【本編完結】ただの平凡令嬢なので、姉に婚約者を取られました。
「誰にも出来ないような事は求めないから、せめて人並みになってくれ」
お父様にそう言われ、平凡になるためにたゆまぬ努力をしたつもりです。
賢者様が使ったとされる神級魔法を会得し、復活した魔王をかつての勇者様のように倒し、領民に慕われた名領主のように領地を治めました。
誰にも出来ないような事は、私には出来ません。私に出来るのは、誰かがやれる事を平凡に努めてきただけ。
そんな平凡な私だから、非凡な姉に婚約者を奪われてしまうのは、仕方がない事なのです。
諦めきれない私は、せめて平凡なりに仕返しをしてみようと思います。
お父様にそう言われ、平凡になるためにたゆまぬ努力をしたつもりです。
賢者様が使ったとされる神級魔法を会得し、復活した魔王をかつての勇者様のように倒し、領民に慕われた名領主のように領地を治めました。
誰にも出来ないような事は、私には出来ません。私に出来るのは、誰かがやれる事を平凡に努めてきただけ。
そんな平凡な私だから、非凡な姉に婚約者を奪われてしまうのは、仕方がない事なのです。
諦めきれない私は、せめて平凡なりに仕返しをしてみようと思います。
あなたにおすすめの小説
永遠の誓いをあなたに ~何でも欲しがる妹がすべてを失ってからわたしが溺愛されるまで~
畔本グラヤノン
恋愛
両親に愛される妹エイミィと愛されない姉ジェシカ。ジェシカはひょんなことで公爵令息のオーウェンと知り合い、周囲から婚約を噂されるようになる。ある日ジェシカはオーウェンに王族の出席する式典に招待されるが、ジェシカの代わりに式典に出ることを目論んだエイミィは邪魔なジェシカを消そうと考えるのだった。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
失われた力を身に宿す元聖女は、それでも気楽に過ごしたい~いえ、Sランク冒険者とかは結構です!~
紅月シン
ファンタジー
聖女として異世界に召喚された狭霧聖菜は、聖女としての勤めを果たし終え、満ち足りた中でその生涯を終えようとしていた。
いや嘘だ。
本当は不満でいっぱいだった。
食事と入浴と睡眠を除いた全ての時間で人を癒し続けなくちゃならないとかどんなブラックだと思っていた。
だがそんな不満を漏らすことなく死に至り、そのことを神が不憫にでも思ったのか、聖菜は辺境伯家の末娘セーナとして二度目の人生を送ることになった。
しかし次こそは気楽に生きたいと願ったはずなのに、ある日セーナは前世の記憶と共にその身には聖女としての癒しの力が流れていることを知ってしまう。
そしてその時点で、セーナの人生は決定付けられた。
二度とあんな目はご免だと、気楽に生きるため、家を出て冒険者になることを決意したのだ。
だが彼女は知らなかった。
三百年の時が過ぎた現代では、既に癒しの力というものは失われてしまっていたということを。
知らぬままに力をばら撒く少女は、その願いとは裏腹に、様々な騒動を引き起こし、解決していくことになるのであった。
※完結しました。
※小説家になろう様にも投稿しています
愛されない皇子妃、あっさり離宮に引きこもる ~皇都が絶望的だけど、今さら泣きついてきても知りません~
ネコ
恋愛
帝国の第二皇子アシュレイに嫁いだ侯爵令嬢クリスティナ。だがアシュレイは他国の姫と密会を繰り返し、クリスティナを悪女と糾弾して冷遇する。ある日、「彼女を皇妃にするため離縁してくれ」と言われたクリスティナは、あっさりと離宮へ引きこもる道を選ぶ。ところが皇都では不可解な問題が多発し、次第に名ばかり呼ばれるのはクリスティナ。彼女を手放したアシュレイや周囲は、ようやくその存在の大きさに気づくが、今さら彼女は戻ってくれそうもなく……。
出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。
噂の醜女とは私の事です〜蔑まれた令嬢は、その身に秘められた規格外の魔力で呪われた運命を打ち砕く〜
秘密 (秘翠ミツキ)
ファンタジー
*『ねぇ、姉さん。姉さんの心臓を僕に頂戴』
