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浮気への仕置きは二人仲良く加えられる
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一人の男が恋人の男と住む事を考えて作った家。その家に恋人は浮気相手の青年を連れ込み、男が仕事に行っている日中に邪魔が入らないのを良い事に寝室に留まらず風呂場や台所などで性行為に及んでいた。
最近家具の位置や小物の位置が良く変わっている事に違和感を覚え、泥棒などの存在を想定して設置した隠しカメラに収められていた浮気の映像。それを見たら普通の者は問答無用に家から出て行けと告げるか、問い詰めるかをするだろう。だが、男は違った。それだけでは怒りの静まらない男は映像に残されていた二人の行動に、毎回ほぼ確実に砂糖を入れたコーヒーを二人で一緒に飲む行動に目を付け、砂糖に細工をした。見た目だけでは違いの分からない白い粉末状の睡眠薬を砂糖に混ぜた上で仕事に出掛けたのだ。
その細工に、浮気が気付かれている事を知らない二人が気付くはずも無く、恋人の男と浮気相手の青年は男の思惑通りに深い眠りに堕ちてしまった。
薬によって眠らされた二人は、男が仕事から帰ってきても目を覚ませず。男は深く眠り込む二人を物置に使っていた地下室に引きずり込むと衣服を脱がせた裸体に黒いガムテープの拘束を与え、数時間後に目を覚まして驚愕する二人に苛烈な仕置きを加え始めた。
それはただの仕置きではなく、身動き出来ないよう木製の椅子に縛り付けた恋人の尻穴を、浮気相手の青年に絶頂しても休憩を許さずに犯し抜かせる淫らな仕置き。口に貼り付けられたガムテープに懇願と口呼吸を封じられたまま、性感帯を淫具に嬲られつつ性行為を強要される無慈悲な仕置きだ。
「んぎゅぅぅぅぅぅーっ!! ふっ、ふぶぅぅ! んもごぉぉぉぉぉぉぉーっ!!」
恋人が見開いた目から大粒の涙を零し、塞がれた口から甘く歪んだ絶叫を発しながら椅子に固定された裸体を必死にもがかせる。もがかせるが、幾重にも巻き付けられたガムテープは無駄な抵抗を嘲笑うようにぎちぎちと軋むだけで全く自由は取り戻せない。
肘掛けを掴んだまま黒のテープでぐるぐる巻きにされた手は、どんなに力を込めても指を伸ばす事すら叶わない。肘掛けに乗せた腕と一緒にテープでがっちりと縛り付けられた膝は肘掛けから下ろす事も出来ず、男の恋人は無防備に露出された恥部を守る事はおろか、乳首と男根にテープで貼り付けられたローターの激しい振動をとめる事もローターを毟り取る事も出来ず、浮気相手の男根で尻穴をめちゃくちゃにほじくり回されるしか無い。
「んっ、ぐふっ、ふぅ、むぐぅぅぅ!!」
指を使えないよう握り拳にテープを巻かれ、重ねた手首を背中で縛り上げられた浮気相手の青年は、足首と膝をテープで括られた足で膝立ちになり腰を前後に動かして尻穴を自身の男根で掻き回している。
口を塞ぐテープを剥がしたい。尻穴を奥深くまで掻き回して雌の快楽を叩き込んでくるバイブを固定しているテープを剥がして今すぐにバイブをひり出したい。悲痛な願望はとめど無く湧くが、それを実現しようと試みる事は出来ない。精神的、体力的な意味だけでなく、青年の後ろで立っている男が監視を続けている為だ。
少しでも腰の動きが緩慢になれば、監視している罰を加えられる。硬くしこった乳首を痛みを感じるくらいに強く捻られる罰を、尻肉を思い切り平手で叩かれる罰を。
鼻を強く摘ままれ呼吸を封じられる罰を、加えられる。
「誰が腰を動きを緩めて良いって言ったんだい? ほら、もっと腰を一生懸命振りなさい」
「っ! ふ、うごっ、ぶぉ……っ!」
息を制限された青年は、鼻を摘まむ男の右指を振り解こうとはせずに腰を早く動かそうと努める。下手に抵抗したら命を奪われるかも知れないという恐怖に怯えているからだ。
「うぶっ、ふぅ、ふぐぅぅぅん……っ!」
「そうそう、やれば出来るじゃないか」
息苦しさで顔を真っ赤に染める青年を見ながら、男は狂気を孕んだ笑みを見せつつ褒め言葉を口にする。
そんな二人の様子を見ている恋人の男は先程よりも早まった尻穴の掘削に身悶えながら、浮気相手への慈悲を求めて半狂乱に唸った。
「ぶぐぅぅぅっ!! もっ、むぅぅ! ぐふぅぅぅぅーっ!!」
このままでは青年が命を落とす。それを恐れて発せられた恋人の唸りを耳にした男は椅子の上で唸る恋人を見てニタリと微笑み、優しげな声音で言いながら左手を動かした。
「あぁ、ごめんごめん。そっちにもしてあげないと不公平だよね」
「く、ふぅっ!? む……っ! っ! くぅ……っ!!」
男の左手が、恋人の鼻を摘まむ。二人の呼吸は完全に閉ざされ、命は男の指先一つに支配されている。
圧倒的に優位な状況に立った男は、哀願と恐怖が一緒になった瞳を向ける二人に言った。
「さぁ、存分に浮気をしなよ。私の前で仲良く快楽に溺れて、壊れ切っちゃうまで、この地下室で浮気をさせてあげるからさ」
「っう……むおぉ……!」
「ほぐっ、も、ごおぉ……」
