19 / 49
19.平凡令嬢、英雄に祀り上げられる。
しおりを挟む
会議は滞りなく進んでいきます。
最初に波乱があったものの、それ以降は揉める事無く、見事に協力関係を結ぶ事が出来ました。
「すまない。一つ質問があるのだが宜しいだろうか?」
ゴードン様が軽く挙手をしています。
「その、ローレンス殿らを低く見るわけではないのだが、国に協力を要請は出来ないのだろうか?」
確かにそれは間違いではないですが、難しいでしょうね。
「ええ質問や。確かに決定権のある国の中枢、それこそ国王や法王に協力を要請できれば確実やな」
頷きながら、ローレンス様が話を続けます。
「せやけどヴェラ相手に表立って敵対するわけにいかへん、それこそ即戦争になりかねんからな。せやからワイらのような影響力があって組織に属していない人間の方が都合がええんや。それでこちらが有利になれば国もこちら側に着く。そういう寸法や」
ゴードン様は「そうでしたか」と恥ずかしそうに手を下げましたが、行動としては素晴らしい事です。
私もリカルド様も、更に言えばレジスタンスのリーダーであるマルク様もローレンス様と同じ考えでしょう。なので全員がそう思っていると思ってしまっていました。
これは危険です。そんなのは分かっているだろうと高を括って、何も知らないメンバーが失敗を犯したら全てが水の泡です。
「変な事を聞いてしまってすまない」
「いえ。ゴードン様の今の意見は素晴らしいと思います。私達は知っているだろうと思いこんでいました。ですが、今ので言い忘れていることがあるかもしれない事に気づかせてくださったのですから」
「せやな。もう一度最初から全部説明をし直したほうがええかもしれへん。当たり前や思ってたら伝わっとらん可能性がある。ゴードン殿、気になったことがあったらドンドン言ってもらえます?」
実際にもう一度話してみると、共通の認識と思い込んでいて伝わっていないことがいくつも出てきました。
もしこのまま話が進んでいたら、大変な事になっていたかもしれません。
さて、会議の本題に入ります。
今後どうするかという内容です。
現状としては、イーリス王国からは直接的な援助を得られないものの、状況がこちらに傾けばいつでもこちらの味方に付いてくれる。というのが各会頭の意見です。
宗教国家テミスはウェンディ様が呼びかければ国全体に働きかけることも可能だとか。法王が居るものの、実質の権力を握っているのはウェンディ様や司祭の方々だそうです。
となるとヴェラ王国の民を引き入れるか、周辺諸国の外堀を埋めて行く事になります。
「ちなみにパオラはんは、どう考えてます?」
ローレンス様の問いに、私は人差し指を唇に当て考えこみます。
「今のヴェラは商業都市が無くなり、国内外の流通が非常に厳しい状態になっています。その為にイーリスやテミスに来たと思います」
「せやね」
「しかし失敗に終わったとなると、次は他の周辺諸国へ協力を求めるでしょう。なので先回りしてヴェラの状況を触れ込み、足元を見させとにかく交渉しづらくするというのはいかがでしょうか?」
「確かにええ策や。せやけどそれをやるのは難しいで」
「そうですね。パオラの策では、この機会にヴェラ王国へ取り入ろうとする国が出てきて、逆にこちらへの向かい風になってしまう可能性がある」
ローレンス様とリカルド様の言う通りです。
私達の力では、いまだ国を揺さぶるほどではありません。
というのに、ローレンス様は難色を示しておらず、ニヤニヤと言った感じで私とリカルド様を見ております。
「せやから、自分ら2人には英雄になってもらうのはどうやろか?」
「英雄に?」
リカルド様と同時に声を上げました。
「”本当の”英雄として、魔王殺しパオラと皇帝竜殺しリカルドの名前を広めるんや」
「私、魔王殺しですか……」
その……あまりに物騒な名前ですので……。
出来れば、もうちょっと可愛らしい方が嬉しいです。
「じゃあ聖女はどうや?」
ローレンス様がそう言うと、ウェンディ様を見ました。
「私は賛成です。先ほどの件、聖女と言っても過言ではないと思います」
「よっしゃ。司祭の言も取ったし、まずは太子連中の評価を下げつつ、こちらの評価を上げる作戦や!」
「ちょっと待て!」
ここで、それまで大人しく聞いていたロウルズ様が声を上げました。
彼は正義を見極めるためにと私達についてきたのですから、この作戦に思う事があるのでしょう。
「ロウルズ様。先に一つ、宜しいでしょうか?」
「なんだ?」
「私もリカルド様も、魔王や皇帝竜を倒したというのは決して嘘をついているわけではありません」
「……どういうことだ?」
「私達が倒した事を、ジュリアン様やカチュアお姉さまが名誉を横取りにしたに過ぎないのです」
「しかし、なら何故誰もあなた方が倒したと言わないのだ!?」
「その事実を知っている者は、国の兵士の手によって殺されたからです」
私はキッと睨みつけると、ロウルズ様は「いや、そんな、まさか」と狼狽えた様子です。
信じられないというよりは、信じたくないと言った感じでしょうか。
