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弟は自身と兄の興奮を高めさせる
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裸体に直接、執拗なまでに巻き付けられた透明なラップの拘束によって、少年は腕を胴体の横に密着させ左右の足を隙間無く揃える気を付けの姿勢から逃れられないよう身動きを封じられてしまった。更にその上から同じように黒色をしたガムテープを厳重に、何重にも施されてしまった少年はラップに強要された気を付けを更に確定的な物とされ、文字通り手も足も出せない惨めな姿へと追いやられてしまった。
幾ら力を込めても、指一本すら思い通りには動かせない。言葉を奪う目的で口に貼り付けられたテープを剥がしたいと願っても少年はテープに触れることすら叶わず、ラップとテープの牢獄に包まれること無く間抜けに露出させられた幼い男根を覆い隠したいと思ってもありとあらゆる自由を削ぎ落とされた無様な少年は無防備にさらけ出された恥部をみっともなく震わせながら屈辱と恥辱に歪んだ唸りをテープに塞がれた口から紡ぐことしか出来ない。
薬を密かに盛られ深い眠りに堕ちている最中に拘束を用いて兄の威厳を奪い取られた少年はもう、ベッドに仰向けで寝転がらされた体勢から離れることすらままならない状態となった自分を嘲笑う弟に一切聞き入れられぬ解放しろの要求を載せた不明瞭な声を飛ばすことしか、出来ることなどありはしないのだ。
「兄ちゃん、よく寝てたね。眠ってる間に、どう頑張っても逆らえないようにされた気分はどう?」
「んうぅ! むっ、ふむうぅ!」
自身もベッドに上がり、兄の頭部の真上に陣取る形であぐらをかいた弟が下半分を黒に遮られた兄の顔を逆さに覗き込みながらにっこりと意地悪く微笑む。その笑みに苛立ちながら、兄は鋭い目付きを作って弟を見上げつつ、拘束からの脱出を求める身悶えと早く剥がせという命令を込めた叫びをひたすらに繰り返す。
だが、そんな兄の試行錯誤は弟が笑みの黒さを引き上げながら見せ付けてきたスマートフォンから流れる映像を目にした途端、一気に勢いを無くし萎みきってしまった。
『んっ、あぁ……○○、んふうぅ……っ!』
「これ、なーんだ? というか……だーれだ?」
愉悦をたっぷりと混ぜた弟の問いかけを受けても、兄は驚愕と戦慄に目を見開くことしか出来ない。
最初はちょっとした悪戯だったはずの、いつしかやめたくてもやめられない習慣となっていた弟の衣服の匂いを肺いっぱいに取り込みながらの自慰を隠し撮りした映像を他ならぬ弟の手で見せ付けられている兄は、先程までの反抗を跡形も無く失った恐怖の態度を示しながらすっかり怒気を抜かれた目で弱々しく弟を見上げている。
「兄ちゃん、もしかしてこれが何か、誰か分からない? じゃあ、父さんと母さんに送信して一緒に考えてもらった方が良いかな?」
「むうぅ!? んっ、んうぅんっ……!」
それだけは許して。背徳的で、異常だと自覚しつつも制御出来なかったいけない遊びを両親に暴かれたら、生きていけない。怯え切った声で、兄が弟に縋り付く。その必死な懇願の様を眺めながら口角を更に引き上げた弟は、自分の支配下に堕ちた兄を弄ぶ快感にこれ以上無い興奮を募らせながらあぐらを解いて膝立ちになり、兄の視点から見て死角となっていた部分を、下着を履かずにさらけ出していた股間を兄の真上に運び、脅迫という体を取った爛れた娯楽を提案した。
「父さん達に言われたくないんだ? じゃあ、それなりの態度を示さないと駄目だよね、兄ちゃん? 身体中を縛られて逃げられない格好のまま、俺のエッチなところの匂いを直接無理矢理に嗅がされても、文句は言えないよね、兄ちゃん? なんてったって……父さんと母さんに知られたくないんだから」
