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無慈悲なつま先で反抗心は甘く削り落とされる
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俺が上に立ち、強化ガラスで作られた床の仕切り越しに視線を送り始めた途端、捜査員達は俺を睨み付けながら二人仲良く反抗の感情を込めた唸りを放ち始めた。
「んーんっ! んぐ、むぎゅぅぅっ!」
「ふぐっ、ぶ、むぶぅぅぅぅ!!」
鋭く発せられる、怒りの唸り。悪である俺を憎む思いを乗せた正義の瞳。だが、二人がどんなに唸っても、どんなに正義を乗せて睨んできても、それは俺を愉しませるだけだ。
床下の空間に閉じ込められた状態で何をされても、俺は痛くも痒くも無い。目と鼻の穴以外を隙間無く覆う黒のラバースーツを着せられ、ラバースーツの表面に取り付けられた十数本のベルトで手足を気を付けのまま固定された肉体をのたうたせながら騒いでも、それは捜査員達の無様さを引き立て俺の優越感を加速させるだけだ。
「うぎゅぅぅっ! ふっ、ふむぅぅぅっ!」
「んっ、んぐぅぅっ!」
閉じたまま開くことを禁じられた口から意味の無い声を上げ、寝返りさえ出来ない狭い空間に並べられたラバースーツ入りの肉体を必死にもがかせながら、無言で自分を観察している俺に向かって再度怒気を浴びせてくる。
圧倒的に不利な立場に置かれながらも強気な態度を保ち、悪には屈しないという抗いの意思を示す捜査員達に目を細めた俺は強化ガラスの床に乗せていた右のつま先を持ち上げると、ガラスから外れた場所である床にそのつま先を下ろした。
二人の視界からは見えない位置に設置されている小さなボタンを踏み締め、俺は捜査員に着せたラバースーツに内蔵された機構を作動させたのだ。
押し込まれたボタンが、ラバースーツに向かって指示を飛ばす。そうして指示を飛ばされたラバースーツの機構は音も無く駆動を始め、俺から見て右側の捜査員にくぐもった絶叫を上げさせ始めた。
「むぎゅぅぅぅっ!? んもっ、ぶむぉぉぉっ!?」
困惑と、苦悶に歪んだ悲鳴を狭い空間に反響させ、隣にいる仲間も忘れて床の上で狂ったように身をよじる捜査員の惨め極まりない姿に口角を吊り上げながら、俺は左のつま先を持ち上げた。
「んみゅぅぅっ!? ぶぅ、ぶぐぅぅぅっ!!」
俺の視界の左側にいる捜査員が、怯えに支配された声音で叫び、顔を左右に振って許しを請う。
隣の仲間が晒す悶絶に恐怖し、ついさっきまで見せていた俺への反抗を失った捜査員の様子に笑みを更に濃くした俺は何が加えられようとしているかも分からぬままやめてくれと訴える捜査員の願いを却下し、持ち上げた左のつま先でもう一つのボタンを押し込んだ。
「んーっ! んむ、むぶぐぅぅぅぅっ!!」
「もごぉぉぉっ!? うぅ、むぼぉぉっ!? おもぉぉぉぉぉっ!!」
残酷な駆動を始めたラバースーツに逃げ場の無い裸体を嬲られ、俺を睨んでいた目を涙に濡らして愉快に鳴き喚き出した捜査員達の光景を目と耳で堪能しながら、俺は気まぐれにつま先をボタンから離してはまた踏んでを繰り返し、鼻呼吸しか行えない二人を息苦しさの方向でも追い詰めつつ、ラバーに仕込まれた薄いパッドが生み出す苛烈な振動による快楽を乳首と男根に叩き込んで捕らえた捜査員達の反抗心を甘く淫らに削り落としていった。
「んーんっ! んぐ、むぎゅぅぅっ!」
「ふぐっ、ぶ、むぶぅぅぅぅ!!」
鋭く発せられる、怒りの唸り。悪である俺を憎む思いを乗せた正義の瞳。だが、二人がどんなに唸っても、どんなに正義を乗せて睨んできても、それは俺を愉しませるだけだ。
床下の空間に閉じ込められた状態で何をされても、俺は痛くも痒くも無い。目と鼻の穴以外を隙間無く覆う黒のラバースーツを着せられ、ラバースーツの表面に取り付けられた十数本のベルトで手足を気を付けのまま固定された肉体をのたうたせながら騒いでも、それは捜査員達の無様さを引き立て俺の優越感を加速させるだけだ。
「うぎゅぅぅっ! ふっ、ふむぅぅぅっ!」
「んっ、んぐぅぅっ!」
閉じたまま開くことを禁じられた口から意味の無い声を上げ、寝返りさえ出来ない狭い空間に並べられたラバースーツ入りの肉体を必死にもがかせながら、無言で自分を観察している俺に向かって再度怒気を浴びせてくる。
圧倒的に不利な立場に置かれながらも強気な態度を保ち、悪には屈しないという抗いの意思を示す捜査員達に目を細めた俺は強化ガラスの床に乗せていた右のつま先を持ち上げると、ガラスから外れた場所である床にそのつま先を下ろした。
二人の視界からは見えない位置に設置されている小さなボタンを踏み締め、俺は捜査員に着せたラバースーツに内蔵された機構を作動させたのだ。
押し込まれたボタンが、ラバースーツに向かって指示を飛ばす。そうして指示を飛ばされたラバースーツの機構は音も無く駆動を始め、俺から見て右側の捜査員にくぐもった絶叫を上げさせ始めた。
「むぎゅぅぅぅっ!? んもっ、ぶむぉぉぉっ!?」
困惑と、苦悶に歪んだ悲鳴を狭い空間に反響させ、隣にいる仲間も忘れて床の上で狂ったように身をよじる捜査員の惨め極まりない姿に口角を吊り上げながら、俺は左のつま先を持ち上げた。
「んみゅぅぅっ!? ぶぅ、ぶぐぅぅぅっ!!」
俺の視界の左側にいる捜査員が、怯えに支配された声音で叫び、顔を左右に振って許しを請う。
隣の仲間が晒す悶絶に恐怖し、ついさっきまで見せていた俺への反抗を失った捜査員の様子に笑みを更に濃くした俺は何が加えられようとしているかも分からぬままやめてくれと訴える捜査員の願いを却下し、持ち上げた左のつま先でもう一つのボタンを押し込んだ。
「んーっ! んむ、むぶぐぅぅぅぅっ!!」
「もごぉぉぉっ!? うぅ、むぼぉぉっ!? おもぉぉぉぉぉっ!!」
残酷な駆動を始めたラバースーツに逃げ場の無い裸体を嬲られ、俺を睨んでいた目を涙に濡らして愉快に鳴き喚き出した捜査員達の光景を目と耳で堪能しながら、俺は気まぐれにつま先をボタンから離してはまた踏んでを繰り返し、鼻呼吸しか行えない二人を息苦しさの方向でも追い詰めつつ、ラバーに仕込まれた薄いパッドが生み出す苛烈な振動による快楽を乳首と男根に叩き込んで捕らえた捜査員達の反抗心を甘く淫らに削り落としていった。
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