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情けなくしまい込まれた男は淫薬の襲撃に悶え狂い鳴き喚く
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金属で作られた管の先端から少量ずつ染み出す液体が、自重で管から切り離され一つの雫となって無防備にさらけ出された男根の亀頭へと落下していく。透明なチューブの内部へと少しずつ流し込まれていく全く同じ液体が、チューブを差し込まれた先である腸内へと容赦無く撒き散らされていく。
その事実を、哀れな男はどう足掻いても拒めはしない。無慈悲なまでの威力を有する液体が管から離れ亀頭へと向かう様を屈辱と苦悶の涙に潤んだ視界に認めても、視界には入らない位置である尻穴へとねじ込まれたチューブを通して体内に届けられた残酷な液体が腸壁全体に地獄を生み出し続けても、惨めな男は頭部を痛々しく振り乱しながら誰にも聞き入れられることの無い哀願の絶叫を虚しく上げることしか出来はしない。
敵に捕らわれ、ありとあらゆる行動を異常な形で没収された男はもう、加えられる責めにただただ心と身体を打ちのめされるだけの存在だ。触れた箇所に強烈な疼きを引き起こし、快楽への欲求を際限無く肥大化させる。そんな効能を有する淫猥な薬品の襲撃から男根と尻穴を守りたくても守れない男はもはや、非道な敵に対する怒りや反抗の意思を失う程に追い詰められた思考から紡いだなりふり構わない助けてくれを嘲笑われ愉しまれるだけの存在でしか無い。
物品から本来の体積と質量を奪い、小さく収納する。元々は物流の為に開発された技術を醜悪に改造することで作り出された狂った拘束に囚われている今の男は、自身の裸体の大部分を内部に閉じ込めた箱から突き出ている頭部の悶絶を滑稽に披露し、それぞれ別の側面から箱の外部へと露出させられ疼きと淫欲のみを延々と増幅させられている男根と尻穴が行うもどかしさ由来の震えを敵達に愉悦を抱かせる材料として捧げることが精一杯の見世物だ。
背面にあたる側を台の上部へと押し付ける形で自身のほぼ全てを収納した残酷な白い箱を金属の固定具を用いて台に接続された男は、何処にも逃れられず文字通り手も足も出せない自分を包囲して鑑賞を満喫している敵達に誇りを捨てた懇願を無視されながら、出口を見失った自らの淫欲に理性を蝕まれ崩壊へと導かれる以外の末路を選び取れはしない、無様で愉快な敗者なのだ。
「もぉ! もぉぐずりやらぁぁぁーっ!! これ以上、うずうずひどくしないれぇぇぇーっ!!」
かつての気高さを欠片も伺わせない陥落の態度を示しながら、屈服に達した男が投薬の終了を切望する。涙と汗と唾液に汚れた顔面を悲痛に歪ませ、顔面とは真逆の場所でチューブをくわえ込まされた尻穴に苦しげな収縮を繰り返させ、天井に向かっての勃起を強いられている男根をビクビクと跳ねさせながら、手足と胴体を箱にしまい込まれた男が地獄からの解放をひたすらに欲する。
無論、残忍な敵達はそれに応えない。間抜けな男を詰めた箱を固定した台と一体化している金属によって男根の真上に配置された機械仕掛けの責め具が施す亀頭を狙った薬品の落下と責め具から伸びたチューブによる尻穴への薬品の注入を停止させる素振りすら、敵達は見せない。
その光景に絶望し、恐怖し、すでに潰れる寸前の心を戦慄に染め上げられた男が更に直接的な文言を使っての願いを叫び出しても、敵達はやはり慈悲を示さない。敵対していた男を生け捕りにし箱に裸体の大半を封じた男達の行動は、気が狂うような衝動に嬲られている男根と尻穴への救済を請いながら人間として終わる男の一部始終を鑑賞し勝利の実感を伴った至福を味わう行動のみだ。
「おにぇがい! おねがい、じまずぅぅぅーっ!! チ〇コ! チ〇コさわっでぇぇーっ!! おぢりの中、ほじほじじでぇぇぇーっ!! イぎだいぃ……しゃせー! しゃせー、させでぐらじゃいぃぃぃーっ!!」
