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無慈悲な振動は高まった尻肉から伝播する
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ベッドの上下に存在する金属製の柵から二本ずつ伸びた計四本の鎖が、男の身悶えに合わせて耳障りな音を地下室内に響かせる。
両手首と足首に嵌められた黒革の枷と、柵を繋ぐ鎖をどうにかして振り払いたい。焦りを込めた願いを露わにした拘束との格闘を繰り返す男の動きに連動して、四肢をX字に引き延ばしている鎖はガチャリガチャリと冷たい金属音を立て続けている。
目を覆う黒革の下で悔しげに眉根を寄せ、口に噛まされた黒い棒状の枷越しにくぐもった唸りを零しながら、衣服と共に自由を奪われた裸体を必死になってもがかせる男。ベッドの上にうつ伏せで転がされた一糸まとわぬ身体を情けなくくねくねとよじらせながら、屈辱と恥辱が絶えず襲い来る状況からの脱出をひたすらに求める男。
しかし、男の努力も虚しく、望む変化は何一つとして起こらない。両手両足を縛める頑丈な拘束達は外れる気配すら見せず、視界と言葉を封じる頭部への拘束は幾ら顔面をベッドに擦り付けても毟り取れない。上下の柵の手すり部分を結ぶ形で設置された逃れられぬ裸体の真上で駆動する無慈悲な装置の責めから離れることも不可能な姿に追いやられた男は、装置から伸びた細いチューブの先にあるプラグを押し込まれた尻穴を、為す術無く惨めに翻弄させられるしか無い。
点滴を彷彿とさせる器具達によって尻穴に無慈悲な薬品を休み無く注入される苦悶を施された無様な男はもはや、尻穴に近付くことも許されない腕を間抜けに痙攣させ、枷と鎖のせいで緩く開いたまま閉じることも出来なくされた足の間でみっともなく体積を増してしまっている男根を苦しげに脈動させながら、腸内を容赦無くいたぶる淫猥で残忍な薬品の効果に屈し、自分にこの地獄を与えた敵の思惑に沿って心と身体を甘く痛め付けられることしか出来はしないのだ。
「んぅ! ふぅ、あぶ、んまぁぁ……っ!!」
腸壁の粘膜から吸収させられた淫蕩な薬品の力で意に染まぬ発情に押し上げられた男は、ベッドシーツとの摩擦で肌に生まれる弱い快楽に抑えきれぬ喘ぎを漏らしながら、汗に塗れたうつ伏せの裸体をベッドの上で悶えさせている。
このまま尻穴に薬を投与され続けたら、今までの自分が跡形も無く消えて無くなる。理性を蝕む淫猥な衝動に恐怖を募らせながら、男は言葉にならぬ助けてを誇りを捨てた声音で放ちつつ、脳からの指示を上手く受け取れなくなった手足を力無くバタつかせ無意味に鎖を鳴らし続ける。
そんな男を作り出し、救助に期待の出来ない地下室に放置した冷酷な二人の男は、仮に目隠しを装着されていなかったとしても地下室に帰還した自分達に気付けはしないだろうと断言出来るくらいに憔悴し疲弊した男を無言で嘲笑いながら、尻穴を蹂躙する薬品の威力でたっぷりと熟成させた裸体に更なる地獄を味わわせる為の準備へと取り掛かる。地下室の壁に吊るしておいたマッサージ機のような形状を有する機械をそれぞれ一台ずつ手に取った男達は、口角を吊り上げつつ二手に分かれてベッドに縫い付けた裸体を左右から挟み、利き手に握った機械の丸みを帯びた先端を、汗ばんだ尻肉に嬉々として押し当てた。
「んまうぅ!? ふぶ、んぼ、ぶあうぅ!!」
