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青年は見られて淫らな期待を抱く
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「おい、バカっ! 何で……こんな事する必要があるんだよっ!?」
マンションの一室で、青年が小さな怒りと大きな焦りを込めた声で言いながらベッドの上でじたばたともがいている。しかし、不意を突いて巻き付けられた黒のガムテープはもがいたくらいでは剥がれない。テープはしっかりと青年の両手をシャツの上から縛り、手の自由を背中側で奪い取ってしまっている。
これでは、何をされても抵抗出来ない。いきなり手を拘束してきた後輩兼年下の恋人が取る行動を拒めない。
笑いながら自分のベッドに上がり、愉しげな表情を浮かべてしれっと返事を行う後輩の手がズボンを下ろしにかかっても、青年は抵抗虚しく下半身を守る衣服を没収されるしか無い。
「そりゃ、先輩の手の自由を奪う為ですよ。もっと言うなら、恥ずかしがりやな先輩が、可愛いところを隠さないようにする為ですね」
「あ!? や、やぁぁっ……!」
ズボンのベルトが外され、パンツと一緒に下ろされていく。青年は赤面し、気恥ずかしさを覚えながらどうにかしてそれをとめようと足を強く閉じたりしていたが、後輩の指に内股をくすぐるように撫でられただけであっさりと脱力させられ、下半身は靴下のみを身に着けた状態にされてしまった。
「ほら、先輩。可愛いところが丸見えですよ。これからの事に期待しちゃって勃起してるチ〇コも、俺のチ〇コをいつも嬉しそうにしゃぶってくれるお尻の穴も、全部俺の目の前に露出しちゃってますよ」
「あ、駄目っ。言わないで、そこ、広げないでぇ……っ!」
後輩の手が足を開かせ、指が恥ずかしい尻穴を横に引いて広げさせる。その辱しめに、青年は思わず後輩の言葉を否定する事も忘れて恥じらい、広げられている穴を後輩の眼前で無意識に収縮させた。
まるで誘うように穴を動かされ、恥ずかしがる態度の裏に隠した淫らな本性を滲ませ始めた青年にあてられた後輩はごくりと唾を飲み込み、自身の欲望に従って顔を動かすと、たった今ヒクついた青年の穴に口を付けて舌を這わせ、淫猥な穴の味と反応を愉しみ始めた。
「あぁっ!? や、駄目、だってぇ! そこ、汚い、汚いっ、からぁ!」
「汚くなんて無いですよ、すごく綺麗で、美味しいです」
「やぁぁっ! 恥ずか、し……っ!」
後輩の正直過ぎる言葉に青年は表情を一層赤く染め、いつものようにはしたない変化を見せた顔を覆い隠そうとした。
だが、今日は手を縛られていて、顔を隠したくても隠せない。嫌がる言葉とは裏腹に蕩け切った顔を見られないようにする事は出来ない。
ずっとちゃんと見たかった愛しい人が幸せそうに快楽を覚えている顔を眺めながら、後輩は更に激しく舌で尻穴をねぶり、尖らせた舌先で腸内の浅い部分をほじる。その甘い刺激と、後輩に尻穴を綺麗だと褒められた悦びと、恥ずかしい顔をじっくりと観察されている恥ずかしさと興奮に肉体を高められた青年はまだ尻穴を舐められただけだというのにあっという間に絶頂に追い立てられ、濡れた悲鳴を上げながら触られてもいない男根から精液をとぷりと分泌させてしまった。
「あ、はあぁ……イっちゃ、ぁ……」
尻穴を舐められただけで絶頂してしまった事に対する驚きと、顔や恥部を隠す事を禁じられただけで今までとは比べ物にならない程感度が上がっている事に対する驚き。二種類の驚きに震え、乱れた息を漏らす青年に、後輩は尻穴から少し離した口で嬉しそうに声を掛けた。
「もう、イっちゃいましたね。でも、まだこれからですよ、先輩。今日は先輩を恥ずかしい場所を隠せないようにしたその状態のままでもっともっと可愛がって、エッチに蕩けた顔を見ながらたっぷりと愛しますからね……」
「は、あぁ、んはあぁ……っ」
ここから、もっともっとすごくなる。激しく可愛がられ心から愛されて、きっとおかしくなるくらい気持ち良くされる。
