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「ほほう、これはすばらしいスキルですなぁ。長年スキルを研究してきましたがこんなスキルは見たことがありませんしのぉ。」
「ふふん。そうでしょうそうでしょう。我が息子は素晴らしいんです!だから神様もこんなすばらしいスキルを与えてくれたのでしょう!」
「ま、まぁそうですなぁ素晴らしいスキルなことは確かですしな。レイモンド殿がどんな風に使うのか楽しみですなぁ。」
父上よ先生にそんな自慢なんてするから困ってるよ!恥ずかしいしやめてくれほんとにやめて~…
スキルの使い方を知るためには直径2センチの白色でツルリとした楕円形の石を握ると教えてくれるというものだ。スキルを授けてくれるときに使い方も教えてくれればいいのにって思うけど、俺がそんなこといったって変わったりしないからどうしようもないよね。
「そら、この石を握ってスキルの使い方をスキル自身に聞く感じというのが多いかのぉほかにもいろいろあるがまぁ違うたら言うてくれ。」
「はい…な、なんか石が熱を帯びてきたんですけど!!」
「大丈夫じゃまあまあよくあることじゃし。それより早くスキルの使い方を聞くのじゃ~」
うーんさっきの説明じゃあ全く分からなかったんだよね…スキルの使い方が知りたいなぁ~なんて…さすがにこんなのじゃだめだよな
『…って。』んん?
『願ってみて。成長速度を早くしたり虫に強くなれって願えばいい。』
おお、分かった!てかあれでいいんだ。あのさ、それって蔦を鞭みたいになれって願ったらできたりする?
『ううんそれは願い方がダメ…もっと詳しくないと。ごめんね私もあんまり教えてあげれない。使い方は教えれるけどどんなことができるのかは本人が探っていくものっていう考えだから…』
『頑張って私を上手に使ってね。あっ忘れてた。種の創造以外に元々ある種を使って書き換えみたいなこともできるから…じゃあ頑張って』
「ふぅ~。使い方がわかりました試しにトマトを創造してみようと思います。」
成長するまで10秒で甘くて美味しいトマトの種出ろ!って願ったら、ポンってかんじで手のひらにトマトの種が現れた。
「おお~!さあさあ早速その種を植えに行こう!」
外にでて早速種を植えてみるとみるみるうちに成長し真っ赤に熟れて食べ頃になったトマトがなった。
「素晴らしいトマトじゃのぉ~食べてもよいか?んん?おお!なんちゅうおいしいトマトじゃ!ほらレイモンド殿も食べてみよ!」
「あ、甘くておいしい。ちゃんと願ったとおりになりました。」
それから少しいろんな野菜を創造しては食べるってことを続けた。そして、家臣たちにスキルを見せることができなかったので今度スキルの発表会のようなものを行うことにした。そんでテンションがあがりまくった父上と先生…まぁ主に父上の会話が最初のものになる。
「ふふん。そうでしょうそうでしょう。我が息子は素晴らしいんです!だから神様もこんなすばらしいスキルを与えてくれたのでしょう!」
「ま、まぁそうですなぁ素晴らしいスキルなことは確かですしな。レイモンド殿がどんな風に使うのか楽しみですなぁ。」
父上よ先生にそんな自慢なんてするから困ってるよ!恥ずかしいしやめてくれほんとにやめて~…
スキルの使い方を知るためには直径2センチの白色でツルリとした楕円形の石を握ると教えてくれるというものだ。スキルを授けてくれるときに使い方も教えてくれればいいのにって思うけど、俺がそんなこといったって変わったりしないからどうしようもないよね。
「そら、この石を握ってスキルの使い方をスキル自身に聞く感じというのが多いかのぉほかにもいろいろあるがまぁ違うたら言うてくれ。」
「はい…な、なんか石が熱を帯びてきたんですけど!!」
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うーんさっきの説明じゃあ全く分からなかったんだよね…スキルの使い方が知りたいなぁ~なんて…さすがにこんなのじゃだめだよな
『…って。』んん?
『願ってみて。成長速度を早くしたり虫に強くなれって願えばいい。』
おお、分かった!てかあれでいいんだ。あのさ、それって蔦を鞭みたいになれって願ったらできたりする?
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『頑張って私を上手に使ってね。あっ忘れてた。種の創造以外に元々ある種を使って書き換えみたいなこともできるから…じゃあ頑張って』
「ふぅ~。使い方がわかりました試しにトマトを創造してみようと思います。」
成長するまで10秒で甘くて美味しいトマトの種出ろ!って願ったら、ポンってかんじで手のひらにトマトの種が現れた。
「おお~!さあさあ早速その種を植えに行こう!」
外にでて早速種を植えてみるとみるみるうちに成長し真っ赤に熟れて食べ頃になったトマトがなった。
「素晴らしいトマトじゃのぉ~食べてもよいか?んん?おお!なんちゅうおいしいトマトじゃ!ほらレイモンド殿も食べてみよ!」
「あ、甘くておいしい。ちゃんと願ったとおりになりました。」
それから少しいろんな野菜を創造しては食べるってことを続けた。そして、家臣たちにスキルを見せることができなかったので今度スキルの発表会のようなものを行うことにした。そんでテンションがあがりまくった父上と先生…まぁ主に父上の会話が最初のものになる。
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