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疼きは誇りをも砕く
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「んふっ、ふうぅ……っ!」
地下室のベッドの上で、一人の男が猿轡をされた口で呻いた。呼吸を制限された男の表情は赤く火照り、切羽詰まった物になっている。
苦しげに声を上げながら、男は首輪と手枷でベッドの柵に拘束された身体を悶えさせた。首輪と手枷はいずれも短い鎖で男を柵に釘付けにしており、どんなにもがいても手を下ろす事さえ出来ない。激しいもどかしさに襲われ、男は手を伸ばしたい場所、ズボンを脱がされ晒されている自身のペニスを見つめた。
「うぅ、むぅんっ」
男のペニスは、先端から先走りを零して太股どころかベッドのシーツまでも濡らしていた。こうやって拘束されてから、男は一度も射精を許されていない。なのに、男を拘束した人物は意地悪くペニスを刺激し、絶頂寸前でやめてしまう。
もう何日もそれを繰り返され、男の頭の中は射精でいっぱいになっている。今見つめている自身のペニスから大量の精液が吐き出される映像が勝手に想像されて、男の身体は発情しきっていた。
だが、手を拘束されている以上自分でペニスを擦る事は出来ない。必死に足を閉じて前後させる事でペニスを刺激するが、とても射精には届かずイけない苦しさと虚しさだけが募る。
「んふぅ、んふぅんっ!」
あまりに身体が熱くて溶けてしまいそうで。あまりに快感が欲しくて狂ってしまいそうで。内側から壊される男の中からは、もはや捕らわれた時に持っていた気力は失われている。
その証拠に、男を拘束しているベッドの近くに自身を捕らえた男が立っても、睨み付けるのではなくすがる視線をぶつけた。
「良い顔だな。敵の捕虜にされて、嬲られているというのにな」
「んぅ」
敵の男に全身を舐め回すように視姦されて、男の発情がより加速する。上半身に着せられているシャツの上からでも、桃色の乳首が分かるくらいに尖っていた。
淫らに追い詰められている男を鼻で笑い、敵の男は残酷に、はちきれそうに熟れている男のペニスを握った。そして容赦無く、上下に手を動かして扱き始めた。
「くぅ、くぅんっ!」
「惨めな姿だ。責められて鼻から甘い声を漏らして、性器は淫乱な汁を垂れ流しで、女のように腰をはしたなくくねらせて」
心を砕くような言葉も、今の男には快楽の材料だ。プライドが傷付けられる度に、背筋が震えて身体中を悦びが駆け巡ってしまう。
しかし、その悦びも途中で途切れた。また、イく直前に刺激を遮断されたのだ。
「んむぅぅっ! んぐぅっ!」
「どうした? 何か言いたいのか?」
敵の男は男の口を塞ぐ猿轡を外してやった。飲み込めなくなった唾液が一気に溢れたが、男はそれに構わず自らの意思で破滅的な、淫らなおねだりをした。
「お願い、イかせてぇ……!」
「何故だ? お前は敵国の軍団長なのだから、そんな頼み事をしていいはずがないだろう?」
「うぅ……っ!」
意地悪に返されて、男は唇を震わせる。誇り高い軍団長であった者の名残はどこにもない、ただ快楽を欲しがって涙を零す男。
また我慢させられる、その恐怖が頂点に達した男の耳に、敵の男は甘く囁いた。
「軍団長でなければいいだろう? ここで、性処理の道具になると言えば嫌という程射精が出来るぞ……どうする?」
深く考えればそれは隷属を誓わせる罠だが、快楽への切望で脳が麻痺している男には、射精出来るという部分だけが誇張され、あっさりと罠に堕ちてしまった。
「はいぃっ! 性処理道具になるっ、なりますぅっ! だから、らから、イかせてぇぇぇっ!!」
絶叫しながら慰み者になる事を宣言した男。それを見て敵の男は黒く笑い、男のペニスに射精を促す刺激を与えた。
待ち望んでいた快感に男は人の物と思えない恍惚の表情を浮かべ。
「んあぁぁぁーーっ!!!」
大きく腰を突き出して精液を大量に噴き出し、そのまま、気を失ってしまった。
「今は眠るがいいさ。起きたら早速、兵士達の性器をくわえてもらうからな」
