堕ちた男は欲望のままに男根との距離を詰める

五月雨時雨

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堕ちた男は欲望のままに男根との距離を詰める

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昨夜の凌辱から数時間後、男は自分を嬲った者達の手で意識を失っている間に清められた裸体をもぞもぞと動かしつつ、凌辱を加えた張本人である少年達に取り囲まれた状態での覚醒に至った。

「監督、おはよう。よく眠ってたね」
「眠ってるはずなのに乳首やケツ穴やチ○コを誘うように震わせて……襲わないように耐えるのが大変だったよ、監督」
「っ……!」

結託して自分を襲い、一週間の合宿を甘く容赦の無い輪姦の場へと変貌させた少年達の笑みを向けられながら目を覚ました男は、恐怖と怯えを露わにした反応を示しつつ布団の上に転がされていた裸体を勢いよく飛び起きさせた。
そして、監督と呼ばれた男は気付く。不意打ちの下剋上を達成された日から施されていた拘束が、肉体から離れている。ありとあらゆる形で手足の自由を奪っていた黒色のガムテープが与えられておらず、自分はその気になれば少年達を殴り飛ばしてこの場を脱することが可能な立場となっている。
その情報を理解し、把握して困惑する男を愉しげに眺める少年達は、約一週間欲望のままに弄んだ裸体に獣欲を剥き出しにした表情を浮かべつつ、勝ちを確信した悠然の態度で男に選択を迫った。

「ふふっ、今日はここから帰る日だからね。監督に選ばせてあげるよ」
「後五時間くらいで迎えのバスがここに来る。それまで、俺達にどうして欲しい? 昨日までみたいに自由を奪って、めちゃくちゃに犯しまくって欲しい? それとも……もう俺達に気持ち良くなんてされたくない? 好きな方にして良いよ、監督?」

そんなの決まっている。雄の尊厳を粉々に砕く辱めなど二度とごめんだ。
反射的に男が紡ごうとした常識に則った言葉は、少年達の行動によって喉元で塞きとめられてしまった。

「ほら、監督。これが欲しいのか欲しくないのか言ってみなよ」
「もし欲しいんだったら、ここから帰った後も毎日たっぷり味わわせてあげるよ? 俺達のチ○コ大好きになった監督をいっぱい犯して、ケツ穴だけでイき狂わせてあげるよ? どうする、監督?」

快楽なんて要らない。理性が叫ぶ言葉が白々しい物と感じるくらいに、男の本能は眼前に突き付けられた少年達の男根を求めている。
嫌がる心とは裏腹に、朝から晩まで甘くほじくり回された尻穴は男根を入れて欲しがって疼き、身体は勝手に男根を膨らませつつ拒絶とは真逆の動きを、男根との距離を詰める動きを取っていく。
身動きを封じられている時は逆らえないのだから快楽に溺れるしか無いと言い訳が出来た。けれど、抵抗を許された姿で淫猥な道を進んだら言い訳なんて出来はしない。正気が必死に鳴らす警鐘も、少年達の調教に屈服させられ男根の虜になるよう躾けられた肉体の前では無意味で、男はその先に待ち受けるのが破滅と隷属のみだと知っていながら自らの意思で男根へと愛しげに唇を寄せ、左右の手に握り込んだ男根を優しく摩擦する奉仕に耽り始めた。

「あぁ、おひんぽ、欲しいぃ……もぅ無理、これが無いと、俺、もぅ……!」

己の内側に湧き上がる否定しきれぬ衝動のままに亀頭へと舌を這わせ左右の手の平で男根を丁寧に扱く陥落した男を満足げに鑑賞しながら、少年達は手繰り寄せた成果に残忍な充足を募らせつつ、素直に男根をねだった男を悦ばせる辱めへと迷い無く雪崩れ込んでいく。

「じゃあ、お望み通りに淫乱な監督を俺達のチ○コで愉しませてあげますよ」
「今日は片付けの時間もあるからあんまり長くは出来ませんけど……帰ったら放課後はもちろん休日も使って、監督をチ○コ漬けにしておかしくなるくらいにイきまくらせてあげますからね」
「んっ、んみゅ、ふみゅうぅ!」

口内を手加減無しに蹂躙し始めた男根にえづきながらも舌の動きをとめず、手首を掴んだ少年達の腰振りによって左右の手をオナホ代わりに使われ出しても怒りを一切覚えずに手で作った輪をそれに相応しい大きさに調整し、尻穴に宣告も無しで突き入れられた男根を幸せそうに締め上げ腸壁で味わう男を好き勝手に弄びながら、少年達は愛する監督が自分達専用の肉奴隷に堕ちた現実に対する歓喜を表わすように脈打つ男根から白く濁った若き精液を男目掛けて噴き出させていくのだった。
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