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Case58.幽霊屋敷で出会った男⑥
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「小夜さんが・・・⁉︎」
海里は咄嗟にスマートフォンを取り出し、電話帳にある小夜の名前を押した。
『今度はあなた? 言うべきことは全部玲央に話したわ。これ以上、何が聞きたいの?』
気怠げな声だったが、海里は構わず尋ねた。
「・・・・本当ですか?」
『え?』
「立石香織さんがあなたの家にいたことが、本当かと聞いているんです。」
電話の向こうで、呆れの混じった溜息が聞こえた。小夜は少し怒りを含みながら言葉を続ける。
『仮に私が嘘をついて、何かメリットがあるの? 私は、自分の両親と叔父を貶めたけど、それは与えられるべき罰を与えるため。何の情もない義理の従妹のために、嘘をつくなんてことはしない。』
小夜は大分苛ついていた。家を巻き込んだ話に関わりたくないのだろう。海里が何か言おうとすると、彼女は少し声を大きくする。
『江本さん。私は、確かに頭が良いと言われて来ました。でも、私はそれを得だと思ったことは1度もない。寧ろ最悪。上流階級の人間たちが、都合よく生きるためだけに利用された頭脳なんて、無い方がマシです。
いいですか? 江本さん。私はあなたのように嬉々として事件には挑まないし、推理もしません。それが分かったら、必要以上に関わらないで。』
※
その頃、玲央は立石慎の住む別宅に到着していた。かなりの山道で、車で登れる所ではなかったので、玲央は仕方なく、山道を登った。
(こんな所に・・・人が? 俺でも登るのがしんどいのに、高齢者がこんな山を登っているのか? 何だか、妙だな。)
10分ほど山道を登った所に、“それ”はあった。
本宅とは違い、全てが木で作られたログハウス。巨大だが、どこか古ぼけており、周囲の木々は手入れが行き届いていないのか、雑草が茂り、花も枯れていた。植木鉢は割れ、物置も錆びている。とても資産家の別宅とは思えなかった。
不思議に思いながらも玲央は玄関に近づき、インターホンを鳴らした。
「ごめんください。警察です。立石慎さんはいらっしゃいますか。」
返事はなかった。ドアノブに手をかけてみると、鍵が開いていた。玲央は嫌な予感がして、もう1度インターホンを鳴らす。
「やっぱり返事がない。入ってみるしかない・・・か。」
玲央は扉を開け、ゆっくりと中に入った。物音はせず、明かりもついていない。玲央は少し足を早め、玄関を通り過ぎ、1階にある大部屋ーーー恐らくリビングーーーに入った。スマートフォンの明かりで部屋を照らしたが、そこには誰もいない。カーテンも閉められており、日光が微かに入っているだけだった。
「1階には誰もいない・・・となると、2階。」
庭にいるのかもしれないと思い、カーテンを開けたが、やはり誰もいなかった。玲央は玄関まで戻り、玄関扉の左手にある階段を登った。
「本当に誰もいない・・・人が住んでいないのか? いや、でも・・・・」
「誰だ!」
2階に到着した後、背後から怒鳴り声が聞こえた。すぐに家の電気が付き、背後に立っていた人物の姿が映し出される。
「すみません。警察です。インターホンを押しても返事がなかったので、何か事件に巻き込まれているのかと思いまして。」
「ああ・・少し森に行っていたんだ。」
「そうだったんですね。早とちりしてしまい、申し訳ない。」
「いえいえ。ああ・・・自己紹介がまだでしたね。私が、立石家初代当主・立石慎です。」
落ち着いた雰囲気のある、優しげな老人だった。足腰がしっかりしているのか杖も付かず、顔のしわも決して深くない。口元にある豊かな白い髭が、太陽光に照らされている。
「あなたが・・・あ、申し遅れました。私は警視庁の東堂玲央です。」
