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二人の青年は男への隷属を誓わされる
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人気が無くなった夜の街を一人暮らしの自宅に向けて歩いていた大学生の青年は、数人の男に襲われている同じ年頃の青年を見つけ、正義感に駆られて警察を呼ぶ事さえせずに助け出しに行ってしまった。相手が荒事のプロである可能性も考えず、手も足も出せずに返り討ちにされた自分が口封じの為、襲われていた青年と共に男達の雇い主の屋敷へ連れ去られる未来など想像すらせずに、だ。
二人が連れ去られた先の絢爛な屋敷は広く、大きく、部屋の中で騒いだくらいでは外部に声は漏れない。
故に、屋敷の主の男は思う存分悪趣味な責めを自分の元から逃げ出した悪い青年ペットと、余計な邪魔をした青年への仕置きとして加える事が出来る。
何の妨害を受ける心配も無く、逃げた青年の罪悪感を刺激し、捕まった青年に責めを施しながら二人を辱める無情な言葉を吐いて自身の興奮を際限無く高める事が出来るのだ。
「ほら、よく見なさい。お前が悪い子だったせいであの子が苦しんでる。女の子の水着を着せられて、乳首のところに痒くなる薬を塗られて、可哀想なくらいにじたばたと身悶えてるんだよ? 他の誰でもない、お前のせいでね」
「う、むふぅぅ……っ」
さも恥辱の日々から逃げ出した青年が悪いかのように言い、自身が腰掛けたソファーの右前の床に固定したアナルバイブの上に座らせた青年の髪を緩く掴んで捕らわれた青年の方を男は見させる。
言葉を奪うギャグボールを噛まされ、立ち上がりたくても立ち上がれないよう右の手首と足首と左の手首と足首を革の枷で結合され、新たに付け直された首輪の重みを感じながら尻穴を容赦無く機械で掻き回される今の恥辱よりもはるかに強い罪悪感の感情に苛まれ、ペットにされた青年は快楽に歪んだ表情を哀しさと申し訳無さで更に歪ませた。
しかし、捕らわれた青年は表情を歪ませる青年ペットを見て激しい怒りを覚える。悪いのは青年ではなく、全て男だ。
人に首輪を嵌めて良い様に言う事を聞かせるなど、許されるはずが無い。虐げられていた青年を助けようとした自分を攫い、無理矢理嫌がる自分に白いスクール水着を着せて乳首の部分に痒み薬を染み込ませ、左右の手を万歳の状態から離れられないよう男達の手で強く掴まれている姿で乳首を襲う痒みをどうにかして紛らわそうと身悶えている様子を見て愉しげに笑うなんて事が許されていい訳が無い。
だから、青年は自由な口で抗議の言葉を怒りに任せて放った。
「ふざ……けんなっ! 今すぐ俺達を解放しろっ! お前のやってる事は……犯罪、だぞっ」
「自分の立場も理解せずに喚いて、元気な子だねぇ」
「何が立場だ! お前は偉いって言うの……」
か。青年の言葉の最後の一文字は出なかった。最後の一文字を放つよりも先に、苦悶と甘さが混ざり合った悲鳴がペットにされた青年から溢れ出したからだ。
「んがぁぁぁぁーっ!? うぐっ、うがっ、んむぁぁぁぁーっ!!」
「偉いに決まってるでしょ? 私は君達のご主人様なんだよ? こうやって、君の粗相の責任をこの子に取らせる権利も持ってるんだ」
にっこりと微笑みながらペット青年の尻穴のバイブと連動しているリモコンを顔の横で揺らす男に、スクール水着の青年は背筋を凍らせた。
この男にはこちらの常識は一切通じない。早くバイブの駆動を弱めさせたいが、下手に何を言ったら何をするか分からない。
濡れた絶叫を聞きながら思考を巡らせる青年に、男は笑みを保ったまま意地悪く尋ねた。
「どうする? この子のバイブの動きを弱めて欲しいかい?」
男の問いに、青年は蒼白な表情でコクリとうなずく。
