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スパイ達は調教の虜
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都内に本社を構える、大企業のビル。
その最上階、街を見下ろす社長室の窓際に、その二人はいた。
「んふ、んぅ……」
「おぅぅ、くふっ」
全身から汗を噴き出させながら高く喘ぐ二人の男は、どちらも服を着ていない。絨毯の上で裸体を晒し、快感に身悶えている。その快感の源は、アナルに突き入れられたバイブだ。
二人はバイブを抜き取りたくとも、出来ない。右の手首と足首、左の手首と足首を、それぞれ鎖で繋いだ革の枷で腕を後ろに回して繋がれているからだ。
床に膝を突き、背筋を反らせた状態で拘束された二人。動きを制限された手が届きもしないバイブへ必死に手を伸ばす度、バイブの容赦無い首振りでアナルが掻き混ぜられる度に、枷の鎖がじゃらじゃらと鳴った。
その金属音は重く厳重な拘束の証だったが、男達は音なんて比べ物にならないくらいの拘束感をひっきりなしに感じさせられている。
「あぅ……はぉぉ」
「んぐ、むっ」
二人の言葉を奪う一つの口枷、太く短い金属のリングに、二本の革ベルトが付いている。つまり、リング一つが男達の口を閉ざす事を封じた上で口を繋げ、呼吸すらも大きく制限している。
口で呼吸をすると相手の口内に吐息が入り、もう一人を苦しめてしまう。二人は快感の息苦しさと闘い、鼻を使って必死に息をする。
口枷によって接近させられている、もう一人の顔が快感で蕩けるのを間近で見つめながら。
「ひぐ、ひぐぅぅ……っ!」
一人が拘束された身体を跳ねさせ、射精をした。それに合わせて、もう一人が悲鳴を上げる。
「あぅぅ! ひんこ、こひゅりつけ、ないれぇ……!」
口と同じように、男達はペニスも連結されていた。亀頭の下に小さな枷を嵌め、二本のペニスは先端を触れ合わせたまま離れる事が出来ない。
お互いに動かなければペニスの擦り付け合いは起こらないのだが、アナルに入れられている非情な淫具はそれを許さないかのように中を掻き回し続ける。
厳重に拘束されてはいるが、腰をくねらせるくらいの遊びはある。いや、正確にはその遊びはわざと作られた物だ。
長時間嬲られて身体中が重いのに、ペニスをぶつけ合う腰の動きをとめられない。そんな屈辱を男達に与える為に、拘束した人間が計算して作った物だ。
「んもぉ、ひやらぁ……」
「たふ、けへ。たふけ……っ!」
涙を流して身悶える男達。そこに、一人の男が訪れる。
男達を拘束した張本人で、部屋の主。社長である若い男。
「気分はどうだい? スパイ君達」
全身から体液を撒き散らす憐れな男達に、社長は言った。
男達は、この企業を標的にして送り込まれた産業スパイ。それを見抜かれ、捕まり。今、社長室で性の仕置きを受けていた。
「あぁ、そうだ。君達の雇い主達に電話して聞いたら、関係無いから好きにしていいと言われたよ」
「んぅっ!?」
「しょ、んな……っ!」
自分達が見捨てられた事を思い知らされ、絶望する元スパイ達。その様子を眺めて、社長の男は自分のズボンに手を伸ばす。
「もう君達には居場所は無いだろう? 快感に堕ちれば、私の家で性奴隷として飼ってあげよう」
社長はズボンのファスナーを下ろして、自分の逞しいペニスを取り出し。そして、拘束された二人の鼻先に、そのペニスを突き出した。
途端、精臭に鼻を犯されて二人は呼吸をとめるが、口を繋がれて顔を背ける事も出来ず、呼吸をしなければ死んでしまうのでどうあがいても男根の香りからは逃れられない。
「んぅーっ、ふぅぅ……!」
「ひゃめ、あたま、ぼーっとすりゅ……」
一呼吸ごとに神経が欲情に蝕まれ、肉体もバイブの刺激で快楽に溺れさせられる。
二人はもう、言う通りに狂い、乱れるしか道は無い。
「ふふ、良い目になってきたね。君達は淫乱になれるよ」