玲央は警察手帳を見せながらそう言った。慎は優しく微笑み、おかけ下さいとソファーを指し示した。
「ありがとうございます。少しお話ししたいことがあるのですが、お時間、大丈夫ですか?」
「構いませんよ。」
「ではまず・・・お孫さんの正さんが亡くなられたことはご存知ですか?」
「はい・・・。文雄から連絡がありました。」
慎は俯き、軽く目を閉じていた。涙こそ見せないものの、実の孫であれば、多少の悲しみは湧くのだろう。玲央は頷き、続ける。
「我々警察は、今回の事件を殺人事件として捜査しています。そして、ご家族の中の誰かが犯人であるとも、ほぼ確信を得ている。」
「・・・・そうですか。つまり、事情聴取にお越しになった・・と。」
「はい。」
「正直なお方だ。しかし・・・不思議ですね。私がここに住んでいることは、あまり知られていない。文雄たちが話しましたか?」
「とあるお方からの情報提供です。名前は伏せますが。」
慎は笑った。彼は、情報提供者が小夜であることを見抜いているのだ。当然、玲央も分かっていたが、構わず続けた。
「正さんの死因などはお聞きしていると思いますので、少し話を変えます。」
「どうぞ。」
「1年前、奥方である立石鈴香さんが亡くなられましたね。その時の様子について、お伺いしたいのですが。」
その言葉に、慎は笑みを消した。どこか芝居がかった、悲しげな表情を浮かべる。
「お話しすることなど・・・限られていますよ。妻は、老衰で呆気なく逝ってしまった。ただそれだけです。」
「では、その妻・鈴香さんが、娘である風香さんに殺されたという噂は知っていますか?」
沈黙が流れた。しばらくして、慎の笑い声が聞こえる。肩を揺らし、終いには腹を抱えて笑った。
「面白い噂ですね。娘が妻を・・・? 確かに、不仲だったが、殺人などできはしない。仮にできたとしてもーーーー己で後処理をするのは無理だろう。」
“後処理”。その言葉に、玲央の胸が騒いだ。まさかと思い、玲央は震える。
「そう怖い顔をしないでください。あくまで例え話ですよ。まあ、真実だった場合・・共犯者が現れるかもしれませんが。」
慎は不気味な笑みを浮かべた。玲央は落ち着いて尋ねる。
「・・・何か・・知っているんですか。過去の事件について。」
「何も。私は、自分の意見を述べただけです。」
慎はゆっくりと立ち上がった。隣の部屋に行き、布に包んだ何かを持ってくる。
「昨日、本宅に立ち寄ったら、面白いものを見つけまして。」
そう言いながら、慎は机に置いた物体の布を取った。
布に包んであったのは、拳銃だった。綺麗に磨かれており、錆びているようには見えない。銃弾も設置されているようだった。
「・・・・物置に置いてあったんですね。」
「よくご存知で。調べられましたかな?」
「少し。なぜ、こんな物を私に?」
慎は、玲央の質問には答えず、銃を手に取った。セーフティを解除し、銃口を玲央に向ける。玲央は微かに眉を動かしたが、銃を抜かなかった。
「使える物がこれしかなかったんですよ。邪魔者を消す、便利な道具・・・本当はナイフが良かったのですが、錆びてしまっていて。」
玲央はしばらく黙り、小声で尋ねた。
「・・・・俺を殺してどうしたいの?」
「今言った通りです。邪魔者を殺す。素性の知れぬ探偵と、警察、除霊師。それら全てが霊がやったことにすればいい。そうすれば、この事件は終わる。」
その言葉を聞いた瞬間、玲央は目を見開いた。自分たちを殺すという宣言ではなく、慎が言った、1つの“ミス”に気づいたのだ。玲央は、思わず笑みをこぼす。不審に思った慎は眉を顰めた。
「・・・何を笑っている?」
「笑いたくもなるよ。こんな巧妙な手を使っていたなんてね。」
「巧妙な手? 何のことだ? 私はお前を殺すだけだ。くだらぬ希望は捨てろ。」
玲央は笑みを崩さなかった。そして、決定的なことを述べた。
「君がここまで凶暴な人間とは思わなかった。君は、家族を支配下に置くために殺人を犯したんだ。そうだろう? 立石慎・・・いいや、立石文雄。」
海里は咄嗟にスマートフォンを取り出し、電話帳にある小夜の名前を押した。
『今度はあなた? 言うべきことは全部玲央に話したわ。これ以上、何が聞きたいの?』
気怠げな声だったが、海里は構わず尋ねた。
「・・・・本当ですか?」
『え?』
「立石香織さんがあなたの家にいたことが、本当かと聞いているんです。」
電話の向こうで、呆れの混じった溜息が聞こえた。小夜は少し怒りを含みながら言葉を続ける。
『仮に私が嘘をついて、何かメリットがあるの? 私は、自分の両親と叔父を貶めたけど、それは与えられるべき罰を与えるため。何の情もない義理の従妹のために、嘘をつくなんてことはしない。』
小夜は大分苛ついていた。家を巻き込んだ話に関わりたくないのだろう。海里が何か言おうとすると、彼女は少し声を大きくする。
『江本さん。私は、確かに頭が良いと言われて来ました。でも、私はそれを得だと思ったことは1度もない。寧ろ最悪。上流階級の人間たちが、都合よく生きるためだけに利用された頭脳なんて、無い方がマシです。
いいですか? 江本さん。私はあなたのように嬉々として事件には挑まないし、推理もしません。それが分かったら、必要以上に関わらないで。』
※
その頃、玲央は立石慎の住む別宅に到着していた。かなりの山道で、車で登れる所ではなかったので、玲央は仕方なく、山道を登った。
(こんな所に・・・人が? 俺でも登るのがしんどいのに、高齢者がこんな山を登っているのか? 何だか、妙だな。)
10分ほど山道を登った所に、“それ”はあった。
本宅とは違い、全てが木で作られたログハウス。巨大だが、どこか古ぼけており、周囲の木々は手入れが行き届いていないのか、雑草が茂り、花も枯れていた。植木鉢は割れ、物置も錆びている。とても資産家の別宅とは思えなかった。
不思議に思いながらも玲央は玄関に近づき、インターホンを鳴らした。
「ごめんください。警察です。立石慎さんはいらっしゃいますか。」
返事はなかった。ドアノブに手をかけてみると、鍵が開いていた。玲央は嫌な予感がして、もう1度インターホンを鳴らす。
「やっぱり返事がない。入ってみるしかない・・・か。」
玲央は扉を開け、ゆっくりと中に入った。物音はせず、明かりもついていない。玲央は少し足を早め、玄関を通り過ぎ、1階にある大部屋ーーー恐らくリビングーーーに入った。スマートフォンの明かりで部屋を照らしたが、そこには誰もいない。カーテンも閉められており、日光が微かに入っているだけだった。
「1階には誰もいない・・・となると、2階。」
庭にいるのかもしれないと思い、カーテンを開けたが、やはり誰もいなかった。玲央は玄関まで戻り、玄関扉の左手にある階段を登った。
「本当に誰もいない・・・人が住んでいないのか? いや、でも・・・・」
「誰だ!」
2階に到着した後、背後から怒鳴り声が聞こえた。すぐに家の電気が付き、背後に立っていた人物の姿が映し出される。
「すみません。警察です。インターホンを押しても返事がなかったので、何か事件に巻き込まれているのかと思いまして。」
「ああ・・少し森に行っていたんだ。」
「そうだったんですね。早とちりしてしまい、申し訳ない。」
「いえいえ。ああ・・・自己紹介がまだでしたね。私が、立石家初代当主・立石慎です。」
落ち着いた雰囲気のある、優しげな老人だった。足腰がしっかりしているのか杖も付かず、顔のしわも決して深くない。口元にある豊かな白い髭が、太陽光に照らされている。
「あなたが・・・あ、申し遅れました。私は警視庁の東堂玲央です。」
玲央は警察手帳を見せながらそう言った。慎は優しく微笑み、おかけ下さいとソファーを指し示した。
「ありがとうございます。少しお話ししたいことがあるのですが、お時間、大丈夫ですか?」
「構いませんよ。」