◆◆◆
*『お姉様って、本当に醜いわ』
幼い頃、妹を庇い代わりに呪いを受けたフィオナだがその妹にすら蔑まれて……。
◆◆◆
侯爵令嬢であるフィオナは、幼い頃妹を庇い魔女の呪いなるものをその身に受けた。美しかった顔は、その半分以上を覆う程のアザが出来て醜い顔に変わった。家族や周囲から醜女と呼ばれ、庇った妹にすら「お姉様って、本当に醜いわね」と嘲笑われ、母からはみっともないからと仮面をつける様に言われる。
こんな顔じゃ結婚は望めないと、フィオナは一人で生きれる様にひたすらに勉学に励む。白塗りで赤く塗られた唇が一際目立つ仮面を被り、白い目を向けられながらも学院に通う日々。
そんな中、ある青年と知り合い恋に落ちて婚約まで結ぶが……フィオナの素顔を見た彼は「ごめん、やっぱり無理だ……」そう言って婚約破棄をし去って行った。
それから社交界ではフィオナの素顔で話題は持ちきりになり、仮面の下を見たいが為だけに次から次へと婚約を申し込む者達が後を経たない。そして仮面の下を見た男達は直ぐに婚約破棄をし去って行く。それが今社交界での流行りであり、暇な貴族達の遊びだった……。
水しか操れない無能と言われて虐げられてきた令嬢に転生していたようです。ところで皆さん。人体の殆どが水分から出来ているって知ってました?
ラララキヲ
ファンタジー
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
夫婦で異世界に召喚されました。夫とすぐに離婚して、私は人生をやり直します
もぐすけ
ファンタジー
私はサトウエリカ。中学生の息子を持つアラフォーママだ。
子育てがひと段落ついて、結婚生活に嫌気がさしていたところ、夫婦揃って異世界に召喚されてしまった。
私はすぐに夫と離婚し、異世界で第二の人生を楽しむことにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
お気に入り登録させてもらいました(^o^)陰ながら応援してます。
お気に入りありがとうございます!
頑張りますので応援宜しくお願いします
初めて読ませて頂いて、控えめに言ってとても良かったです。自分の好みの設定にクリーンヒットしているのもあったのですが、話の展開もスムーズで、断罪シーンも容赦なくやって頂いてスッキリ出来ました。これからも頑張ってください💪
感想ありがとうございます
そう言ってもらえると大変励みになります!
これからも頑張って行きたいと思います!!!
本編大変面白かったです!気になる主要人物のその後も楽しくて良かったです。皆さん幸せで良かったです!
バハムートも頑張って守護してたのですね。(感想コメント欄参照)
感想ありがとうございます!
もう少しだけ他の人物のその後も書こうと思って居ますので、その時は読んで頂ければ幸いです!
バハムートは人を乗せたりするのが満更でもないくらいには人間が好きになってましたからw
まだ序盤を読み始めたとこですが、期待して読み進めております。
少し気になったのですが、セリフの言葉がメール文のように文章的でやや引っかかる感じで読みにくく思いました。
例えば、7話冒頭の「案内したい場所があるので、ついてきて欲しい」ですと、
日常会話では「案内したい場所がある。ついてきて欲しい。」となったりしないでしょうか?メールの文章であれば原文通りでなにもおかしくはないですが、
口に出して音声として話す場合にはやや不自然に感じることもあるように思います。
短いセリフでは、それほどでもありませんが、それなりの長さになるとトツトツと引っ掛かるような、説明っぽい様な印象で気になりました。
要らぬお節介を申しましたが、これからも大変期待して読ませていただきたいと思っております。
感想ありがとうございます!
精進したいと思います!
とても楽しい作品 ありがとうございます😊
パオラやリカルドなマルクの、その後が妄想出来てまだ楽しんでいます。
感想ありがとうございます!
彼らの物語は語られなくとも続いて行きますので、色々想像して楽しんでもらえたら幸いです!
