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〈赤竜を駆る姫〉
奇妙な少年
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ユージンは、波間にたゆたうような揺れで目を覚ました。
頭の芯で、うずくような痛みが響いている。体に熱がこもっていて、息苦しさを感じた。
どこか、見知らぬ部屋の寝台に寝かされている事はわかったが、起き上がるのが億劫で、しばらく目を開けたままぼんやりと天井を眺めていた。
そのうちに、どうも自分がめまいを起こしているのではなく、この部屋全体が揺れているらしいという事がわかった。
しかし、さほど大きな揺れではない。慣れてきて、頭痛も引いていくと、ユージンは起き上がり、歩いて中を見て回った。
床も壁も、継ぎ目のない、つるりとした石のような材質で出来ている。足元には毛足の長い上等な織物が敷かれていたが、それ以外には、寝台と小さな椅子、卓ぐらいしか物が置かれていない質素な小部屋だった。
二つある椅子のうち、一つが寝台の枕元に寄せてある。
おぼろげに、誰かがさっきまでそこに座っていたような気がして、ユージンはしばらく椅子を見つめていたが、結局、何も思い出せずに窓の方へ目を移した。
丸く、厚みのある窓越しに青空が広がっている。この部屋はずいぶんと高い所にあるのか、地平線はずっと下の方にしか見えなかった。
窓際に近づいて、下を覗き込んでみたが、一面、晒されたような白い砂地で、建物も森も見当たらない。
ユージンは眉をひそめた。
確か、船に連れて行く、というような事を言われた気がしたからだ。
ただ、自分の聞き違えかもしれないし、海岸沿いを航行している船の陸側の窓から砂浜を見ている可能性もある。
爪先立ちになって伸び上がり、もっと『船』に近い地面を見られないか試していた時、後ろから扉を叩く音が聞こえて、ユージンはびくっと振り返った。
「失礼。──おや、起きたのか」
赤い髪をまっすぐに伸ばした凜々しい容貌の少女が、食器の乗った盆を手にして立っていた。
ユージンと同じ二十代半ばか、あるいは、もっと幼いようにも見えるが、高位の武官のような飾緒のついた服をきっちりと着ているせいか、その立ち姿は、思わず居ずまいを正してしまうような威厳に満ちていた。
少女は、穏やかな笑みを浮かべて部屋に入ってきた。
よく見ると、髪だけではなく彼女の瞳も、炎を秘めたような真紅に近い色をしている。
「少し顔色が良くなったな。水は飲めたか?」
少女にそう問われて、ユージンは初めて、枕元の卓に水の入った吸い飲みが置かれている事に気がついた。そこら中、見慣れない物ばかりで、自分が口にして良い物があるとは考えつきもしなかった。
ユージンが首を振ると、少女は「そうか」と呟いて、持っていた盆を卓に置き、吸い飲みを手に取った。
「それならまだ、横になっていた方が良い。ラク砂漠の日射しはきついからな。火照りが消えるまで、もう少しかかるだろう」
ユージンが寝台に戻って体を横たえると、少女は枕元の椅子に腰を下ろし、片手でユージンの頭を支えながら吸い飲みの水を飲ませてくれた。
目が覚めた時には、この状況を飲み込むのに必死で気がつかなかったが、彼女の言うとおり、かなり疲弊していたようだ。ほど良く冷えた甘い水は、飲むごとに体の隅々にまで染み渡っていった。
「その様子だと、夕餉は食べられそうだな」
少女が微笑むと、ユージンは水を飲むのをやめて、じっと彼女を見つめた。
「この瞳の色が見慣れぬか?」少女は首をかしげた。「わたしにしてみれば、君の容姿の方が相当珍しいのだがね」
「いや……」ユージンは目をそらした。「悪い。不躾に眺めて、嫌な思いをさせたのなら、謝る」
少女は眉を上げた。
「よかった。言葉は通じるようだな」
吸い飲みを卓に戻すと、少女はユージンに向き直り、自らの胸に手を置いて名乗った。
「わたしの名は、ルィヒ。君は?」
「ユージンだ」
「ユージン」ルィヒと名乗った少女は、興味深そうにユージンの言葉をくり返した。「ユージンか。うん、やっぱり、聞いた事のない名前だな」