「ではまず・・・お孫さんの正さんが亡くなられたことはご存知ですか?」
「はい・・・。文雄から連絡がありました。」
慎は俯き、軽く目を閉じていた。涙こそ見せないものの、実の孫であれば、多少の悲しみは湧くのだろう。玲央は頷き、続ける。
「我々警察は、今回の事件を殺人事件として捜査しています。そして、ご家族の中の誰かが犯人であるとも、ほぼ確信を得ている。」
「・・・・そうですか。つまり、事情聴取にお越しになった・・と。」
「はい。」
「正直なお方だ。しかし・・・不思議ですね。私がここに住んでいることは、あまり知られていない。文雄たちが話しましたか?」
「とあるお方からの情報提供です。名前は伏せますが。」
慎は笑った。彼は、情報提供者が小夜であることを見抜いているのだ。当然、玲央も分かっていたが、構わず続けた。
「正さんの死因などはお聞きしていると思いますので、少し話を変えます。」
「どうぞ。」
「1年前、奥方である立石鈴香さんが亡くなられましたね。その時の様子について、お伺いしたいのですが。」
その言葉に、慎は笑みを消した。どこか芝居がかった、悲しげな表情を浮かべる。
「お話しすることなど・・・限られていますよ。妻は、老衰で呆気なく逝ってしまった。ただそれだけです。」
「では、その妻・鈴香さんが、娘である風香さんに殺されたという噂は知っていますか?」
沈黙が流れた。しばらくして、慎の笑い声が聞こえる。肩を揺らし、終いには腹を抱えて笑った。
「面白い噂ですね。娘が妻を・・・? 確かに、不仲だったが、殺人などできはしない。仮にできたとしてもーーーー己で後処理をするのは無理だろう。」
“後処理”。その言葉に、玲央の胸が騒いだ。まさかと思い、玲央は震える。
「そう怖い顔をしないでください。あくまで例え話ですよ。まあ、真実だった場合・・共犯者が現れるかもしれませんが。」
慎は不気味な笑みを浮かべた。玲央は落ち着いて尋ねる。
「・・・何か・・知っているんですか。過去の事件について。」
「何も。私は、自分の意見を述べただけです。」
慎はゆっくりと立ち上がった。隣の部屋に行き、布に包んだ何かを持ってくる。
「昨日、本宅に立ち寄ったら、面白いものを見つけまして。」
そう言いながら、慎は机に置いた物体の布を取った。
布に包んであったのは、拳銃だった。綺麗に磨かれており、錆びているようには見えない。銃弾も設置されているようだった。
「・・・・物置に置いてあったんですね。」
「よくご存知で。調べられましたかな?」
「少し。なぜ、こんな物を私に?」
慎は、玲央の質問には答えず、銃を手に取った。セーフティを解除し、銃口を玲央に向ける。玲央は微かに眉を動かしたが、銃を抜かなかった。
「使える物がこれしかなかったんですよ。邪魔者を消す、便利な道具・・・本当はナイフが良かったのですが、錆びてしまっていて。」
玲央はしばらく黙り、小声で尋ねた。
「・・・・俺を殺してどうしたいの?」
「今言った通りです。邪魔者を殺す。素性の知れぬ探偵と、警察、除霊師。それら全てが霊がやったことにすればいい。そうすれば、この事件は終わる。」
その言葉を聞いた瞬間、玲央は目を見開いた。自分たちを殺すという宣言ではなく、慎が言った、1つの“ミス”に気づいたのだ。玲央は、思わず笑みをこぼす。不審に思った慎は眉を顰めた。
「・・・何を笑っている?」
「笑いたくもなるよ。こんな巧妙な手を使っていたなんてね。」
「巧妙な手? 何のことだ? 私はお前を殺すだけだ。くだらぬ希望は捨てろ。」
玲央は笑みを崩さなかった。そして、決定的なことを述べた。
「君がここまで凶暴な人間とは思わなかった。君は、家族を支配下に置くために殺人を犯したんだ。そうだろう? 立石慎・・・いいや、立石文雄。」
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