そんな恐ろしい褒め言葉ももはや、二人の耳には聞こえてなどいなかった。
その最上階、街を見下ろす社長室の窓際に、その二人はいた。
「んふ、んぅ……」
「おぅぅ、くふっ」
全身から汗を噴き出させながら高く喘ぐ二人の男は、どちらも服を着ていない。絨毯の上で裸体を晒し、快感に身悶えている。その快感の源は、アナルに突き入れられたバイブだ。
二人はバイブを抜き取りたくとも、出来ない。右の手首と足首、左の手首と足首を、それぞれ鎖で繋いだ革の枷で腕を後ろに回して繋がれているからだ。
床に膝を突き、背筋を反らせた状態で拘束された二人。動きを制限された手が届きもしないバイブへ必死に手を伸ばす度、バイブの容赦無い首振りでアナルが掻き混ぜられる度に、枷の鎖がじゃらじゃらと鳴った。
その金属音は重く厳重な拘束の証だったが、男達は音なんて比べ物にならないくらいの拘束感をひっきりなしに感じさせられている。
「あぅ……はぉぉ」
「んぐ、むっ」
二人の言葉を奪う一つの口枷、太く短い金属のリングに、二本の革ベルトが付いている。つまり、リング一つが男達の口を閉ざす事を封じた上で口を繋げ、呼吸すらも大きく制限している。
口で呼吸をすると相手の口内に吐息が入り、もう一人を苦しめてしまう。二人は快感の息苦しさと闘い、鼻を使って必死に息をする。
口枷によって接近させられている、もう一人の顔が快感で蕩けるのを間近で見つめながら。
「ひぐ、ひぐぅぅ……っ!」
一人が拘束された身体を跳ねさせ、射精をした。それに合わせて、もう一人が悲鳴を上げる。
「あぅぅ! ひんこ、こひゅりつけ、ないれぇ……!」
口と同じように、男達はペニスも連結されていた。亀頭の下に小さな枷を嵌め、二本のペニスは先端を触れ合わせたまま離れる事が出来ない。
お互いに動かなければペニスの擦り付け合いは起こらないのだが、アナルに入れられている非情な淫具はそれを許さないかのように中を掻き回し続ける。
厳重に拘束されてはいるが、腰をくねらせるくらいの遊びはある。いや、正確にはその遊びはわざと作られた物だ。
長時間嬲られて身体中が重いのに、ペニスをぶつけ合う腰の動きをとめられない。そんな屈辱を男達に与える為に、拘束した人間が計算して作った物だ。
「んもぉ、ひやらぁ……」
「たふ、けへ。たふけ……っ!」
涙を流して身悶える男達。そこに、一人の男が訪れる。
男達を拘束した張本人で、部屋の主。社長である若い男。
「気分はどうだい? スパイ君達」
全身から体液を撒き散らす憐れな男達に、社長は言った。
男達は、この企業を標的にして送り込まれた産業スパイ。それを見抜かれ、捕まり。今、社長室で性の仕置きを受けていた。
「あぁ、そうだ。君達の雇い主達に電話して聞いたら、関係無いから好きにしていいと言われたよ」
「んぅっ!?」
「しょ、んな……っ!」
自分達が見捨てられた事を思い知らされ、絶望する元スパイ達。その様子を眺めて、社長の男は自分のズボンに手を伸ばす。
「もう君達には居場所は無いだろう? 快感に堕ちれば、私の家で性奴隷として飼ってあげよう」
社長はズボンのファスナーを下ろして、自分の逞しいペニスを取り出し。そして、拘束された二人の鼻先に、そのペニスを突き出した。
途端、精臭に鼻を犯されて二人は呼吸をとめるが、口を繋がれて顔を背ける事も出来ず、呼吸をしなければ死んでしまうのでどうあがいても男根の香りからは逃れられない。
「んぅーっ、ふぅぅ……!」
「ひゃめ、あたま、ぼーっとすりゅ……」
一呼吸ごとに神経が欲情に蝕まれ、肉体もバイブの刺激で快楽に溺れさせられる。
二人はもう、言う通りに狂い、乱れるしか道は無い。
「ふふ、良い目になってきたね。君達は淫乱になれるよ」
そんな恐ろしい褒め言葉ももはや、二人の耳には聞こえてなどいなかった。
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