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Case33.若女将の涙②
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「京都府警の五十嵐涼音です。現場検証を行いますので、お下がりください。」
五十嵐涼音は、長い黒髪を団子にして束ね、真っ黒なスーツを着こなす、いかにも刑事らしい女性だった。海里は長椅子から立ち上がり、五十嵐の前に行く。
「五十嵐さん。私も捜査に加わらせてくださいませんか?」
海里の整った顔立ちには興味がないのか、五十嵐は怪訝な顔で海里を見つめながら尋ねた。
「・・・・あなたは?」
「江本海里と申します。」
府警たちが驚いた。どうやら、他府県でも海里の話は通っているらしい。五十嵐は、上司と顔を合わせ、少しの間考えてから、ゆっくりと口を開いた。
「分かりました。ただし、亡くなった方が幼馴染みだからと言って、判断を見誤っては困りますので、慎重に捜査をお願いします。」
「心得ています。」
海里は府警から手袋を受け取り、現場に入った。鑑識が写真を取り、五十嵐は雪美の前に屈む。
「これは酷い・・・滅多刺し・・・・犯人は被害者に相当な恨みを持っていたようですね。」
「本当に刺殺なのでしょうか?」
「え?」
海里の言葉に、五十嵐は怪訝な顔をした。海里は静かに続ける。
「雪美さんがここで亡くなったことは間違い無いでしょう。しかし、ここはただの事務室であって、包丁などは置いていない。そんな場所を殺害現場に選び、わざわざ大量の包丁を持って来て、刺し殺した? しかも、正面から。抵抗せず、声も上げず・・・・不自然です。」
「しかし、刺殺でなければ何なのですか? 絞殺された後も、首の骨を折られた後もない。当然、撲殺の痕すらありません。」
「それはまだ分かりませんが、この亡くなり方は不自然すぎる。目は微かに開いていますし、睡眠薬を盛られたわけでも無いでしょう。手や爪に皮膚片が付着していれば、抵抗した証拠になります。調べて頂けますか?」
「・・・・当然です。それが仕事ですから。」
海里と五十嵐は、あまり気が合わなかった。五十嵐は、捜査は警察官の仕事であり、いくら有能な探偵であっても、不用意に事件の捜査に協力させたくなかった。
一方、海里は、探偵として事件を解き明かすという意志と、雪美の無念を晴らすという2つの意志が折り重なっており、警察官側の気持ちはあまり考えていなかった。
「なぜ本庁はあの男を信用するのですか? 駆け出しの小説家でしょう。」
「頭が固いな、五十嵐。例え小説家だとしても江本海里の頭脳は本物だし、評価は高い。協力してもらうに越したことはないだろ。」
上司の言葉に五十嵐はムッとして続けた。
「しかし・・・・我々警察の仕事を横取りされているようなものではありませんか。先輩は何も思わないのですか?」
「戦力が増えるに越したことはねえよ。ほら、行くぞ。」
海里は現場を調べ終わると、渉の元へ行った。
「昨夜の雪美さんの行動を教えてくれませんか? 確か、18時頃に私と少し話し、18時半頃に渉さんが来られて、雪美さんは仕事に戻った。」
「はい。その後、僕と江本さんが話し終わったのが19時半過ぎでした。途中雪美が話に混じりはしましたが、すぐに仕事に戻っていました。江本さんは早めに休むと言って、自分の部屋に戻られましたよね。」
「ええ。夕食は済ませていたので入浴をして、すぐ床に着きました。あ、でも。」
「何か?」
渉が首を傾げた。海里は昨夜の雪美とのやりとりを思い出す。
「部屋に戻る時、雪美さんにお会いしました。恐らく・・・20時前ですね。」
「なるほど。確か、雪美が掃除を終えたのが20時半丁度。僕は21時頃に夕食と入浴を済ませ、雪美に先に休むよう言われたので、その言葉に甘えました。多分22時過ぎだったと思います。」
「・・・・では・・・死亡推定時刻は22時頃から・・・・多く見積もって午前5時頃ですね。」
海里がメモを机に置くと、五十嵐が手に取って内容を確認した。
「どうですか? そちらの意見と私の意見、合わさっています?」
「ええ。榊渉さん・・・でしたね。この旅館、防犯カメラなどはないのですか? 不審な人物が目撃されていれば、捜査が早いのですが。」
「生憎・・・ありません。先代・・・雪美の父がそう言ったことを嫌って、全て取り外してしまったのです。」
「そうですか。それでは、犯罪が起こってもしょうがないですね。」
五十嵐の言葉に、海里は眉を顰めた。彼女の方に体の向きを変え、声を潜めて言う。
「・・・・五十嵐さん。言い方というものがあるでしょう。監視カメラのある場所で、必ずしも殺人が起きないなんて限りませんよ。」
