「専門職に劣るからいらない」とパーティから追放された万能勇者、教育係として新人と組んだらヤベェ奴らだった。俺を追放した連中は自滅してるもよう
138ネコ@書籍化&コミカライズしました
文字の大きさ
大中小
26 / 50
第3章
第3話「ゴブリンの巣が巨大化している」
しおりを挟む
ドーガ達が去るのを見届けた。
「すまない。助かった」
「良いって事よ。大体、最初にけしかけて来たのはあいつらの方だろ?」
「そう言ってもらえると助かる」
俺の横で、頭を下げようとするモルガンに男は「良いって良いって」と必死に手を振って愛想笑いを浮かべた。
モルガンは困ったような顔で俺を見てきた。他の奴らに良いと言われても、自分のせいで揉め事を起こした事について自責の念にとらわれてるのだろう。
じゃあやらなければ良いと思うが、彼女の信念がそれを許さないのだろう。言っちゃ悪いが、損な性格だ。
落ち込んだ状態ではパーティの士気に関わる。このままじゃ良くないな。
「なぁクー。モルガンは何か悪い事をしたか?」
「してない!」
「そうだな」
「うん!」
「なんでモルガンは、そんな顔をしているんだ?」
一瞬だけ、モルガンが笑った気がする。
「別に何でもありません。他の冒険者が待ってるから早く行きますよ」
そのままプイっと顔を背け、前をずんずんと歩いていく。
「色男は大変だね」
「止してくれ。そんなんじゃ無い」
何か知らないがこの男に気に入られたみたいで、にやにやと笑いながら、俺の首に腕を回して来た。
別に振りほどく理由もない。とりあえず洞窟の前まで移動するか。
「俺はアンリ、冒険者ランクはBだ。ギルドからこの洞窟の調査と先に入った冒険者の生存確認の依頼を受けて来た」
俺が名乗ると、男はやっと俺を解放してくれた。
少し慌てた様子で、俺達を無遠慮に見て来る。
他の冒険者たちも同じようにマジマジと見て来る。
冒険者ギルドの時とは明らかに視線の質が違う。ベルはそれを感じ取ったのだろう。
しっぽを股に挟み、俺の後ろに隠れるようにしている。
彼らがそう反応するのも仕方がない。俺達がBランクになるには、あまりに若すぎるからだ。
他の冒険者は、一回りも二回りも俺達より年上だ。怪しむのも仕方がない。
表情を見る限り、嫌悪や嫉妬でなく、好奇心から来るものだろう。
とはいえ、ベル達みたいな新人には少し刺激が強いな。完全に委縮してしまっている。
「ちなみに職は勇者だ。ユニークスキル『オールラウンダー』を持っている」
どうやら腑に落ちたようで、口々に「あぁ、なるほど」と言っている。
「なるほどな。疑っちまったようで悪いな」
「いや、慣れているから大丈夫だ」
「そうか。そういや自己紹介が遅れたな。俺はサイド。Cランク冒険者だ」
「おい、自己紹介なら俺も混ぜてくれ。俺はドラン。Dランク冒険者でサポートをするように言われてきたんだ」
俺とサイドの会話に、もう一人の男が混じって来た。
サイドより若く、俺よりは年上といった感じの男だ。剣を腰に携えているから剣士だろう。
まずはリーダー同士で自己紹介をした。
サイドをリーダーとするCランク冒険者パーティ。
ドランをリーダーとするDランク冒険者パーティ。
自己紹介の後に自分たちの依頼を確認しあう。ブッキングをしている場合があるので、確認をしないとめんどくさい事になったりする。
基本依頼が重なりブッキングしていた場合は早い者勝ちになるが、報酬金額次第では共闘して山分けにしたりと相談することもある。
今回はブッキングする事なくそれぞれのパーティが、別の役割を与えられていたようだ。
サイドは洞窟の見張りと、穴から出て来るモンスターの始末。ドランはそのサポートだ。
もし俺達に何かがあって、24時間以上連絡が途絶えた場合は、片方が残り、もう片方が冒険者ギルドに知らせる手筈になっている。
