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Case43.後悔
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3年前、東京都警視庁。
「警察官が死んだ?」
「はい。交番勤務の男で、昨夜職務を終えた後、家に帰る途中で・・・・」
当時、九重警視長は今と変わらず、玲央は警視正、俺は警視だった。今の階級より上にいた俺たちは、捜査一課の統率はしていたが、最前線に立つ時期は過ぎていた。
「死因は?」
「銃殺です」
「夜の街で狙撃か。消音銃でも使ったのか?」
「その可能性が高いかと」
初めから妙な事件だとは思ってたんだ。警察相手に狙撃って、結構面倒だし、レベルが高いでしょ? ナイフより銃の方が入手困難だしね。
刺殺じゃなく銃殺を選ぶ辺り、よく分からない犯行だと思ったよ。
「また警察官が死んだのか? しかも、警視庁に入りたての奴が?」
「ええ・・・もう1週間連続ですよ」
連続殺人と言われ始めた頃、私たちの耳にも本格的に入るようになり、上層部にも話が届いた。そしてその頃から、異例ではあったが、私たちも捜査に加わるようになった。
「浩史兄さんたち、最近難しい顔ばかりね。やっぱり今回の事件が気になるの?」
「ああ。ただの連続殺人とは思えない。警察に深い恨みを持っているのか・・・そうでなくとも日本を揺るがす何かか」
「しかし久米警視長。上は信じていないのでしょう? 私たちが捜査に関わることすら、よく思われていません」
「仕方ないよ。俺たちが事件現場に赴いて事件を解決していたのは昔のことだ。若気の至りとでも思われているのさ」
俺たちは上に気がつかれないよう、九重警視長の妹である凪が経営する酒場に集まって話をしていた。だが、詳しいことを家族知られるわけにもいかず、ずっと隠していた。
「でも浩史兄さん。そろそろ家にちゃんと帰ったら? 美希子ちゃんが心配していたわ」
「ん・・・そのうちな」
「龍にも言ってあげてよ。彼も最近夜中に家に帰ってばかり・・・子供たちと顔も合わせていないそうじゃないか」
玲央の言葉に龍は不満げな顔をした。
「俺の話は・・・・」
「良くないわよ、龍。あなたの子供たちはまだ幼いんだから」
そうやって捜査を続けていたある日、妻と美希子に少し怒られてな。龍も同じだったそうだ。
「あなた。1週間後の24日は早く帰ってきて頂戴ね? 美希子も、そろそろあなたに会いたいのよ」
「分かってる。ちゃんと開けておくから、その日までは仕事をさせてくれ」
「ええ。でも、気をつけてね」
「お父さん!」
夜遅くに帰った日に、息子と娘が出迎えたのは珍しくてな。嬉しかったのは嬉しかったが、いつもの癖で注意はしたよ。
「2人とも、まだ起きてたのか? 早く寝ないと体に悪いぞ?」
「あなたが帰って来るのを待っていたのよ。ここ最近、1度も顔を見ていないから」
「それは分かってるが・・・ああ、クリスマスか」
「うん。プレゼント買って来てね」
「夜の8時までには帰ってくる約束だから!」
その日から2人は仕事を減らしたよ。俺は結婚していなかったし、気楽に仕事をしていたんだけど・・・・1人、俺を気にかける人がいてさ。
「玲央」
「やあ、雫。どうかした?」
「どうかした? じゃないだろう。お前、最近仕事やりすぎだ。1人暮らしとはいえ、もう少し健康に気を使ったらどうだ?」
「気を使ってるよ。君こそ、最近現場に行ってばかり。少し休んだら?」
当時、捜査一課唯一の女性刑事として働いていた、二階堂雫という女性がいてね。彼女は俺と龍の幼馴染みで、階級は違えど、職場でも親しかったんだ。
「相変わらず話を逸らすのが上手いな。まあいい。でも、ここ最近はどうもおかしい。一向に捜査は進展しないし、警察官は嫌になるほど死んでいく・・・・」
「そうだね。俺たちもこっそり捜査をしているけれど、手がかりなしだ。お互い、程よく頑張ろうよ」
「ああ。そうだな」
普通に捜査を続けて、普通に家族と関わって・・・・ただそれだけの日々を送っていると思っていた。だから、俺たちは気がつかなかったんだ。
ーーーー自分たちが標的になっている、ということに。
※
「東堂警視!」
「仕事か? 悪いが今日は帰るぞ」
「違います‼︎ 息子さんから通報があって・・・家に強盗が‼︎」
「は?」
偶然だと思っていた。だが、その直後、偶然じゃないと気がついた。