「なら、自分の粗相の責任を取る為にご主人様にお願いしなさい。反抗的なペットの乳首をもっともっと痒くして、たっぷりと焦らすお仕置きをしてください、って」
「っ……!」
「言いたくないなら別に良いよ? それなら私はこっちの子を、気を失うまでいたぶるだけだから」
「うぐっ! むぎゅぅぅぅぅーっ!!」
残酷な事を口にする男と、従っては駄目だという瞳を向けながら顔を左右に振るペット青年の姿がスクール水着の青年の視界に入る。
ペット青年は容赦の無い快楽に痙攣し、勃起した男根から先走りをとろとろと分泌し、喉が破れそうな絶叫をギャグボールごしに発しながらも辱めを受ける必要は無いと伝えている。けれど、青年は。人数的不利をかえりみず助ける為に突っ込んでいく正義感を持った青年には誰かを犠牲にして自分だけ助かるという選択肢を思い付けず、男が指定した言葉を震える唇で、痒みに嬲られて意識が集中し水着の白い生地を内側からいやらしく押し上げている乳首を無意識に突き出しながら口にしていた。
「は、反抗的なペットの乳首を、もっともっと……痒くして、たっぷり焦らして……お仕置きしてください」
「ちょっと違うけど、まぁいいか。お望み通りたっぷりお仕置きしてあげるよ」
ペット青年の尻穴を貫いているバイブを少しだけ弱めてから立ち上がり、男はなみなみと痒み薬が入ったビンと筆を手に取って青年に近付いていく。すると、配下の男達は青年の手を握る力を強め、身体を引いて逃れる事と蹴りを封じる為に足首を左右から押さえ付け、わずかな抵抗も不可能な状況を作り出していく。
「このビンの薬全てを使い切るのが先かな? それとも乳首の痒さに耐え切れずに君が狂っちゃうのが先かな?」
「あ、あぁぁ……」
痒み薬を含んだ筆がゆっくりと左の乳首に近付く様子を恐怖に怯えながら見つめる青年を観察する男は狂気に歪んだ満面の笑みを浮かべており、泣きながら乳首への刺激を求めて半狂乱に身悶える青年を想像した男の男根はズボンの下でガチガチにふくらんでいた。
異常な男に捕らわれ、助けも期待出来ない場所で苛烈な性の責めを施される二人の青年が心と身体の崩壊と屈服を迎えて男への隷属を誓う時は、そう遠い未来の事ではなかった。
二人が連れ去られた先の絢爛な屋敷は広く、大きく、部屋の中で騒いだくらいでは外部に声は漏れない。
故に、屋敷の主の男は思う存分悪趣味な責めを自分の元から逃げ出した悪い青年ペットと、余計な邪魔をした青年への仕置きとして加える事が出来る。
何の妨害を受ける心配も無く、逃げた青年の罪悪感を刺激し、捕まった青年に責めを施しながら二人を辱める無情な言葉を吐いて自身の興奮を際限無く高める事が出来るのだ。
「ほら、よく見なさい。お前が悪い子だったせいであの子が苦しんでる。女の子の水着を着せられて、乳首のところに痒くなる薬を塗られて、可哀想なくらいにじたばたと身悶えてるんだよ? 他の誰でもない、お前のせいでね」
「う、むふぅぅ……っ」
さも恥辱の日々から逃げ出した青年が悪いかのように言い、自身が腰掛けたソファーの右前の床に固定したアナルバイブの上に座らせた青年の髪を緩く掴んで捕らわれた青年の方を男は見させる。
言葉を奪うギャグボールを噛まされ、立ち上がりたくても立ち上がれないよう右の手首と足首と左の手首と足首を革の枷で結合され、新たに付け直された首輪の重みを感じながら尻穴を容赦無く機械で掻き回される今の恥辱よりもはるかに強い罪悪感の感情に苛まれ、ペットにされた青年は快楽に歪んだ表情を哀しさと申し訳無さで更に歪ませた。
しかし、捕らわれた青年は表情を歪ませる青年ペットを見て激しい怒りを覚える。悪いのは青年ではなく、全て男だ。