それぞれの役割を確認した後に、俺達はそれぞれのパーティメンバーを呼び、自己紹介をした。
「さて、まずは入り口だが」
入口を軽く調べてみるが、特に何も見当たらない。
ゴブリンの垂れ流しの糞尿や食い散らかしたゴミなどがいくつか散らばってるくらいだ。
『警戒』スキルで中の様子を伺うが、特に反応はない。
入口付近で反応が無いというのは、あまり宜しくない。つまり相当奥へと続いているという事になるからだ。
それは、ゴブリンの巣が巨大化している事に他ならない。
「アンリさん」
「どうした?」
ベルがクイクイと袖を引っ張った。
「ボクの『プロヴォーク』で、中に居るゴブリンを全部引きずり出すのはどうかな?」
「なるほど。絶対ダメだ」
規模が分からないのにそんな事をするのは、危険極まりない。
それに周囲のモンスターも引き寄せてしまうから、もはや収拾がつかない事になるのは火を見るよりも明らかだ。
シュンと項垂れるベル。彼女がそんな提案をしたがるのも仕方がないか。
洞窟の中からは、相当の異臭がしているのだ。獣人の彼女は俺よりも匂いに敏感なのだから、もっときついのだろう。
モルガンやクーも、臭いに顔をしかめている。
「入ってしばらくすれば、臭いにも慣れる」
「出来れば慣れたくないですね」
「それは同意だが、仕方がない。行くぞ」
ここで文句を言っていても始まらない。
入口付近に罠がない事を確かめ、俺達は洞窟の中へと足を踏み出した。
「すまない。助かった」
「良いって事よ。大体、最初にけしかけて来たのはあいつらの方だろ?」
「そう言ってもらえると助かる」
俺の横で、頭を下げようとするモルガンに男は「良いって良いって」と必死に手を振って愛想笑いを浮かべた。
モルガンは困ったような顔で俺を見てきた。他の奴らに良いと言われても、自分のせいで揉め事を起こした事について自責の念にとらわれてるのだろう。
じゃあやらなければ良いと思うが、彼女の信念がそれを許さないのだろう。言っちゃ悪いが、損な性格だ。
落ち込んだ状態ではパーティの士気に関わる。このままじゃ良くないな。
「なぁクー。モルガンは何か悪い事をしたか?」
「してない!」
「そうだな」
「うん!」
「なんでモルガンは、そんな顔をしているんだ?」
一瞬だけ、モルガンが笑った気がする。
「別に何でもありません。他の冒険者が待ってるから早く行きますよ」
そのままプイっと顔を背け、前をずんずんと歩いていく。
「色男は大変だね」
「止してくれ。そんなんじゃ無い」
何か知らないがこの男に気に入られたみたいで、にやにやと笑いながら、俺の首に腕を回して来た。
別に振りほどく理由もない。とりあえず洞窟の前まで移動するか。
「俺はアンリ、冒険者ランクはBだ。ギルドからこの洞窟の調査と先に入った冒険者の生存確認の依頼を受けて来た」
俺が名乗ると、男はやっと俺を解放してくれた。
少し慌てた様子で、俺達を無遠慮に見て来る。
他の冒険者たちも同じようにマジマジと見て来る。
冒険者ギルドの時とは明らかに視線の質が違う。ベルはそれを感じ取ったのだろう。
しっぽを股に挟み、俺の後ろに隠れるようにしている。
彼らがそう反応するのも仕方がない。俺達がBランクになるには、あまりに若すぎるからだ。
他の冒険者は、一回りも二回りも俺達より年上だ。怪しむのも仕方がない。
表情を見る限り、嫌悪や嫉妬でなく、好奇心から来るものだろう。
とはいえ、ベル達みたいな新人には少し刺激が強いな。完全に委縮してしまっている。
「ちなみに職は勇者だ。ユニークスキル『オールラウンダー』を持っている」
どうやら腑に落ちたようで、口々に「あぁ、なるほど」と言っている。
「なるほどな。疑っちまったようで悪いな」
「いや、慣れているから大丈夫だ」
「そうか。そういや自己紹介が遅れたな。俺はサイド。Cランク冒険者だ」