さっきの映像の中で手にしていたパンツの中身が、今眼前にある。弟の恥部の臭いを溜め込んだパンツを嗅ぎながら形や大きさを空想していた男根と、きゅうと窄まった尻穴が視界を埋め尽くしている。
兄弟でこんなこと、と自制を促す理性はもはや何処にも無い。弱みを握られた自分は、弟が口にしている辱めを受け入れさせられるしか無いんだという屈服の認識を抱きながら、兄である少年は自らの男根を弟に観察されている状況の中で限界まで張り詰めさせていく。
「兄ちゃんのチ○コ、ビンビンになってる。つまりそうして欲しいってことだよね?」
「んふうぅ!」
返事を待たずに腰を下ろした弟の股間が、兄の顔面を覆い尽くす。重みの苦悶は与えないよう、呼吸を完全に封じてしまわないよう注意を払って密着させられた弟の股間が、濃密な香りと共に被虐の至福を味わわせつつ少年から兄としての立場を欠片も残さずに削り落としていく。
「んっ、んむっ、むふっ、ふぶっ」
「あははっ、兄ちゃん面白いね。顔に座られて嬉しがってる兄ちゃん、最高にみっともなくて素敵だよ。ほら、そのまま我慢せずに射精しなよ。それだけ情けなくチ○コ硬くしてる兄ちゃんなら、簡単に射精出来るでしょ?」
ラップとテープに閉じ込められた肉体をかかとと弟に跨がられた頭部を支えにする形で仰け反らせ、そのまま無意識に愉悦を露わにした腰振りを行って激しく脈打つ男根を踊り狂わせている兄を視覚と、聴覚と、睾丸をくすぐる鼻息で堪能しながら、大好きな兄を自分だけの物にしたい。気持ち良く苛め抜いた先に待ち受ける限界を越えた悶絶の反応すらも独占したいという歪んだ願望を己の内に携えていた弟はその願望を実現させる脅しの材料を運良く手に入れられたという幸福な事実と、愛しい兄が自分の責めを心から悦ぶ変態だったというより幸福な事実を噛み締めながら、腰を小さく左右に振って触られてもいない男根を絶頂に向かわせている兄の顔面を恥部で摩擦し、自分の興奮と兄の興奮を一段と熱烈で変態的な物へと高めさせていくのだった。
幾ら力を込めても、指一本すら思い通りには動かせない。言葉を奪う目的で口に貼り付けられたテープを剥がしたいと願っても少年はテープに触れることすら叶わず、ラップとテープの牢獄に包まれること無く間抜けに露出させられた幼い男根を覆い隠したいと思ってもありとあらゆる自由を削ぎ落とされた無様な少年は無防備にさらけ出された恥部をみっともなく震わせながら屈辱と恥辱に歪んだ唸りをテープに塞がれた口から紡ぐことしか出来ない。
薬を密かに盛られ深い眠りに堕ちている最中に拘束を用いて兄の威厳を奪い取られた少年はもう、ベッドに仰向けで寝転がらされた体勢から離れることすらままならない状態となった自分を嘲笑う弟に一切聞き入れられぬ解放しろの要求を載せた不明瞭な声を飛ばすことしか、出来ることなどありはしないのだ。
「兄ちゃん、よく寝てたね。眠ってる間に、どう頑張っても逆らえないようにされた気分はどう?」
「んうぅ! むっ、ふむうぅ!」
自身もベッドに上がり、兄の頭部の真上に陣取る形であぐらをかいた弟が下半分を黒に遮られた兄の顔を逆さに覗き込みながらにっこりと意地悪く微笑む。その笑みに苛立ちながら、兄は鋭い目付きを作って弟を見上げつつ、拘束からの脱出を求める身悶えと早く剥がせという命令を込めた叫びをひたすらに繰り返す。
だが、そんな兄の試行錯誤は弟が笑みの黒さを引き上げながら見せ付けてきたスマートフォンから流れる映像を目にした途端、一気に勢いを無くし萎みきってしまった。
『んっ、あぁ……○○、んふうぅ……っ!』
