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魔王は勇者を性奴隷にする
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「あぁ! うぁ、んぅっ!」
魔王城の中、魔王の部屋で。勇者の青年が大きな声を上げていた。
その声は甘く濡れていて、戦いで発せられる掛け声では断じてない。事実、勇者は戦いでなく、快感によって声を上げさせられていた。それも、自分が退治しに来た憎き魔王。自分を返り討ちにした魔王の手で勇者は快感を与えられ、喘ぎ声を上げていた。
「くふっ……あぅっ」
「どうだ? 気持ち良いのか? それとも……悔しいのか?」
玉座の上で勇者を後ろから抱いている魔王が、意地悪く笑いながら尋ねた。答えは、両方だ。
気持ち良いけど悔しくて、悔しいけど気持ち良くて。勇者は目隠しの下から屈辱と、感じ過ぎた為に出た涙を零していた。
その流れる雫を拭いたくても、出来ない。勇者の手は魔王の魔力によって作られた枷で後ろ手に拘束されており、衣服を破り取られた身体を魔王の目から覆い隠すのも不可能だった。
視覚も抵抗も封じられた勇者は、魔王の手が自身のペニスを扱くのもやめさせられず、敏感な場所を優しく刺激され続けていた。
「あぁ……あんっ、ふぁっ!」
「可愛い声だ。もっと聞かせてみろ」
耳元で囁かれ、勇者は背筋を震わせた。自分のその反応が信じられなくて、勇者は恐れを加速させた。
違う。こんなの俺じゃない。俺は、この魔王を。
何とか自我を保とうと頑張るが、休み無くペニスを擦る手のせいで頭がぼうっとしている。そして、勇者の脳内には一つの欲求が生まれて、その欲望を満たしたいと叫んでいた。
「うぁ……っ! あぁ、も、もぅ……っ!」
「おっと」
「は、あぁっ!」
欲望が満たされる寸前、魔王が手の動きを緩めた。擦ってはいるが、激しい快感は発生しない早さ。これでは、勇者の欲望は満たされる事は無い。
「お願いだ……もぅ、イかせて、くれ……」
「おや? 勇者とあろう者が魔王にお願いをするのか?」
「ひ、ぐうぅ」
それは分かっている。でも、イかせてもらえないと気が狂ってしまいそうだ。
数え切れない程射精を寸止めされて、イきたいのにイかせてもらえなくて。勇者の理性は完全に崩壊して射精の事しか考えられなくなっていた。
「イきたい、イきたいぃ……っ!」
「そんなにイきたいなら、勇者などやめてしまえばどうだ? 俺は魔王様の性奴隷ですと誓えば、何のしがらみも無くおねだりが出来るだろう?」
「あ、あぁ……っ」
誇り高い勇者と、惨め極まりない性奴隷に堕ちる事。プライドと目先の責め苦からの解放を秤にかけて。
「お、れはぁ……魔王様の性奴隷、です。だからっ、イかせてくださいぃっ!」
プライドを捨て、勇者である事も捨てた青年に魔王が笑い、指を鳴らした。すると、青年の額に魔王の紋章が浮かび上がる。
目隠しをされた青年はまだ気付いていない。自分が、もう二度とこの魔王に逆らえない呪いをかけられてしまった事を。
「良い子だ。じゃあ、ご褒美にたっぷりとイかせてやろうな」
「あぁっ、あんんっ!」
ぐちゅぐちゅと音を立て、ペニスが扱かれる。
性奴隷になった青年はもはや自身の使命も忘れ、もうすぐ訪れる射精の時を、魔王の体温を感じながら待ち侘びていた。
魔王城の中、魔王の部屋で。勇者の青年が大きな声を上げていた。
その声は甘く濡れていて、戦いで発せられる掛け声では断じてない。事実、勇者は戦いでなく、快感によって声を上げさせられていた。それも、自分が退治しに来た憎き魔王。自分を返り討ちにした魔王の手で勇者は快感を与えられ、喘ぎ声を上げていた。
「くふっ……あぅっ」
「どうだ? 気持ち良いのか? それとも……悔しいのか?」
玉座の上で勇者を後ろから抱いている魔王が、意地悪く笑いながら尋ねた。答えは、両方だ。
気持ち良いけど悔しくて、悔しいけど気持ち良くて。勇者は目隠しの下から屈辱と、感じ過ぎた為に出た涙を零していた。
その流れる雫を拭いたくても、出来ない。勇者の手は魔王の魔力によって作られた枷で後ろ手に拘束されており、衣服を破り取られた身体を魔王の目から覆い隠すのも不可能だった。
視覚も抵抗も封じられた勇者は、魔王の手が自身のペニスを扱くのもやめさせられず、敏感な場所を優しく刺激され続けていた。
「あぁ……あんっ、ふぁっ!」
「可愛い声だ。もっと聞かせてみろ」
耳元で囁かれ、勇者は背筋を震わせた。自分のその反応が信じられなくて、勇者は恐れを加速させた。
違う。こんなの俺じゃない。俺は、この魔王を。
何とか自我を保とうと頑張るが、休み無くペニスを擦る手のせいで頭がぼうっとしている。そして、勇者の脳内には一つの欲求が生まれて、その欲望を満たしたいと叫んでいた。
「うぁ……っ! あぁ、も、もぅ……っ!」
「おっと」
「は、あぁっ!」
欲望が満たされる寸前、魔王が手の動きを緩めた。擦ってはいるが、激しい快感は発生しない早さ。これでは、勇者の欲望は満たされる事は無い。
「お願いだ……もぅ、イかせて、くれ……」
「おや? 勇者とあろう者が魔王にお願いをするのか?」
「ひ、ぐうぅ」
それは分かっている。でも、イかせてもらえないと気が狂ってしまいそうだ。
数え切れない程射精を寸止めされて、イきたいのにイかせてもらえなくて。勇者の理性は完全に崩壊して射精の事しか考えられなくなっていた。
「イきたい、イきたいぃ……っ!」
「そんなにイきたいなら、勇者などやめてしまえばどうだ? 俺は魔王様の性奴隷ですと誓えば、何のしがらみも無くおねだりが出来るだろう?」
「あ、あぁ……っ」
誇り高い勇者と、惨め極まりない性奴隷に堕ちる事。プライドと目先の責め苦からの解放を秤にかけて。
「お、れはぁ……魔王様の性奴隷、です。だからっ、イかせてくださいぃっ!」
プライドを捨て、勇者である事も捨てた青年に魔王が笑い、指を鳴らした。すると、青年の額に魔王の紋章が浮かび上がる。
目隠しをされた青年はまだ気付いていない。自分が、もう二度とこの魔王に逆らえない呪いをかけられてしまった事を。
「良い子だ。じゃあ、ご褒美にたっぷりとイかせてやろうな」
「あぁっ、あんんっ!」
ぐちゅぐちゅと音を立て、ペニスが扱かれる。
性奴隷になった青年はもはや自身の使命も忘れ、もうすぐ訪れる射精の時を、魔王の体温を感じながら待ち侘びていた。
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