何の宣告も無しに過敏に高まった尻肉を刺激された男が、困惑色の悲鳴を上げる。そして男はまだどうにか正常に動く脳で閉ざされた視界の向こうに敵の男達が帰ってきている事実を把握し、怯えと屈服を露わにした許して下さいの絶叫を発した。
だが、非道な男達は許しなど認めない。むしろ男達は滑稽に救いをねだる男にここからが責めの本番だと伝えるかの如くほぼ同時に親指をスライドさせて手にした機械のスイッチをオンにし、守る物を失った男の左右の尻肉を、尻穴に流し込まれ続けた薬品の力で性感帯と遜色無い弱点へと育てられた尻肉を、苛烈な振動でいたぶり始めてしまった。
機械を押し付けられわずかに変形した尻肉が、小刻みに震え出した機械の駆動を受ける形で自らも震わされ始める。その震えは感度を増幅させられた尻肉を経由して、尻肉に挟まれた尻穴を貫くプラグにも、距離の近い場所にある本当の弱点である張り詰め切った男根にも伝播し、男の恥部全体に抗いがたい悦楽の波をもたらしていく。
無論、すでに反抗が砕け落ちる程の限界まで至らされていた男の心と身体がそれに耐えられるはずも無い。尻肉が気持ち良い、尻穴が気持ち良い、男根が気持ち良い。思考の中で否定することも叶わない強烈な快感の暴力に打ちのめされる男は、それら全ての悦びにこれまでの自分が上書きされる感覚を抱かされながら、普通ではあり得ない絶頂を延々と強いられる残酷なイき地獄へと、抵抗すら示せぬまま突き落とされてしまった。
「あぶっ、あぉ、むあおぉ! ふぶっ、むあぁ!! んみゅぅぅぅっ!!」
手足の拘束を一際大きく鳴らしてよがり狂う男の尻肉を震わせ、下手に身を跳ねさせれば男根をベッドに擦り付ける結果を読んでしまうということも理解出来なくなった男が己の男根に我を忘れた身悶えで追い打ちを仕掛けつつ精液を吐き出し続ける様を堪能しながら、男を捕らえ淫獄に引きずり込んだ男達は今披露されている崩壊を二度と拭えぬ形で確定させる為の快楽を、尻肉に密着させた機械の振動で生成していくのだった。
両手首と足首に嵌められた黒革の枷と、柵を繋ぐ鎖をどうにかして振り払いたい。焦りを込めた願いを露わにした拘束との格闘を繰り返す男の動きに連動して、四肢をX字に引き延ばしている鎖はガチャリガチャリと冷たい金属音を立て続けている。
目を覆う黒革の下で悔しげに眉根を寄せ、口に噛まされた黒い棒状の枷越しにくぐもった唸りを零しながら、衣服と共に自由を奪われた裸体を必死になってもがかせる男。ベッドの上にうつ伏せで転がされた一糸まとわぬ身体を情けなくくねくねとよじらせながら、屈辱と恥辱が絶えず襲い来る状況からの脱出をひたすらに求める男。
しかし、男の努力も虚しく、望む変化は何一つとして起こらない。両手両足を縛める頑丈な拘束達は外れる気配すら見せず、視界と言葉を封じる頭部への拘束は幾ら顔面をベッドに擦り付けても毟り取れない。上下の柵の手すり部分を結ぶ形で設置された逃れられぬ裸体の真上で駆動する無慈悲な装置の責めから離れることも不可能な姿に追いやられた男は、装置から伸びた細いチューブの先にあるプラグを押し込まれた尻穴を、為す術無く惨めに翻弄させられるしか無い。
点滴を彷彿とさせる器具達によって尻穴に無慈悲な薬品を休み無く注入される苦悶を施された無様な男はもはや、尻穴に近付くことも許されない腕を間抜けに痙攣させ、枷と鎖のせいで緩く開いたまま閉じることも出来なくされた足の間でみっともなく体積を増してしまっている男根を苦しげに脈動させながら、腸内を容赦無くいたぶる淫猥で残忍な薬品の効果に屈し、自分にこの地獄を与えた敵の思惑に沿って心と身体を甘く痛め付けられることしか出来はしないのだ。
