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男は堕ちた仲間達すらも奪われる
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左右の手首と二の腕をきつく括り、左右の足首と太ももを緩み無く縛る黒革のベルトを裸体に施されて何時間が経っただろう。背中で伸ばしたままの状態を強いられた腕とわずかに離すことも出来ないようベルトで一つにまとめられた足を手首と足首の拘束を結ぶ鎖と南京錠によって短く繋がれ、更に身動きを封じられた状態で無慈悲な責め苦を加えられ始めてから、どれくらいの時間が経過したのだろう。
そんなことを考えながら、男は共に捕らわれ同じ格好に変えられた仲間達を見つめた。それは自分達を拉致し拘束を与えて狭い部屋に閉じ込めた者達の思い通りに責め苦に屈し、抑えきれなくなった欲望に溺れたまま無我夢中で快楽を追い求めている変わり果てた仲間達だ。
「んっ、んむっ、むぐぅぅぅんっ!」
「むぅっ、ふっ、んぶぅぅぅっ!」
黒色をした強力な粘着テープに閉ざされた口でくぐもった甘い悲鳴を部屋中に響かせながら、陥落へと追いやられた男達は緩い海老反りを強いられた裸体を一生懸命にくねらせ、固く勃起させられた男根を床に擦り付け続けている。
荒く呼吸を乱したら自分達が分泌した淫らな体液の香りと共に部屋に絶え間無く流し込まれている媚薬混じりの気体を余計に吸入させられ発情へと追いやられてしまうことを忘れ、まだ理性をどうにか保っている男に絶望と哀しみが入り混じった瞳で眺められていることさえも認識出来なくなった無様な男達は仲良く身を揺らして男根を自身の腹部と床で摩擦し、鼻を間抜けに鳴らしながら何度も何度も射精に至り悦び一色の反応を示している。
「ふむぅぅぅんっ! んもっ、むぐぅぅっ!」
「んーっ! ふぅ、むふっ、ぶむぅぅぅんっ!!」
気さくで明るい古くからの仲間である男が、筋肉質な裸体を情けなく痙攣させながら射精を嬉しがる絶叫を放つ。生意気で目上への敬いに欠けていながらも実力は間違いないと全員から認められていた新入りの男が、しなやかに育て上げられた裸体を床の上で踊らせながら生意気さが跡形も無く消え失せた幸せその物の鳴き声と表情を晒す。
そうして媚薬の発情に負けて淫猥に壊れ堕ちた仲間を見つめながら、男は自分だけは屈しまいと体内で暴れ回る欲望を律し続ける。疼きに疼いている男根が床に触れないよう左半身を下にした体勢を取り続けながら、男は気持ち良さげによがり狂う仲間達と同じ状態に陥りたいと願う己の心を否定し続ける。
そんな状況が、どれくらい続いた頃だろう。自らの淫欲に溺れ、快楽と射精のみを欲しがる淫らな存在となった仲間達が夢中で床を用いた自慰に耽る様子を為す術無く見聞きさせられ続けていた男がいる部屋の扉が、不意に開いた。扉を開けたのは、男達を救いに来た者ではない。扉を開いたのは男達の手足を縛め、媚薬ガスと共に長い間放置した残忍な男達だ。
その男達は、予定通りに思考を欲望に支配され自分達が戻ってきたことも意に介すこと無く床で男根を刺激している惨めな男達を見下ろして口角を吊り上げ、陥落を堪え続け瞳に理性の光を保っていた男を目にして醜悪な笑みを浮かべると、本能のままに甘い悦びを得ている堕ちた男達を部屋の外に用意した数台の台車の上に運びながら、淫欲を耐えていた男に非道な言葉を浴びせた。
「んじゃ、先に堕ちた奴らは別室で本格的な調教してやっから、まだ堕ちてない捜査員さんはこのまま居残りな」
「我慢したいなら好きなだけ我慢しても良いけど苦しいのが長くなるだけだぜ? そこんところよーく考えて無駄な抵抗するんだぞー、居残り捜査員さん?」
「みゅぅぅ!? んもぉぉぉっ!!」