「おい、自己紹介なら俺も混ぜてくれ。俺はドラン。Dランク冒険者でサポートをするように言われてきたんだ」
俺とサイドの会話に、もう一人の男が混じって来た。
サイドより若く、俺よりは年上といった感じの男だ。剣を腰に携えているから剣士だろう。
まずはリーダー同士で自己紹介をした。
サイドをリーダーとするCランク冒険者パーティ。
ドランをリーダーとするDランク冒険者パーティ。
自己紹介の後に自分たちの依頼を確認しあう。ブッキングをしている場合があるので、確認をしないとめんどくさい事になったりする。
基本依頼が重なりブッキングしていた場合は早い者勝ちになるが、報酬金額次第では共闘して山分けにしたりと相談することもある。
今回はブッキングする事なくそれぞれのパーティが、別の役割を与えられていたようだ。
サイドは洞窟の見張りと、穴から出て来るモンスターの始末。ドランはそのサポートだ。
もし俺達に何かがあって、24時間以上連絡が途絶えた場合は、片方が残り、もう片方が冒険者ギルドに知らせる手筈になっている。
それぞれの役割を確認した後に、俺達はそれぞれのパーティメンバーを呼び、自己紹介をした。
「さて、まずは入り口だが」
入口を軽く調べてみるが、特に何も見当たらない。
ゴブリンの垂れ流しの糞尿や食い散らかしたゴミなどがいくつか散らばってるくらいだ。
『警戒』スキルで中の様子を伺うが、特に反応はない。
入口付近で反応が無いというのは、あまり宜しくない。つまり相当奥へと続いているという事になるからだ。
それは、ゴブリンの巣が巨大化している事に他ならない。
「アンリさん」
「どうした?」
ベルがクイクイと袖を引っ張った。
「ボクの『プロヴォーク』で、中に居るゴブリンを全部引きずり出すのはどうかな?」
「なるほど。絶対ダメだ」
規模が分からないのにそんな事をするのは、危険極まりない。
それに周囲のモンスターも引き寄せてしまうから、もはや収拾がつかない事になるのは火を見るよりも明らかだ。
シュンと項垂れるベル。彼女がそんな提案をしたがるのも仕方がないか。
洞窟の中からは、相当の異臭がしているのだ。獣人の彼女は俺よりも匂いに敏感なのだから、もっときついのだろう。
モルガンやクーも、臭いに顔をしかめている。
「入ってしばらくすれば、臭いにも慣れる」
「出来れば慣れたくないですね」
「それは同意だが、仕方がない。行くぞ」
ここで文句を言っていても始まらない。
入口付近に罠がない事を確かめ、俺達は洞窟の中へと足を踏み出した。
0
お気に入りに追加
644
あなたにおすすめの小説
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
その無能、実は世界最強の魔法使い 〜無能と蔑まれ、貴族家から追い出されたが、ギフト《転生者》が覚醒して前世の能力が蘇った〜
蒼乃白兎
ファンタジー
15歳になると、人々は女神様からギフトを授かる。
しかし、アルマはギフトを何も授かることは出来ず、実家の伯爵家から無能と蔑まれ、追い出されてしまう。
だが実はアルマはギフトを授からなかった訳では無かった。
アルマは既にギフト《転生者》を所持していたのだ──。
実家から追い出された直後にギフト《転生者》が発動し、アルマは前世の能力を取り戻す。
その能力はあまりにも大きく、アルマは一瞬にして世界最強の魔法使いになってしまった。
なにせアルマはギフト《転生者》の能力を最大限に発揮するために、一度目の人生を全て魔法の探究に捧げていたのだから。
無能と蔑まれた男の大逆転が今、始まる。
アルマは前世で極めた魔法を利用し、実家を超える大貴族へと成り上がっていくのだった。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる