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男は何も察せぬまま年下の主に奉仕を捧げる
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何時ものように書斎で仕事に耽りながら、男はふと違和感を覚えた。
仕事は問題無く進んでいる。締め切りに余裕を持った状態で完成に至れそうな程に、物語を紡ぐ手は忙しなく動いている。
それ故に、男は自身の肉体の不自然な火照りと怠さに首を傾げていた。
一体何が原因だろうかと頭を捻ってみても、思い当たる節は無い。風邪でもひいたのだろうかと疑ってみても、そうとは思えないくらいに思考は明瞭に冴え渡っている。
そうして己の肉体の不可解な変化について答えの出ない問いを巡らせていた男の耳に、来客を知らせるインターホンが鳴った。
それに気付いた男は腰掛けていた椅子から立ち上がり書きかけの原稿を残して書斎から出ると、今日この時間に訪問することになっていた編集部の者に歓迎を寄せる為に玄関へと足を運び、そこで待っていた青年に、自分よりも一回り以上年下の青年に、何の躊躇いも見せず自身の行動の異常さも察せぬまま熱烈な歓迎の奉仕を注ぎ始めた。
「んむ……はぶ、んぢゅぅっ」
ズボンのファスナーを下ろし硬く張り詰めた男根を露出させていた青年の前に膝を付いた男が、大きく開いた口の中に男根を飲み込みそのまま舌を用いた愛撫を施し出す。
書斎にいる時から一切衣服を纏っていない裸体の格好を取っていた男が、自らの手で乳首に装着したクリップ型のローターと男根の根元に巻き付けたベルト型のローターが生み出す振動の快楽に身を震わせ、尻穴にねじ込んだアナルプラグが絶えず震える刺激を受けて無自覚に腰を揺らめかせつつ、青年の腰に腕を回した体勢で男根にむしゃぶりついている。
「んふっ、あむぅっ。んぶ、んみゅ、ふぢゅぅっ」
涙に潤んだ目で自分を見上げて救いを請うような視線を飛ばしながら、男が口内へと収めた男根に舌を一生懸命這わせる。
自らの手で弱くもどかしいだけの振動を行うよう設定した乳首と男根と尻穴の淫具に生殺しの地獄を味わわせられていた男が、自覚が無いまま積もり積もった欲望に突き動かされる形で男根を貪り、青年に奉仕の悦楽を捧げていく。
その滑稽な様を独占し、堪能しながら、青年は口角を残忍に吊り上げさせる。
実力があり、人気もある。だがあまりの気難しさに執筆速度は全く安定しない。そんな男を御する目的を持ち藁にも縋る思いで手を出した催眠術の効力に魅入られた青年は、自分よりも立場が上であるはずの男を屈服させ意のままに操る至福に溺れながら、汗ばんだ男の髪を荒々しく掴んで口内を乱暴に犯し始めた。
「おごっ、えごっ! んぶ、みゅぎゅぅぅ!」
男根で喉の肉を抉られ始めた男が、えづきながらくぐもった悲鳴を上げる。その悲鳴に笑みの黒さを深めながら、皮肉と嫌味を混ぜた言葉を放ち立場が下であり年下でもある自分を軽んじる発言を繰り返していた男の口を男根で蹂躙し間抜けな声を上げさせている事実に歪んだ愉悦を滾らせながら、青年は今日はどんな手法でこの無様な男を苛め抜いてやろうかと考えつつ、上書きされた常識に従って息苦しさの中男根への奉仕を継続している男の口に征服の証でもある白く濁った精液を、一滴残らず飲み干すだろうという確信を抱いた上で放出していくのだった。
仕事は問題無く進んでいる。締め切りに余裕を持った状態で完成に至れそうな程に、物語を紡ぐ手は忙しなく動いている。
それ故に、男は自身の肉体の不自然な火照りと怠さに首を傾げていた。
一体何が原因だろうかと頭を捻ってみても、思い当たる節は無い。風邪でもひいたのだろうかと疑ってみても、そうとは思えないくらいに思考は明瞭に冴え渡っている。
そうして己の肉体の不可解な変化について答えの出ない問いを巡らせていた男の耳に、来客を知らせるインターホンが鳴った。
それに気付いた男は腰掛けていた椅子から立ち上がり書きかけの原稿を残して書斎から出ると、今日この時間に訪問することになっていた編集部の者に歓迎を寄せる為に玄関へと足を運び、そこで待っていた青年に、自分よりも一回り以上年下の青年に、何の躊躇いも見せず自身の行動の異常さも察せぬまま熱烈な歓迎の奉仕を注ぎ始めた。
「んむ……はぶ、んぢゅぅっ」
ズボンのファスナーを下ろし硬く張り詰めた男根を露出させていた青年の前に膝を付いた男が、大きく開いた口の中に男根を飲み込みそのまま舌を用いた愛撫を施し出す。
書斎にいる時から一切衣服を纏っていない裸体の格好を取っていた男が、自らの手で乳首に装着したクリップ型のローターと男根の根元に巻き付けたベルト型のローターが生み出す振動の快楽に身を震わせ、尻穴にねじ込んだアナルプラグが絶えず震える刺激を受けて無自覚に腰を揺らめかせつつ、青年の腰に腕を回した体勢で男根にむしゃぶりついている。
「んふっ、あむぅっ。んぶ、んみゅ、ふぢゅぅっ」
涙に潤んだ目で自分を見上げて救いを請うような視線を飛ばしながら、男が口内へと収めた男根に舌を一生懸命這わせる。
自らの手で弱くもどかしいだけの振動を行うよう設定した乳首と男根と尻穴の淫具に生殺しの地獄を味わわせられていた男が、自覚が無いまま積もり積もった欲望に突き動かされる形で男根を貪り、青年に奉仕の悦楽を捧げていく。
その滑稽な様を独占し、堪能しながら、青年は口角を残忍に吊り上げさせる。
実力があり、人気もある。だがあまりの気難しさに執筆速度は全く安定しない。そんな男を御する目的を持ち藁にも縋る思いで手を出した催眠術の効力に魅入られた青年は、自分よりも立場が上であるはずの男を屈服させ意のままに操る至福に溺れながら、汗ばんだ男の髪を荒々しく掴んで口内を乱暴に犯し始めた。
「おごっ、えごっ! んぶ、みゅぎゅぅぅ!」
男根で喉の肉を抉られ始めた男が、えづきながらくぐもった悲鳴を上げる。その悲鳴に笑みの黒さを深めながら、皮肉と嫌味を混ぜた言葉を放ち立場が下であり年下でもある自分を軽んじる発言を繰り返していた男の口を男根で蹂躙し間抜けな声を上げさせている事実に歪んだ愉悦を滾らせながら、青年は今日はどんな手法でこの無様な男を苛め抜いてやろうかと考えつつ、上書きされた常識に従って息苦しさの中男根への奉仕を継続している男の口に征服の証でもある白く濁った精液を、一滴残らず飲み干すだろうという確信を抱いた上で放出していくのだった。
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