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ライアー
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「好きな人ができた」
「あ、そう。わかった。今日でサヨナラだね」
芽以(めい)は夕日を背中にして響生(ひびき)の手を離した。
「バイバイ、ありがとう。元気でね」
芽以はそれまでに、何かしらの違和感が数回あったことの意味を知る。
裏切りという名の嘘は最後に好きな人ができたという一言、正直な言葉で終わる。まさかねえ、響生は浮気なんかするとは思っていなかったのに。初めに付き合ってほしいと言ったのはあなた……。
アルバイトにもいろいろあって、最近は女性のための風俗もある。
大学の先輩に飲食(中華料理のチェーン店)のバイトきついからやめたいと相談したときに、
「響生さあ~。それならいいバイトある……」
後ろに行くにしたがって小さく声を絞ると同時に顔を近く寄せた。瀬川さんは、内緒の話っぽい雰囲気の視線を送る。
「じゃあ、外行きますか?」
学食でのランチ、カレーはもう食べ終わっていた響生は席を立ちバッグを肩にかけた。
大きな木がある芝があるテーブルの下に誰もいないことを確認する。
「梅田のホストから聞いたんだけど、最近は不機嫌な女が多くて個人的に飢えてるみたいなんだよな。ホストクラブでハードル高くて行けないから、出張型が人気でさ。お前、ウケそうな顔してるし、どうかな。変な感じはしなかった」
「ラクロス部の中でも数人やってるらしいですね。でも出張型ですよね」
「実は俺も先週初めて行ってきたんだけど、それがまた、かわいい女性で30歳前の既婚者なんだけどすげーよかった!! それで8000円」
響生は驚く、8000円? それならやってみようかな。ずっと続けるわけじゃなし。
芽以は知らない間に、友人の香織の彼氏の浮気の証拠を押さえるという事柄に巻き込まれていた。香りは真司のことが大好きで大学を卒業しても付き合いたいし、結婚したいとまで漏らしていた。なのにこれだ。
嘘つきという言葉で終われるのならまだいい。
裏切りの気配、それは寝言。
「直美……」
香織は驚いて隣に眠る男の顔を見た。その日から彼氏というカウントを外し敵となる。
うそ、嘘。
なんでもいいけれど、証拠を押さえることに芽以は巻き込まれて、今も難波のラブホテルの前にいる。目の前には真司と明らかに年上の小柄な女性が腕を組んで入ろうとしているところ。
走り出す香織についていくしかない芽以はこの先の修羅場が予想されている。
「ちょっとまった!!」
「はあ? なんでここに。お前」
「誰がやねん。ふざけてんのか」 香織のグーパンチが真司の顎に炸裂する。
年上の女性は少し離れて見ていた。慌てることなどなく腕を組んで眺めている。真司が痛そうにしているのを少し心配して、そのままホテルの中に入っていく、何もなかったかのように。
「香織、大丈夫?」
怒りと悲しみの涙を流す友人の肩に手を置いて、芽以は書ける言葉がなかった。弁解の一つもない。こんなこと……。
後で香織から聞いたが、風俗のバイトで年上の女性客とホテルに行ったことがあり、三回目の指名だったこと。バイトで得たお金で一緒に旅行へ行くつもりだったことなどを弁明されたらしいが、香織は聞くだけ聞いて、一人で行けばと言い放ったらしい。
それが本当なのか嘘なのか。そんなことはどうでもいい。
事実を知るつもりなどなかったから、どう弁解されても嘘にしか聞こえない。
初めの指名は32歳の主婦だった。
響生はイケメンで高身長なのですぐに指名が複数名入ったということで、慣れた客は注文も、行為も高度になるので初心者同士がいいだろうと、店長が初めての客を選んだ。響生は21歳なので10歳年上となる。
泉の広場で待ち合わせてクラブの指名するホテルに入る。
まだ、20歳そこそこにしか見えない小柄な女性はしずかと名乗った。
「かずきです。よろしくお願いします」
「初めてなので……」
夕方には少し早い時間にホテルに二人で入る。
ベッドのはしに腰を掛けるしずかを置いて、響生は規則でシャワーを浴びた。
「すみません、規則なので。しずかさんは?」
「いいんです。でも抱きしめてくれませんか」
急にいうと響生の背中に抱き着いた。しずかは小さく小刻みに震えていた。
響生は優しく後ろを向き、抱きしめるとしずかは涙を流した。
「ありがとう」
何があるのかは知らない。そしてそれを聞くこともない。彼女が言うならそれを聞くだろう。それも仕事のうちだ。客は彼女なのだから、よほどやばいことをされない限りは受け入れる。