片手を口元に当てて、どこか、わくわくしているような表情で物思いにふけっていたルィヒは、ユージンが怪訝そうな顔で自分を見つめている事に気づくと、咳払いをして姿勢を正した。
「ユージン。君に対する興味は尽きないが、病人を質問攻めにするのは気が引ける。色々と訊かせてもらうのは、君が元気になった後にしよう」
ルィヒは、盆に乗った小ぶりな土鍋を指さした。
「この中に入っているのは、ロウミという植物を刻んで塩でもみ、穀物と一緒に煮込んだ粥だ。あまり凝ったものではないが、滋養がある。食べられるようなら、一口でも二口でも体に入れると良い」
ユージンは頷いた。今は、強い空腹を感じてはいないが、ひどく汗をかいたのか体がだるく、力が入らない。ロウミという名前の野菜は知らなかったが、口に合うようなら食べてみよう、と思った。
「厠は部屋を出て左の突き当たりだ。夕餉の支度が整ったら、また呼びに来る。それまではゆっくりと休みなさい」ルィヒは立ち上がって、服の裾を手で整えた。「他に必要なものは?」
「いや、十分だ」
そう答えた後、ユージンは少し考え、ぎこちない仕草で頭を下げた。
「素性もよくわからない、行き倒れの俺に、ここまでしてもらって……」
部屋を出て行こうとしていたルィヒは振り返り、ちらっと笑った。
「謝る必要はない。わたしの方が、君に用があったんだ。少し、訊きたい事があってね」
ルィヒは言葉を切ると、顎に指先を当てて何か考えていたが、やがて、ふいっとユージンに目を戻した。
「君が倒れていたのは、クィヤラート王国の北部にあるラク砂漠だ。徒歩で行ける距離に街はなく、近くには、馬や仲間の姿もなかった。なぜ、あんな所に一人で倒れていたのか、覚えているか?」
ユージンは首を振った。
そうしてしまってから、自分が記憶を辿ろうとする素振りも見せずに即座に首を振った事をルィヒが怪しむのではないか、という疑念が頭をよぎって、思わず身を硬くしたが、ルィヒは入ってきた時と同じ聡明な光をたたえた瞳でただじっとユージンを見つめていた。
「わかった。それならなおの事、詳しい話をするのは夕餉を終えてからにしよう。今はしっかり休んで回復に努めなさい」
そう言うと、ルィヒはさっと身をひるがえして部屋を出て行った。
膝上まである上衣の裾が一瞬はためき、彼女が腰に帯びている短剣の鞘が、その下に見えた。
(……まるで、おとぎ話に出てくる騎士だな)
ユージンはため息をつき、柔らかい枕に頭をあずけて目をつむった。
ルィヒが部屋を出て、廊下を歩き始めると、気配を消して壁際に佇んでいたカルヴァートが無言でその後を追った。
「会話は出来る」ルィヒは前を向いたまま、低い声で言った。「わたしを前にしても、まったく萎縮する様子がなかった。クィヤラート王国の者ではないな。だが、言葉は問題なく通じるようだ」ルィヒは、すっと視線をカルヴァートの方に移した。「彼の『土産』については?」
「脂のにおいと鉄臭さが染みついておりました。ルィヒ様のお見立てどおり、おそらく、武器の類かと。ただ、見た事のない作りで、どういう仕組みで動くのかはわかりません」
「そうだな……。刃がついていないから、斬るための物ではないのだろうけど」
「彼は、何も話しませんでしたか」
「ああ。隠し事の多そうな男ではあったがな」
ルィヒは頷き、ふっと笑った。
「ただ、あれこれと嘘を並べ立てて、人を騙せるような男でもなかった。今は、衰弱しているし、わたし達に対して手荒な真似も出来ないだろう。『土産』の件は警戒すべき事項として心に留め置くとしても、回復するまで世話をしてやり、時間をかけて情報を引き出すのが得策だろうな」
「北の海峡を越えてきた、異国の行商でしょうか」
「いや、それにしては荷が少な過ぎる。まだわからない事ばかりだが……」
ルィヒは言葉を切って立ち止まり、どう話を続けるか思案していたようだったが、うまく考えがまとまらなかったのか、ため息をついて首を振った。
「とにかく、あの『土産』は彼の目が届かない場所に保管しておこう。あとで、油紙に包んで持ってきてくれるか」
「承知しました」
「何らかの事情があって海を越えてきた亡命者という事もありえる。慎重に対応せねばならないが……」
ルィヒはそばの壁を、コツ、と曲げた指で打った。