テミスとかイーリスとかどっかで聞いた固有名詞だなと思ったら最後にアイギス、1000年と来たからこれは作者さんやってますね?w
こんなところで王子を発見することになろうとは。
感想ありがとうございます。
何かとか被っているかググったら、1000年戦争アイギスが出てきたあったのでこちらでしょうか?(自分は未プレイ)
ちなみにAIGS(アイギス)同盟の元ネタは、自分がRO(ラグナロクオンライン)をやっていた頃に、100人vs100人のギルド戦世界大会に出るためにサーバー内の強豪ギルドが同盟を結んで協力して人材を出し合い、その時の同盟が各ギルドの頭文字を取ってAIGS同盟にしたのが元ネタですw
他にも固有名詞でこっそり他のギルドの名前とかも使ってたりします(何
大変面白かったです。寝る前に軽く読むものを探していたはずだったのに、気づいたら深夜まで読んでしまいました。
23話の「もっと可愛がってあげてください」が秀逸でPCの前で「ふへへ」と声に出して笑ってしまいました。パオラと凶暴化した村人とぼこぼこにされたチンピラという構図がツボでしたw
よくあるざまぁ物かと思わせて、終始笑いをちりばめつつ、最後は未来の歴史と女学生の締めという憎い演出!
素晴らしい作品をありがとうございました!
感想ありがとうございます。
23話のチンピラネタは、チンピラの処分は殺すのが妥当ではあるが、戦力差があり過ぎてリカルド、パオラがただ惨殺しているようになってしまい正義側とはいえやりすぎに思えたのですが、だからと言って悪党を見逃すのは悪手と思い悩んだ結果、チンピラBが良いセリフを言っていたのでブーメランさせてみましたw
全体的に、本人達は至って真面目にやっているのにコントのような展開を目指してみたので、面白いと思っていただけたなら幸いです!
本編の最終話は作品のテーマである「平凡と非凡」を自分なりの答えで〆てみました。
正しい歴史を知るものはもう誰もいない、とあるけど
バハムートはまだ生きてそうなイメージ。竜族って長命な設定多いし。
まぁ、でももう人の営みには関わりそうにないかな?
(一部名前を間違えていたので訂正しています)
感想ありがとうございます。
特に語ってない部分なのですが、1000年後にはもう死んでいます。
バハムートはかの戦いでリカルドやパオラを主君としつつも、ウェンディに大層なついて彼の伝書鳩や人を運んだりする手伝いをして共に生き、誰かと過ごす時間の尊さを覚えました。
彼らが亡くなった後は、人の世(というかアイギス)を守るため、復活した魔王や皇帝竜と人知れず戦い、力尽きています。
ちなみに「そして時は流れ」でバハムートの名前は出ていますが、魔王や皇帝竜は文献に書かれていなかったりします。(バハムートが人知れず倒しているせいで魔王や皇帝竜が後の歴史に出て来ないため、歴史学者たちが魔王、皇帝竜は創作だという意見で一致したために歴史書には載っていない)
この辺りの設定はアフターストーリーで書こうとしましたが、短いので物語では欠番になっています。
名前が既視感あって意識が散りがちでしたが楽しく読ませていただきました。そのまま以外にももじったお名前もあって。
魔王はマ○ー使いそうだし皇帝竜はもぐげふんげふんっぽそうですね。
感想ありがとうございます。
名前、実はうろ覚えで書いていたのでもじったのではなく、単純に間違えてただけだったりします(なので完全に存在しない名前も出て来てたり)
基本的にキャラの名前を考えるのが苦手なので、めちゃくちゃ適当ですw
ちなみに魔王も皇帝竜もピーやピーします(問題発言)
HOTランクイン
おめでとうございます
∧_∧ 。。*
( ・∀・)/@@*
/ つ つ *~
O ノ
(_)_)
*。\\٩(*ˊᗜˋ*)و//*
はじめまして、めっちゃ
面白かったです。
マルク様の決死の決闘が
演出呼び。🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣
どんまぃ(。´・ω`)ノ(つд・`。)・゚+
マルク様。(´∀`*)ウフフ。
本編完結おめでとうございます。
感想及びお祝いありがとうございます。
後年の歴史学者は彼の行動についての文献を見て「吟遊詩人が聞き手を楽しませるために話を盛った」と考えてしまったのでしょうねw
後日談でマルクのお話もありますので、もし宜しければそちらも楽しんで頂ければ幸いです。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。