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獣達は何もかもを捧げる存在へと都合良く淫らに作り変えられる
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自身が所有する施設内で催されているパーティーを愉しみながら、虎の獣人である男はとある違和感を覚えていた。自分の好みの曲ではあるが、今日この場で流すよう指示した記憶は無い。そんな曲が複数に渡って続いている事実に、虎は招いた客である狼の男達の前で疑問を浮かべていた。
「○○社長、どうされました? せっかくの宴の場なんですから、今は難しいことを抜きにして飲みましょうよ」
考え込んでいた虎に対し、招かれた側である狼が穏やかな笑いを交えつつ宴の継続を促す。自身の会社と協力関係にある会社にて社長を務めている狼に話し掛けられた虎は、些細な疑問を思考から振り払い眼前にいる客達のもてなしを最優先に置いて、狂った行動を取り始めた。
「あぁ、そうですな。では飲みましょう。皆様方の逞しい男根から、この無様な虎の口に思いっきり……征服の証を注いで下さいませ」
スーツに身を包んだ狼達とは違い衣服を一枚残らず脱ぎ捨てた壮年の虎が、折り畳んだ足で裸体を支えつつ左右の人差し指を両端に引っ掛けて口を大きく無防備に開く。だらしなく広げた足の間で年齢にそぐわない雄々しさを保った男根が硬く勃起している様を披露しつつ、虎の男が太くしなやかな縞柄の尾を誘うように踊らせながら早く早くとねだるように舌を揺らめかせる。
その姿に、社長である者を含めた狼達は嘲りを含んだ愉悦を改めて滾らせていく。自分達よりも年上であり、温和で理知的な態度を携えた紳士でもある社長の虎が、間抜けな痴態を晒しながら精液を懇願している。これ以上無く見応えのある最高の光景を満喫しながら、狼達はズボンのファスナーから露出させていた自身の男根に利き手を伸ばし、興奮に染まった荒い息を零しつつ準備万端だと示している虎の口に亀頭で狙いを定めた逸物を扱き始める。
「とても無様で素敵な格好ですよ、○○社長。お望み通り今すぐ飲ませてあげます。私と部下達の男根から吐き出した精液で、貴方の口と胃袋に淫らな征服を刻み付けて差し上げますからね」
「あぁ、ありがとうございます。やはり貴方と手を組んで正解でしたよ、□□社長……」
艶めいた声音で状況にそぐわない固さを残した会話を重ねながら、同じ会場で繰り広げられている悦んで淫猥に蹂躙される虎と本能と欲望のままに虎を甘く激しく嬲る淫行の音を耳にしながら、理性を無くした壮年の虎とその虎の前で部下と共に男根を摩擦する狼の男は、この状況が異常だと気付くことも出来ぬまま甘く狂った幸福に溺れていくのだった。
パーティーの会場となっている空間を内包している施設の一室で、熊の獣人である男が獰猛かつ残忍に笑っている。施設内の各所を捉えている監視カメラの映像に流れている虎と狼の滑稽な痴態を複数のモニター越しに鑑賞しながら、熊の男がほんの一時間程前まで策士を気取っていた虎の尻穴を太く硬い自身の男根で掘削しつつ、元の人格を忘れて交尾に耽る者達を今自分に嬲られている虎と合わせて勝者の態度を込めた言葉で罵っていく。
「虎と狼にだけ効く催眠を混ぜた音楽でまんまと壊れてくれてありがとよ。自分だけ美味い汁を吸おうとして耳栓を直前にすり替えられたことにも気付けなかったこの馬鹿な虎と同じように精々交尾を愉しみまくってくれ。人格が淫らに無くなるまで愉しみ尽くしたら後に残った身体に俺に都合の良い催眠を仕込んで、お前らの王に君臨してやるから安心しろよ?」
「おっ、イぎまじゅ! ごしゅじんしゃまのひんこで、またイきましゅぅぅぅーっ!!」
二つの会社の実質的な支配者に悪い噂の絶えない同業者である熊が卑劣な計略の果てに就こうとしていることも分からず、自分達の心と身体が主たる熊に利益と快楽をもたらすだけの道具に成り果てようとしていることも理解出来ぬまま、未だ流れ続ける非道な細工を施された音楽に正気を奪われた虎達と狼達はずる賢く立ち回ろうと目論見結果として自分達よりも情け容赦の無い淫獄を味わわされている惨めな虎の存在すら知ること無く淫蕩な至福に堕落し己の全てを熊の為に捧げ酷使する奴隷へと都合良く作り変えられていくのだった。