「レジスタンスメンバーのトーマス様が、その時の生き残りです。何があったか彼に聞いてみてください」
「……分かった。荒立ててしまい、すまない……」
そう言って、ロウルズ様は部屋から出てきました。
彼がトーマス様の話を聞いて、どう思うか分かりません。
敵となるか味方となるかは、彼の正義に任せましょう。
「と、とりあえず、まずは、名誉奪還作戦開始や」
私とリカルド様が英雄ですか。凡人な自分に務まるとは思いませんが……。
いえ、弱気になってはだめです。私を信じてくださった皆様のために、例えハリボテの名誉でも構いません。
求められるのでしたら、聖女パオラとして全うするまでです。
カチュアお姉さま。私は今から、全身全霊をかけて、全てを奪い返しにいかせて頂きます。
最初に波乱があったものの、それ以降は揉める事無く、見事に協力関係を結ぶ事が出来ました。
「すまない。一つ質問があるのだが宜しいだろうか?」
ゴードン様が軽く挙手をしています。
「その、ローレンス殿らを低く見るわけではないのだが、国に協力を要請は出来ないのだろうか?」
確かにそれは間違いではないですが、難しいでしょうね。
「ええ質問や。確かに決定権のある国の中枢、それこそ国王や法王に協力を要請できれば確実やな」
頷きながら、ローレンス様が話を続けます。
「せやけどヴェラ相手に表立って敵対するわけにいかへん、それこそ即戦争になりかねんからな。せやからワイらのような影響力があって組織に属していない人間の方が都合がええんや。それでこちらが有利になれば国もこちら側に着く。そういう寸法や」
ゴードン様は「そうでしたか」と恥ずかしそうに手を下げましたが、行動としては素晴らしい事です。
私もリカルド様も、更に言えばレジスタンスのリーダーであるマルク様もローレンス様と同じ考えでしょう。なので全員がそう思っていると思ってしまっていました。
これは危険です。そんなのは分かっているだろうと高を括って、何も知らないメンバーが失敗を犯したら全てが水の泡です。
「変な事を聞いてしまってすまない」
「いえ。ゴードン様の今の意見は素晴らしいと思います。私達は知っているだろうと思いこんでいました。ですが、今ので言い忘れていることがあるかもしれない事に気づかせてくださったのですから」
「せやな。もう一度最初から全部説明をし直したほうがええかもしれへん。当たり前や思ってたら伝わっとらん可能性がある。ゴードン殿、気になったことがあったらドンドン言ってもらえます?」
実際にもう一度話してみると、共通の認識と思い込んでいて伝わっていないことがいくつも出てきました。
もしこのまま話が進んでいたら、大変な事になっていたかもしれません。
さて、会議の本題に入ります。
今後どうするかという内容です。
現状としては、イーリス王国からは直接的な援助を得られないものの、状況がこちらに傾けばいつでもこちらの味方に付いてくれる。というのが各会頭の意見です。
宗教国家テミスはウェンディ様が呼びかければ国全体に働きかけることも可能だとか。法王が居るものの、実質の権力を握っているのはウェンディ様や司祭の方々だそうです。
となるとヴェラ王国の民を引き入れるか、周辺諸国の外堀を埋めて行く事になります。
「ちなみにパオラはんは、どう考えてます?」
ローレンス様の問いに、私は人差し指を唇に当て考えこみます。
「今のヴェラは商業都市が無くなり、国内外の流通が非常に厳しい状態になっています。その為にイーリスやテミスに来たと思います」
「せやね」
「しかし失敗に終わったとなると、次は他の周辺諸国へ協力を求めるでしょう。なので先回りしてヴェラの状況を触れ込み、足元を見させとにかく交渉しづらくするというのはいかがでしょうか?」
「確かにええ策や。せやけどそれをやるのは難しいで」
「そうですね。パオラの策では、この機会にヴェラ王国へ取り入ろうとする国が出てきて、逆にこちらへの向かい風になってしまう可能性がある」
ローレンス様とリカルド様の言う通りです。
私達の力では、いまだ国を揺さぶるほどではありません。
というのに、ローレンス様は難色を示しておらず、ニヤニヤと言った感じで私とリカルド様を見ております。
「せやから、自分ら2人には英雄になってもらうのはどうやろか?」
「英雄に?」
リカルド様と同時に声を上げました。
「”本当の”英雄として、魔王殺しパオラと皇帝竜殺しリカルドの名前を広めるんや」
「私、魔王殺しですか……」
その……あまりに物騒な名前ですので……。
出来れば、もうちょっと可愛らしい方が嬉しいです。
「じゃあ聖女はどうや?」
ローレンス様がそう言うと、ウェンディ様を見ました。
「私は賛成です。先ほどの件、聖女と言っても過言ではないと思います」
「よっしゃ。司祭の言も取ったし、まずは太子連中の評価を下げつつ、こちらの評価を上げる作戦や!」
「ちょっと待て!」
ここで、それまで大人しく聞いていたロウルズ様が声を上げました。
彼は正義を見極めるためにと私達についてきたのですから、この作戦に思う事があるのでしょう。
