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第四章 宿命と輪転
第三節
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◆◇◆◇◆◇
長かった夜がようやく明けた。
昨晩、美咲は食事を終え、入浴も済ませてからすぐに布団に潜ったものの、ほとんど眠れなかった。環境が変わったせいもあるが、何より、南條に逢えないかもしれないという不安感が、常に美咲に付き纏っていた。
美咲は布団に入ったまま、隣で夢の中の住人となっている少女――優奈に視線を向けた。優奈は美咲が羨ましく思えるほどよく寝ている。もしかしたら、本家に来た時は美咲同様、不安に押し潰されそうなほどだったかもしれないが、今はそんな淋しさなど微塵も感じさせない。
(私もずっとここにいれば、淋しいとか辛いとか感じなくなるのかな……)
そんなことを考えながら、美咲は壁にかけられている年季の入った時計を仰ぐ。まだ、五時を過ぎたばかりだ。
(ちょっとでも寝ようかな……)
夜中はあまり寝付けなかったのに、今頃になって眠気を感じた。
(せめて、夢の中でだけでも南條さんに……)
美咲にしてはずいぶんと乙女チックなことを思いながら、ゆっくりと瞼を閉じた。
◆◇◆◇
どこからともなく、カタンと物音が聴こえてきた。そこで、美咲は自分が熟睡していたことに気付き、気だるさを感じながらも目を開ける。
「あら、やっと起きたのね」
美咲の眼前に飛び込んできたのは、昨日、美咲を本家まで連れて来た神山綾乃かみやまあやのだった。
「そろそろ起こそうと思って部屋にお邪魔したのだけど、自分から目が覚めたのならちょうど良かったわ」
「――優奈は……?」
綾乃のわざとらしいのんびりした口調に苛立ちを覚えつつも、美咲は半身を起こし、真っ先に疑問に思ったことを口にする。いつの間にか、優奈の姿どころか、隣に敷かれていたはずの布団も跡形もなく消えている。
「優奈さんはとっくに学校に行ったわよ」
当然の如く答える綾乃に、美咲は目を瞠り、改めて壁時計を仰ぎ見た。十時二十分。少しだけ寝るつもりだったのに、五時間以上も眠りこけてしまったらしい。
「あ、私も学校に……」
「もう、学校にはお休みする旨を連絡したわ」
美咲の言葉を遮るように、綾乃は言った。
「こっちに来てまだ初日ですもの。慣れるまでは学校をお休みしてゆっくり過ごすといいわ。史孝様も色々お話を聴かれたいようだし、しばらくはお付き合いして差し上げて」
「――結局、私を外に出す気なんてさらさらないってこと?」
本心を包み隠さずに吐き付け、綾乃を睨むと、綾乃はわざとらしく肩を竦めた。
「そんなにムキにならなくたって……。でもそうね、出来る限りここから出ないようにしてもらいたいわ。あ、それと」
綾乃は、美咲の枕元にあった携帯電話をそっと手に取った。
「これ、しばらく私が預かっておくわね。ま、ここにいれば常に監視の目から逃れられないから簡単に連絡なんて取れないでしょうけど、念のためよ」
悪く思わないでね、と付け加え、携帯を開く。もしかしたら、携帯番号やメールアドレスのデータを全て消されるかと思ったが、どうやら違った。綾乃は電源を切っただけで、あとは特に弄ることはしなかった。
「それじゃ、身支度を整えてから食堂にいらっしゃいな。昨夜はあまり食べてなかったからお腹空いてるでしょ? 適当に作るから少しでも食べた方がいいわ」
そう言い残し、綾乃は静かに部屋から出て行った。
美咲は綾乃の気配がなくなるまで障子を凝視する。
「何様のつもり、あのヒト……」
舌打ちして、眉をひそめながら吐き出した。とは言え、確かにいつまでもダラダラするわけにもいかない。美咲は布団から出ると、それを畳んで押し入れの上部にしまった。上げるのはさすがに大変だったが、下のスペースには優奈の布団が入れられていたし、どのみち、優奈は美咲よりも小柄だ。美咲以上に上部へ上げるのは一苦労だろう。
「けど、ベッドがないのが不便だと思うんだよね……」
ずっとベッドに慣れてきたから、そんな不満も口にしたくなる。もちろん、人前では絶対に言うつもりはないが。