「○○社長、どうされました? せっかくの宴の場なんですから、今は難しいことを抜きにして飲みましょうよ」
考え込んでいた虎に対し、招かれた側である狼が穏やかな笑いを交えつつ宴の継続を促す。自身の会社と協力関係にある会社にて社長を務めている狼に話し掛けられた虎は、些細な疑問を思考から振り払い眼前にいる客達のもてなしを最優先に置いて、狂った行動を取り始めた。
「あぁ、そうですな。では飲みましょう。皆様方の逞しい男根から、この無様な虎の口に思いっきり……征服の証を注いで下さいませ」
スーツに身を包んだ狼達とは違い衣服を一枚残らず脱ぎ捨てた壮年の虎が、折り畳んだ足で裸体を支えつつ左右の人差し指を両端に引っ掛けて口を大きく無防備に開く。だらしなく広げた足の間で年齢にそぐわない雄々しさを保った男根が硬く勃起している様を披露しつつ、虎の男が太くしなやかな縞柄の尾を誘うように踊らせながら早く早くとねだるように舌を揺らめかせる。
その姿に、社長である者を含めた狼達は嘲りを含んだ愉悦を改めて滾らせていく。自分達よりも年上であり、温和で理知的な態度を携えた紳士でもある社長の虎が、間抜けな痴態を晒しながら精液を懇願している。これ以上無く見応えのある最高の光景を満喫しながら、狼達はズボンのファスナーから露出させていた自身の男根に利き手を伸ばし、興奮に染まった荒い息を零しつつ準備万端だと示している虎の口に亀頭で狙いを定めた逸物を扱き始める。
「とても無様で素敵な格好ですよ、○○社長。お望み通り今すぐ飲ませてあげます。私と部下達の男根から吐き出した精液で、貴方の口と胃袋に淫らな征服を刻み付けて差し上げますからね」
「あぁ、ありがとうございます。やはり貴方と手を組んで正解でしたよ、□□社長……」
艶めいた声音で状況にそぐわない固さを残した会話を重ねながら、同じ会場で繰り広げられている悦んで淫猥に蹂躙される虎と本能と欲望のままに虎を甘く激しく嬲る淫行の音を耳にしながら、理性を無くした壮年の虎とその虎の前で部下と共に男根を摩擦する狼の男は、この状況が異常だと気付くことも出来ぬまま甘く狂った幸福に溺れていくのだった。
パーティーの会場となっている空間を内包している施設の一室で、熊の獣人である男が獰猛かつ残忍に笑っている。施設内の各所を捉えている監視カメラの映像に流れている虎と狼の滑稽な痴態を複数のモニター越しに鑑賞しながら、熊の男がほんの一時間程前まで策士を気取っていた虎の尻穴を太く硬い自身の男根で掘削しつつ、元の人格を忘れて交尾に耽る者達を今自分に嬲られている虎と合わせて勝者の態度を込めた言葉で罵っていく。
「虎と狼にだけ効く催眠を混ぜた音楽でまんまと壊れてくれてありがとよ。自分だけ美味い汁を吸おうとして耳栓を直前にすり替えられたことにも気付けなかったこの馬鹿な虎と同じように精々交尾を愉しみまくってくれ。人格が淫らに無くなるまで愉しみ尽くしたら後に残った身体に俺に都合の良い催眠を仕込んで、お前らの王に君臨してやるから安心しろよ?」
「おっ、イぎまじゅ! ごしゅじんしゃまのひんこで、またイきましゅぅぅぅーっ!!」
二つの会社の実質的な支配者に悪い噂の絶えない同業者である熊が卑劣な計略の果てに就こうとしていることも分からず、自分達の心と身体が主たる熊に利益と快楽をもたらすだけの道具に成り果てようとしていることも理解出来ぬまま、未だ流れ続ける非道な細工を施された音楽に正気を奪われた虎達と狼達はずる賢く立ち回ろうと目論見結果として自分達よりも情け容赦の無い淫獄を味わわされている惨めな虎の存在すら知ること無く淫蕩な至福に堕落し己の全てを熊の為に捧げ酷使する奴隷へと都合良く作り変えられていくのだった。
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