「ロウルズ様。先に一つ、宜しいでしょうか?」
「なんだ?」
「私もリカルド様も、魔王や皇帝竜を倒したというのは決して嘘をついているわけではありません」
「……どういうことだ?」
「私達が倒した事を、ジュリアン様やカチュアお姉さまが名誉を横取りにしたに過ぎないのです」
「しかし、なら何故誰もあなた方が倒したと言わないのだ!?」
「その事実を知っている者は、国の兵士の手によって殺されたからです」
私はキッと睨みつけると、ロウルズ様は「いや、そんな、まさか」と狼狽えた様子です。
信じられないというよりは、信じたくないと言った感じでしょうか。
「レジスタンスメンバーのトーマス様が、その時の生き残りです。何があったか彼に聞いてみてください」
「……分かった。荒立ててしまい、すまない……」
そう言って、ロウルズ様は部屋から出てきました。
彼がトーマス様の話を聞いて、どう思うか分かりません。
敵となるか味方となるかは、彼の正義に任せましょう。
「と、とりあえず、まずは、名誉奪還作戦開始や」
私とリカルド様が英雄ですか。凡人な自分に務まるとは思いませんが……。
いえ、弱気になってはだめです。私を信じてくださった皆様のために、例えハリボテの名誉でも構いません。
求められるのでしたら、聖女パオラとして全うするまでです。
カチュアお姉さま。私は今から、全身全霊をかけて、全てを奪い返しにいかせて頂きます。
23
お気に入りに追加
1,475
あなたにおすすめの小説
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。

噂の醜女とは私の事です〜蔑まれた令嬢は、その身に秘められた規格外の魔力で呪われた運命を打ち砕く〜
秘密 (秘翠ミツキ)
ファンタジー
*『ねぇ、姉さん。姉さんの心臓を僕に頂戴』
◆◆◆
*『お姉様って、本当に醜いわ』
幼い頃、妹を庇い代わりに呪いを受けたフィオナだがその妹にすら蔑まれて……。
◆◆◆
侯爵令嬢であるフィオナは、幼い頃妹を庇い魔女の呪いなるものをその身に受けた。美しかった顔は、その半分以上を覆う程のアザが出来て醜い顔に変わった。家族や周囲から醜女と呼ばれ、庇った妹にすら「お姉様って、本当に醜いわね」と嘲笑われ、母からはみっともないからと仮面をつける様に言われる。
こんな顔じゃ結婚は望めないと、フィオナは一人で生きれる様にひたすらに勉学に励む。白塗りで赤く塗られた唇が一際目立つ仮面を被り、白い目を向けられながらも学院に通う日々。
そんな中、ある青年と知り合い恋に落ちて婚約まで結ぶが……フィオナの素顔を見た彼は「ごめん、やっぱり無理だ……」そう言って婚約破棄をし去って行った。
それから社交界ではフィオナの素顔で話題は持ちきりになり、仮面の下を見たいが為だけに次から次へと婚約を申し込む者達が後を経たない。そして仮面の下を見た男達は直ぐに婚約破棄をし去って行く。それが今社交界での流行りであり、暇な貴族達の遊びだった……。

水しか操れない無能と言われて虐げられてきた令嬢に転生していたようです。ところで皆さん。人体の殆どが水分から出来ているって知ってました?
ラララキヲ
ファンタジー
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇なろうにも上げてます。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます
里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。
だが実は、誰にも言えない理由があり…。
※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。
全28話で完結。

性悪という理由で婚約破棄された嫌われ者の令嬢~心の綺麗な者しか好かれない精霊と友達になる~
黒塔真実
恋愛
公爵令嬢カリーナは幼い頃から後妻と義妹によって悪者にされ孤独に育ってきた。15歳になり入学した王立学園でも、悪知恵の働く義妹とカリーナの婚約者でありながら義妹に洗脳されている第二王子の働きにより、学園中の嫌われ者になってしまう。しかも再会した初恋の第一王子にまで軽蔑されてしまい、さらに止めの一撃のように第二王子に「性悪」を理由に婚約破棄を宣言されて……!? 恋愛&悪が報いを受ける「ざまぁ」もの!! ※※※主人公は最終的にチート能力に目覚めます※※※アルファポリスオンリー※※※皆様の応援のおかげで第14回恋愛大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます※※※
すみません、すっきりざまぁ終了したのでいったん完結します→※書籍化予定部分=【本編】を引き下げます。【番外編】追加予定→ルシアン視点追加→最新のディー視点の番外編は書籍化関連のページにて、アンケートに答えると読めます!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる