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堕ちた男は幸せな覚悟と期待を湧き上がらせる

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一人きりの部屋の中で、男は荒く息を乱しつつ待ち続けていた。背もたれの無い細長いベンチに裸体を仰向けに転がされ、座面の下で重ねさせられた左右の肘から手首までの部分と足首から膝までの部分をきつく、緩み無く括る黒革製の拘束具を与えられた姿で、男は口を塞ぐ棒状をした黒色の枷の隙間から唸りを漏らしつつじっと待ち続けていた。
自由を奪う手足の縛めを解こうと試みる動きさえ取らない。言葉を封じる枷越しに助けを求める叫びも放たない。薄桃色の乳首をピンと尖らせ、無防備にさらけ出された男根を硬く張り詰めさせ、丸出しとなった尻穴をはしたなくヒクつかせる興奮を抑える素振りすら見せぬまま、誰が見ても明らかな発情に至った男は大人しく至福の到来を待ち侘び続けている。
そうして、何処にも逃れられない男がたった一人で無様に火照り続ける状況が一時間程続いた頃、不意に部屋の扉が開きその向こうからは二人の少年が現われた。全身を水に濡らし、腰回りを覆う黒い水着の下で男根を勃起させた少年達は、扉の音に気付いて頭部を持ち上げ歓迎の眼差しを自分達に寄せた男に慈愛と獣欲が混ざり合った視線を返しつつ、水滴を垂らしながら男へと歩み寄った。

「先生、お待たせ。いつもの特訓メニュー、終わらせましたよ」
「それじゃあ、俺達がプールで泳いでいる間良い子に待ってたエッチな先生に、ご褒美をあげましょうね。今日も俺達二人で、淫乱な先生をたくさん苛めてあげますからね……」
「んうぅ、ふぅぅんっ!」

少年達に淫猥な責めを宣言され、嬉しいの感情を露わにした唸りを放っている男に年上としての矜持は欠片も無い。
二人がかりで注がれる快楽に躾けられ心と身体を幸福な屈服へと導かれた少年達が所属する水泳部の顧問を務めている男は、痴態を収めた写真を材料とした脅しに抗えず仕方無く身体を任せていた過去が一切垣間見えぬくらいにもうすぐもたらされる恥辱を悦び、自由を取り上げられた裸体に誘惑を目的とした惨めなダンスを踊らせている。
その従順に堕ちきった男を堪能する少年達は、この人が顧問であった事実とこの部活に入っているのが自分達だけであるという事実に改めて感謝を募らせつつ、何をされても逆らえず逆らう意思を持つことももはや無い男を左右から挟む形で更衣室の床に片膝を付き、あらかじめ示し合わせておいた今日の責めを協力して愛しい教師の男に与え始めた。

「ふふっ、先生。今日はお尻とおっぱいだけでイきまくってみましょうね。このビクビク震えながら触って欲しいっておねだりしているおチ○チンには、絶対触ってあげませんよ」
「俺達二人で乳首を舐めながら、お尻を指でほじほじしてあげます。先生が射精しても、もうやめてって泣いて頼んでも許さずに、今日は乳首とお尻だけで精液が出なくなるまでイき狂わせてあげます。それが終わったら何も出せなくなったおチ○チンを手で擦りながらじっくり解したお尻を俺達のおチ○チンでいっぱい可愛がってあげますから、しっかり覚悟を……いや、期待をしていて下さいね?
「んまぁ、ふっ、むふぅぅんっ!」

乳首を上下に弾き巧みに吸い付き出した少年達の唇を眺め、天を向いた男根の向こうで尻穴に人差し指と中指を潜り込ませて腸壁を掻き毟っている手の動きを潤んだ瞳で見つめながら、男は汗ばんだ髪を二人で優しく撫でる少年達の手に心地良い偏愛を感じつつ、身動きを封じられた裸体に送り込まれる男根を弄られぬまま迎える絶頂地獄に先程告げられた通りに覚悟と、期待を湧き上がらせていた。
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