シャワーのあとなのでローブは湿っている。
「濡れますよ」
「どうでもいいの。強く抱きしめてください」
左手には結婚指輪がはまっている指が細くて折れそうだと響生は思う。優しくその手を握り返すとまた涙がとめどなく流れる。
「どうしてそんなに悲しいのです?」
「ごめんね、違うの。男の人に抱きしめてもらって嬉しかっただけ」
「そうなんだ。結婚してるんでしょ」
「だからってすべての男が抱いてくれるなら、あなたとここにはいない」
湿った眼は響生の心を付き動かす。大人の女性の色香を止めることはできない。
何度も指名されるうちに響生はしずかのことが好きになっていた。
いたいけないほどのか弱さの中に秘める肉体の情熱の虜になっていた、これはバイトではありながら、何度も会ううちに……。
そう、物事には初めがあるので終わりが用意されている。
心配しなくてもいいはずのバイト感覚の中で女性に性を届けるうちに、いつしか本気でのめりこんでいく響生はもう芽以と一緒にいることができなかった。
芽以は若くて明るくかわいいので、自分がいなくてもすぐに彼氏ができていつか結婚することができるだろうが、しずかの心と体を癒すことができるのは自分だけだと勝手に思い込んでいた。
たかがバイトと思いながらも、また指名がしずかから入ると、他の女性と違う感情の入った交わりの始まり。
もう嘘はつけない。
芽以には。
しずかはいつか、家庭に戻り自分は消費されているだけだとわかっているが、響生は嘘つきでいた自分と決別した。芽以がそれを承知で許していたことは知らん顔をしていた。それもまた、嘘。
しずかというのも仮名だろうし、自分も嘘の名前、いわゆる源氏名で通している。それは当たり前だが、当たり前が嘘なのだ。
でも敢えて黙って芽以と付き合うことはできたはず。
だがそれもまた嘘なのだ、心はもうしずかという空蝉に傾いているのに芽以にキスをすることも抱きしめることも不実そのもの。
最後に芽以に自分の本当を正直に話して別れを切り出すことが響きの誠意だと思っていた。
「好きな人ができたんだ」
本当に好きな人は芽以だから傷が浅いうちに別れを告げることが正しいのだろうか。それははたして本当だろうか? しずかは本当は結婚などしていないのかも知れないし、誰が本当のことを正直に晒しているのかなんて誰にも分らない。心の中まで見ることなどできないのだから。
了
「あ、そう。わかった。今日でサヨナラだね」
芽以(めい)は夕日を背中にして響生(ひびき)の手を離した。
「バイバイ、ありがとう。元気でね」
芽以はそれまでに、何かしらの違和感が数回あったことの意味を知る。
裏切りという名の嘘は最後に好きな人ができたという一言、正直な言葉で終わる。まさかねえ、響生は浮気なんかするとは思っていなかったのに。初めに付き合ってほしいと言ったのはあなた……。
アルバイトにもいろいろあって、最近は女性のための風俗もある。
大学の先輩に飲食(中華料理のチェーン店)のバイトきついからやめたいと相談したときに、
「響生さあ~。それならいいバイトある……」
後ろに行くにしたがって小さく声を絞ると同時に顔を近く寄せた。瀬川さんは、内緒の話っぽい雰囲気の視線を送る。
「じゃあ、外行きますか?」
学食でのランチ、カレーはもう食べ終わっていた響生は席を立ちバッグを肩にかけた。
大きな木がある芝があるテーブルの下に誰もいないことを確認する。
「梅田のホストから聞いたんだけど、最近は不機嫌な女が多くて個人的に飢えてるみたいなんだよな。ホストクラブでハードル高くて行けないから、出張型が人気でさ。お前、ウケそうな顔してるし、どうかな。変な感じはしなかった」
「ラクロス部の中でも数人やってるらしいですね。でも出張型ですよね」
「実は俺も先週初めて行ってきたんだけど、それがまた、かわいい女性で30歳前の既婚者なんだけどすげーよかった!! それで8000円」
響生は驚く、8000円? それならやってみようかな。ずっと続けるわけじゃなし。
芽以は知らない間に、友人の香織の彼氏の浮気の証拠を押さえるという事柄に巻き込まれていた。香りは真司のことが大好きで大学を卒業しても付き合いたいし、結婚したいとまで漏らしていた。なのにこれだ。
嘘つきという言葉で終われるのならまだいい。
裏切りの気配、それは寝言。
「直美……」
香織は驚いて隣に眠る男の顔を見た。その日から彼氏というカウントを外し敵となる。
うそ、嘘。
なんでもいいけれど、証拠を押さえることに芽以は巻き込まれて、今も難波のラブホテルの前にいる。目の前には真司と明らかに年上の小柄な女性が腕を組んで入ろうとしているところ。
