男は捕らえた刑事の汗と乳首を味わう

五月雨時雨

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男は捕らえた刑事の汗と乳首を味わう

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「う、うぐっ……むぅ、むふっ、うむぅっ」

固く丸めた布を詰め込まれ、その布を吐き出せないようにと別の布を噛まされ、更にその上から鼻と口を覆う白布を施された男が、三重の猿轡ごしにくぐもった唸りを漏らしつつ拘束をどうにかして解こうと裸体をもがかせている。
だが、男を捕らえた者が与えた拘束はもがいたくらいではビクともしない。厳重な拘束は幾ら力を込めてもがちゃがちゃと金属音を立てるのみで外れず、男はただただ息苦しさを加速させ逃れられない事実に焦りと絶望を募らせるだけだ。それでも、男は決して諦めずに拘束からの脱出を求めて手足を動かし続ける。男は握り拳の状態を強いる鍵付きの黒い革手袋を嵌められた手を動かして腰に巻き付けられたベルトの後部と手首の枷を短く繋ぐ鎖に力を加え、棒の両端に付いた枷を左右の足首に取り付け足を肩幅に開いたまま閉じられなくさせている枷を床の金具へと固定している南京錠を外そうとして丸出しの男根を情けなく揺らめかせながら足をじたばたと暴れさせる。

「ふーっ! ふぅ、ふむっ、んむぅぅ……!」

一向に変化の訪れない足掻きを繰り返し始めてから、どれくらいの時間が経っただろうか。きっと状況を好転させられるはずと自分に言い聞かせながら試行錯誤を行い続けてから、一体どれほどの時間が過ぎたのだろうか。
全身を汗で濡らし、息苦しさで意識を朦朧とさせている男にはもう、時間の感覚など残っていない。残っているのは根拠の無い、現実逃避とも呼べる希望だけだ。
その希望を糧に、男は裸体をくねらせ拘束と格闘し続ける。絶対に逃れられると信じて、手足を動かし続ける。
しかし、現実は非情で。脱出を信じて足掻く男のいる空間に無慈悲な音が鳴り響いてしまった。それは、男を捕らえ拘束を施した存在が戻ってきたことを示す足音で、その足音は疲弊しきった表情を恐怖で歪ませる男の方へと近付いていき、逃れられない男の前でとまった。
そして、足音の主は醜悪な笑みを浮かべて男に話しかける。汗に塗れ疲れと怯えから小刻みに震えている男の無防備な裸体を舐め回すように視線で貫きながら、戻ってきた男は愉快その物といった口調で抗えない男に一方的に話しかける。

「ただいま、刑事さん。それじゃ約束通り、今からたっぷり可愛がってあげるからね……」
「んーっ! むぐっ、むぶぅぅぅんっ!!」

刑事と呼ばれた男は自分への距離を更に詰めてくる男に対して拒絶の意思を込めた唸りを放つ。もちろん、男はそんな唸りに耳など傾けない。
それどころか男は抗えない裸体をよじらせながら自分を拒む刑事の様子を眺めて興奮をより高め、刑事の無様な姿を目と耳で存分に堪能しながら嬉々として刑事の無抵抗な裸体へと触れていく。

「刑事さんの身体、汗でヌルヌルになってるねぇ。乳首を摘まみたくても上手くいかないよ。でも、これなら刑事さん可愛い乳首と汗の味を一緒に愉しめるから、舌で可愛がってあげるのが一番かもね」
「うむ、んむぁっ! ふぅ、むぐぅぅぅっ……」

汗に濡れた左の乳首を男の右の指先で滑らせるように弄ばれ、右の乳首を男の舌先で転がすようにいたぶられる刑事は男に向かって嫌悪の叫びを発している。けれど、身体は正直で。男の巧みな指と舌に乳首を責められている身体は刑事の意思を無視して快楽を感じ、男根をムクムクと膨張させてしまっている。
それを見逃してくれるほど、男は優しくない。男は腹部に触れる刑事の男根の感触に笑みを濃くしながら、膨らむ男根を意地悪く指摘した。

「刑事さん、もうチ○コ硬くして、よっぽど気持ち良かったんだね。それじゃあ、もっと気持ち良くしてあげるよ。乳首をたっぷり苛めて、完全に勃起させてあげるよ、刑事さん」
「むぅーっ!? んむ、むふっ、ふぐぅぅぅぅっ!!」

左の乳首を嬲る指の動きが激しくなる。右の乳首を責めていた口がより素早く舌で乳首を舐め回し、じゅるじゅると音を立てて乳首を吸い上げる。
否定の叶わない快楽を注がれ、甘い悲鳴を上げながら男根を張り詰めさせていく状況へと刑事を追いやった男は硬度を増していく男根を腹部に感じながら目を細め、男根の硬度を限界まで高めさせるために指と舌を動かし、刑事の汗を味わいつつ乳首をちゅぱちゅぱと吸い上げていた。
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