上 下
6 / 157
第1章「旅立ち」

第6話「帰宅」

しおりを挟む
 正式に、アリアさん達のパーティに入ることが決まった。
 正直一人では不安だった。5年間も引き籠っていたのだ、いきなり冒険者と言われても実感がわかない。
 しかも下手をすれば、どんなパーティに入れられるかわかったものではない、そういう意味ではアリアさんの誘いは願ってもいない幸運だったと言える。
 
「ボウズ、これがおめぇさんの冒険者ギルドカードだ。右手でも左手でも良いからさっさと出せ」

 よくわからないが、とりあえず右手を出す。
 チャラい職員さんが正方形の石板を取りだし、僕の手とカードをその上に置く。
 すると登録完了の文字が浮かび上がり、冒険者カードが一瞬輝き、金色になった。

「オラ、登録完了だ。一応間違っちゃいねぇかカード情報を確認してくれや」

 カード情報? とりあえずカードに書いてあることを読めばいいのか?

 名前 エルク
 年齢 15
 職業 勇者
 ランク SSS
 
 おお、僕の名前と年齢、今の職とランクが載って……ええええええええええ!?
 いきなりランクSSS? おかしくない?
 まさか、僕の中に凄い力が眠っており、この石板がそれを見破ったと言うのか!?

 なんて夢みたいなことが起こるわけがない、カード情報が間違っているのだろう。
 でもちょっとだけ、そうほんのちょっとだけ期待してたりもする。僕の中に特殊な力が眠っている、そんな伝記のような展開を。

「あの、ランクSSSになっているのですが」

「あぁ、勇者はランクSSSが固定なんだ。勇者は冒険者ランクが上がらねぇから、ランクが上げたくなったら他の職で登録するこったな。その場合勇者としての特典が無くなるが」

「勇者の特典、ですか?」

「あぁ、荷物持ちや料理当番なんざ、本来パーティで役割分担すれば良いだけだが、なんでわざわざ分け前が減るってのに勇者なんて入れると思う?」

 言われてみれば確かにそうだ。
 死と隣り合わせの危険な仕事に、わざわざ足手まといにしかならない勇者を連れていくメリットなんて思い浮かばない。
 雑用係だってパーティで分担すれば良い、となると勇者を入れるメリットってなんだ?
 僕は少し考えて、性格の悪そうな答えが出て来た。

「パーティの中で『ドベ』を作る為、でしょうか?」

 冒険者同士でパーティを組めば職、ランク、その人の実力でどうしても上下関係が出来てしまう。
 あらかじめ『ドベ』を作っておくことで、パーティ内の平穏を保つ。そんな感じだろうか?
 それでも割に合わない気がするが。

「ボウズ、中々面白れぇ発想じゃねぇか、それも無いとは言えねぇな。まぁもったいぶらず言うと勇者を入れたパーティのみ受けれる依頼や宿で泊まる時の割引きだな。他にも色々あるが大体は依頼関係が多い」

「それって、勇者じゃなきゃダメな理由あるんですか?」

 割引きや依頼って、勇者と関係性が無さ過ぎる気がする。
 勇者が泊まったところで宿にメリットも無さそうだし、勇者じゃないとこなせない依頼があるわけでもなさそうだし。

「勇者ってのは、国や領主が行っている治安対策みてぇなもんだ。手に職ある連中ならいざ知らず、ボウズみてぇに何もねぇ奴が働きたくても働けない、働けなくて金が無い、そんな連中が盗賊になるのなんてバカでもわかる話だ」

「な、なるほど」

 確かにこの辺で野盗が出たという話は全く聞かない。お金があればわざわざ盗みを働く必要もないし。
 ゴブリン等を定期的に駆除するための依頼を『勇者の居るパーティ限定』にすれば、実績が欲しい駆け出しのパーティは勇者を入れざる得ない状況になるわけだ。
 ん? でも待てよ。

「実際は戦士位強い人が、勇者で登録すれば良いんじゃないですか?」

「別に勇者で登録するのは構わねぇが、ランクは上がらねぇし、『良い年して勇者とか、マジ勇者っすね』と周りから後ろ指さされっぞ」

 お、おう。勇者って単語は悪口なのか。

「逆に、何もできないのに勇者以外で登録するのはどうなんですか?」

「それも構わねぇが、無能とパーティを組みたがる奴ぁいねぇぜ」

 なるほど、強い人間が勇者の振りをするのも、弱い人間が勇者じゃない振りするのもデメリットばかりで、詐称するメリットはないみたいだ。
 
「後は冒険者ランクがC以上になってくると大抵勇者がパーティから除名されるから、それまでにパーティの人間に剣術でも魔術でも良いから指南受けて、勇者以外の職で登録できるようにしとけよ」

「なぜCランク以上だと除名されるのですか?」

「まずCランク以上で勇者必須の依頼は来ねぇ。そんで依頼の難易度も考えると勇者なんてお荷物抱えながら依頼をしようなんてバカのするこった」

 ふむ、Cランクになったら僕はパーティからお役御免をもらうわけか。
 それまでに剣術か魔術を教えてもらい、勇者以外の職に就くのを目指すわけだな。
 それよりも他にもまだ聞きたい事があるけど。