走り出す香織についていくしかない芽以はこの先の修羅場が予想されている。
「ちょっとまった!!」
「はあ? なんでここに。お前」
「誰がやねん。ふざけてんのか」 香織のグーパンチが真司の顎に炸裂する。
年上の女性は少し離れて見ていた。慌てることなどなく腕を組んで眺めている。真司が痛そうにしているのを少し心配して、そのままホテルの中に入っていく、何もなかったかのように。
「香織、大丈夫?」
怒りと悲しみの涙を流す友人の肩に手を置いて、芽以は書ける言葉がなかった。弁解の一つもない。こんなこと……。
後で香織から聞いたが、風俗のバイトで年上の女性客とホテルに行ったことがあり、三回目の指名だったこと。バイトで得たお金で一緒に旅行へ行くつもりだったことなどを弁明されたらしいが、香織は聞くだけ聞いて、一人で行けばと言い放ったらしい。
それが本当なのか嘘なのか。そんなことはどうでもいい。
事実を知るつもりなどなかったから、どう弁解されても嘘にしか聞こえない。
初めの指名は32歳の主婦だった。
響生はイケメンで高身長なのですぐに指名が複数名入ったということで、慣れた客は注文も、行為も高度になるので初心者同士がいいだろうと、店長が初めての客を選んだ。響生は21歳なので10歳年上となる。
泉の広場で待ち合わせてクラブの指名するホテルに入る。
まだ、20歳そこそこにしか見えない小柄な女性はしずかと名乗った。
「かずきです。よろしくお願いします」
「初めてなので……」
夕方には少し早い時間にホテルに二人で入る。
ベッドのはしに腰を掛けるしずかを置いて、響生は規則でシャワーを浴びた。
「すみません、規則なので。しずかさんは?」
「いいんです。でも抱きしめてくれませんか」
急にいうと響生の背中に抱き着いた。しずかは小さく小刻みに震えていた。
響生は優しく後ろを向き、抱きしめるとしずかは涙を流した。
「ありがとう」
何があるのかは知らない。そしてそれを聞くこともない。彼女が言うならそれを聞くだろう。それも仕事のうちだ。客は彼女なのだから、よほどやばいことをされない限りは受け入れる。
シャワーのあとなのでローブは湿っている。
「濡れますよ」
「どうでもいいの。強く抱きしめてください」
左手には結婚指輪がはまっている指が細くて折れそうだと響生は思う。優しくその手を握り返すとまた涙がとめどなく流れる。
「どうしてそんなに悲しいのです?」
「ごめんね、違うの。男の人に抱きしめてもらって嬉しかっただけ」
「そうなんだ。結婚してるんでしょ」
「だからってすべての男が抱いてくれるなら、あなたとここにはいない」
湿った眼は響生の心を付き動かす。大人の女性の色香を止めることはできない。
何度も指名されるうちに響生はしずかのことが好きになっていた。
いたいけないほどのか弱さの中に秘める肉体の情熱の虜になっていた、これはバイトではありながら、何度も会ううちに……。
そう、物事には初めがあるので終わりが用意されている。
心配しなくてもいいはずのバイト感覚の中で女性に性を届けるうちに、いつしか本気でのめりこんでいく響生はもう芽以と一緒にいることができなかった。
芽以は若くて明るくかわいいので、自分がいなくてもすぐに彼氏ができていつか結婚することができるだろうが、しずかの心と体を癒すことができるのは自分だけだと勝手に思い込んでいた。
たかがバイトと思いながらも、また指名がしずかから入ると、他の女性と違う感情の入った交わりの始まり。
もう嘘はつけない。
芽以には。
しずかはいつか、家庭に戻り自分は消費されているだけだとわかっているが、響生は嘘つきでいた自分と決別した。芽以がそれを承知で許していたことは知らん顔をしていた。それもまた、嘘。
しずかというのも仮名だろうし、自分も嘘の名前、いわゆる源氏名で通している。それは当たり前だが、当たり前が嘘なのだ。
でも敢えて黙って芽以と付き合うことはできたはず。
だがそれもまた嘘なのだ、心はもうしずかという空蝉に傾いているのに芽以にキスをすることも抱きしめることも不実そのもの。
最後に芽以に自分の本当を正直に話して別れを切り出すことが響きの誠意だと思っていた。
「好きな人ができたんだ」
本当に好きな人は芽以だから傷が浅いうちに別れを告げることが正しいのだろうか。それははたして本当だろうか? しずかは本当は結婚などしていないのかも知れないし、誰が本当のことを正直に晒しているのかなんて誰にも分らない。心の中まで見ることなどできないのだから。
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