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健気な少年は主の為に足を閉じる

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ご主人様からの命令は、絶対。心から寄せる愛情と、自分はご主人様に何もかもを捧げた淫らなペットなのだという自覚を糧にしながら、少年は与えられた命令の遵守に努めようとしている。
だが、どんなに意識を強く保とうとしても少年の裸体は主の期待に応え続けられない。焦りを募らせながら力を込めても、足は閉じきった状態を維持出来ず柔らかな太ももに挟み込んだ主の逞しい男根は途中で奉仕の圧迫から遠ざかってしまう。
主から施される全てを、堪らない快楽と認識する。背中に密着している主の大きな裸体の熱を感じる度に発情が加速し、太ももを用いて摩擦の悦楽を得ようとする主の男根の硬さを味わう度に至福が全身を駆け巡り、前後に往復する主の男根に自身の小ぶりな男根の睾丸を刺激される度に、それだけで射精に達してしまうそうなくらいの悦びを己の内に膨らませてしまう。

「あっ、んあぁっ! ご主人、ひゃま……ごめ、んなひゃい……今、ちゃんとやりま、しゅふぅっ!? んくぅぅんっ!」

ご主人様に愉しんで欲しいのに、思うように出来ない。そんな自分に嫌悪を抱きつつ、少年は震える足をまたぎゅぅと締める。
主の手で潤滑剤をたっぷりと内股に塗りたくられた裸体を心地良さげに跳ねさせながら、少年は行為に耽る場所として選ばれた浴室に甘く高まった鳴き声を響かせつつ腰を振る主の為にと足を必死に閉じる。
けれど、やっぱり上手に出来ない。そんなもどかしさと己の不甲斐無さに歪む少年の表情を浴室に設置された鏡越しに眺めた主の男は、分かり切っていた可愛らしい努力の様を堪能する意地悪な思考を腰振りの一時的な停止と共に切り上げると、あらかじめ浴室に用意しておいた器具を右足で引き寄せた。

「私のおチ○チンが気持ち良すぎて全然上手く出来ないねぇ、○○。でも、頑張り屋な○○の為にこんな道具を用意しておいたんだ」
「ふぇ? これ、れひゅか……?」
「そう、そこの穴に足を入れてご覧?」

言われるがままに、少年は主の男根が太ももの間から抜けないよう留意しつつ足を持ち上げ、眼下に置かれた器具の穴に差し込んでいく。
上部に穴がある以外は、風呂用の椅子にしか見えない。そんな器具に、少年は何の躊躇いも見せず従順に足を入れていく。

「どうだい? 勝手に足が締まってくれるだろう?」
「はいぃ……ありらとう、ございま」
「おっと、まだ早いよ。この道具はここをこうすると……ほら」
「あ、あぁ……っ?」

足を言われた通りに器具へと差し込んだ結果訪れた快感に翻弄させられていても足をしっかりと閉じられる状態に嬉しさを覚えていた少年に思わず笑みを零した主の左右のつま先が、器具の下部に存在する二つの小さなレバーを下ろしきる。そうしてやって来た足への変化に、足首から下を飲み込んだ器具の傷みも緩みも無い締め付けに恍惚と困惑の声を上げた少年は、次にもたらされた主の手による変化を無抵抗に受け入れつつ、幼き裸体を更なる欲情へと上り詰めさせていく。

「これでもう、○○の足は自由には動かせない。私の手で万歳をさせられた○○の腕も、思い通りには使えない。これなら、気持ち良くっても私のおチ○チンをちゃんと足で締め付けられ続けるよ。良かったね、○○」

上下に引き延ばされた裸体は、もう主から逃れられない。最初から抗うつもりも無い裸体から抵抗を削ぎ落とされた自分はもはや、太ももを擦り上げる主の男根にしっかりとした奉仕を行える幸福と主の男根に太ももを擦られながら得る愉悦に溺れ充足感に浸ることしか出来ない。
すでに張り詰めていた小ぶりな男根を一層硬く昂ぶらせ、裸体の熱と心臓の鼓動を引き上げながら優しい主の愛を噛み締める少年は、されるばかりでは申し訳無いという思いに任せて主よりも先に腰を前後させつつ、主の言葉への返答を放った。

「はい、ありがとう、ごじゃいましゅ。これでっ、ご主人しゃまにもいっぱい気持ち良く、なっていただけますぅ……っ! 僕も、たくひゃんお腰を振るので、ご主人ひゃまもたっくさん、僕のお股でシコシコしてくらひゃいぃっ!」

本当にこの子は、無自覚に雄を煽るのが上手すぎる。愛しい少年への独占欲と愛を増幅させ、掻き立てられた欲望のままに少年を労った腰振りを再開させながら、男はじょじょに自身の腰振りを行えなくなるくらいに太ももだけでよがり狂いイきまくる淫らな少年を密着させた身体と鏡に映る光景で堪能し尽くしていくのだった。
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