「東堂警視正! 大変です!」
「どうしたの? 俺は今から龍に付いて行くよ?」
「二階堂刑事が今回の事件の犯人らしき人物と接触し、銃撃戦になっています! 現場に来て頂けませんか?」
龍の元に行こうとしたけれど、仲間の、幼馴染みの危機を無下にはできなかった。俺は彼女の補助に行ったんだ。そして極め付けは・・・・
「九重警視長、娘さんからお電話です」
「美希子から? どうした? 今から帰るぞ」
『お父さん、助けて‼︎ 家にスナイパーみたいな人が入ってきて、お母さんが・・・!』
俺の結末はお前も知ってるだろ。ここからは、2人の結末を聞いてくれ。
※
「美希子! どこだ⁉︎」
私はすぐに部下と共に家に戻った。幸い、美希子は押し入れの中に隠れていて、すぐに見つかった。怪我もしていなかった。
だが、妻はーーーー
「お母さん・・・・お母さん!」
物言わぬ妻の側で慟哭する美希子の姿は今でも覚えている。私は、その場で涙を流すことはできなかったよ。
家の中は血塗れで、全て妻の血だと理解するのには時間がかかった。何度か急所を撃たれて死亡したとあった上、逃げるために家の中を移動したからだろうと後に理解できた。
美希子は妻が息を引き取った後に妻の元へ駆けつけた。そして遺体と銃を持った犯人を見るなり、犯人に体当たりして銃を奪い、犯人を撃った。
私、その日のことよく覚えてないんだ。お母さんが死んだ悲しみで、何も見えなくなって、気づいたら・・・犯人が隠していた拳銃を持って、撃っていた。その証拠に、その後どうやって押し入れに入ったか、全く記憶にないから。
幸い犯人は大した怪我じゃなかったけど、お父さんには迷惑をかけたし、私は静養を理由に、事件の後は叔母さんの元で暮らすことになったの。
しばらくは夜も眠れなくて、お母さんが死んだ悲しさと人を傷つけた罪悪感で自殺しようと思って遺書を書いたこともある。江本さんと初めて会った白百合高校の事件で見つかった遺書は、その時の物だよ。もちろん、今はそんなこと考えてないけどね。
※
部下の報告を聞いた後、俺はすぐ現場に急行した。場所は何の変哲もない廃屋で、幸か不幸か、民間人はいなかった。
「雫!」
「玲央・・・!」
雫は犯人と揉みあいになり、既に怪我をしていた。彼女は犯人を押さえつけていたけれど、怪我のせいで、いつ立場が逆転してもおかしくなかった。
でも、そんな状況でも、雫は警察官であり続けた。
「この男を撃て‼︎」
必ずしも狙撃なんて方法を取る必要はなかったんだよ。それ以外の方法もあったはずだ。でも、あの時の俺は何も思い浮かばず、ただ彼女の言葉に反論した。
「馬鹿なこと言わないでくれ! そんな危険なことできるわけがないだろう⁉︎ 君に当たったら・・・!」
「お前は弟とその家族が平和に暮らしたいと願っているんだろう? 私も同じだ! その平和が続くなら、警察官1人が怪我するくらい大したことない! 早くしろ‼︎」
俺に・・・何ができたんだろうね。
雫の言葉通り、俺は犯人を撃った。でも、手元が狂ったのかな。なぜか、銃弾が彼女にも当たっていたんだ。俺は意味が分からず、ただひたすらに、瀕死の彼女を抱きしめて、流す権利なんてないのに、涙を流していた。
助からないのは目に見えて分かった。俺は、彼女が息絶えるのを見ていることしかできなかった。
「・・・・泣くな、玲央。私は、後悔なんてしていない。だからどうか、幸せになってくれ」
※
全員が口を閉じた時、海里は俯いていた。自分が思っていた以上の痛みと悲しみ、苦しみが、一気にのしかかり、彼を押し潰していた。
やがて、龍が重い息を吐く。
「今話したことが俺たちの全てだ。お前を巻き込みたくないと言ったのは、過去の事件に加え、お前には何も喪って欲しくなかったからだ。今ならまだ間に合う、引き返せると思ったからだ。
だが、今回の事件が起こった以上、もう・・・・」
今度は龍が俯いた。強く組み合わされた手は黄色に染まっている。
しかし、顔を上げた海里は笑っていた。いつもと何ら変わらぬ、優しい笑みだった。
「構いません。
東堂さんと出会った時も、今回の事件も、私は自分から関わったんです。逃げる気も、退く気もない。必ず事件を解決します。皆さんの前での私は“探偵”ですから。
共に戦いましょう。命を落とした、皆さんの大切な人たちのためにも」
海里の言葉に、龍は顔を上げた。彼は海里と出会って以来初めての、柔らかい表情を浮かべている。