堕ちた仲間さえいない一人きりの部屋で、自分も堕ちるまで終わらない発情の苦悶を味わわされる。そんな媚薬放置に恐怖を募らせて懇願の絶叫を放つ捜査員を無視しながら男達は部屋の扉を再び閉めて捜査員を部屋に閉じ込め、台車の上でも身をよじらせて男根に快楽を送っている捜査員達を嘲笑いながら、媚薬で思考を蕩けさせた男に次の調教を施し立派な雄奴隷の商品を作り出す為の部屋に向かって、不自由な裸体で自慰を繰り返す男達を乗せた台車を押していくのだった。
そんなことを考えながら、男は共に捕らわれ同じ格好に変えられた仲間達を見つめた。それは自分達を拉致し拘束を与えて狭い部屋に閉じ込めた者達の思い通りに責め苦に屈し、抑えきれなくなった欲望に溺れたまま無我夢中で快楽を追い求めている変わり果てた仲間達だ。
「んっ、んむっ、むぐぅぅぅんっ!」
「むぅっ、ふっ、んぶぅぅぅっ!」
黒色をした強力な粘着テープに閉ざされた口でくぐもった甘い悲鳴を部屋中に響かせながら、陥落へと追いやられた男達は緩い海老反りを強いられた裸体を一生懸命にくねらせ、固く勃起させられた男根を床に擦り付け続けている。
荒く呼吸を乱したら自分達が分泌した淫らな体液の香りと共に部屋に絶え間無く流し込まれている媚薬混じりの気体を余計に吸入させられ発情へと追いやられてしまうことを忘れ、まだ理性をどうにか保っている男に絶望と哀しみが入り混じった瞳で眺められていることさえも認識出来なくなった無様な男達は仲良く身を揺らして男根を自身の腹部と床で摩擦し、鼻を間抜けに鳴らしながら何度も何度も射精に至り悦び一色の反応を示している。
「ふむぅぅぅんっ! んもっ、むぐぅぅっ!」
「んーっ! ふぅ、むふっ、ぶむぅぅぅんっ!!」
気さくで明るい古くからの仲間である男が、筋肉質な裸体を情けなく痙攣させながら射精を嬉しがる絶叫を放つ。生意気で目上への敬いに欠けていながらも実力は間違いないと全員から認められていた新入りの男が、しなやかに育て上げられた裸体を床の上で踊らせながら生意気さが跡形も無く消え失せた幸せその物の鳴き声と表情を晒す。
そうして媚薬の発情に負けて淫猥に壊れ堕ちた仲間を見つめながら、男は自分だけは屈しまいと体内で暴れ回る欲望を律し続ける。疼きに疼いている男根が床に触れないよう左半身を下にした体勢を取り続けながら、男は気持ち良さげによがり狂う仲間達と同じ状態に陥りたいと願う己の心を否定し続ける。
そんな状況が、どれくらい続いた頃だろう。自らの淫欲に溺れ、快楽と射精のみを欲しがる淫らな存在となった仲間達が夢中で床を用いた自慰に耽る様子を為す術無く見聞きさせられ続けていた男がいる部屋の扉が、不意に開いた。扉を開けたのは、男達を救いに来た者ではない。扉を開いたのは男達の手足を縛め、媚薬ガスと共に長い間放置した残忍な男達だ。
その男達は、予定通りに思考を欲望に支配され自分達が戻ってきたことも意に介すこと無く床で男根を刺激している惨めな男達を見下ろして口角を吊り上げ、陥落を堪え続け瞳に理性の光を保っていた男を目にして醜悪な笑みを浮かべると、本能のままに甘い悦びを得ている堕ちた男達を部屋の外に用意した数台の台車の上に運びながら、淫欲を耐えていた男に非道な言葉を浴びせた。
「んじゃ、先に堕ちた奴らは別室で本格的な調教してやっから、まだ堕ちてない捜査員さんはこのまま居残りな」
「我慢したいなら好きなだけ我慢しても良いけど苦しいのが長くなるだけだぜ? そこんところよーく考えて無駄な抵抗するんだぞー、居残り捜査員さん?」
「みゅぅぅ!? んもぉぉぉっ!!」
堕ちた仲間さえいない一人きりの部屋で、自分も堕ちるまで終わらない発情の苦悶を味わわされる。そんな媚薬放置に恐怖を募らせて懇願の絶叫を放つ捜査員を無視しながら男達は部屋の扉を再び閉めて捜査員を部屋に閉じ込め、台車の上でも身をよじらせて男根に快楽を送っている捜査員達を嘲笑いながら、媚薬で思考を蕩けさせた男に次の調教を施し立派な雄奴隷の商品を作り出す為の部屋に向かって、不自由な裸体で自慰を繰り返す男達を乗せた台車を押していくのだった。
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