「んぅ! ふぅ、あぶ、んまぁぁ……っ!!」
腸壁の粘膜から吸収させられた淫蕩な薬品の力で意に染まぬ発情に押し上げられた男は、ベッドシーツとの摩擦で肌に生まれる弱い快楽に抑えきれぬ喘ぎを漏らしながら、汗に塗れたうつ伏せの裸体をベッドの上で悶えさせている。
このまま尻穴に薬を投与され続けたら、今までの自分が跡形も無く消えて無くなる。理性を蝕む淫猥な衝動に恐怖を募らせながら、男は言葉にならぬ助けてを誇りを捨てた声音で放ちつつ、脳からの指示を上手く受け取れなくなった手足を力無くバタつかせ無意味に鎖を鳴らし続ける。
そんな男を作り出し、救助に期待の出来ない地下室に放置した冷酷な二人の男は、仮に目隠しを装着されていなかったとしても地下室に帰還した自分達に気付けはしないだろうと断言出来るくらいに憔悴し疲弊した男を無言で嘲笑いながら、尻穴を蹂躙する薬品の威力でたっぷりと熟成させた裸体に更なる地獄を味わわせる為の準備へと取り掛かる。地下室の壁に吊るしておいたマッサージ機のような形状を有する機械をそれぞれ一台ずつ手に取った男達は、口角を吊り上げつつ二手に分かれてベッドに縫い付けた裸体を左右から挟み、利き手に握った機械の丸みを帯びた先端を、汗ばんだ尻肉に嬉々として押し当てた。
「んまうぅ!? ふぶ、んぼ、ぶあうぅ!!」
何の宣告も無しに過敏に高まった尻肉を刺激された男が、困惑色の悲鳴を上げる。そして男はまだどうにか正常に動く脳で閉ざされた視界の向こうに敵の男達が帰ってきている事実を把握し、怯えと屈服を露わにした許して下さいの絶叫を発した。
だが、非道な男達は許しなど認めない。むしろ男達は滑稽に救いをねだる男にここからが責めの本番だと伝えるかの如くほぼ同時に親指をスライドさせて手にした機械のスイッチをオンにし、守る物を失った男の左右の尻肉を、尻穴に流し込まれ続けた薬品の力で性感帯と遜色無い弱点へと育てられた尻肉を、苛烈な振動でいたぶり始めてしまった。
機械を押し付けられわずかに変形した尻肉が、小刻みに震え出した機械の駆動を受ける形で自らも震わされ始める。その震えは感度を増幅させられた尻肉を経由して、尻肉に挟まれた尻穴を貫くプラグにも、距離の近い場所にある本当の弱点である張り詰め切った男根にも伝播し、男の恥部全体に抗いがたい悦楽の波をもたらしていく。
無論、すでに反抗が砕け落ちる程の限界まで至らされていた男の心と身体がそれに耐えられるはずも無い。尻肉が気持ち良い、尻穴が気持ち良い、男根が気持ち良い。思考の中で否定することも叶わない強烈な快感の暴力に打ちのめされる男は、それら全ての悦びにこれまでの自分が上書きされる感覚を抱かされながら、普通ではあり得ない絶頂を延々と強いられる残酷なイき地獄へと、抵抗すら示せぬまま突き落とされてしまった。
「あぶっ、あぉ、むあおぉ! ふぶっ、むあぁ!! んみゅぅぅぅっ!!」
手足の拘束を一際大きく鳴らしてよがり狂う男の尻肉を震わせ、下手に身を跳ねさせれば男根をベッドに擦り付ける結果を読んでしまうということも理解出来なくなった男が己の男根に我を忘れた身悶えで追い打ちを仕掛けつつ精液を吐き出し続ける様を堪能しながら、男を捕らえ淫獄に引きずり込んだ男達は今披露されている崩壊を二度と拭えぬ形で確定させる為の快楽を、尻肉に密着させた機械の振動で生成していくのだった。
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