海里の言葉に、五十嵐は不満の色を浮かべた。溜息をつき、海里を睨みつける。
「そういう意味で言ったのではありません。今時、不用心だと言ったのです。何かあってからでは遅いというのに、事件解決の手がかりが減ったようなものでしょう。」
「ですから、その言い方ですよ。亡くなられた方と親しい人間がいるのに、なぜそんなことを平気で言えるのですか? あなた、遠慮という言葉を知っています?」
「失礼な。知っていますよ。そもそも私から言わせれば、警察の捜査に踏み込んでくるあなたの方が、“遠慮”という言葉を知らないように思いますが?」
2人は睨み合った。渉は横であたふたしている。しかし、険悪な雰囲気が終わらないかに見えたその時、海里のスマートフォンが鳴った。
こんな時に、と思いながら気怠げに視線を移した海里だが、画面を見てハッとする。
「東堂さん・・・! もしもし?」
『また事件に遭遇したみたいだな。こっちでニュースになってるよ。捜査は進んでるか?』
「・・・・正直言って、芳しくありませんよ。情報が錯誤していて、犯人の検討も付きませんし。」
海里は、久しぶりに聞いた龍の声に、安堵していた。現場に行けば必ずと言っていいほど龍がおり、共に事件を解決してきた。海里は、自分が思っているより龍を信頼しているのだと分かった。
「加えて、府警の五十嵐さんという方が私を嫌っているようです。目の敵にして来ると言いますか、探偵という職を嫌っていると言いますか・・・・」
『ああ・・・五十嵐涼音か。京都府警じゃ、頭が硬いって有名なんだよ。真面目だが、時に度が過ぎることがあるからな。』
「そのようですね。事件の概要をまとめたメモ帳、取られましたし。」
海里は溜息混じりに言った。電話越しに龍が苦笑する。
『そりゃ災難だったな。だが・・・月影旅館か。また事件が起こるなんて、偶然と断言していいものか・・・・』
「“また”?」
何気なく発せられた言葉に、海里は目を丸くした。彼は興奮気味に尋ねる。
「過去にも事件があったのですか? 雪美さんから聞いていませんが。」
『あんまり公にならなかったんだよ。確か・・・10年前だったな。旅館で人が死んで、当時の女将の夫が逮捕されたんだ。その後、普通に営業しているとは知らなかったが。」
「・・・・女将の・・夫? 待ってください、それはつまりーーーー」
海里が言葉を続けようとすると、誰かが彼のスマートフォンを奪った。驚いて後ろを振り向くと、誰もいない。
「お兄ちゃん、誰と電話しているの?」
「あなたは・・・・?」
海里の側に、1人の少年がいた。小学校低学年くらいだろうか。海里は少年の前に屈み、優しい口調で話しかける。
「すみません。それは私の物なのです。返して頂けませんか? 少年。」
「僕の名前は少年じゃない! 僕の名前は榊秀って言うの!」
「それは失礼しました。では、秀君。それを返してーーーーって・・・え? 榊? 雪美さんの親族ですか? ご兄弟はいないはずですが。」
「僕は渉兄ちゃんの弟だよ。お兄ちゃんがムコイリ? したから、みょーじが変わったって言ってた。」
確かに、秀は渉に似ていた。弟と名乗っても、何ら不思議はない。渉は五十嵐と話を終え、弟の存在に気づいた途端、声を上げた。
「こら! 秀! ダメじゃないか。江本さんを困らせて・・・・ほら、返しなさい。」
「でも~」
「でもじゃない! すみません、江本さん。どうぞ。」
「いえいえ。子供のしたことですから、お構いなく。」
海里はスマートフォンを受け取り、弾みで切れた電話をかけ直した。軽く事情を説明し、頭を下げる。
「すみません。」
『別に構わねえよ。それより、さっきお前が言おうとしたこと、正解だ。当時逮捕されたのは、今回の被害者・榊雪美の父親・榊信良だ。
最後まで犯行を否定していたから、犯人かは定かじゃない。ただ、刑務所に入った後、病気で亡くなってな。死んだ以上、何もできないってことで事件が追及されることも、榊家が控訴することもなかったんだよ。』
海里は考えた。父親が逮捕された過去、取り外された監視カメラ、刑務所で死亡した父親、事件の被害者となった雪美、訳の分からぬ死に方と、抵抗の跡がないという不自然さ。
“何かがおかしい”、と、反射的に思った。
「・・・東堂さん。10年前・・・・月影旅館で起きた殺人事件を調べてください。今回の事件と、無関係とは思えない。それどころか・・・・大いに繋がっている気がします。」
『お前らしい答えだな。まあできる範囲で調べてやるよ。だが、無茶はするな。連続殺人の可能性も捨て切れないからな。』
「ご心配ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。私は、そう簡単には死にませんので。」