酸欠で意識が朦朧としながらも腰を振る青年と、尻穴を抉られて軽い絶頂を繰り返す元恋人の苦悶の様を観察しながら、男は好き勝手にいたぶれる淫らな玩具が一度に二つも出来たと、心の中を歪んだ悦びで打ち震わせていた。
最近家具の位置や小物の位置が良く変わっている事に違和感を覚え、泥棒などの存在を想定して設置した隠しカメラに収められていた浮気の映像。それを見たら普通の者は問答無用に家から出て行けと告げるか、問い詰めるかをするだろう。だが、男は違った。それだけでは怒りの静まらない男は映像に残されていた二人の行動に、毎回ほぼ確実に砂糖を入れたコーヒーを二人で一緒に飲む行動に目を付け、砂糖に細工をした。見た目だけでは違いの分からない白い粉末状の睡眠薬を砂糖に混ぜた上で仕事に出掛けたのだ。
その細工に、浮気が気付かれている事を知らない二人が気付くはずも無く、恋人の男と浮気相手の青年は男の思惑通りに深い眠りに堕ちてしまった。
薬によって眠らされた二人は、男が仕事から帰ってきても目を覚ませず。男は深く眠り込む二人を物置に使っていた地下室に引きずり込むと衣服を脱がせた裸体に黒いガムテープの拘束を与え、数時間後に目を覚まして驚愕する二人に苛烈な仕置きを加え始めた。
それはただの仕置きではなく、身動き出来ないよう木製の椅子に縛り付けた恋人の尻穴を、浮気相手の青年に絶頂しても休憩を許さずに犯し抜かせる淫らな仕置き。口に貼り付けられたガムテープに懇願と口呼吸を封じられたまま、性感帯を淫具に嬲られつつ性行為を強要される無慈悲な仕置きだ。
「んぎゅぅぅぅぅぅーっ!! ふっ、ふぶぅぅ! んもごぉぉぉぉぉぉぉーっ!!」
恋人が見開いた目から大粒の涙を零し、塞がれた口から甘く歪んだ絶叫を発しながら椅子に固定された裸体を必死にもがかせる。もがかせるが、幾重にも巻き付けられたガムテープは無駄な抵抗を嘲笑うようにぎちぎちと軋むだけで全く自由は取り戻せない。
肘掛けを掴んだまま黒のテープでぐるぐる巻きにされた手は、どんなに力を込めても指を伸ばす事すら叶わない。肘掛けに乗せた腕と一緒にテープでがっちりと縛り付けられた膝は肘掛けから下ろす事も出来ず、男の恋人は無防備に露出された恥部を守る事はおろか、乳首と男根にテープで貼り付けられたローターの激しい振動をとめる事もローターを毟り取る事も出来ず、浮気相手の男根で尻穴をめちゃくちゃにほじくり回されるしか無い。
「んっ、ぐふっ、ふぅ、むぐぅぅぅ!!」
指を使えないよう握り拳にテープを巻かれ、重ねた手首を背中で縛り上げられた浮気相手の青年は、足首と膝をテープで括られた足で膝立ちになり腰を前後に動かして尻穴を自身の男根で掻き回している。
口を塞ぐテープを剥がしたい。尻穴を奥深くまで掻き回して雌の快楽を叩き込んでくるバイブを固定しているテープを剥がして今すぐにバイブをひり出したい。悲痛な願望はとめど無く湧くが、それを実現しようと試みる事は出来ない。精神的、体力的な意味だけでなく、青年の後ろで立っている男が監視を続けている為だ。
少しでも腰の動きが緩慢になれば、監視している罰を加えられる。硬くしこった乳首を痛みを感じるくらいに強く捻られる罰を、尻肉を思い切り平手で叩かれる罰を。
鼻を強く摘ままれ呼吸を封じられる罰を、加えられる。
「誰が腰を動きを緩めて良いって言ったんだい? ほら、もっと腰を一生懸命振りなさい」
「っ! ふ、うごっ、ぶぉ……っ!」
息を制限された青年は、鼻を摘まむ男の右指を振り解こうとはせずに腰を早く動かそうと努める。下手に抵抗したら命を奪われるかも知れないという恐怖に怯えているからだ。
「うぶっ、ふぅ、ふぐぅぅぅん……っ!」
「そうそう、やれば出来るじゃないか」
息苦しさで顔を真っ赤に染める青年を見ながら、男は狂気を孕んだ笑みを見せつつ褒め言葉を口にする。
そんな二人の様子を見ている恋人の男は先程よりも早まった尻穴の掘削に身悶えながら、浮気相手への慈悲を求めて半狂乱に唸った。
「ぶぐぅぅぅっ!! もっ、むぅぅ! ぐふぅぅぅぅーっ!!」
このままでは青年が命を落とす。それを恐れて発せられた恋人の唸りを耳にした男は椅子の上で唸る恋人を見てニタリと微笑み、優しげな声音で言いながら左手を動かした。
「あぁ、ごめんごめん。そっちにもしてあげないと不公平だよね」
「く、ふぅっ!? む……っ! っ! くぅ……っ!!」
男の左手が、恋人の鼻を摘まむ。二人の呼吸は完全に閉ざされ、命は男の指先一つに支配されている。
圧倒的に優位な状況に立った男は、哀願と恐怖が一緒になった瞳を向ける二人に言った。
「さぁ、存分に浮気をしなよ。私の前で仲良く快楽に溺れて、壊れ切っちゃうまで、この地下室で浮気をさせてあげるからさ」
「っう……むおぉ……!」
「ほぐっ、も、ごおぉ……」
酸欠で意識が朦朧としながらも腰を振る青年と、尻穴を抉られて軽い絶頂を繰り返す元恋人の苦悶の様を観察しながら、男は好き勝手にいたぶれる淫らな玩具が一度に二つも出来たと、心の中を歪んだ悦びで打ち震わせていた。
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