「彼は『ここ』に入る事を許された。──理由はわからないが。せめて、次の街くらいまでは乗せて行ってやろう」
頭の芯で、うずくような痛みが響いている。体に熱がこもっていて、息苦しさを感じた。
どこか、見知らぬ部屋の寝台に寝かされている事はわかったが、起き上がるのが億劫で、しばらく目を開けたままぼんやりと天井を眺めていた。
そのうちに、どうも自分がめまいを起こしているのではなく、この部屋全体が揺れているらしいという事がわかった。
しかし、さほど大きな揺れではない。慣れてきて、頭痛も引いていくと、ユージンは起き上がり、歩いて中を見て回った。
床も壁も、継ぎ目のない、つるりとした石のような材質で出来ている。足元には毛足の長い上等な織物が敷かれていたが、それ以外には、寝台と小さな椅子、卓ぐらいしか物が置かれていない質素な小部屋だった。
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おぼろげに、誰かがさっきまでそこに座っていたような気がして、ユージンはしばらく椅子を見つめていたが、結局、何も思い出せずに窓の方へ目を移した。
丸く、厚みのある窓越しに青空が広がっている。この部屋はずいぶんと高い所にあるのか、地平線はずっと下の方にしか見えなかった。
窓際に近づいて、下を覗き込んでみたが、一面、晒されたような白い砂地で、建物も森も見当たらない。
ユージンは眉をひそめた。
確か、船に連れて行く、というような事を言われた気がしたからだ。
ただ、自分の聞き違えかもしれないし、海岸沿いを航行している船の陸側の窓から砂浜を見ている可能性もある。
爪先立ちになって伸び上がり、もっと『船』に近い地面を見られないか試していた時、後ろから扉を叩く音が聞こえて、ユージンはびくっと振り返った。
「失礼。──おや、起きたのか」
赤い髪をまっすぐに伸ばした凜々しい容貌の少女が、食器の乗った盆を手にして立っていた。
ユージンと同じ二十代半ばか、あるいは、もっと幼いようにも見えるが、高位の武官のような飾緒のついた服をきっちりと着ているせいか、その立ち姿は、思わず居ずまいを正してしまうような威厳に満ちていた。
少女は、穏やかな笑みを浮かべて部屋に入ってきた。
よく見ると、髪だけではなく彼女の瞳も、炎を秘めたような真紅に近い色をしている。
「少し顔色が良くなったな。水は飲めたか?」
少女にそう問われて、ユージンは初めて、枕元の卓に水の入った吸い飲みが置かれている事に気がついた。そこら中、見慣れない物ばかりで、自分が口にして良い物があるとは考えつきもしなかった。
ユージンが首を振ると、少女は「そうか」と呟いて、持っていた盆を卓に置き、吸い飲みを手に取った。
「それならまだ、横になっていた方が良い。ラク砂漠の日射しはきついからな。火照りが消えるまで、もう少しかかるだろう」
ユージンが寝台に戻って体を横たえると、少女は枕元の椅子に腰を下ろし、片手でユージンの頭を支えながら吸い飲みの水を飲ませてくれた。
目が覚めた時には、この状況を飲み込むのに必死で気がつかなかったが、彼女の言うとおり、かなり疲弊していたようだ。ほど良く冷えた甘い水は、飲むごとに体の隅々にまで染み渡っていった。
「その様子だと、夕餉は食べられそうだな」
少女が微笑むと、ユージンは水を飲むのをやめて、じっと彼女を見つめた。
「この瞳の色が見慣れぬか?」少女は首をかしげた。「わたしにしてみれば、君の容姿の方が相当珍しいのだがね」
「いや……」ユージンは目をそらした。「悪い。不躾に眺めて、嫌な思いをさせたのなら、謝る」
少女は眉を上げた。
「よかった。言葉は通じるようだな」
吸い飲みを卓に戻すと、少女はユージンに向き直り、自らの胸に手を置いて名乗った。
「わたしの名は、ルィヒ。君は?」
「ユージンだ」
「ユージン」ルィヒと名乗った少女は、興味深そうにユージンの言葉をくり返した。「ユージンか。うん、やっぱり、聞いた事のない名前だな」
片手を口元に当てて、どこか、わくわくしているような表情で物思いにふけっていたルィヒは、ユージンが怪訝そうな顔で自分を見つめている事に気づくと、咳払いをして姿勢を正した。