龍は電話の向こうで苦笑し、言った。
『違いねえ。』
五十嵐涼音は、長い黒髪を団子にして束ね、真っ黒なスーツを着こなす、いかにも刑事らしい女性だった。海里は長椅子から立ち上がり、五十嵐の前に行く。
「五十嵐さん。私も捜査に加わらせてくださいませんか?」
海里の整った顔立ちには興味がないのか、五十嵐は怪訝な顔で海里を見つめながら尋ねた。
「・・・・あなたは?」
「江本海里と申します。」
府警たちが驚いた。どうやら、他府県でも海里の話は通っているらしい。五十嵐は、上司と顔を合わせ、少しの間考えてから、ゆっくりと口を開いた。
「分かりました。ただし、亡くなった方が幼馴染みだからと言って、判断を見誤っては困りますので、慎重に捜査をお願いします。」
「心得ています。」
海里は府警から手袋を受け取り、現場に入った。鑑識が写真を取り、五十嵐は雪美の前に屈む。
「これは酷い・・・滅多刺し・・・・犯人は被害者に相当な恨みを持っていたようですね。」
「本当に刺殺なのでしょうか?」
「え?」
海里の言葉に、五十嵐は怪訝な顔をした。海里は静かに続ける。
「雪美さんがここで亡くなったことは間違い無いでしょう。しかし、ここはただの事務室であって、包丁などは置いていない。そんな場所を殺害現場に選び、わざわざ大量の包丁を持って来て、刺し殺した? しかも、正面から。抵抗せず、声も上げず・・・・不自然です。」
「しかし、刺殺でなければ何なのですか? 絞殺された後も、首の骨を折られた後もない。当然、撲殺の痕すらありません。」
「それはまだ分かりませんが、この亡くなり方は不自然すぎる。目は微かに開いていますし、睡眠薬を盛られたわけでも無いでしょう。手や爪に皮膚片が付着していれば、抵抗した証拠になります。調べて頂けますか?」
「・・・・当然です。それが仕事ですから。」
海里と五十嵐は、あまり気が合わなかった。五十嵐は、捜査は警察官の仕事であり、いくら有能な探偵であっても、不用意に事件の捜査に協力させたくなかった。
一方、海里は、探偵として事件を解き明かすという意志と、雪美の無念を晴らすという2つの意志が折り重なっており、警察官側の気持ちはあまり考えていなかった。
「なぜ本庁はあの男を信用するのですか? 駆け出しの小説家でしょう。」
「頭が固いな、五十嵐。例え小説家だとしても江本海里の頭脳は本物だし、評価は高い。協力してもらうに越したことはないだろ。」
上司の言葉に五十嵐はムッとして続けた。
「しかし・・・・我々警察の仕事を横取りされているようなものではありませんか。先輩は何も思わないのですか?」
「戦力が増えるに越したことはねえよ。ほら、行くぞ。」
海里は現場を調べ終わると、渉の元へ行った。
「昨夜の雪美さんの行動を教えてくれませんか? 確か、18時頃に私と少し話し、18時半頃に渉さんが来られて、雪美さんは仕事に戻った。」
「はい。その後、僕と江本さんが話し終わったのが19時半過ぎでした。途中雪美が話に混じりはしましたが、すぐに仕事に戻っていました。江本さんは早めに休むと言って、自分の部屋に戻られましたよね。」
「ええ。夕食は済ませていたので入浴をして、すぐ床に着きました。あ、でも。」
「何か?」
渉が首を傾げた。海里は昨夜の雪美とのやりとりを思い出す。
「部屋に戻る時、雪美さんにお会いしました。恐らく・・・20時前ですね。」
「なるほど。確か、雪美が掃除を終えたのが20時半丁度。僕は21時頃に夕食と入浴を済ませ、雪美に先に休むよう言われたので、その言葉に甘えました。多分22時過ぎだったと思います。」
「・・・・では・・・死亡推定時刻は22時頃から・・・・多く見積もって午前5時頃ですね。」
海里がメモを机に置くと、五十嵐が手に取って内容を確認した。
「どうですか? そちらの意見と私の意見、合わさっています?」
「ええ。榊渉さん・・・でしたね。この旅館、防犯カメラなどはないのですか? 不審な人物が目撃されていれば、捜査が早いのですが。」
「生憎・・・ありません。先代・・・雪美の父がそう言ったことを嫌って、全て取り外してしまったのです。」
「そうですか。それでは、犯罪が起こってもしょうがないですね。」
五十嵐の言葉に、海里は眉を顰めた。彼女の方に体の向きを変え、声を潜めて言う。
「・・・・五十嵐さん。言い方というものがあるでしょう。監視カメラのある場所で、必ずしも殺人が起きないなんて限りませんよ。」
海里の言葉に、五十嵐は不満の色を浮かべた。溜息をつき、海里を睨みつける。
「そういう意味で言ったのではありません。今時、不用心だと言ったのです。何かあってからでは遅いというのに、事件解決の手がかりが減ったようなものでしょう。」