とにかく、少しでも早く着替えと洗顔を済ませた方がいいかもしれない。あんまり遅くなると、綾乃に嫌味の一つも言われそうな気がする。
「絶対同性から嫌われるタイプだよね」
ブツブツぼやきながら、美咲は寝間着の浴衣を脱ぎ始めた。
◆◇◆◇
食堂に行くと、綾乃は言葉通り、美咲のために食事を用意して待っていた。部屋に来た時は『適当に作る』などと言っていたが、ご飯に味噌汁、鯖の塩焼きに玉子焼き、さらには漬物に煮物と、普段、家で食べる朝食よりも遥かにボリュームがある。
元々が小食な美咲は、ズラリと並べられた料理を見ただけで満腹感を覚えたが、断れる状況ではないのも理解していたから、よけいなことは言わず、テーブルの前に正座した。
「いただきます」
美咲は手を合わせて挨拶し、箸を持った。
美咲が黙々と食べていると、それを綾乃は対面で凝視する。最初は気にしないようにと食事に専念しようとしたが、どうしても耐えられず、「あの」と声を出してしまった。
「あんまりジロジロ見ないでくれませんか?」
「あら、どうして?」
「どうして、って……」
しれっとする綾乃に、美咲はあからさまに顔をしかめた。
「ヒトが食べてるトコを見られるなんてあんまりいい気分じゃないですから……。あなただって、ヒトに見られながらの食事ってイヤじゃありませんか?」
「まあ、あまりいい気分じゃないわね」
美咲の言い分に肯定したかと思いきや、綾乃は「でも」と続けた。
「美咲さんのことは、決して目を離さないように、って史孝様に言われているから。それに、昨日のようなことがあったら大変でしょ?」
「昨日……?」
怪訝に思いながら首を傾げる美咲に、綾乃が呆れたように苦笑いを浮かべた。
「藤崎よ。あなた、相当危険な目に遭わされたのにもう忘れたの?」
「――別に忘れたわけじゃないですけど……」
美咲は眉間に皺を寄せながら、綾乃を睨む。
「でも、出来ることならとっとと忘れてしまいたいです。てか、わざわざ蒸し返す必要がどこにあるんです?」
苛立ちが限界に達し、美咲はつい、綾乃相手に喧嘩腰になってしまった。口にしてから、しまった、と思ったが、綾乃は一度、驚いたようにわずかに目を見開き、やがてクスクスと笑い出した。
「あらあら、大人しい子猫かと思いきやとんでもない。虎の子だったみたいね。このまま噛み付かれそう」
「ふざけないで下さい」
美咲は静かに、しかし、強い口調で綾乃に言い放った。
「ほんとにあなた達は何を考えてるんですか? 確かに私はあなた達にとって忌むべき存在なのかもしれませんが……。けど、ここに閉じ込められても、眠って夢に入り込めば、私は鬼王といくらでも接触出来ます」
「でも、所詮は夢の中だけよね? 鬼王は夢の世界に封じられているから、現の世界に出ることは決して叶わない。あなたが――もう一つの存在である桜姫が完全に目覚めない限りは、ね」
そう言うと、綾乃は冷ややかに笑みを浮かべた。
美咲は言葉を失い、箸を握ったまま、綾乃をジッと見据える。綾乃の冷笑に、背中にゾクリとした戦慄が走った。
「私はこれでも、あなたの恋人や藤崎同様、能力者の一人なのよ。彼らに比べたら力は劣るけど、多少の苦痛ぐらいならば与えられる。魂を抉られるのは辛いわよ? けど、苦渋に歪む妖鬼の〈器〉の表情はいいわね。美しい人間であればなおのこと。想像しただけでゾクゾクするわ」
悪趣味だ、と美咲は不快感を覚えた。苦しむヒトが美しく映るとは、もはや正気の沙汰ではない。綾乃がうっとりしている姿を見ているだけで、美咲まで気が狂いそうだった。
「美咲さん」
綾乃は美咲の名前を呼んだ。
「食事、ほとんど減ってないわ。体調が優れないのかしら?」
無神経な物言いに、美咲はさらに不愉快になった。ただでさえ量の多さに辟易したのに、それに輪をかけて気持ち悪い話をされたことで食欲が激減してしまった。ただ、それをいちいち説明するのは面倒で、「ええ」とだけ返事した。
「そう……」
綾乃は何か言いたげだったが、追及はしてこなかった。
「無理をしてよけいに具合悪くさせたらいけないものね。分かったわ、お部屋に戻って休みなさいな」
美咲は黙って首を縦に動かした。片付けぐらいはしようかと思ったが、綾乃に止められてしまった。
「いいから。食器を落とされたりしたら仕事が増えるだけだから」