「ユージン。君に対する興味は尽きないが、病人を質問攻めにするのは気が引ける。色々と訊かせてもらうのは、君が元気になった後にしよう」
ルィヒは、盆に乗った小ぶりな土鍋を指さした。
「この中に入っているのは、ロウミという植物を刻んで塩でもみ、穀物と一緒に煮込んだ粥だ。あまり凝ったものではないが、滋養がある。食べられるようなら、一口でも二口でも体に入れると良い」
ユージンは頷いた。今は、強い空腹を感じてはいないが、ひどく汗をかいたのか体がだるく、力が入らない。ロウミという名前の野菜は知らなかったが、口に合うようなら食べてみよう、と思った。
「厠は部屋を出て左の突き当たりだ。夕餉の支度が整ったら、また呼びに来る。それまではゆっくりと休みなさい」ルィヒは立ち上がって、服の裾を手で整えた。「他に必要なものは?」
「いや、十分だ」
そう答えた後、ユージンは少し考え、ぎこちない仕草で頭を下げた。
「素性もよくわからない、行き倒れの俺に、ここまでしてもらって……」
部屋を出て行こうとしていたルィヒは振り返り、ちらっと笑った。
「謝る必要はない。わたしの方が、君に用があったんだ。少し、訊きたい事があってね」
ルィヒは言葉を切ると、顎に指先を当てて何か考えていたが、やがて、ふいっとユージンに目を戻した。
「君が倒れていたのは、クィヤラート王国の北部にあるラク砂漠だ。徒歩で行ける距離に街はなく、近くには、馬や仲間の姿もなかった。なぜ、あんな所に一人で倒れていたのか、覚えているか?」
ユージンは首を振った。
そうしてしまってから、自分が記憶を辿ろうとする素振りも見せずに即座に首を振った事をルィヒが怪しむのではないか、という疑念が頭をよぎって、思わず身を硬くしたが、ルィヒは入ってきた時と同じ聡明な光をたたえた瞳でただじっとユージンを見つめていた。
「わかった。それならなおの事、詳しい話をするのは夕餉を終えてからにしよう。今はしっかり休んで回復に努めなさい」
そう言うと、ルィヒはさっと身をひるがえして部屋を出て行った。
膝上まである上衣の裾が一瞬はためき、彼女が腰に帯びている短剣の鞘が、その下に見えた。
(……まるで、おとぎ話に出てくる騎士だな)
ユージンはため息をつき、柔らかい枕に頭をあずけて目をつむった。
ルィヒが部屋を出て、廊下を歩き始めると、気配を消して壁際に佇んでいたカルヴァートが無言でその後を追った。
「会話は出来る」ルィヒは前を向いたまま、低い声で言った。「わたしを前にしても、まったく萎縮する様子がなかった。クィヤラート王国の者ではないな。だが、言葉は問題なく通じるようだ」ルィヒは、すっと視線をカルヴァートの方に移した。「彼の『土産』については?」
「脂のにおいと鉄臭さが染みついておりました。ルィヒ様のお見立てどおり、おそらく、武器の類かと。ただ、見た事のない作りで、どういう仕組みで動くのかはわかりません」
「そうだな……。刃がついていないから、斬るための物ではないのだろうけど」
「彼は、何も話しませんでしたか」
「ああ。隠し事の多そうな男ではあったがな」
ルィヒは頷き、ふっと笑った。
「ただ、あれこれと嘘を並べ立てて、人を騙せるような男でもなかった。今は、衰弱しているし、わたし達に対して手荒な真似も出来ないだろう。『土産』の件は警戒すべき事項として心に留め置くとしても、回復するまで世話をしてやり、時間をかけて情報を引き出すのが得策だろうな」
「北の海峡を越えてきた、異国の行商でしょうか」
「いや、それにしては荷が少な過ぎる。まだわからない事ばかりだが……」
ルィヒは言葉を切って立ち止まり、どう話を続けるか思案していたようだったが、うまく考えがまとまらなかったのか、ため息をついて首を振った。
「とにかく、あの『土産』は彼の目が届かない場所に保管しておこう。あとで、油紙に包んで持ってきてくれるか」
「承知しました」
「何らかの事情があって海を越えてきた亡命者という事もありえる。慎重に対応せねばならないが……」
ルィヒはそばの壁を、コツ、と曲げた指で打った。
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