「ですから、その言い方ですよ。亡くなられた方と親しい人間がいるのに、なぜそんなことを平気で言えるのですか? あなた、遠慮という言葉を知っています?」
「失礼な。知っていますよ。そもそも私から言わせれば、警察の捜査に踏み込んでくるあなたの方が、“遠慮”という言葉を知らないように思いますが?」
2人は睨み合った。渉は横であたふたしている。しかし、険悪な雰囲気が終わらないかに見えたその時、海里のスマートフォンが鳴った。
こんな時に、と思いながら気怠げに視線を移した海里だが、画面を見てハッとする。
「東堂さん・・・! もしもし?」
『また事件に遭遇したみたいだな。こっちでニュースになってるよ。捜査は進んでるか?』
「・・・・正直言って、芳しくありませんよ。情報が錯誤していて、犯人の検討も付きませんし。」
海里は、久しぶりに聞いた龍の声に、安堵していた。現場に行けば必ずと言っていいほど龍がおり、共に事件を解決してきた。海里は、自分が思っているより龍を信頼しているのだと分かった。
「加えて、府警の五十嵐さんという方が私を嫌っているようです。目の敵にして来ると言いますか、探偵という職を嫌っていると言いますか・・・・」
『ああ・・・五十嵐涼音か。京都府警じゃ、頭が硬いって有名なんだよ。真面目だが、時に度が過ぎることがあるからな。』
「そのようですね。事件の概要をまとめたメモ帳、取られましたし。」
海里は溜息混じりに言った。電話越しに龍が苦笑する。
『そりゃ災難だったな。だが・・・月影旅館か。また事件が起こるなんて、偶然と断言していいものか・・・・』
「“また”?」
何気なく発せられた言葉に、海里は目を丸くした。彼は興奮気味に尋ねる。
「過去にも事件があったのですか? 雪美さんから聞いていませんが。」
『あんまり公にならなかったんだよ。確か・・・10年前だったな。旅館で人が死んで、当時の女将の夫が逮捕されたんだ。その後、普通に営業しているとは知らなかったが。」
「・・・・女将の・・夫? 待ってください、それはつまりーーーー」
海里が言葉を続けようとすると、誰かが彼のスマートフォンを奪った。驚いて後ろを振り向くと、誰もいない。
「お兄ちゃん、誰と電話しているの?」
「あなたは・・・・?」
海里の側に、1人の少年がいた。小学校低学年くらいだろうか。海里は少年の前に屈み、優しい口調で話しかける。
「すみません。それは私の物なのです。返して頂けませんか? 少年。」
「僕の名前は少年じゃない! 僕の名前は榊秀って言うの!」
「それは失礼しました。では、秀君。それを返してーーーーって・・・え? 榊? 雪美さんの親族ですか? ご兄弟はいないはずですが。」
「僕は渉兄ちゃんの弟だよ。お兄ちゃんがムコイリ? したから、みょーじが変わったって言ってた。」
確かに、秀は渉に似ていた。弟と名乗っても、何ら不思議はない。渉は五十嵐と話を終え、弟の存在に気づいた途端、声を上げた。
「こら! 秀! ダメじゃないか。江本さんを困らせて・・・・ほら、返しなさい。」
「でも~」
「でもじゃない! すみません、江本さん。どうぞ。」
「いえいえ。子供のしたことですから、お構いなく。」
海里はスマートフォンを受け取り、弾みで切れた電話をかけ直した。軽く事情を説明し、頭を下げる。
「すみません。」
『別に構わねえよ。それより、さっきお前が言おうとしたこと、正解だ。当時逮捕されたのは、今回の被害者・榊雪美の父親・榊信良だ。
最後まで犯行を否定していたから、犯人かは定かじゃない。ただ、刑務所に入った後、病気で亡くなってな。死んだ以上、何もできないってことで事件が追及されることも、榊家が控訴することもなかったんだよ。』
海里は考えた。父親が逮捕された過去、取り外された監視カメラ、刑務所で死亡した父親、事件の被害者となった雪美、訳の分からぬ死に方と、抵抗の跡がないという不自然さ。
“何かがおかしい”、と、反射的に思った。
「・・・東堂さん。10年前・・・・月影旅館で起きた殺人事件を調べてください。今回の事件と、無関係とは思えない。それどころか・・・・大いに繋がっている気がします。」
『お前らしい答えだな。まあできる範囲で調べてやるよ。だが、無茶はするな。連続殺人の可能性も捨て切れないからな。』
「ご心配ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。私は、そう簡単には死にませんので。」
龍は電話の向こうで苦笑し、言った。
『違いねえ。』
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