「おうボウズ、別に今すぐ町を出て旅をするわけじゃねぇんだ。俺とおしゃべりするよりも、まず先にやる事があるんじゃねぇのか?」

 チャラいおっさんの目線の先、ふと振り返るとアリアさん達が退屈そうな目で僕を見ていた。
 いや、アリアさんは退屈そうと言うよりも無表情なだけだ。後ろにいるサラさんは腕を組みながら指をトントンしている、リンさんは目があったら「チッ」と舌打ちされた。
 
 窓の外から夕暮れの景色が見える、もう日が暮れてくる時間か。
 愛想笑いを浮かべながら「ごめん、待った?」と聞いてみるものの返事が無い、どうやらご立腹のようだ。確かにパーティを組んで自己紹介もちゃんとしていないのに放置して職員さんとお喋りしていたのは空気が読めていなかったと思う。
 ここで彼女たちのご機嫌を何とか取っておかなきゃ、「やっぱりパーティの話は無かったことにしましょ」と言うのは最悪のパターンだ。
 
 冒険者ギルドを後にして、4人で一緒に歩くが皆無言で空気が重い。とりあえず何でもいいから会話に繋げないと、しかしどんな会話が良いだろうか? 困ったぞ。
 そもそも今僕たちはどこに向かって歩いているのだろうか? まずはそこの確認からだ、喋ってしまえばなんとかなる、はず。
 先頭をずんずんと歩いているサラさんの横まで小走りで近づき、声をかけてみる。
 
「えっとサラさん、今どこに向かってるのですか?」

「今晩の宿を探すの、遅くなるとどこの宿も取れなくなるから」

 宿を探す、と言う事はまだどこも宿を取っていないと言う事か。
 宿が取れなければ野宿になる。確か冒険者ギルドに頼めば仮眠室を貸してくれるともチャラい職員が言ってた気がするが、そこではだめなのだろうか?

「冒険者ギルドに頼めば、寝床くらいは貸してもらえるそうですが」

「私はお風呂に入りたいの、お風呂のある宿に泊まりたいの、どこかの誰かのせいで走り回って汗をかいたからね」

「そうなんだ、それは大変だったね」 

 『どこかの誰か』は、まるで他人事のような返事をするのを聞いて、サラさんの目が吊り上がる。
 だが爆発する前に、リンさんがサラさんの裾を掴んで首を横に振る、また言い合って泣かれでもしたらめんどくさい事になるのが目に見えている。
 あ、そうだ。

「風呂付の宿、と言うか泊れそうな所なら当てがありますよ?」

 ついたのは、慣れ親しんだ我が家のドアの前。
 『もう戻ってくることは無いだろう』等と恰好をつけて、朝出て行った我が家だ。
 帰ってきた僕に対して父はどんな反応をするだろうか? そもそも家を出てその日に帰って来るなんて気まずい。
 色々僕の中で葛藤はあるのだが、後ろで「はよしろ」と言わんばかりの目で睨んでくるサラさんの重圧の方が耐えられない。

 意を決してドアを開ける。

「ただいま」

 帰宅を知らせる僕の声に、驚くでもなく、父はいつも通りの反応だった。

「おかえり、ところで冒険者ギルドには行ったのか?」

「はい、勇者として登録してきました。それで彼女たちとパーティを組むことになったけど、この時間ではもう宿が無いから、せめて今晩だけでも泊めてもらおうかなと思って」

 僕の後ろに居る彼女達を見て、父は目を細め温和な笑みを浮かべ軽く会釈をする、それに釣られて彼女達も軽く頭を下げた。

「ほほう、これは可愛らしいお嬢さん方だ。ところで家に泊まっていくのは構わないが、一ついいか?」

「はい」

 パーティを組んだとはいえ、家に年頃の女の子を3人も連れ込もうとしているのだ。父も思うところはあるだろう、一つ屋根の下に男と女だ。間違いが起こらないか心配になるのも仕方がない事だろう。

「なんじゃそのエプロンは?」

 ドタバタしていて完全に忘れていたけど、胸に大きなハートで肩にはヒラヒラの付いた可愛らしいエプロンをつけたままだった。
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

劣等生のハイランカー

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す! 無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。 カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。 唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。 学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。 クラスメイトは全員ライバル! 卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである! そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。 それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。 難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。 かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。 「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」 学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。 「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」 時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。 制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。 そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。 (各20話編成) 1章:ダンジョン学園【完結】 2章:ダンジョンチルドレン【完結】 3章:大罪の権能【完結】 4章:暴食の力【完結】 5章:暗躍する嫉妬【完結】 6章:奇妙な共闘【完結】 7章:最弱種族の下剋上【完結】

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません

青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。 だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。 女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。 途方に暮れる主人公たち。 だが、たった一つの救いがあった。 三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。 右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。 圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。 双方の利害が一致した。 ※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~

飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。 彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。 独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。 この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。 ※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。

処理中です...