青年は、わずかな怯えと淫らな期待を抱いて胸をドクドクと高鳴らせ、それまで見せないように努めていた蕩け顔を後輩に自らの意志で向けながら、一旦離れた舌が再び尻穴を責める為に近付く様子をじっと見つめていた。
マンションの一室で、青年が小さな怒りと大きな焦りを込めた声で言いながらベッドの上でじたばたともがいている。しかし、不意を突いて巻き付けられた黒のガムテープはもがいたくらいでは剥がれない。テープはしっかりと青年の両手をシャツの上から縛り、手の自由を背中側で奪い取ってしまっている。
これでは、何をされても抵抗出来ない。いきなり手を拘束してきた後輩兼年下の恋人が取る行動を拒めない。
笑いながら自分のベッドに上がり、愉しげな表情を浮かべてしれっと返事を行う後輩の手がズボンを下ろしにかかっても、青年は抵抗虚しく下半身を守る衣服を没収されるしか無い。
「そりゃ、先輩の手の自由を奪う為ですよ。もっと言うなら、恥ずかしがりやな先輩が、可愛いところを隠さないようにする為ですね」
「あ!? や、やぁぁっ……!」
ズボンのベルトが外され、パンツと一緒に下ろされていく。青年は赤面し、気恥ずかしさを覚えながらどうにかしてそれをとめようと足を強く閉じたりしていたが、後輩の指に内股をくすぐるように撫でられただけであっさりと脱力させられ、下半身は靴下のみを身に着けた状態にされてしまった。
「ほら、先輩。可愛いところが丸見えですよ。これからの事に期待しちゃって勃起してるチ〇コも、俺のチ〇コをいつも嬉しそうにしゃぶってくれるお尻の穴も、全部俺の目の前に露出しちゃってますよ」
「あ、駄目っ。言わないで、そこ、広げないでぇ……っ!」
後輩の手が足を開かせ、指が恥ずかしい尻穴を横に引いて広げさせる。その辱しめに、青年は思わず後輩の言葉を否定する事も忘れて恥じらい、広げられている穴を後輩の眼前で無意識に収縮させた。
まるで誘うように穴を動かされ、恥ずかしがる態度の裏に隠した淫らな本性を滲ませ始めた青年にあてられた後輩はごくりと唾を飲み込み、自身の欲望に従って顔を動かすと、たった今ヒクついた青年の穴に口を付けて舌を這わせ、淫猥な穴の味と反応を愉しみ始めた。
「あぁっ!? や、駄目、だってぇ! そこ、汚い、汚いっ、からぁ!」
「汚くなんて無いですよ、すごく綺麗で、美味しいです」
「やぁぁっ! 恥ずか、し……っ!」
後輩の正直過ぎる言葉に青年は表情を一層赤く染め、いつものようにはしたない変化を見せた顔を覆い隠そうとした。
だが、今日は手を縛られていて、顔を隠したくても隠せない。嫌がる言葉とは裏腹に蕩け切った顔を見られないようにする事は出来ない。
ずっとちゃんと見たかった愛しい人が幸せそうに快楽を覚えている顔を眺めながら、後輩は更に激しく舌で尻穴をねぶり、尖らせた舌先で腸内の浅い部分をほじる。その甘い刺激と、後輩に尻穴を綺麗だと褒められた悦びと、恥ずかしい顔をじっくりと観察されている恥ずかしさと興奮に肉体を高められた青年はまだ尻穴を舐められただけだというのにあっという間に絶頂に追い立てられ、濡れた悲鳴を上げながら触られてもいない男根から精液をとぷりと分泌させてしまった。
「あ、はあぁ……イっちゃ、ぁ……」
尻穴を舐められただけで絶頂してしまった事に対する驚きと、顔や恥部を隠す事を禁じられただけで今までとは比べ物にならない程感度が上がっている事に対する驚き。二種類の驚きに震え、乱れた息を漏らす青年に、後輩は尻穴から少し離した口で嬉しそうに声を掛けた。
「もう、イっちゃいましたね。でも、まだこれからですよ、先輩。今日は先輩を恥ずかしい場所を隠せないようにしたその状態のままでもっともっと可愛がって、エッチに蕩けた顔を見ながらたっぷりと愛しますからね……」
「は、あぁ、んはあぁ……っ」
ここから、もっともっとすごくなる。激しく可愛がられ心から愛されて、きっとおかしくなるくらい気持ち良くされる。
青年は、わずかな怯えと淫らな期待を抱いて胸をドクドクと高鳴らせ、それまで見せないように努めていた蕩け顔を後輩に自らの意志で向けながら、一旦離れた舌が再び尻穴を責める為に近付く様子をじっと見つめていた。
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