目を閉じている男の唇をつつき、敵の男は嬉しそうにつぶやいていた。
地下室のベッドの上で、一人の男が猿轡をされた口で呻いた。呼吸を制限された男の表情は赤く火照り、切羽詰まった物になっている。
苦しげに声を上げながら、男は首輪と手枷でベッドの柵に拘束された身体を悶えさせた。首輪と手枷はいずれも短い鎖で男を柵に釘付けにしており、どんなにもがいても手を下ろす事さえ出来ない。激しいもどかしさに襲われ、男は手を伸ばしたい場所、ズボンを脱がされ晒されている自身のペニスを見つめた。
「うぅ、むぅんっ」
男のペニスは、先端から先走りを零して太股どころかベッドのシーツまでも濡らしていた。こうやって拘束されてから、男は一度も射精を許されていない。なのに、男を拘束した人物は意地悪くペニスを刺激し、絶頂寸前でやめてしまう。
もう何日もそれを繰り返され、男の頭の中は射精でいっぱいになっている。今見つめている自身のペニスから大量の精液が吐き出される映像が勝手に想像されて、男の身体は発情しきっていた。
だが、手を拘束されている以上自分でペニスを擦る事は出来ない。必死に足を閉じて前後させる事でペニスを刺激するが、とても射精には届かずイけない苦しさと虚しさだけが募る。
「んふぅ、んふぅんっ!」
あまりに身体が熱くて溶けてしまいそうで。あまりに快感が欲しくて狂ってしまいそうで。内側から壊される男の中からは、もはや捕らわれた時に持っていた気力は失われている。
その証拠に、男を拘束しているベッドの近くに自身を捕らえた男が立っても、睨み付けるのではなくすがる視線をぶつけた。
「良い顔だな。敵の捕虜にされて、嬲られているというのにな」
「んぅ」
敵の男に全身を舐め回すように視姦されて、男の発情がより加速する。上半身に着せられているシャツの上からでも、桃色の乳首が分かるくらいに尖っていた。
淫らに追い詰められている男を鼻で笑い、敵の男は残酷に、はちきれそうに熟れている男のペニスを握った。そして容赦無く、上下に手を動かして扱き始めた。
「くぅ、くぅんっ!」
「惨めな姿だ。責められて鼻から甘い声を漏らして、性器は淫乱な汁を垂れ流しで、女のように腰をはしたなくくねらせて」
心を砕くような言葉も、今の男には快楽の材料だ。プライドが傷付けられる度に、背筋が震えて身体中を悦びが駆け巡ってしまう。
しかし、その悦びも途中で途切れた。また、イく直前に刺激を遮断されたのだ。
「んむぅぅっ! んぐぅっ!」
「どうした? 何か言いたいのか?」
敵の男は男の口を塞ぐ猿轡を外してやった。飲み込めなくなった唾液が一気に溢れたが、男はそれに構わず自らの意思で破滅的な、淫らなおねだりをした。
「お願い、イかせてぇ……!」
「何故だ? お前は敵国の軍団長なのだから、そんな頼み事をしていいはずがないだろう?」
「うぅ……っ!」
意地悪に返されて、男は唇を震わせる。誇り高い軍団長であった者の名残はどこにもない、ただ快楽を欲しがって涙を零す男。
また我慢させられる、その恐怖が頂点に達した男の耳に、敵の男は甘く囁いた。
「軍団長でなければいいだろう? ここで、性処理の道具になると言えば嫌という程射精が出来るぞ……どうする?」
深く考えればそれは隷属を誓わせる罠だが、快楽への切望で脳が麻痺している男には、射精出来るという部分だけが誇張され、あっさりと罠に堕ちてしまった。
「はいぃっ! 性処理道具になるっ、なりますぅっ! だから、らから、イかせてぇぇぇっ!!」
絶叫しながら慰み者になる事を宣言した男。それを見て敵の男は黒く笑い、男のペニスに射精を促す刺激を与えた。
待ち望んでいた快感に男は人の物と思えない恍惚の表情を浮かべ。
「んあぁぁぁーーっ!!!」
大きく腰を突き出して精液を大量に噴き出し、そのまま、気を失ってしまった。
「今は眠るがいいさ。起きたら早速、兵士達の性器をくわえてもらうからな」
目を閉じている男の唇をつつき、敵の男は嬉しそうにつぶやいていた。
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