人に首輪を嵌めて良い様に言う事を聞かせるなど、許されるはずが無い。虐げられていた青年を助けようとした自分を攫い、無理矢理嫌がる自分に白いスクール水着を着せて乳首の部分に痒み薬を染み込ませ、左右の手を万歳の状態から離れられないよう男達の手で強く掴まれている姿で乳首を襲う痒みをどうにかして紛らわそうと身悶えている様子を見て愉しげに笑うなんて事が許されていい訳が無い。
だから、青年は自由な口で抗議の言葉を怒りに任せて放った。
「ふざ……けんなっ! 今すぐ俺達を解放しろっ! お前のやってる事は……犯罪、だぞっ」
「自分の立場も理解せずに喚いて、元気な子だねぇ」
「何が立場だ! お前は偉いって言うの……」
か。青年の言葉の最後の一文字は出なかった。最後の一文字を放つよりも先に、苦悶と甘さが混ざり合った悲鳴がペットにされた青年から溢れ出したからだ。
「んがぁぁぁぁーっ!? うぐっ、うがっ、んむぁぁぁぁーっ!!」
「偉いに決まってるでしょ? 私は君達のご主人様なんだよ? こうやって、君の粗相の責任をこの子に取らせる権利も持ってるんだ」
にっこりと微笑みながらペット青年の尻穴のバイブと連動しているリモコンを顔の横で揺らす男に、スクール水着の青年は背筋を凍らせた。
この男にはこちらの常識は一切通じない。早くバイブの駆動を弱めさせたいが、下手に何を言ったら何をするか分からない。
濡れた絶叫を聞きながら思考を巡らせる青年に、男は笑みを保ったまま意地悪く尋ねた。
「どうする? この子のバイブの動きを弱めて欲しいかい?」
男の問いに、青年は蒼白な表情でコクリとうなずく。
「なら、自分の粗相の責任を取る為にご主人様にお願いしなさい。反抗的なペットの乳首をもっともっと痒くして、たっぷりと焦らすお仕置きをしてください、って」
「っ……!」
「言いたくないなら別に良いよ? それなら私はこっちの子を、気を失うまでいたぶるだけだから」
「うぐっ! むぎゅぅぅぅぅーっ!!」
残酷な事を口にする男と、従っては駄目だという瞳を向けながら顔を左右に振るペット青年の姿がスクール水着の青年の視界に入る。
ペット青年は容赦の無い快楽に痙攣し、勃起した男根から先走りをとろとろと分泌し、喉が破れそうな絶叫をギャグボールごしに発しながらも辱めを受ける必要は無いと伝えている。けれど、青年は。人数的不利をかえりみず助ける為に突っ込んでいく正義感を持った青年には誰かを犠牲にして自分だけ助かるという選択肢を思い付けず、男が指定した言葉を震える唇で、痒みに嬲られて意識が集中し水着の白い生地を内側からいやらしく押し上げている乳首を無意識に突き出しながら口にしていた。
「は、反抗的なペットの乳首を、もっともっと……痒くして、たっぷり焦らして……お仕置きしてください」
「ちょっと違うけど、まぁいいか。お望み通りたっぷりお仕置きしてあげるよ」
ペット青年の尻穴を貫いているバイブを少しだけ弱めてから立ち上がり、男はなみなみと痒み薬が入ったビンと筆を手に取って青年に近付いていく。すると、配下の男達は青年の手を握る力を強め、身体を引いて逃れる事と蹴りを封じる為に足首を左右から押さえ付け、わずかな抵抗も不可能な状況を作り出していく。
「このビンの薬全てを使い切るのが先かな? それとも乳首の痒さに耐え切れずに君が狂っちゃうのが先かな?」
「あ、あぁぁ……」
痒み薬を含んだ筆がゆっくりと左の乳首に近付く様子を恐怖に怯えながら見つめる青年を観察する男は狂気に歪んだ満面の笑みを浮かべており、泣きながら乳首への刺激を求めて半狂乱に身悶える青年を想像した男の男根はズボンの下でガチガチにふくらんでいた。
異常な男に捕らわれ、助けも期待出来ない場所で苛烈な性の責めを施される二人の青年が心と身体の崩壊と屈服を迎えて男への隷属を誓う時は、そう遠い未来の事ではなかった。
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