やがて、龍はふっと笑って言った。
「・・・・ああ、そうだな」
「警察官が死んだ?」
「はい。交番勤務の男で、昨夜職務を終えた後、家に帰る途中で・・・・」
当時、九重警視長は今と変わらず、玲央は警視正、俺は警視だった。今の階級より上にいた俺たちは、捜査一課の統率はしていたが、最前線に立つ時期は過ぎていた。
「死因は?」
「銃殺です」
「夜の街で狙撃か。消音銃でも使ったのか?」
「その可能性が高いかと」
初めから妙な事件だとは思ってたんだ。警察相手に狙撃って、結構面倒だし、レベルが高いでしょ? ナイフより銃の方が入手困難だしね。
刺殺じゃなく銃殺を選ぶ辺り、よく分からない犯行だと思ったよ。
「また警察官が死んだのか? しかも、警視庁に入りたての奴が?」
「ええ・・・もう1週間連続ですよ」
連続殺人と言われ始めた頃、私たちの耳にも本格的に入るようになり、上層部にも話が届いた。そしてその頃から、異例ではあったが、私たちも捜査に加わるようになった。
「浩史兄さんたち、最近難しい顔ばかりね。やっぱり今回の事件が気になるの?」
「ああ。ただの連続殺人とは思えない。警察に深い恨みを持っているのか・・・そうでなくとも日本を揺るがす何かか」
「しかし久米警視長。上は信じていないのでしょう? 私たちが捜査に関わることすら、よく思われていません」
「仕方ないよ。俺たちが事件現場に赴いて事件を解決していたのは昔のことだ。若気の至りとでも思われているのさ」
俺たちは上に気がつかれないよう、九重警視長の妹である凪が経営する酒場に集まって話をしていた。だが、詳しいことを家族知られるわけにもいかず、ずっと隠していた。
「でも浩史兄さん。そろそろ家にちゃんと帰ったら? 美希子ちゃんが心配していたわ」
「ん・・・そのうちな」
「龍にも言ってあげてよ。彼も最近夜中に家に帰ってばかり・・・子供たちと顔も合わせていないそうじゃないか」
玲央の言葉に龍は不満げな顔をした。
「俺の話は・・・・」
「良くないわよ、龍。あなたの子供たちはまだ幼いんだから」
そうやって捜査を続けていたある日、妻と美希子に少し怒られてな。龍も同じだったそうだ。
「あなた。1週間後の24日は早く帰ってきて頂戴ね? 美希子も、そろそろあなたに会いたいのよ」
「分かってる。ちゃんと開けておくから、その日までは仕事をさせてくれ」
「ええ。でも、気をつけてね」
「お父さん!」
夜遅くに帰った日に、息子と娘が出迎えたのは珍しくてな。嬉しかったのは嬉しかったが、いつもの癖で注意はしたよ。
「2人とも、まだ起きてたのか? 早く寝ないと体に悪いぞ?」
「あなたが帰って来るのを待っていたのよ。ここ最近、1度も顔を見ていないから」
「それは分かってるが・・・ああ、クリスマスか」
「うん。プレゼント買って来てね」
「夜の8時までには帰ってくる約束だから!」
その日から2人は仕事を減らしたよ。俺は結婚していなかったし、気楽に仕事をしていたんだけど・・・・1人、俺を気にかける人がいてさ。
「玲央」
「やあ、雫。どうかした?」
「どうかした? じゃないだろう。お前、最近仕事やりすぎだ。1人暮らしとはいえ、もう少し健康に気を使ったらどうだ?」
「気を使ってるよ。君こそ、最近現場に行ってばかり。少し休んだら?」
当時、捜査一課唯一の女性刑事として働いていた、二階堂雫という女性がいてね。彼女は俺と龍の幼馴染みで、階級は違えど、職場でも親しかったんだ。
「相変わらず話を逸らすのが上手いな。まあいい。でも、ここ最近はどうもおかしい。一向に捜査は進展しないし、警察官は嫌になるほど死んでいく・・・・」
「そうだね。俺たちもこっそり捜査をしているけれど、手がかりなしだ。お互い、程よく頑張ろうよ」
「ああ。そうだな」
普通に捜査を続けて、普通に家族と関わって・・・・ただそれだけの日々を送っていると思っていた。だから、俺たちは気がつかなかったんだ。
ーーーー自分たちが標的になっている、ということに。
※
「東堂警視!」
「仕事か? 悪いが今日は帰るぞ」
「違います‼︎ 息子さんから通報があって・・・家に強盗が‼︎」
「は?」
偶然だと思っていた。だが、その直後、偶然じゃないと気がついた。
「東堂警視正! 大変です!」
「どうしたの? 俺は今から龍に付いて行くよ?」
「二階堂刑事が今回の事件の犯人らしき人物と接触し、銃撃戦になっています! 現場に来て頂けませんか?」