「これ、なーんだ? というか……だーれだ?」
愉悦をたっぷりと混ぜた弟の問いかけを受けても、兄は驚愕と戦慄に目を見開くことしか出来ない。
最初はちょっとした悪戯だったはずの、いつしかやめたくてもやめられない習慣となっていた弟の衣服の匂いを肺いっぱいに取り込みながらの自慰を隠し撮りした映像を他ならぬ弟の手で見せ付けられている兄は、先程までの反抗を跡形も無く失った恐怖の態度を示しながらすっかり怒気を抜かれた目で弱々しく弟を見上げている。
「兄ちゃん、もしかしてこれが何か、誰か分からない? じゃあ、父さんと母さんに送信して一緒に考えてもらった方が良いかな?」
「むうぅ!? んっ、んうぅんっ……!」
それだけは許して。背徳的で、異常だと自覚しつつも制御出来なかったいけない遊びを両親に暴かれたら、生きていけない。怯え切った声で、兄が弟に縋り付く。その必死な懇願の様を眺めながら口角を更に引き上げた弟は、自分の支配下に堕ちた兄を弄ぶ快感にこれ以上無い興奮を募らせながらあぐらを解いて膝立ちになり、兄の視点から見て死角となっていた部分を、下着を履かずにさらけ出していた股間を兄の真上に運び、脅迫という体を取った爛れた娯楽を提案した。
「父さん達に言われたくないんだ? じゃあ、それなりの態度を示さないと駄目だよね、兄ちゃん? 身体中を縛られて逃げられない格好のまま、俺のエッチなところの匂いを直接無理矢理に嗅がされても、文句は言えないよね、兄ちゃん? なんてったって……父さんと母さんに知られたくないんだから」
さっきの映像の中で手にしていたパンツの中身が、今眼前にある。弟の恥部の臭いを溜め込んだパンツを嗅ぎながら形や大きさを空想していた男根と、きゅうと窄まった尻穴が視界を埋め尽くしている。
兄弟でこんなこと、と自制を促す理性はもはや何処にも無い。弱みを握られた自分は、弟が口にしている辱めを受け入れさせられるしか無いんだという屈服の認識を抱きながら、兄である少年は自らの男根を弟に観察されている状況の中で限界まで張り詰めさせていく。
「兄ちゃんのチ○コ、ビンビンになってる。つまりそうして欲しいってことだよね?」
「んふうぅ!」
返事を待たずに腰を下ろした弟の股間が、兄の顔面を覆い尽くす。重みの苦悶は与えないよう、呼吸を完全に封じてしまわないよう注意を払って密着させられた弟の股間が、濃密な香りと共に被虐の至福を味わわせつつ少年から兄としての立場を欠片も残さずに削り落としていく。
「んっ、んむっ、むふっ、ふぶっ」
「あははっ、兄ちゃん面白いね。顔に座られて嬉しがってる兄ちゃん、最高にみっともなくて素敵だよ。ほら、そのまま我慢せずに射精しなよ。それだけ情けなくチ○コ硬くしてる兄ちゃんなら、簡単に射精出来るでしょ?」
ラップとテープに閉じ込められた肉体をかかとと弟に跨がられた頭部を支えにする形で仰け反らせ、そのまま無意識に愉悦を露わにした腰振りを行って激しく脈打つ男根を踊り狂わせている兄を視覚と、聴覚と、睾丸をくすぐる鼻息で堪能しながら、大好きな兄を自分だけの物にしたい。気持ち良く苛め抜いた先に待ち受ける限界を越えた悶絶の反応すらも独占したいという歪んだ願望を己の内に携えていた弟はその願望を実現させる脅しの材料を運良く手に入れられたという幸福な事実と、愛しい兄が自分の責めを心から悦ぶ変態だったというより幸福な事実を噛み締めながら、腰を小さく左右に振って触られてもいない男根を絶頂に向かわせている兄の顔面を恥部で摩擦し、自分の興奮と兄の興奮を一段と熱烈で変態的な物へと高めさせていくのだった。
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