあてがわれた太い棒を利用しての猿轡を受け入れていく。
「んぐっ……むっ、ふうぅ」
周囲の様子は何も見えない。言葉を発することも認められない。無様極まりない格好に変えられながらも、スパイは焦燥や恐れに飲み込まれず平静さを保っている。
だが、スパイのそんな振る舞いは男の一人がヘルメットの機構を作動させた瞬間に跡形も無く砕け散ってしまった。特殊な電磁波を内部に流して脳に直接影響をもたらす機構に苛まれ始めた思考は一瞬にして望まぬ快楽に支配され、スパイは塞がれた口で抗いの意思を込めた唸りを放つこともままならない絶頂地獄へと、為す術無く追い詰められてしまったのだ。
「っぎゅ!? もごっ、ぼ、あぉぉぉっ!? んっんっ、んむぅ! ぶふぅぅぅっ!!」
触られてもいない乳首が、男根が、気持ち良い。何も挿入されていないはずなのに、尻穴の奥深くまでが堪らなく心地良い。
スパイとして情報を引き出す為にと過去に得た雌の快楽を遙かに大きく上回る暴力的な淫獄に翻弄されるスパイは、硬く膨らんだ乳首と男根が身に纏ったスーツをみっともなく押し上げていることも分からぬまま、体力の温存を考えていた数分前の自分を完全に忘却した淫猥な絶叫と縄を鳴らしながらの身悶えを男達に晒している。
「んぐっ、むぶぁぁぁっ!? ぶふっ、ふびゅぅぅ! んっみゅぅぅぅぅーっ!!」
こんな責めを続けられたら、狂ってしまう。甘く苦しいイき地獄で、全てを破壊されてしまう。
覚悟していた責め苦の全てを大きく凌駕する拷問と称するのさえ生温い苦悶にいたぶられ、自覚も無いまま精液を何度も何度もスーツの内部に噴き出させつつスパイの誇りを捨てた助けての悲鳴を残酷なヘルメットごしに上げる男を作り出した男達は、予定通り淫蕩に悶え苦しむ男の痴態を満足げに眺めながら、せっかく手に入れたどんな責めを注いでも許される実験体を破壊しないよう快楽を生み出す電磁波の出力を嬉々として調節し、どうすることも出来ずにイきまくるスパイの様子を貴重なデータとして記録していくのだった。
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