龍の元に行こうとしたけれど、仲間の、幼馴染みの危機を無下にはできなかった。俺は彼女の補助に行ったんだ。そして極め付けは・・・・
「九重警視長、娘さんからお電話です」
「美希子から? どうした? 今から帰るぞ」
『お父さん、助けて‼︎ 家にスナイパーみたいな人が入ってきて、お母さんが・・・!』
俺の結末はお前も知ってるだろ。ここからは、2人の結末を聞いてくれ。
※
「美希子! どこだ⁉︎」
私はすぐに部下と共に家に戻った。幸い、美希子は押し入れの中に隠れていて、すぐに見つかった。怪我もしていなかった。
だが、妻はーーーー
「お母さん・・・・お母さん!」
物言わぬ妻の側で慟哭する美希子の姿は今でも覚えている。私は、その場で涙を流すことはできなかったよ。
家の中は血塗れで、全て妻の血だと理解するのには時間がかかった。何度か急所を撃たれて死亡したとあった上、逃げるために家の中を移動したからだろうと後に理解できた。
美希子は妻が息を引き取った後に妻の元へ駆けつけた。そして遺体と銃を持った犯人を見るなり、犯人に体当たりして銃を奪い、犯人を撃った。
私、その日のことよく覚えてないんだ。お母さんが死んだ悲しみで、何も見えなくなって、気づいたら・・・犯人が隠していた拳銃を持って、撃っていた。その証拠に、その後どうやって押し入れに入ったか、全く記憶にないから。
幸い犯人は大した怪我じゃなかったけど、お父さんには迷惑をかけたし、私は静養を理由に、事件の後は叔母さんの元で暮らすことになったの。
しばらくは夜も眠れなくて、お母さんが死んだ悲しさと人を傷つけた罪悪感で自殺しようと思って遺書を書いたこともある。江本さんと初めて会った白百合高校の事件で見つかった遺書は、その時の物だよ。もちろん、今はそんなこと考えてないけどね。
※
部下の報告を聞いた後、俺はすぐ現場に急行した。場所は何の変哲もない廃屋で、幸か不幸か、民間人はいなかった。
「雫!」
「玲央・・・!」
雫は犯人と揉みあいになり、既に怪我をしていた。彼女は犯人を押さえつけていたけれど、怪我のせいで、いつ立場が逆転してもおかしくなかった。
でも、そんな状況でも、雫は警察官であり続けた。
「この男を撃て‼︎」
必ずしも狙撃なんて方法を取る必要はなかったんだよ。それ以外の方法もあったはずだ。でも、あの時の俺は何も思い浮かばず、ただ彼女の言葉に反論した。
「馬鹿なこと言わないでくれ! そんな危険なことできるわけがないだろう⁉︎ 君に当たったら・・・!」
「お前は弟とその家族が平和に暮らしたいと願っているんだろう? 私も同じだ! その平和が続くなら、警察官1人が怪我するくらい大したことない! 早くしろ‼︎」
俺に・・・何ができたんだろうね。
雫の言葉通り、俺は犯人を撃った。でも、手元が狂ったのかな。なぜか、銃弾が彼女にも当たっていたんだ。俺は意味が分からず、ただひたすらに、瀕死の彼女を抱きしめて、流す権利なんてないのに、涙を流していた。
助からないのは目に見えて分かった。俺は、彼女が息絶えるのを見ていることしかできなかった。
「・・・・泣くな、玲央。私は、後悔なんてしていない。だからどうか、幸せになってくれ」
※
全員が口を閉じた時、海里は俯いていた。自分が思っていた以上の痛みと悲しみ、苦しみが、一気にのしかかり、彼を押し潰していた。
やがて、龍が重い息を吐く。
「今話したことが俺たちの全てだ。お前を巻き込みたくないと言ったのは、過去の事件に加え、お前には何も喪って欲しくなかったからだ。今ならまだ間に合う、引き返せると思ったからだ。
だが、今回の事件が起こった以上、もう・・・・」
今度は龍が俯いた。強く組み合わされた手は黄色に染まっている。
しかし、顔を上げた海里は笑っていた。いつもと何ら変わらぬ、優しい笑みだった。
「構いません。
東堂さんと出会った時も、今回の事件も、私は自分から関わったんです。逃げる気も、退く気もない。必ず事件を解決します。皆さんの前での私は“探偵”ですから。
共に戦いましょう。命を落とした、皆さんの大切な人たちのためにも」
海里の言葉に、龍は顔を上げた。彼は海里と出会って以来初めての、柔らかい表情を浮かべている。
やがて、龍はふっと笑って言った。
「・・・・ああ、そうだな」
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