強く言われてしまっては何も返せない。結局、美咲は後片付けも綾乃に任せ、部屋に戻ることにした。
長かった夜がようやく明けた。
昨晩、美咲は食事を終え、入浴も済ませてからすぐに布団に潜ったものの、ほとんど眠れなかった。環境が変わったせいもあるが、何より、南條に逢えないかもしれないという不安感が、常に美咲に付き纏っていた。
美咲は布団に入ったまま、隣で夢の中の住人となっている少女――優奈に視線を向けた。優奈は美咲が羨ましく思えるほどよく寝ている。もしかしたら、本家に来た時は美咲同様、不安に押し潰されそうなほどだったかもしれないが、今はそんな淋しさなど微塵も感じさせない。
(私もずっとここにいれば、淋しいとか辛いとか感じなくなるのかな……)
そんなことを考えながら、美咲は壁にかけられている年季の入った時計を仰ぐ。まだ、五時を過ぎたばかりだ。
(ちょっとでも寝ようかな……)
夜中はあまり寝付けなかったのに、今頃になって眠気を感じた。
(せめて、夢の中でだけでも南條さんに……)
美咲にしてはずいぶんと乙女チックなことを思いながら、ゆっくりと瞼を閉じた。
◆◇◆◇
どこからともなく、カタンと物音が聴こえてきた。そこで、美咲は自分が熟睡していたことに気付き、気だるさを感じながらも目を開ける。
「あら、やっと起きたのね」
美咲の眼前に飛び込んできたのは、昨日、美咲を本家まで連れて来た神山綾乃かみやまあやのだった。
「そろそろ起こそうと思って部屋にお邪魔したのだけど、自分から目が覚めたのならちょうど良かったわ」
「――優奈は……?」
綾乃のわざとらしいのんびりした口調に苛立ちを覚えつつも、美咲は半身を起こし、真っ先に疑問に思ったことを口にする。いつの間にか、優奈の姿どころか、隣に敷かれていたはずの布団も跡形もなく消えている。
「優奈さんはとっくに学校に行ったわよ」
当然の如く答える綾乃に、美咲は目を瞠り、改めて壁時計を仰ぎ見た。十時二十分。少しだけ寝るつもりだったのに、五時間以上も眠りこけてしまったらしい。
「あ、私も学校に……」
「もう、学校にはお休みする旨を連絡したわ」
美咲の言葉を遮るように、綾乃は言った。
「こっちに来てまだ初日ですもの。慣れるまでは学校をお休みしてゆっくり過ごすといいわ。史孝様も色々お話を聴かれたいようだし、しばらくはお付き合いして差し上げて」
「――結局、私を外に出す気なんてさらさらないってこと?」
本心を包み隠さずに吐き付け、綾乃を睨むと、綾乃はわざとらしく肩を竦めた。
「そんなにムキにならなくたって……。でもそうね、出来る限りここから出ないようにしてもらいたいわ。あ、それと」
綾乃は、美咲の枕元にあった携帯電話をそっと手に取った。
「これ、しばらく私が預かっておくわね。ま、ここにいれば常に監視の目から逃れられないから簡単に連絡なんて取れないでしょうけど、念のためよ」
悪く思わないでね、と付け加え、携帯を開く。もしかしたら、携帯番号やメールアドレスのデータを全て消されるかと思ったが、どうやら違った。綾乃は電源を切っただけで、あとは特に弄ることはしなかった。
「それじゃ、身支度を整えてから食堂にいらっしゃいな。昨夜はあまり食べてなかったからお腹空いてるでしょ? 適当に作るから少しでも食べた方がいいわ」
そう言い残し、綾乃は静かに部屋から出て行った。
美咲は綾乃の気配がなくなるまで障子を凝視する。
「何様のつもり、あのヒト……」
舌打ちして、眉をひそめながら吐き出した。とは言え、確かにいつまでもダラダラするわけにもいかない。美咲は布団から出ると、それを畳んで押し入れの上部にしまった。上げるのはさすがに大変だったが、下のスペースには優奈の布団が入れられていたし、どのみち、優奈は美咲よりも小柄だ。美咲以上に上部へ上げるのは一苦労だろう。
「けど、ベッドがないのが不便だと思うんだよね……」
ずっとベッドに慣れてきたから、そんな不満も口にしたくなる。もちろん、人前では絶対に言うつもりはないが。
とにかく、少しでも早く着替えと洗顔を済ませた方がいいかもしれない。あんまり遅くなると、綾乃に嫌味の一つも言われそうな気がする。
「絶対同性から嫌われるタイプだよね」
ブツブツぼやきながら、美咲は寝間着の浴衣を脱ぎ始めた。
◆◇◆◇
