BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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言いなりな少年ナース

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「さて、今日もお終いだね」

寂れた街にある、診療所の中で。白衣を着た医師が伸びをして言った。

「お疲れ様、帰って良いよ」

笑って、医師は同じ部屋にいた人物、一人のナースに帰りを促した。だが、そのナースは帰ろうとはせず、むしろ息を荒くして医師に近付いた。
そして、胸元にすがり付きながら赤い顔で医師を見上げた。

「いじ、わるぅ。着けて来いって、言ったくせに……」

はぁはぁと息を切らして告げるナース。それを見て医師は笑い、更なる意地悪をした。

「ん? 何か着けて来てるの? 何も見えないけど……」

言葉にピクッ、としたが、反論するより先に手が動いた。意地の悪い医師の目に、自宅で装着した淫具を見せ付ける為に。

「これぇ、先生が、僕に着けて来いって言ったやつです……っ!」

ナース服のスカートを捲り見せられたのは、貞操帯を付けた恥部。
自力での装着は出来ても、鍵は医師が握っている為に外せはしない淫具を、このナースは指示に従って自ら身に付けた。
自分の指でアナルをほぐして太いバイブをくわえ、自分のペニスを貞操帯に包み込んだ。そして、どうしようもない興奮に苛まれながら、鍵をかけたのだ。

「へぇ、こんなの着けてたんだ。男の子なのにナース服着て、自分でこんないやらしい物履いて……淫乱だね」
「あぁぁ……っ」

耳元で囁かれ、少年ナースは腰砕けになる。その崩れる身体を支えて、医師は悪い笑みを浮かべた。

「こんな恰好で私の手伝いをしてたなんて……そんなエッチな子にはお仕置きが必要かな」



「あっ、あっあっ、んふっ」
「ほら、もっとしっかり舐めて」

少年ナースは今椅子に座った医師の前に四つん這いとなり、一生懸命に舌でペニスに奉仕をしていた。

「全く、同じ男の性器を舐めて腰を振って、お仕置きだって分かってる?」
「んぁぁっ! ぐりぐりしないれぇぇ……」

貞操帯の上からアナルバイブを指で回される。すると、中で回転しているバイブが少年の良いところを容赦無く抉って、堪らない快楽を生み出した。
快楽に喘いで、必死に舌を駆使してペニスを舐めしゃぶる少年ナースの痴態に、医師は声を掠れさせて更に興奮を煽った。

「それとも、もっと気持ち良いお仕置きが好きかい? このバイブをくわえてる穴に、別の物を入れられたり」
「あ……っ」

腰を震わせ、少年がアナルをきゅっと絞める。その刺激に打ち震えてる隙に、医師は貞操帯の鍵を外し、脱げるようにしてやった。

「好きにしなさい。どっちのお仕置きが良いか」

考えるまでもなく、決まっていた。少年ナースは医師のペニスから口を離し、尻を医師に向けて貞操帯を脱ぎ始めた。
ペニスを包む部分を脱いで、手に力を込めて動いたままのバイブを抜き取る。

「ふぅ、んうぅぅ……っ!」

敏感な肉壁が絡み付き過ぎて、なかなか抜けない。少年は手に全力を込めてバイブを抜き、気を失わないように顔を床に押し付けて保った。
とても長く思えた排出、ようやく出た時に、淫らにぐぽんっ! とアナルから音が立った。

「あぁ、はあぁんっ」
「ふふ、エッチな男の子ナースのお尻、開きっぱなしでヒクヒクしてるね。一体何が欲しくてヒクヒクしてるのかな?」
「ふあぁ……おち〇ちんれふぅ。せんせーのおっきいおち〇ちん、僕のエッチなけひゅま〇こにじゅぽじゅぽしてくらさぁい」

舌も回らない状態まで蕩け切って、ペニスをねだる少年ナースに、愛しい恋人の可愛らしいおねだりに、医師は完全に火が点く。
獣のように少年の腰を掴み、一気にペニスを挿入した。最奥までを一息で貫かれ、少年は口から舌と唾液と幸せな甘い悲鳴を出してよがり狂う。

夜の診療所で、獣となった二人は汗を噴き出させてお互いを貪っていた。
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