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性尋問は壊されるまで
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「あ、あー……!」
薄暗い地下室で、一人の男が呻いていた。服を剥ぎ取られた男の身体は、後ろにでんぐり返しをするような体勢、頭を下にして尻を高く掲げた体勢を強制されていた。
手首と足首は顔の横の床に金属の拘束具で繋がれていて、足を下ろす事も出来ない。
更に男の目には目隠し、口には細い金属を口の端の上下、計四本を引っかけて固定する口枷を嵌められ言葉を奪われ口を閉じるのも許されない。
ほとんどの行動を封じられ不自由な身体を身悶えさせるしかない男。そんな男に、男を捕らえた人物は残酷な性拷問を与えていた。
「あっ! ぅあぁ……」
さらけ出されたアナルに刺激を感じ、男の身体がピクンと跳ねた。その刺激の正体は、液体。
男のアナルの上に設置されたチューブから垂れ落ちる、強力な媚薬。一定時間ごとに恥ずかしい穴に薬品を垂らされ、男のアナルはヒクヒクと痙攣していた。
もう一晩中、この責め苦が施されている。幾らもがいても液体はアナルに落ちて疼きを加速させていき、もはや弾けそうな程に赤く腫れている。
死にたいくらいの屈辱に苛まれても舌は噛めず、開かされた口には栄養剤と、催淫剤が混ぜられた液体がアナルと同じチューブで流されていた。
心も身体もボロボロになり、頭の中はより強い快感を求めて気が狂いそうだ。
その強制された体勢のせいで血が頭に昇り、思考が定まらない。近くに誰かが近付いた事も、男は声をかけられてようやく知った。
「どうだい、話してくれる気になったかい? スパイ君」
それは男がスパイである事を見抜き、捕らえ、凌辱している男。
目隠しで見えないが自分を見下ろしている事を想像し、スパイは拒否を示す為に首を左右に振った。それがどんな結果を招くか、全く考えられないままに。
「そうかい? 君のここはとっても素直に、話したがってる気がするけど」
「あうぅっ!」
男は嘲笑いながら、スパイのヒクついているアナルに指を差し込んだ。心は嫌がるのにアナルは指を悦んできゅうきゅうと絞め付ける。
淫乱な反応に、男は言葉を続けた。
「ほら、私の指を嬉しそうにしゃぶって、温かく包んでるよ。気持ち良くなって、嬉しいでしょ?」
「あぁーっ!」
違う、違う。嬉しくない。
それを伝えようとしたスパイは、指が抜かれて首をかしげる。
「でも、言いたくないんなら……言いたくなるまでもっと嬲ってあげよう」
言って、男は連れてきていた部下に目で指示を与える。
部下達は素早く動き、スパイの股間に下着を履かせた。
「あぉ!? おぁぁ!」
鍵と、ペニスを責めるローターと、アナルを掻き回すバイブが付いた…特殊な下着を。
「じゃあ、私は行くよ。戻ってくる時までに正直に話すか、嬲り殺されるかを決めておきなさい」
「あぁぁーっ!!!」
スイッチを入れられ、長い時間媚薬で高められていたアナルがめちゃくちゃに掻き回される。男はその惨めな身悶えを少しだけ観察し、地下室を後にした。
「あーぁっ! あーっ、あー!!」
悲痛とも言える甘い悲鳴を上げながら、スパイは全身を痙攣させて快感に溺れていく。
鍛え上げられた精神が崩壊するのはもはや、遠い未来の事ではなかった。
薄暗い地下室で、一人の男が呻いていた。服を剥ぎ取られた男の身体は、後ろにでんぐり返しをするような体勢、頭を下にして尻を高く掲げた体勢を強制されていた。
手首と足首は顔の横の床に金属の拘束具で繋がれていて、足を下ろす事も出来ない。
更に男の目には目隠し、口には細い金属を口の端の上下、計四本を引っかけて固定する口枷を嵌められ言葉を奪われ口を閉じるのも許されない。
ほとんどの行動を封じられ不自由な身体を身悶えさせるしかない男。そんな男に、男を捕らえた人物は残酷な性拷問を与えていた。
「あっ! ぅあぁ……」
さらけ出されたアナルに刺激を感じ、男の身体がピクンと跳ねた。その刺激の正体は、液体。
男のアナルの上に設置されたチューブから垂れ落ちる、強力な媚薬。一定時間ごとに恥ずかしい穴に薬品を垂らされ、男のアナルはヒクヒクと痙攣していた。
もう一晩中、この責め苦が施されている。幾らもがいても液体はアナルに落ちて疼きを加速させていき、もはや弾けそうな程に赤く腫れている。
死にたいくらいの屈辱に苛まれても舌は噛めず、開かされた口には栄養剤と、催淫剤が混ぜられた液体がアナルと同じチューブで流されていた。
心も身体もボロボロになり、頭の中はより強い快感を求めて気が狂いそうだ。
その強制された体勢のせいで血が頭に昇り、思考が定まらない。近くに誰かが近付いた事も、男は声をかけられてようやく知った。
「どうだい、話してくれる気になったかい? スパイ君」
それは男がスパイである事を見抜き、捕らえ、凌辱している男。
目隠しで見えないが自分を見下ろしている事を想像し、スパイは拒否を示す為に首を左右に振った。それがどんな結果を招くか、全く考えられないままに。
「そうかい? 君のここはとっても素直に、話したがってる気がするけど」
「あうぅっ!」
男は嘲笑いながら、スパイのヒクついているアナルに指を差し込んだ。心は嫌がるのにアナルは指を悦んできゅうきゅうと絞め付ける。
淫乱な反応に、男は言葉を続けた。
「ほら、私の指を嬉しそうにしゃぶって、温かく包んでるよ。気持ち良くなって、嬉しいでしょ?」
「あぁーっ!」
違う、違う。嬉しくない。
それを伝えようとしたスパイは、指が抜かれて首をかしげる。
「でも、言いたくないんなら……言いたくなるまでもっと嬲ってあげよう」
言って、男は連れてきていた部下に目で指示を与える。
部下達は素早く動き、スパイの股間に下着を履かせた。
「あぉ!? おぁぁ!」
鍵と、ペニスを責めるローターと、アナルを掻き回すバイブが付いた…特殊な下着を。
「じゃあ、私は行くよ。戻ってくる時までに正直に話すか、嬲り殺されるかを決めておきなさい」
「あぁぁーっ!!!」
スイッチを入れられ、長い時間媚薬で高められていたアナルがめちゃくちゃに掻き回される。男はその惨めな身悶えを少しだけ観察し、地下室を後にした。
「あーぁっ! あーっ、あー!!」
悲痛とも言える甘い悲鳴を上げながら、スパイは全身を痙攣させて快感に溺れていく。
鍛え上げられた精神が崩壊するのはもはや、遠い未来の事ではなかった。
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