食堂に行くと、綾乃は言葉通り、美咲のために食事を用意して待っていた。部屋に来た時は『適当に作る』などと言っていたが、ご飯に味噌汁、鯖の塩焼きに玉子焼き、さらには漬物に煮物と、普段、家で食べる朝食よりも遥かにボリュームがある。
元々が小食な美咲は、ズラリと並べられた料理を見ただけで満腹感を覚えたが、断れる状況ではないのも理解していたから、よけいなことは言わず、テーブルの前に正座した。
「いただきます」
美咲は手を合わせて挨拶し、箸を持った。
美咲が黙々と食べていると、それを綾乃は対面で凝視する。最初は気にしないようにと食事に専念しようとしたが、どうしても耐えられず、「あの」と声を出してしまった。
「あんまりジロジロ見ないでくれませんか?」
「あら、どうして?」
「どうして、って……」
しれっとする綾乃に、美咲はあからさまに顔をしかめた。
「ヒトが食べてるトコを見られるなんてあんまりいい気分じゃないですから……。あなただって、ヒトに見られながらの食事ってイヤじゃありませんか?」
「まあ、あまりいい気分じゃないわね」
美咲の言い分に肯定したかと思いきや、綾乃は「でも」と続けた。
「美咲さんのことは、決して目を離さないように、って史孝様に言われているから。それに、昨日のようなことがあったら大変でしょ?」
「昨日……?」
怪訝に思いながら首を傾げる美咲に、綾乃が呆れたように苦笑いを浮かべた。
「藤崎よ。あなた、相当危険な目に遭わされたのにもう忘れたの?」
「――別に忘れたわけじゃないですけど……」
美咲は眉間に皺を寄せながら、綾乃を睨む。
「でも、出来ることならとっとと忘れてしまいたいです。てか、わざわざ蒸し返す必要がどこにあるんです?」
苛立ちが限界に達し、美咲はつい、綾乃相手に喧嘩腰になってしまった。口にしてから、しまった、と思ったが、綾乃は一度、驚いたようにわずかに目を見開き、やがてクスクスと笑い出した。
「あらあら、大人しい子猫かと思いきやとんでもない。虎の子だったみたいね。このまま噛み付かれそう」
「ふざけないで下さい」
美咲は静かに、しかし、強い口調で綾乃に言い放った。
「ほんとにあなた達は何を考えてるんですか? 確かに私はあなた達にとって忌むべき存在なのかもしれませんが……。けど、ここに閉じ込められても、眠って夢に入り込めば、私は鬼王といくらでも接触出来ます」
「でも、所詮は夢の中だけよね? 鬼王は夢の世界に封じられているから、現の世界に出ることは決して叶わない。あなたが――もう一つの存在である桜姫が完全に目覚めない限りは、ね」
そう言うと、綾乃は冷ややかに笑みを浮かべた。
美咲は言葉を失い、箸を握ったまま、綾乃をジッと見据える。綾乃の冷笑に、背中にゾクリとした戦慄が走った。
「私はこれでも、あなたの恋人や藤崎同様、能力者の一人なのよ。彼らに比べたら力は劣るけど、多少の苦痛ぐらいならば与えられる。魂を抉られるのは辛いわよ? けど、苦渋に歪む妖鬼の〈器〉の表情はいいわね。美しい人間であればなおのこと。想像しただけでゾクゾクするわ」
悪趣味だ、と美咲は不快感を覚えた。苦しむヒトが美しく映るとは、もはや正気の沙汰ではない。綾乃がうっとりしている姿を見ているだけで、美咲まで気が狂いそうだった。
「美咲さん」
綾乃は美咲の名前を呼んだ。
「食事、ほとんど減ってないわ。体調が優れないのかしら?」
無神経な物言いに、美咲はさらに不愉快になった。ただでさえ量の多さに辟易したのに、それに輪をかけて気持ち悪い話をされたことで食欲が激減してしまった。ただ、それをいちいち説明するのは面倒で、「ええ」とだけ返事した。
「そう……」
綾乃は何か言いたげだったが、追及はしてこなかった。
「無理をしてよけいに具合悪くさせたらいけないものね。分かったわ、お部屋に戻って休みなさいな」
美咲は黙って首を縦に動かした。片付けぐらいはしようかと思ったが、綾乃に止められてしまった。
「いいから。食器を落とされたりしたら仕事が増えるだけだから」
強く言われてしまっては何も返せない。結局、美咲は後片付けも綾乃に任せ、部屋に戻ることにした。
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