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第一章

30話 let's入学式!

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  今日は学園の入学式なので家族で学園まで行き保護者は会場へ私達新入生は自分の教室に行くのですが、その教室に行くのにも一悶着あり…お父さまもお兄さまも心配だからついていくの一点張りで困っていたところにお父さまの同僚?の方がいらしてその場をおさめて下さいましたので安心して教室に向かえましたわ。
 
 クラス分けは成績順ですのでSAクラスになりました。ラインハルト様とは同じクラスになりましたがリリア一つ下のAクラスに在籍するようです。3回ある期末テストのたびにAクラスの方がSAクラスに来ることもありますので気を引き締めなければなりません(SAクラスは15人まで)
 
「オルベスティ!お前新入生代表の挨拶があるからちょっと練習するぞ。」
 
「ん?ちょっと待って下さい私そんな話聞いてないのですが?」
 
「んん?伝わってる筈なんだかな…。すまない此方に不手際があったのかもしれない。それは後で調べておくが挨拶者は変更は難しいしやってもらえるか?」「挨拶って言っても決められた文言を読むだけなんだが。」
 
「た、多分そのくらいならできると思います。」それならよかった!との言葉を受け軽く練習しで入学式に臨んだ。
 
「暖かな春の訪れと共に…
 
  
   
    
     
      
       
 学園長先生をはじめ、先生方、先輩方、そして来賓の皆様、緊張していた私達に多くの励ましの言葉をありがとうございました。
 私達新入生はお互い良い影響を与えあい、良い刺激をし合える関係になります。
 もし私達の精一杯の答えが間違っているときは、先生方そして先輩方、保護者の皆様方どうか力を貸してください。

 暖かいご指導よろしくお願いいたします。
 王立学園の生徒として誇りを持ち、責任のある行動がとれるように するため、自らを向上させていきます。新入生代表クリスティア・オルベスティ」
 
 新入生代表という大役?も無事に終わり入学式は終了した。
 
 入学式終了後クラスに戻れば女子に囲まれ鼻息荒くラインハルト様との関係を聞かれたり、お家でお茶会を開くなら是非呼んでほしいキラキラした目で見られたりと大まかにまとめればこれから仲良くしてね!とのことだった。
 
 ラインハルト様はそんな私の様子を見て今話しかければ面倒な事になると悟ったのかその日は、話しかけてこなかった。



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クラス分けのあれは私が子供の頃好きだったアニメからとってきました
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