喉が破れんばかりの淫猥な咆哮。人として、雄としての尊厳をかなぐり捨てたおねだり。それらを改めて無視し男の瓦解を速めながら、敵達は快楽を欲しがって悶える恥部が淫らな蜜と腸液をだらしなく垂れ流している様を堪能しつつ、終わりゆく男の過程を何時でも思い出して愉悦に浸れるよう目と耳と記憶に刻み付けていくのだった。
その事実を、哀れな男はどう足掻いても拒めはしない。無慈悲なまでの威力を有する液体が管から離れ亀頭へと向かう様を屈辱と苦悶の涙に潤んだ視界に認めても、視界には入らない位置である尻穴へとねじ込まれたチューブを通して体内に届けられた残酷な液体が腸壁全体に地獄を生み出し続けても、惨めな男は頭部を痛々しく振り乱しながら誰にも聞き入れられることの無い哀願の絶叫を虚しく上げることしか出来はしない。
敵に捕らわれ、ありとあらゆる行動を異常な形で没収された男はもう、加えられる責めにただただ心と身体を打ちのめされるだけの存在だ。触れた箇所に強烈な疼きを引き起こし、快楽への欲求を際限無く肥大化させる。そんな効能を有する淫猥な薬品の襲撃から男根と尻穴を守りたくても守れない男はもはや、非道な敵に対する怒りや反抗の意思を失う程に追い詰められた思考から紡いだなりふり構わない助けてくれを嘲笑われ愉しまれるだけの存在でしか無い。
物品から本来の体積と質量を奪い、小さく収納する。元々は物流の為に開発された技術を醜悪に改造することで作り出された狂った拘束に囚われている今の男は、自身の裸体の大部分を内部に閉じ込めた箱から突き出ている頭部の悶絶を滑稽に披露し、それぞれ別の側面から箱の外部へと露出させられ疼きと淫欲のみを延々と増幅させられている男根と尻穴が行うもどかしさ由来の震えを敵達に愉悦を抱かせる材料として捧げることが精一杯の見世物だ。
背面にあたる側を台の上部へと押し付ける形で自身のほぼ全てを収納した残酷な白い箱を金属の固定具を用いて台に接続された男は、何処にも逃れられず文字通り手も足も出せない自分を包囲して鑑賞を満喫している敵達に誇りを捨てた懇願を無視されながら、出口を見失った自らの淫欲に理性を蝕まれ崩壊へと導かれる以外の末路を選び取れはしない、無様で愉快な敗者なのだ。
「もぉ! もぉぐずりやらぁぁぁーっ!! これ以上、うずうずひどくしないれぇぇぇーっ!!」
かつての気高さを欠片も伺わせない陥落の態度を示しながら、屈服に達した男が投薬の終了を切望する。涙と汗と唾液に汚れた顔面を悲痛に歪ませ、顔面とは真逆の場所でチューブをくわえ込まされた尻穴に苦しげな収縮を繰り返させ、天井に向かっての勃起を強いられている男根をビクビクと跳ねさせながら、手足と胴体を箱にしまい込まれた男が地獄からの解放をひたすらに欲する。
無論、残忍な敵達はそれに応えない。間抜けな男を詰めた箱を固定した台と一体化している金属によって男根の真上に配置された機械仕掛けの責め具が施す亀頭を狙った薬品の落下と責め具から伸びたチューブによる尻穴への薬品の注入を停止させる素振りすら、敵達は見せない。
その光景に絶望し、恐怖し、すでに潰れる寸前の心を戦慄に染め上げられた男が更に直接的な文言を使っての願いを叫び出しても、敵達はやはり慈悲を示さない。敵対していた男を生け捕りにし箱に裸体の大半を封じた男達の行動は、気が狂うような衝動に嬲られている男根と尻穴への救済を請いながら人間として終わる男の一部始終を鑑賞し勝利の実感を伴った至福を味わう行動のみだ。
「おにぇがい! おねがい、じまずぅぅぅーっ!! チ〇コ! チ〇コさわっでぇぇーっ!! おぢりの中、ほじほじじでぇぇぇーっ!! イぎだいぃ……しゃせー! しゃせー、させでぐらじゃいぃぃぃーっ!!」
喉が破れんばかりの淫猥な咆哮。人として、雄としての尊厳をかなぐり捨てたおねだり。それらを改めて無視し男の瓦解を速めながら、敵達は快楽を欲しがって悶える恥部が淫らな蜜と腸液をだらしなく垂れ流している様を堪能しつつ、終わりゆく男の過程を何時でも思い出して愉悦に浸れるよう目と耳と記憶に刻み付けていくのだった。
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